微気候と庭の関係について

2015年07月09日

皆さんは微気候という言葉をお聞きになったことが
あるでしょうか?東京の明治神宮や新宿御苑など緑
の濃い場所の周辺は他の場所より気温が2,3度低く
なっているという、あれです。大都会でなくても例
えば東谷あたりでも山際の林縁の道を通るとヒヤッ
とした冷気を感じますし、鎮守の森なども明らかに
周囲より涼しいです。多量の植物の蒸散効果なんで
しょうね。我が家では、そこまでの効果はありませ
んが玄関回りには大きな桜の木があり夏は涼しいで
す。ただし蚊の猛攻撃にあいます。専門家ではない
のでよくわかりませんが、風通しの良い場所では蚊
が少ないように思うのできっと良い剪定の仕方があ
るのだと思います。庭づくりに終わりはないと言い
ますが課題ばかりが出てきて困っています。


我が家のシンボルツリー玄関前の桜です。


玄関前の緑陰です。



緑が濃いのはいいのですがちょっと枝がこみすぎています。今年こそは剪定が必要です。



玄関前からバラコーナーへのアプローチです。



アプローチ横の植え込みですがここも秋には剪定が必要です。


  

Posted by メドウおじさん at 18:14Comments(6)庭作り

キキョウ

2015年07月08日

キキョウは秋の七草のひとつなので秋の山野草と
思われがちですが実際は夏の山野草で我が家のも
のはもう花が咲いています。「秋の七草」の「秋」は
旧暦の秋で今なら8月の事です。キキョウの野生種は
最近随分と数を減らしていてめったに見ることが出来
ません。東谷周辺では平尾台上でたまに見かけます。
台上の草原の中で青い花を見かけたらキキョウのこと
があります。野生のものは背丈が1mになる高性種で
す。庭植えにすると花茎が倒れるので5月に切戻すと
ちょうどよい高さで咲きます。この場合開花もひと月
おくれちょうど秋のお彼岸ころから見ごろになります。
キキョウは園芸種も多く背丈の低い改良種が園芸店で
はよく見かけますが、これはたいてい矮化剤という薬
を使って成長を無理やり押さえたものが多く、植えた
年は小さく咲きますが翌年からは大きくなりがちです。
北海道産のアポイキキョウという高さが10cmほど
の小型種との交配種は背丈が小さいものが多いようで
す。個人的には切り花にもなりきりっとした花姿の高
性種のものが好きです。


  

Posted by メドウおじさん at 19:59Comments(6)季節の花

アシナガバチ

2015年07月07日

私が存じ上げているガーデナーさんたちには評判が今一
なアシナガバチですが私には貴重な庭の警備隊長です。
今年も昨年に続きブルーベリーの株で営巣中です。
肉食でバラの天敵のチュウレンジハバチやチャドクガ
の幼虫を捕食してくれます。お盆過ぎから秋にかけて
やってくるスズメバチは凶暴で何もしなくても向こう
から攻撃してくるのでやっかいですがアシナガバチ君
はそこまで怒りんぼではありません。気を付けないと
いけないのは営巣中の巣に手を出したりしなければ先
方から襲ってくることは稀です。今年はもう10匹ぐ
らいに殖えているのでバラの天敵をしっかり捕食して
くれることを期待しています。殺虫剤を使うとすぐに
いなくなってしまいます。数年前に毛虫の害がひどか
ったので庭師さんに消毒してもらうと2,3年もどっ
てきませんでした。今では庭の自然度を見る指標にな
っています。


ただ今、10匹ぐらいです。さてどのくらい増えるものかじっくり観察しています。

  

Posted by メドウおじさん at 17:16Comments(6)鳥や小動物

今年の梅干し、梅酒づくり

2015年07月06日

年に続き今年も梅が豊作でした。昨年が豊作だったので
今年は少ないかと思っていましたが思いのほか成績が良か
ったです。ただ収穫のタイミングが悪くほとんどの梅の実
が落果した後でした。しかも梅干しは低濃度の減塩梅干し
に挑戦しましたが見事にカビてしまい泣く泣く処分しまし
た。枝に残ったわずかな実で再度作り直しました。今年の
梅干しは例年のフワフワ梅でなく青梅が主体のカリカリ梅
になりそうです。まっ、それはそれで目先が変わっていい
かもです。


梅酒は1.8l分つくりました。飲み頃は来年の今頃です。(飲むだけなら半年後にはいけます。)


2回目の梅干しです。青梅が多いのでカリカリ梅干しになりそうです。後これと同じくらいの量を
作っています。



去年つくった梅酒です。左がブランデーにつけたもので、右が焼酎につけたものです。
ちょうど飲み頃です。

  

Posted by メドウおじさん at 19:46Comments(6)食べ物

東谷周辺の湧水1(加用の湧水)

2015年07月05日

平尾台周辺の湧水については以前、立花川源流、大清水、
小清水、白谷湧水、お糸池湧水を取り上げました。他にも
西側には福智山山系の低山が連なり数多くの小規模の谷
川が流れています。そのほとんどは無名で地元の人もあま
り知らないものが多いです。今回よりいくつか紹介したいと
思います。今回は旧秋月街道脇の「街道の名水」です。
桜橋より紫川東岸の山際の道を進み、加用の集落の入り
口、ちょうど紫川本流側の中谷川と東谷川が合流する椎
山の山裾に古くから湧き水があります。街道脇にあるので
行き交う旅人の多くが喉を潤したと思います。今は水量が
かなり減ってはいるものの一年中湧き出ています。泉の脇
には誰が架けたかかけたのはわかりませんが「街道の名水
水」の札が架かっています。


中谷川に架かる高徳橋から見た風景です。数少ない自然
護岸が残っています。正面の山裾に街道の湧水があります


街道脇の杉木立の中に湧水がわいています。



崖地の大きな木の根元から水がわいています



水量が安定していないため飲料水としては適切でなくどうしても口にする時は
煮沸して使用するように保健所の注意札がかかっています


  

Posted by メドウおじさん at 15:53Comments(6)東谷(北九州)の紹介

バラ用の土

2015年07月03日

先日からバラを鉢上げしているのですが園芸店でバラ用の
専用用土を見るとびっくりするほど高いので自分で調合し
て使っています。材料は赤玉土、鹿沼土、ボラ土、パーミ
キュライト、バーグ堆肥、腐葉土を4:2:1:1:1:1に有機
顆粒肥料を一つまみ入れています。調合の基本的な考え
はやや弱酸性で水持ちは良いですが水はけも良い土を
目指しました。後カニ殻を砕いたものと馬糞堆肥を加え
られれば市販のものにまけないものが出来ると思います。



自家製のバラ用用土です。弱ったバラ株の復活にも効果があるようです。調合の割合は
上記のとおりですが、だいたいでOKです。有名なバラガーデナーさんがチャーハンの
ような具だくさんのパラパラの土が良いとおっしゃっていましたがうまい表現だと思います。




  

Posted by メドウおじさん at 18:53Comments(8)バラの話題

和ハーブティー飲みやすさの工夫

2015年07月02日

和のハーブティーは古来より薬草茶、健康茶として
民間伝承の中で長く使われてきました。私も色々な
ものをお茶にして飲んできましたがゲンノショウコ
やドクダミ、カキオドシ、桑茶、ビワ茶など体を張
って試してきました。(笑い)確かに効能を感じるこ
とも多いのですが正直なところ美味しいと感じるこ
とが出来るものはあまりありません。まずくて口に
することが出来ないというほどひどいものはありません
が、まあ、そう美味しくないというのが一般的だろうと
おもいます、ところが最近ご近所さんから頂いた和ハー
ブティーが驚くほどおいしいものでした。多くの和洋の
ハーブをブレンドしているものですが美味しさと飲みや
すさのポイントはハトムギにあるようです。香ばしい、
味と香りが癖のある和ハーブの味をまろやかにして飲み
やすくしているようです。ハトムギは数珠玉の親戚なの
で秋に数珠玉を採集して作ってみたいと思いますが秋
まで待てないので手元にある小麦を炒って麦茶にしてブ
レンドしたところ美味しく飲めました。麦の割合を大目
にするのがポイントのようです。麦にビワ、桑、柿の葉
をブレンドしています。


採集した材料は一週間陰干しにしました。この後、さらに電子レンジで
パリパリに乾燥させます。ちなみに材料は我が家の庭にあるもので
全て無農薬です。



電子レンジでパリパリにした後、手でもんで粉々にします。左上がビワ葉、右上が炒った小麦
左下が柿の葉、右下が桑葉です。


お好みでブレンドしてお茶パックに入れて10分間煮出します。一パックで約1l分です。


  

Posted by メドウおじさん at 19:41Comments(6)和ハーブ

野宿旅の思い出3

2015年07月01日

三日目は山口県萩市と合併した須佐のホルンフェ
ルスを見に行きました。高さが数10mもあるホ
ルンフェルスの巨大な岸壁が縞模様にになってい
てはるか太古の地球の営みを感じることが出来る
奇景です。国道筋から少し離れて海岸線の奥にある
のでややわかりにくい場所で当時は案内板などもな
かったと思います。ほとんど観光開発もされていな
かったように記憶しています。今はどうなっている
んでしょうね。今日で3泊4日の野宿旅もそろそろ
終わりです。昨日、一昨日と海沿いのキャンプだっ
たので明日帰宅することも考えて山の方で宿営する
ことにしました。食材も2日間海の魚だったので
今日は川魚にします。益田方面に少し戻ってきれい
な川があり魚が釣れそうな上流を目指しました。
日帰り温泉のスパがあったので今日はこの近くで
キャンプすることにしてもう少し上流で水のきれい
な場所で釣りを始めるとすぐに白ハエ(オイカワ)
が数匹釣れたので食材の調達は完了です。今日は
フライにします。夕食の後はスパに汗を流しに行き
ましたが、不思議なのはこの日宿営した場所とスパ
の場所がどうしてもハッキリ思い出せません。
それよりもこの日は蒸し暑く窓を閉めての車中泊は
寝苦しかったので窓を開けていたら今度は蚊の攻撃
がひどく寝れなかったので車内で蚊取り線香を炊い
たのですが、このことが後で大問題になりました。
次回はいよいよ最終回です。


恐縮ですが今回も写真は借り物です。調べてみると今は周辺もすっかり観光開発されているようです。



玉川温泉のスパです。須佐の周辺を調べているとどうもこの近くでキャンプしたようです。
夜はここの温泉に入りました。


  

Posted by メドウおじさん at 20:40Comments(8)アウトドアの道具