東谷歴史散策 平尾町内
2023年09月24日
9月度の歴史散策は9月22日(金)行いました。あいにくの小雨が降ったり止んだりで今一だったのと参加者がいつもの半分で少し残念だったのですがワイナリーの見学などいつもとは一味違う内容で面白かったと思います。内容は午前中が平尾公民館で講座と町内の史跡散策とソラランドと自然観察センター前の駐車場の歌碑を見て回り午後からはラメール・ル・ミヤキさんでワイナリー圃場見学とシニアソムリエでワイナリーオーナーの宮木さんによるワインのお話など伺いました。また帰り途中に吹上駐車場東の平尾百佛を遠目に見て下山しました。




平尾台ワインのドメーヌ・ル・ミヤキさんのワイン圃場です。圃場内を見学させていただきました。

最後に吹上の平尾百仏を遠くから見ました。雨が降って足元が草でぬれるので今回は遠望に
平尾台開拓記念碑です。
平尾町内の古い猿田彦の石碑と椋木の巨木です。猿田彦の石碑は天保4年の年号が彫られています
平尾台自然の郷ソラランド内のRVパーク横の歌碑です。平尾台には5つの歌碑があり
そのうち3つがソラランド内にあります。

しました。
三菱セメント東谷鉱山見学会
2023年09月18日
先週金曜日の9月15日UBE三菱セメ


ント㈱東谷鉱山の見学会を行いました。
三菱セメントさんは以前から東谷地区
協議会など地区の自治組織や水利組
合などに対して鉱山見学を実施されて
おり地区と企業の相互理解を深め、地
区の各種行事への積極参加をされるな
ど東谷鉱山独自の経営方針として活動
されています。今回はその一環だと思
いますが地区の一般住民の方にも見学
会を受け入れていただきました。今回は
東谷資料館を窓口に19名の参加者で
見学させていただきました。あいにくの
ぽつぽち雨でしたが台上の採掘現場で
は霧もなく雄大な採掘現場を見ることが
できました。また台上の地下深くに広が
る立て坑現場やクラッシャー設備や遠く
苅田まで輸送する平刈ベルトコンベアな
ども見ることができました。我々のため
に移動のマイクロバス迄ご用意いただ
き何から何まで本当にお世話になりまし
た。参加者の多くも毎日眼前に仰ぎ見る
平尾台の採掘現場をまじかに見れて感
激したという声も多く聞きました。本当に
ありがとうございました。
事前説明でいただいたクリアファイルです。
台上の写真です。説明の後この現場を見学しました。
平尾台歴史散策のご案内
2023年09月10日
次回の東谷歴史散策ですが平尾町内を


巡ります。
日時 9月22日(金)9時30分
東谷市民センター集合出発
10時、平尾公民館で説明
10時、平尾公民館で説明
11時、町内散策開始
12時30分 ソソランド自然の郷で昼食、
各自でお弁当を用意いただくかソソラン
ド内飲食施設を利用。
13時30分 平尾台ワイワイナリー見学
14時30分 平尾百仏見学
15時30分 市民センター帰着解散
参加希望は 090-8604-4544西田までtelもしくはSMS
で参加申し込みを。参加費は無料です。水分補給の用意をお忘れなく
市民センターから台上へは車の乗り合わせで行きますので各自ご協力をお願い
14時30分 平尾百仏見学
15時30分 市民センター帰着解散
参加希望は 090-8604-4544西田までtelもしくはSMS
で参加申し込みを。参加費は無料です。水分補給の用意をお忘れなく
市民センターから台上へは車の乗り合わせで行きますので各自ご協力をお願い
します。

集合場所は東谷市民センター駐車場です。 住所は小倉南区木下704-1です
ハゼ釣りリベンジ
2023年09月06日
前回ほとんど坊主だったハゼ釣りに再


本日の釣果ですがちょぼちょぼで4時間粘った割には今一つでした。
リベンジに行ってまいりました。場所は
前回と同じ貫川河口の曽根干潟です。
今回は夜釣りではなく昼間の満潮時に
行ってまいりました。10時から14時ま
で約4時間粘りましたが結局釣果は
10cmサイズが11匹と微妙なもので
した。途中地元のハゼ釣り好きの方
と話していると4,5年前までは多い人
ではバケツ一杯ぐらい釣れる爆釣り
の時もあるほど釣れたそうですが今
はちょぼちょぼだそうです。
資源がかれたのか環境が変わったの
資源がかれたのか環境が変わったの
かはわかりませんが私以外の方もあ
まり連れていなかったようです。予定
では30匹ぐらい釣って甘露煮とてん
ぷらを作って食べる予定でしたが甘
露煮は断念しててんぷらにしました。
ハゼは魚影さえ濃ければ向こう合わ
せで掛かってくれてプルプルするあた
りもわかりやすく入門者向けの釣りで
すし食べても美味の魚です。
釣り場の貫川河口付近です
イヌビユが大発生
2023年09月05日
お隣の休耕畑に山菜野草のイヌビユが





大発生していました。もともとこの畑には
イヌビユが自生していたのですが梅雨明
け後に地主さんが耕転したことで畑の中
の種子が一気に発芽したようです。それ
で一面イヌビユ畑に変身しました。イヌビ
ユは一年生野草で大量に結実して種を
散らすので畑雑草として厄介者扱いされ
ますが実はとてもおいしくいただける山
菜野草です。癖は全くなくむしろほうれ
ん草のようなうまみがあります。おひたし
、汁のみ、炒め物、てんぷらの具などな
んにでも使えます。日当たりの良い場所
ならどこでも育つ野草なのですが、先住
の植物群が茂っていると発芽生育せず
にいつまでも休眠したままのようです。
自分の庭にも何度もお迎えしたのですが
うまく育ちませんでした。最も自分の庭で
は育ちませんがお隣の休耕畑にいくらで
もあるので不便はないのですが。真夏の
山菜野草が少ない時に採れる貴重な
山菜野草です。
休耕畑が耕転でイヌビユが一気に発芽していました。
先端当たりの柔らかい部分を摘み取ります
この日はふっくらスクランブルエッグを作りました。
野生のウドの実生栽培
2023年08月30日
ウコギ科の山菜のウドは里山の林間



などに生育するおいしい山菜です。特
に春先の新芽が伸び始めたころの根
元の茎はみずみずしく香りもよくシャキ
シャキした触感も抜群で生でも食べる
ことができるほどです。ただこのタイミ
ングで根元から彫り上げると翌年もう
芽を出さないことが多いので私は伸び
始めた新芽を摘んでてんぷらにしてい
ただくことが多いです。この方法なら株
を弱らすこともなく梅雨明けくらいまで
2週間に一回ペースで収穫できます。
ただし一度に撮れるのは一芽か二芽
くらいなので株が最低でも四、五本欲
しいところです。それで3年前に種を撒
いて育てたところ二株成長して再び結
実して種が取れたのが今春再び実生
発芽しました。今のところ順調に成長
しているのでもう少し気温が安定した
ら鉢上げして来春地植えしたいと思い
ます。順調なら来年は自宅の庭で育っ
たウドのてんぷらを食べることができ
ます。


3年前に種を採取して実生発芽したものを育てた結果二株が成長して今春再び種を撒いたものが
順調に成長中です。
今春発芽したものが順調に成長しています、秋には露地植えできそうです。来春には自家産のウドのてんぷらが
食せそうです。
曽根干潟でハゼ釣り
2023年08月29日
北部九州はお盆がすぎても連日厳しい


暑さが続いています。それでも朝晩はほ
んの少し温度が下がってきたようです。
昼間の暑さもその日差しは心なしか和
らいで来ている感じがします。昨日貫川
河口の曽根干潟周辺でハゼがつれ始め
ているという情報を得たので久しぶりに
釣りに行きました。満潮時間が朝の6時
頃だったので道潮時を狙って3時ごろか
らの夜釣りに行きました。現場に着いて
準備をしたのですが夜釣りも久しぶりだ
ったので手間がかかってもたもたとしま
したがやっと準備もできて岸からちょい
投げで釣り始めました。ところが2,3投
したところでガツンと大きな当たりがあり
ました。はじめは根掛りかとも思いました
がスズキか何かがかかったようです。
しばらくやり取りしましたがハゼ用の貧
弱な仕掛けだったので糸を切られてばら
してしまいました。さらに運悪くその後リ
ールを痛めて巻取りができなくなり結局
この日の釣果は朝食のおにぎりを食べ
ている間置き竿に架かった一匹だけとい
う悲惨な結果に終わりました。まあ、釣
れることはわかったので再度近いうちに
再チャレンジしたいと思います。
別の日に撮った貫川河口の曽根干潟です。
この日の貴重な一匹でてんぷらにしておいしくいただきました。
原口九衛門さんが収監された日田豆田牢跡
2023年08月25日
今年度から東谷興農会が行っていた








「原口九衛門さんを偲ぶ会」を資料館
が引き継ぐことになり、その一環で資
料館運営委員を兼ねている各町内の
自治公民館長の皆さんと原口九衛門
さんが一揆後に収監されていた日田
豆田牢跡を見学することになりました。
日田豆田牢跡については今から25年
前に三谷昔語り同人の方々が調査を
されていて今回その時の調査資料を
基に計画を立てることにしました。
原口九衛門さん。池田治平さん、大村
新蔵さんの3名は一揆後事情聴取と
いうことで呼び出されそのまま香春の
山下牢に収監されましたが豊前一帯
が廃藩置県で日田県の管轄になった
関係で日田豆田牢に移されました。
ここで一年ほど収監された後、ただ
お一人だけここ日田で処刑されました。
九衛門さんは収監中に家族への形
見として手紙用の紙でこよりを作り、
それで煙草入れをつくり残していま
す。残念ながら現物は現在行方不明
ですが幸い写真が残されています。
また辞世の句をいくつか残されてい
ますがそのうちの一つが興農会館
の顕彰に刻まれています。
日田豆田町の地図です。25年前に三谷昔語りの同人の方々が調べられた地図で
丸く囲った場所に丸田牢がありました。
25年前の豆田牢近くの写真です。この写真の奥に豆田牢がありました。
現在の豆田牢近くの写真です。グーグルのストリートビューの写真です
上の豆田町の地図にある天満宮の写真です。このお宮の前が豆田牢の跡地です。
現在の豆田牢跡地の様子です。現在は資材置き場になっていました
豆田牢の中で九衛門さんがこよりで作って遺した煙草入れのイラストと写真です。現物が行方不明なのは
残念です
東谷歴史講座のご案内
2023年08月24日
今回の歴史講座は呼野地区です。呼野町
場所 東谷市民センター2F第一集会室
参加費無料 どなたでも参加できます。
参加申し込み 以下の電話番号まで電
090-8604-4544 西田まで

内は東谷の最南端の地区で金辺峠手前
の宿場町と東西に挟まれた山地は昔から
金・銅を産出する鉱山の町としても栄えて
きました。その為町内には見どころが多く
1回では紹介しきれないので前後2回の
紹介予定です。今回の講座は以下の要
領ですので参加ご希望の方はぜひお申
し込みください。
日時 8月26日(土)10時~12時
場所 東谷市民センター2F第一集会室
参加費無料 どなたでも参加できます。
参加申し込み 以下の電話番号まで電
話かショートメッセージで申し込みください
090-8604-4544 西田まで
大山祇神社の隣の圓龍寺さんです
門司往還探索(門司松原町)
2023年08月20日
小倉方面から来た門司往還道の旧道は


上記地図の左下の一旦往還道が途切れた場所です。かつてはここから左に進みました。(大里側から来た場合)


大里側に向かって進むと村中川に出合います

村中川下流左手の裏側に残る旧海岸跡の堤防です。現在の199号線は当時は海の中でした。


赤坂の延命寺川を渡ってしばらく進むと
やがて行き止まりになります。前方はJR
の鹿児島線やJR貨物の引き込み線が
多数走りこれ以上は進めません。江戸時
代の門司往還道は当時は波打ち際が田
向山の山裾迄迫っていてここからは田向
山の山裾を巻くように進み赤坂の田向山
トンネルを出たところで再び現在の線路
群を横切り門司松原町へ出ます。明治以
降は海浜は埋め立てられ線路が敷かれた
ので旧往還道は廃れました。かわりに線路
の北側を現在の国道199号線が走り南側
の山側を国道3号線が通っています。松原
町から大里迄はほぼ一直線に道幅3間程
度の旧道が199号線に並行するように通
っています。途中、村中川の近くでは古い
波打ち際を示す堤防跡が残っていて199
号線が埋め立て地であったことがわかりま
す。やがて門司のヤマダ電機の先の赤レン
ガプレイスまで来ると大里宿に到着です。
画面左側の小倉北区の先から西側は江戸時代は海が入り込んでいて田向山須所まで海岸線が迫っていました。
門司往還は画面の199号線とJR戦に挟まれた道がそうで、画面左下で現在は一旦途切れています。かつては
そこからJRの線路群のあった海岸線を回り込んで進みました。
一旦途切れた場所から東に向かって進みます。これが旧往還道です。画面左に199号線が通り右手はJRせんが
走っています。
再び往還道に戻ります
前方に右側の3号線と左側の199号線を結ぶ松原町の高架が見えます。高架をくぐって大里方面に進みます
北九州市指定樹タブの巨木
2023年08月19日
山ヶ迫の無法松酒造さんの裏手でお隣


の山家醤油さんとのさかいの路地を少し
進むと左手にたぶの木の巨木がありまし
た。ありましたと過去形で表現したのは先
日今回の講座のために現状確認で見に
行ったらおよそ半分ほどの高さでバッサ
リと切られていました。また左右に大きく
広がっていた枝もことごとく切られ、昔の
面影がありません。たぶの木は生命力
の強い木なので枯れることはないかも
しれませんがかつての見事な枝ぶりは
もう見ることはできません。大きく広が
った太い枝による周囲の建物の損壊を
予防する意味で伐採したのでしょうが何
とも残念な話です。以前の写真が残って
いるので現在の姿と合わせて載せておき
ます。ちなみにこの巨木は北九州市小倉
南区の保存樹第一号として昭和49年12
月に指定されています。