夏紅茶づくり2019-2

2019年07月31日

発酵が進むにはある程度湿度が必要でビニールの袋
に入れて一昼夜縁側の温度が高い場所で保管しました
。狙い通り発酵が進んでいい感じなのですがあまり水分
が多すぎると発酵を通り越して腐敗に進みそうなので
ざるに広げて続けて乾燥、発酵を進めることにします。
発酵が進みやすいようにざるに広げる前に袋ごと良く
揉んで広げます。今までの経験で初めの3日で発酵が
ある程度進まないとその後がうまくいきません。今回も
あと2日が勝負です。


ビニール袋に入れて一昼夜寝かせた状態です。今のところ順調に進んでいます。
今は気温も湿度も高いので茶葉が腐敗しないようにざるに広げて見守ります。

 
  

Posted by メドウおじさん at 19:03Comments(2)和ハーブ

夏紅茶づくり2019

2019年07月30日

今年の紅茶は一番摘み茶葉ではうまく発酵して美味
しくできましたが二番茶葉では発酵がうまくいかずウー
ロン茶風の半発酵茶になりましたがシナモンリーフテ
ィーのベースに使うと美味しくいただけました。
梅雨も明け高温になる季節なので3番茶葉を使った
紅茶にリベンジしています。
茶葉も固くなり始めていますが高温で発酵がスムーズ
にいくことを期待しています。


春の一、二番茶葉に比べると三番茶葉は葉も固めになっています。



発酵が進異やすいように葉を小さく切ってからビニール袋に入れて高温(30度くらい)を
キープして発酵させます。

発行後の出来具合は次回また。

  

Posted by メドウおじさん at 20:46Comments(2)和ハーブ

ヨモギとドクダミの止血効果

2019年07月27日

ジビエの鹿肉を解凍して切り分けていたら手元が少し
狂って指先を包丁で切ってしまいました。傷は大した
ことなかったですが、それでも一時は血がボタボタと
出たので、止血することにしました。傷テープで止め
ても良かったので良い機会なので和ハーブを使って
みました。指先を流水でよく流して洗います。庭から
ドクダミとヨモギを摘んで刻んだものを良く揉んで傷
の部分に当てて5分ほど押さえていたらピタリと出血
が止まりました。ヨモギで止血したのは子供のころ以
来ですがびっくりするぐらいの効果でした。普通はこ
の後、アルコールなどで消毒して傷テープで養生す
るのが普通ですが、この際なので協生理論による傷の
修復を試してみることにしました。今回程度のごく軽い
傷なら協生理論では唾液をつけておけば一発のはず
です。傷修復のメカニズムは唾液による消毒効果と唾
液による皮膚のバリア効果(皮膚の有用常在菌)によ
る活性化です。腸内有用菌(乳酸菌など)による腸内
フローラ効果は最近よく知られるようになりましたが、
腸内だけでなくヒトの皮膚や口内などの粘膜でも同じ
で有用菌によるバリア効果があります。アルコールな
どによる消毒は化膿細菌などの悪玉菌だけでなく有
用な善玉菌も同時に駆除します。結果傷の修復が遅
くなるというのが協生理論です。野生動物は本能で傷
を負ったときはじっとして傷口をなめて自力で回復させ
ます。ヒトの場合傷の大きさで近代医療を選択すべき時
もありますが日常の小さなものは和ハーブを利用するの
もありと思います。私は一年前、電動の丸鋸の刃を太も
もに当てて30針縫う大けがをしました。その時は整形外
科にかかり通院しましたが毎日消毒して回復を待ちまし
たが完治するのに一か月決以上かかりました。赤黒くな
った傷跡は今も残っています。和ハーブの利用はあくま
でも自己責任で行うものですが昔の知恵を見直すのも
一理あるように思います。


ヨモギとドクダミの生葉を刻んで揉んだものを5分当てたら
一発で止血できました。サバイバルの知識としても有効です。

  

Posted by メドウおじさん at 18:41Comments(0)和ハーブ

和ハーブティーブレンドのコツ

2019年07月25日

和ハーブの多くはお茶で使う時単独で使用すると渋み
や苦みなど味の面でマイナスの事がありますが数種類
のものをブレンドすると不思議に飲み易くなります。また
、その効果の面でも有効です。木曽御岳山の百草丸や
十六茶などのハーブティーを飲むとよくわかります
今回のワークショップでは初心者向けのコースとして
飲み易さを求めたブレンドにしました。
一つ目は野生の宿根蕎麦、シャクチリソバをドライ
にしたものと韃靼ソバの実を焙煎したものをブレンド
しました。同属でまとめたのでバランスも良く飲み易
いものになりました。
二つ目は数種類(ゲンノショウコ、ドクダミ、ビワ、柿、
桑、に玄米を焙煎したものを加えたブレンドです。期待
通りの落ち着いた飲み易いお茶に仕上がりました。


9種類の和ハーブをブレンドして和ハーブティーにします。どちらかというと腎臓系強化が
期待できます。



普通にお茶にしても良いのですが量が多いので500ccで煎じることにしました。


  

Posted by メドウおじさん at 21:17Comments(0)和ハーブ

シナモン・リーフティー

2019年07月23日

シナモンはスパイスの王様と呼ばれエジプトでは4000
年前からミイラの防腐剤として使われていたり旧約聖書
のエゼキエル書にも登場します。中国では後漢時代の
薬学書神農本草経に登場します。日本では正倉院に
薬物として残っていました。現在スパイスとして使われ
るのはセイロンニッケイですが最近はシナニッケイが
主体になっています。日本には江戸時代にシナニッケ
イが持ち込まれそれが散逸して野生化したものが西日
本を中心に一部で自生しています。また在来種で近縁
の同属でヤブニッケイは全国の山林で見かけます。ニ
ッケイと比べると香も弱く商用利用されることはありませ
んが乾燥させた葉はゲッケイジュ(ローリエ)と同じように
料理の香り付けに利用できます。また紅茶と合わせると
シナモンリーフティーとして利用できます。ちなみに私は
知り合いから本ニッケイ(シナニッケイの野生種)の葉を
頂いて使っています。


ドライのニッケイリーフと自家製の紅茶で作ります。



チーズケーキとよく合います。


  

Posted by メドウおじさん at 20:59Comments(0)和ハーブ

和ハーブ教室顛末記

2019年07月21日

一度荒天で延期にした和ハーブ教室ですが昨日のうち
に台風が抜けたので大丈夫と思いましたが明け方から
帯状降水帯が発生し北九州は大雨が長く続いてしまい
ました。開催時間の15:00には帯状降水帯も抜け雨も
上がったのですが、朝から予約キャンセルが相次ぎ、最
後のお客様も14:00すぎにキャンセルの連絡が入って
しまいました。中止にせざるを得なかったのですがせっ
かく準備したので会場オーナーのTさんご夫妻に事前
リハーサルをさせていただきました。初めての開催でプ
ログラムの時間配分など多少不安があったので事前
リハーサルは私にとってありがたかったです。結果か
ら言うと予定したプグラムは4種類のブレンド体験して
いただく予定でしたが半分しか実施できませんでした。
全プログラムをやるには時間をもう少し長くする必要が
ありそうです。もう一つの問題点は今回3種類試飲し
てもらいましたが、どれか一種類か二種類だけ飲ん
でいただくのがちょうどよい感じでした。今回本番開催
はできませんでしたが、それなりに収穫があったので
まあ、良しとしたいと思います。



つづみ草さんの新ギャラリーです。今回の会場で使う予定でした。





会場の様子です。リハの写真を撮るのを忘れてしまいました。すでに喫茶店としての営業許可も
得ており今すぐにでも開業できる状態です。


  

Posted by メドウおじさん at 19:24Comments(0)和ハーブ

和ハーブ教室準備完了

2019年07月19日

21日(日)予定の和ハーブ教室ですが台風が心配でしたが明日の夕方には
抜けそうなので21日の開催は大丈夫そうです。今回は和ハーブティーの
ブレンド体験の他和シナモンと自家製紅茶のシナモンリーフティーや自家
焙煎したスペシャリティーコーヒー(グアテマラ・アンティグア・レタナ農園産)も
ご賞味いただけます。まだ若干余裕があるのでご希望の方は下記からお申し
込みください。
 和ハーブティー教室再開のお知らせ
先日大雨警報で中止延期した和ハーブティー教室を下記日程で再開します。

日時 7月21日(日)15:00~16:30
場所 新道寺のつづみ草さんの新ギャラリー

内容 東谷の和ハーブの魅力と和ハーブティーのブレンド体験
   (ご自分のオリジナル和ハーブティーを作ります)

参加費 お一人様500円
(香りのよい自家焙煎のスペシャルコーヒー付き)
詳しくは下記のリンクをご覧ください
https://meadowreport.yoka-yoka.jp/e2072487.html
電話のお申し込みは090-8604-4544まで




教室で使用する和ハーブの素材です


  


Posted by メドウおじさん at 18:19Comments(0)和ハーブ

丹波旅行記2(薬草薬樹園)

2019年07月18日

丹波市の旧山南町(サンナンチョウ)は中山間地の
特性を生かした薬草薬樹の産地でした。一時期安
価な中国産薬草に押されその生産高は大きく落ち
込みましたが最近は中国産も価格が高騰し価格差
が小さくなって再び復活の兆しがあるようです。
丹波市に合併される前の旧山南町では町の特産の
薬草薬樹の公園、薬草薬樹園を作り公開していま
す。また併設の施設として地元の薬草を使った薬草
スパの入浴場もあります。地元の薬草を十種類以上
使う薬草湯は香りも良く体も温泉以上に温まる名湯
でした。今回入浴は出来たのですがあいにくの荒天
で薬草園は見学できませんでした。
かえすがえすも残念でした。次回は是非見学したい
と思います。


薬草薬樹園の入浴施設です。



公園の全体図です
  

Posted by メドウおじさん at 21:45Comments(0)和ハーブその他

丹波旅行記1

2019年07月17日

先週土曜日から3日間奥さんの従兄さんが経営する
丹波の農家民宿「小野尻庵」へ彼女の両親と姉家族
と一緒に出掛けました。庵主さんには大変お世話に
なりお礼の申し上げようもありません。本当にありが
とうございました。
彼は会社勤めが終わった後、農家民宿を始めました
が30年くらい前から大阪から週末移住で足しげく
通っていました。今は御夫婦で地元にもすっかり
溶け込み、後に続く移住の方の相談相手になった
り、地元の活性化にも種々の新風を吹き込んでき
ました。
丹波市は古くから京、大阪に近く、発展した中山間
地です。今も静かな農村風景の中に歴史の深みを
持つ地域独特の落ち着いた中にも豊かさを感じら
れる場所です。丹波市は周辺に丹波篠山市、福知
山市、亀岡市など旧丹波国の一部で来年のNHK
大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台にもなります。丹波
国は当時から土豪や地侍が多く割拠する地で中小
の勢力がしのぎを削る大変難しい地域でしたがそれ
を明智光秀がどう治めていくのか、興味深いところ
です。ただ、外部の人間の目から見ると放映まで
あと半年足らずの割には地元には観光のぼりや物
産のPRも目にしませんでした。これは聞いた話です
が丹波国は京都側の京丹波と兵庫丹波に分かれ
丹波市や丹波篠山市側はどちらかというと織田配下
の光秀に侵略された側でそのことで今も複雑な感情
があるのかもしれません。 


小野尻庵正面です。古民家を改修して農家民宿にされています。宿泊は1日一グループ限定ですが
15人は泊まれる広さがあります。小野尻庵は丹波市山南町(さんなんちょう)小野尻の国道175号線沿いにあります。



小野尻庵の正面眼前に広がる農村風景です。いつに心洗われる風景です。
  

Posted by メドウおじさん at 20:52Comments(0)その他

ラベンダーティー作り

2019年07月12日

今年もラベンダーが咲いたのですがちょっと収穫のタイ
ミングを逸しドライフラワーに使えるのは半分ほどで、
残りは花が終わりかけています。うちのラヴェンダー
はラヴァンディン系のグロッソという種類です。ラヴ
ァンディン系のラベンダーはスパイクラベンダーとコ
モンラベンダーの雑種でコモンラベンダーの香りと
花姿を受け継ぎ、スパイクラベンダーの丈夫さを併
せ持つというとても育てやすい優秀なラベンダーです。
特にグロッソはとりわけ丈夫で、夏の暑さ、梅雨時の
湿気というラベンダーの二大強敵をものともしません。
我が家では10年ほど前に一度挿し木更新しただけで
毎年よく咲いてくれます。ここ2,3年は協生畑の野草
に半分埋もれてもしぶとく生き抜いてくれます。これほ
ど丈夫ですが、コモンラベンダーの香りをしっかりと受
け継いでいるのでラベンダー初心者にはお薦めです。
私もコモン系のラベンダーは何回もチャレンジしてい
ますが、どうしても梅雨の湿気と夏の高温で夏越しで
きていないのでこの、グロッソラベンダーは貴重です。

このタイミングではもう少し早いかなと思っていたら
あっという間にドライフラワー用に採取するタイミングを逸しました。




ドライフラワーに使えるのは半分ほどです。



残り半分の花柄を集めて乾燥させてラベンダーティーに使います。
もしくはこのままサッシュに入れて臭い袋にしてもいいです。



ティースプーン一杯の分量を約100ccの熱湯で3分抽出します。
待っている間にラベンダーの芳香が広がります。



茶こしで濾して



出来上がりです。ラベンダーの香りでリラックスできます。
ストレートで飲むより蜂蜜かステビアを少量加えた方が
飲み易いです。

和ハーブティー教室再開のお知らせ

先日大雨警報で中止延期した和ハーブティー教室を下記日程で再開します。

 

日時 721日(日)15001630

場所 新道寺のつづみ草さんの新ギャラリー

 

内容 東谷の和ハーブの魅力と和ハーブティーのブレンド体験

   (ご自分のオリジナル和ハーブティーを作ります)

 

参加費 お一人様500

(香りのよい自家焙煎のスペシャルコーヒー付き)

 詳しくは下記をご覧ください

 

https://meadowreport.yoka-yoka.jp/e2072487.html

 


  

Posted by メドウおじさん at 19:50Comments(0)ハーブ

福岡市の貴賓館

2019年07月11日

先日福岡市に出かけたので山笠で盛り上がる天神、
博多をブラブラしてきました。福岡市の貴賓館は明治
43年(1910年)3月に第13回九州沖縄八県連合共
進会(博覧会みたいなもの)の来賓接待所として竣工
しました。会期中は皇族の閑院宮ご夫妻の宿泊所と
して利用されました。会期終了後は県の公会堂とし
て利用され戦後は高等裁判所や水産高校に使われ
たり県の教育庁舎として利用されました。県庁が東区
に移転するに伴い現在地に移築復元されフレンチル
ネッサンス様式の木造建築として貴重なため重要文
化財に昭和59年に指定されました。現在は貴賓館
周辺の公園を整備中ですが間もなく完成します。
入館料は大人200円ですが建物好きな方にはぜひ
お薦めです。





周辺が工事中の貴賓館です。見学はOKです



東側の様子です



玄関ホールです。


2階貴賓室です。

和ハーブティー教室再開のお知らせ

先日大雨警報で中止延期した和ハーブティー教室を下記日程で再開します。

 

日時 721日(日)15001630

場所 新道寺のつづみ草さんの新ギャラリー

 

内容 東谷の和ハーブの魅力と和ハーブティーのブレンド体験

   (ご自分のオリジナル和ハーブティーを作ります)

 

参加費 お一人様500

(香りのよい自家焙煎のスペシャルコーヒー付き)

 詳しくは下記のリンクをご覧ください

 

https://meadowreport.yoka-yoka.jp/e2072487.html


  

Posted by メドウおじさん at 18:43Comments(0)勝手に近代化遺産その他

和ハーブティー教室再開のお知らせ

2019年07月09日

先日大雨警報で中止延期した和ハーブティー教室
を下記日程で再開します。

日時 7月21日(日)15:00~16:30
場所 新道寺のつづみ草さんの新ギャラリー

内容 東谷の和ハーブの魅力と和ハーブティー
   のブレンド体験
   (ご自分のオリジナル和ハーブティーを作ります)

参加費 お一人様500円
(香りのよい自家焙煎のスペシャルコーヒー付き)



つづみ草さんの地図です



お問い合わせは下記メールまで
yokamon01@gmail.com もしくはこのブログのオーナーへメッセージの「メッセージを送る」
ボタンをクリックしてメールしてください

  


Posted by メドウおじさん at 20:31Comments(0)東谷(北九州)の紹介和ハーブ

今昔小倉模様

2019年07月08日

東谷の老舗医院、田原医院院長先生のご友人の
お医者さん、永嶋俊郎氏が小倉北区の今昔の変遷
を私家版の「今昔小倉模様」としてまとめられました
のでこれを紹介したいと思います。これで旧小倉市
(北区、南区)の民間歴史書として、三谷の三谷昔
語り、高津尾の鴨生田氏の著作、松本祥一氏の旧
企救町を調べた「新企救風土記」とそろいました。
あとは貫・曾根方面の書物が残っていますが
いずれ図書館でしっかり調べてみたいと思ってい
ます。永嶋氏の今昔小倉模様は小倉城を中心とし
たエリアの事跡を多く取り上げています。これから
少しずつですが内容と現在の状況を報告していき
ます。


永嶋氏の今昔小倉模様は手作りの私家版なのでたぶん図書館には
寄贈されていない貴重な記録だと思います。


  

Posted by メドウおじさん at 20:43Comments(0)東谷(北九州)の紹介

ドライフラワー用のアジサイ

2019年07月07日


昨年はその前年に強剪定した影響でドライフラワー
用のアジサイが全く咲きませんでしたが今年はよく
咲きました。ドライフラワー用と言っても特別なもの
ではなく花(正式にはガク)が小さい目のものです。
花色がピークを過ぎ少し色褪せ始めたタイミングで
切ってドライにすると落ち着いた色合いのドライフラ
ワーになります。この切り取るタイミングが微妙で少
し早すぎると乾燥したときに花が縮れます。逆に遅い
と花が枯れて茶色くなり見た目が悪くなります。例年
だと梅雨明けの頃が良いタイミングなのですが今年
は少し早いようです。福岡県は今年の梅雨は降水量
が少なく(例年の半分)その影響がありそうです。


私が好きなスカイブルーの明月院ブルータイプのアジサイです。



こちらはピンクのアジサイですがシックな色合いに仕上がりそうです。


  

Posted by メドウおじさん at 17:52Comments(0)

ステビア

2019年07月06日

ステビアはハーブ愛好家には砂糖代わりの甘味料と
してよく知られています。ハーブティーに少量ブレンド
するとさっぱり、すっきりした甘みで飲み易くなります。
ブラジルやパラグアイなど南米産のハーブで冬の寒
さが苦手です。私も以前地植えにしていたら冬の寒さ
で枯れました。それ以来地植えは止めてポットで育て
ています。冬前に全体を刈りこんで軒下に取り込んだ
らぶじに冬を越すようになりました。秋になると小さな
花を茎頂に咲かせます。種をとりまきしましたがなか
なかうまく発芽しません。実生はうまくいきませんが
挿し木は容易です。メディカルハーブとしては血糖値
改善や高血圧改善に効果があるようです。


ポット植のステビアです。草藪に置いていたので背が伸びすぎました。



適心を兼ねて半分の背丈でカットしました。トリミングした分はドライにして使います。


  

Posted by メドウおじさん at 20:28Comments(0)ハーブ

スギナ茶

2019年07月04日

スギナはツクシの本体で(ツクシはスギナの胞子体)
で土壌が酸性化して痩せてくると大繁殖する厄介者
として農家さんからは嫌われ者です。逆に考えるな
らスギナが繁茂しているようだと土壌バランスが崩
れていて土壌改良のサインと考えれます。厄介者の
スギナですが和ハーブの薬草として考えるなら優秀
な有用植物です。利尿、腎機能強化,高血圧、アレル
ギー改善とドクダミに伍する種々の効能があります。
乾燥させたものは味もクセがなく飲み易いです。気
になる方は野生蕎麦の実の炒ったものや玄米を炒っ
ものと合わせると飲み易いです。私は高血圧改善
が見込める野生蕎麦の実の蕎麦茶を加えています。


数年間放置された田圃で繁茂しているスギナです。

 
乾燥させてザクザク切ってお茶にして使います。


  

Posted by メドウおじさん at 21:06Comments(0)和ハーブ

八幡饅頭

2019年07月03日

八幡東区中央町の旧電車道路沿いにかつて鶴屋さん
という老舗の菓子舗がありました。残念なことに2014
年に閉業されました。今は店舗兼用の本社ビルがシャ
ッターが閉まったまま残っています。普通、廃業や閉業
された会社の不動産などは売却されるのですが、ここは
オーナーさんの思い入れが強いのかまだ残されていま
す。このお店の主力商品は「八幡饅頭」といい、飯塚の
千鳥饅頭によく似ています。不思議に思って少し調べる
とよく似ているのは当然でした。千鳥屋さんと鶴屋さん
はそれぞれの創業者の方がご兄弟で佐賀の寛永7年
創業の老舗「松花堂」(昭和の初めに閉業)がご実家で
昭和2年に兄の原田政雄氏が飯塚で千鳥屋を創業、
続いて弟の三郎氏が昭和5年に八幡で鶴屋を創業され
ました。千鳥屋さんは今も健在ですが鶴屋さんは2014
年2月に閉業されました。八幡区の中央町というとかつ
ては八幡製鉄所の玄関口として大いに栄えたのですが
今はかつての賑わいはありませんが街のそこかしこに
昔日の繁栄を感じられる跡が見てとれます。


本社兼工場のビルはまだ残っています。



ここは鶴屋さんとは関係ありませんがすぐ近くの東田にあったテーマパーク、スペースワールドの跡地です。
現在整地されています。ショッピングモールが出来るらしいです。スペースワールドは惜しまれながら2018年
元旦未明に閉園されました。





  

Posted by メドウおじさん at 19:43Comments(0)東谷(北九州)の紹介

桑(クワ)

2019年07月01日

桑の木はカイコの食草(木)として有名です。古くから
農家さんの屋根裏部屋などで生糸の繭を採るために
桑葉を与えて飼育してきました。現在はその数は激減
していますが今も高級な絹織物の素材としての生糸を
作るのに欠かせません。福岡の香椎に住んでいた時
近くに九大の桑の研究農園がありました。毎年秋にバ
ッサリと強剪定しても翌春には数多くの新芽を出して
勢い良く成長していたのを思い出します。最近ではカイ
コのえさとしてよりマルベリーと呼ばれる果実の人気が
高いようです。果実用にはオオミグワと呼ばれる品種改
良されたものが主ですが、昔ながらのヤマグワなど野
生種も小さいながら紫色に完熟した実はとても甘くおい
しいものです。子供のころに学校帰りに完熟した実を口
いっぱいに食べていたことを思い出します。我が家にも
オオミグワはあるのですがここ数年、菌核病で実が付き
ません。それで果実は縁がありませんが、漢方にも使わ
れる桑葉でお茶を作っています。桑葉には血糖値を下げ
る成分や血圧を調整する成分があることから古くからお
茶として利用されています。私も最近、血圧と血糖値が
高めなので今年から本格的に利用したいと思っていま
す。直血糖値のコントロールにはイヌリンを含むキクイ
モが良いので今年の冬はキクイモと桑葉茶のダブルで
利用を考えています。


桑の木です



桑の葉茶に使う桑(左)と一緒に合わせる柿の葉(右)です。
  

Posted by メドウおじさん at 21:19Comments(0)和ハーブ