シナモン・リーフティー

2019年07月23日

シナモンはスパイスの王様と呼ばれエジプトでは4000
年前からミイラの防腐剤として使われていたり旧約聖書
のエゼキエル書にも登場します。中国では後漢時代の
薬学書神農本草経に登場します。日本では正倉院に
薬物として残っていました。現在スパイスとして使われ
るのはセイロンニッケイですが最近はシナニッケイが
主体になっています。日本には江戸時代にシナニッケ
イが持ち込まれそれが散逸して野生化したものが西日
本を中心に一部で自生しています。また在来種で近縁
の同属でヤブニッケイは全国の山林で見かけます。ニ
ッケイと比べると香も弱く商用利用されることはありませ
んが乾燥させた葉はゲッケイジュ(ローリエ)と同じように
料理の香り付けに利用できます。また紅茶と合わせると
シナモンリーフティーとして利用できます。ちなみに私は
知り合いから本ニッケイ(シナニッケイの野生種)の葉を
頂いて使っています。


ドライのニッケイリーフと自家製の紅茶で作ります。



チーズケーキとよく合います。


  

Posted by メドウおじさん at 20:59Comments(0)和ハーブ