葉々窯、窯開き展

2019年05月03日

毎年5月3日から5日まで開かれる西谷の合馬の葉々
窯さんの窯開き展に行ってきました。今年も照葉樹の
萌黄色が美しい季節の展示会です。ご自宅に隣接す
る窯場と展示場で開かれています。ご主人で作家の
佐藤さんは白い粉引きが得意な方ですが今回は昨年
から出品している黒銀の器と、今回は茶色の器も出さ
れていました。合馬の産直市場のすぐ先に専用の臨
時駐車場を設けてあります。そこから徒歩で200m
です。奥さまは門司で「うちのパン」というパン屋さん
を運営されていて今回ご一緒に出店されています。
明日とあさっては合馬の産直市場もやっているの
で、ご興味のある方はぜひご覧になってください。お値
段も食器各種が1000円から3000円台に設定されて
います。


専用臨時駐車場から北を見ると萌黄色の山裾の赤い石州瓦の民家が
葉々窯さんです。









今回粉引きのボウルを購入しました。いろいろな使い方が出来る器です。





右の白い粉引きの豆皿はお土産に頂きました。ちなみに左の黒い豆皿は
私の作品で漆仕上げにしています。


  

Posted by メドウおじさん at 20:28Comments(0)陶芸のこと

葉々窯かまびらき2019

2019年04月28日

合馬で白い粉引きを中心に作陶する佐藤さんの
葉々窯の春の作陶展が間もなく始まります。
佐藤さんは白く柔らかい風合いのテーブルウェア
が得意ですが近年は趣を変え銀黒の黒陶の風合
いの食器を作られています。昨年この新しい小鉢
を数点購入しました。今年の会期も5月3日~5月
5日までご自宅兼窯場で開催されます。駐車場は
期間中特別駐車場をご用意しているのでそちらを
ご利用ください。お車は期間中は現地の窯場には
入れません。また佐藤さんの奥さまは門司で手作
りパン屋さんを運営されていますが、期間中は窯
場の会場で頂くことが出来ます。
粉引きの陶器がお好きな方にはぜひお薦めです。





窯開きの案内です・


昨年購入した黒銀の小鉢です。

  

Posted by メドウおじさん at 21:30Comments(0)陶芸のこと

一閑堂さん、蔵開き展

2019年03月25日

来週3月31日から恒例の一閑堂さんの展示会が、先週
蔵開きが行われた無法松酒造さんの店舗小上がりで行
われます。欽庸釉薬というスカイブルーの釉薬で焼いた
食器が使い勝手が良く日常使いの器として愛用してい
ます。今回少し大きめの平皿があれば入手したいと
思います。作家の吉田さんは初日と最終日の4月7日
に会場にいらっしゃいます。焼き物がお好きな方は是非
どうぞ。

今シーズンはまだ一度も七輪陶芸をやっていないので最低一回は焼きたいです。  

Posted by メドウおじさん at 19:31Comments(0)陶芸のこと

お気に入りの小鉢修復

2019年03月14日

私がお気に入りの御本が出た萩焼をついうっかり割
ってしまいました。この作品は、柔らかい雰囲気が出
て気に入っているのですが、衝撃にやや
弱いのがたまに瑕です。酸化焼成の特徴は高温の
焼成時に窯の中の酸素を器の中に取り込むので器
が柔らかくふんわりとした雰囲気があります。
一方反対の還元焼成では窯の中の空気を絞って焼
くので酸素不足気味になり器の中の酸素を放出する
ので器が焼き締まり渋い暗めの色合いになります
。酸化焼成の陶器は取り扱いに注意した方が良いで
す。修復ですが食器なので漆を使います。なるべく小
さなかけらから漆で接着して組み上げます。完全に硬
化するには半年ぐらいかかりますが6ヶ月ほどで実用
上差しさわりのない強度になります。


御本が出て気に入っていたのですが、うっかり割ってしまいました。
小さく割れたものから組み上げていくのがコツです。



細かく5か所に割れています。この部分から修復します。



細かい部分が修復できたら大きい部分を接着します。接着は麦漆と言って
漆に小麦粉を混ぜて作ります。麦漆は多めに接着面につけてメンディング
テープで補強します。漆は空気中に湿度が十分にないと硬化しないので
缶の中に濡れたティッシュと一緒に入れて感想を待ちます。順調なら一週間
ほどで余分な漆を削れるほど硬化します。




はみ出た余分な漆を小刀で削り取ります。  

Posted by メドウおじさん at 20:19Comments(0)陶芸のこと

漆塗りの盃

2019年02月08日

この盃は一度七輪陶芸で本焼きしたものですが、残念
なことに器に小さなひびが入ってしまいました。このまま
では使えないので、いつもなら豆盆栽用の豆鉢として使
うのですが今回はちょうど金継ぎで使っていた本漆があ
ったので補修を兼ねて釉の代りに漆で上塗りしました。
漆黒のしっとりした仕上がりになり、お気に入りで最近よく
使っています。盃の見込みの部分にベンガラを混ぜた赤
漆で三日月の模様を入れました。お酒を注ぐと水面に写
る月影のようで気に入っています。これでお酒が進む
というところですが、下戸の私は盃で2杯も飲めば、もう
出来上がってしまいます。(笑い)


無釉で七輪で本焼きしたものに漆を塗ったものです。見込みの模様は赤漆で描きました。
  

Posted by メドウおじさん at 21:27Comments(0)クラフト陶芸のこと

合馬の葉々窯、窯開き

2018年05月04日

合馬の粉引きの器が中心の葉々窯さんの窯開き祭りが
5月3日から5月5日まで開かれています。例年は白い
粉引きの器が中心ですが、今年は白とは反対の黒い器も
作られています。黒というより灰黒で落ち着いた色合い
になっています。白い器も良かったのですが、せっかく
なので黒い器の小鉢を求めました。蔵開き祭の期間は
奥さまが運営されている手作りパン、うちのパン屋さんも
臨時出店されています。モチモチの食感と小麦の味がしっ
かりしたパンでとてもおいしいです。器がお好きな方は
是非ご覧ください。


今回購入した小鉢です。



店内の作品の一部です





お店の地図と連絡先です。


  

Posted by メドウおじさん at 18:35Comments(0)陶芸のこと

一閑堂さん春の新作展

2018年03月25日

本日から新道寺の山家酒造さんで一閑堂さんの春の
新作展がはじまりました。毎年無法松酒造さんの蔵開
きの一週間前に行われます。作家の吉田さんは某高
等学校の先生でもありますが陶芸もプロ級の腕前です。
毎年日常使いのシンプルな食器を中心にリーズナブル
なお値段で提供してくださっています。
私は淡いスカイブルーの器が好きで、これは欽庸釉と
よばれる銅系の釉を酸化焼成すると発色するのですが、
今回は同じ欽庸釉をガス窯で還元焼成したお皿があり
ました。欽庸釉は還元焼成すると赤紫色に発色するの
ですが今回 窯変して釉薬の結晶が星空の銀河のよう
に浮き出たものがありました。今回迷わずゲットした一
番の収穫です。
他にも萩焼で御本という緋色の模様が発色した小鉢を
購入しました。他には昨年も出品していたオリジナルの
コーヒーサーバーセットも釉を変えたものが出ていました。
展示は来週日曜日4月1日まで開かれていますが作家
の吉田さんがいらっしゃる日曜が良いと思います。
器に関心のある方はぜひ、いらしてください。


同じ欽庸釉ですが左が還元焼成窯変で銀河の星空が浮き出たもので右は淡いブルーに発色した
酸化焼成した器です。


左の小鉢が御本が浮き出た萩焼です。



展示会は東谷は新道寺の造り酒屋、無法松酒造さんのお店の小上がりで行われています。



来週日曜日まで開かれています。


  

Posted by メドウおじさん at 10:00Comments(0)陶芸のこと

一閑堂さん春の作品展

2018年03月05日

一閑堂さんは毎年山家酒造さんの蔵開きの前週に山家
さんのお店の小あがりの座敷で作品展を開いています。
私もかれこれ5,6年毎年顔を出させていただいています。
作家の吉田さんは毎年テーマを作って作品を作られてい
ますが基本は日常使いの器です。例年、和のテイストの
ものが多かったのですが、ここ1,2年和モダンな器を多く
作られています。昨年はティーサーバーのセットで今年の
案内状にはモダンな感じの淡い色合いのカップになってい
ました。私は吉田さんの飾らないお人柄が好きなのですが
何よりも上質な日常使いの器をリーズナブルなお値段で提
供してくださるのが助かります。
((笑)。陶芸の作家さんは有名になられると値段が上がっ
ていかれますがお気に入りの作家さんの名が上がるのは
一ファンとしてもとてもうれしいことです。




過去の購入した一閑堂さんの作品の一部です。どれも普段使いで使い易いです。

  

Posted by メドウおじさん at 18:27Comments(0)陶芸のこと

鼠志野

2018年02月20日

鼠志野は志野焼の技法のひとつでざっくりとした白土系
のもぐさ土で素焼きした器に鬼板など含鉄土で化粧がけ
し化粧土をかき落として模様を入れさらに釉として白い
長石釉をかけて焼く難しい工程を含む陶器です。茶色い
化粧土が白い長石釉に透けて灰色の鼠色に見えること
で鼠志野と呼ばれています。今回の作品は鉄分を含む
赤土系の土の上に長石釉をかけて焼いたもので鼠志野
もどきですが個人的には気に入っています。自分で焼い
た作品は素人作品の悲しさで使い勝手がイマイチのもの
が多くあまり日常使いすることは少ないのですがこの作
品は珍しく日常使いしています。素人らしい厚みのある
器でお茶が冷めにくく持っても熱くなりにくい利点があり
ます。(笑い)


お気に入りの湯呑です。



こちらは瀬戸で購入した鼠志野の湯呑です。少し白っぽく見えますがもう少し灰色がかっています。
  

Posted by メドウおじさん at 21:31Comments(0)陶芸のこと

沖縄黄土で成型

2018年02月16日

3年前に沖縄は那覇の工事中の公園から採取した土で
テストピース用の小皿を成型しましたが粘度がないので
成型しても非常にもろくそのまま陶土として使うには無理
がありそうでした。予想どうり乾燥させたピースを持った
だけでポロリと割れました。この沖縄黄土の土質は粘土
というより風化長石に近いようです。このままでは陶土と
して使えないのですがこの近辺では見かけない土味なの
で白土系の粘土と混ぜて使ってみることにしました。
できるだけ沖縄の土の特徴を見たいので白土粘土の割合
を少なくして使いました。今回は単味の土味も見たいので
5円玉大のおはじきピースとブレンド土で小皿のテストピー
スを作りました。焼き上がりが楽しみです。


沖縄の採取現場です。白っぽい部分を使いましたが思った以上に粘り気がない土でした。



単味で小皿を作りましたが乾燥した後ポロリと割れました。仕方ないので
もう一度粉にして粘り気のある土とブレンドして使いました。



左が沖縄の土で右が白土系の粘土です。3:1くらいの割合でブレンドします。



右側が沖縄土単味で小皿は上記のブレンド土です。
ストーブで素焼きしますがさて、焼き上がりになるか
楽しみです。

  

Posted by メドウおじさん at 22:33Comments(0)陶芸のこと

 赤楽茶碗・漆蒔き

2018年01月16日

前回赤楽のぐい呑みを焼いたときに一緒に実用サイズの
茶碗を焼きました。サイズは10cm×10cmで抹茶用で
はなく普段使いの煎茶、番茶用です。こちらも赤楽で焼い
たのですが赤化粧が薄くて発色がまばらになったので赤
漆を作って漆蒔きにしました。赤漆は生漆に弁柄の粉末
を混ぜて作ります。塗った直後は弁柄の赤身がかなり強
く出ますが、時間がたつと漆の漆黒と合わさり落ち着いた
色合いになりました。
少し黒みが強く出たのでもう少し弁柄が多くても良かった
かもしれません。一応これで今シーズンの漆蒔きの陶胎
漆器づくりは終了予定ですが一緒に体験してみたい方が
いらっしゃればまたやりたいと思います。
漆蒔きを体験してみたい方はこのブログのオーナーへ
メッセージでご連絡ください。


内側は赤みが結構出ています。



外側は黒みが強く出ていますが黒というより赤味を含んだ黒です。


  

Posted by メドウおじさん at 21:10Comments(0)クラフト陶芸のこと

赤楽ぐい呑み、銘:掌(たなごころ)1

2018年01月14日

先般作製した黒楽と対になるように今度は赤楽でミニぐい
呑みを作ってみました。銘:掌(たなごころ)は手のひらで
コロコロ転がるような丸みを帯びた形からですがもちろん
シャレです。(笑い)銘をつけるような大それたものでない
のは作った本人が一番よく知っていますが楽焼の名家、
樂家に少しでもあやかりたい気持ちからです。赤楽は赤
土系の粘土か、白土に赤土の泥漿を塗って楽透明釉
で焼き上げます。割れて水漏れするようでしたら赤漆で
蒔くことにします。


赤楽は赤土系の粘土で成形します。



素焼きは例によって薪ストーブの灰の中に埋めて焼きます。


赤土の泥漿と楽透明釉の釉を塗ります


七輪で焼きます。楽焼は低火度で焼けるので温度が上がり過ぎないように送風量を
コントロールします。


うまく焼けたのですが外側は灰を被って赤楽の雰囲気が少なくなりましたが
ヒビもなくよくできた方です。当初、赤漆で蒔く予定でしたが当面このまま使いたいと思います。

七輪陶芸をやってみたい方や興味のある方はご一緒に楽しみませんか?
関心のある方はこのブログの「オーナーへメッセージ」でメール連絡ください。


  

Posted by メドウおじさん at 18:25Comments(0)陶芸のこと

黒楽焼漆蒔

2017年12月29日

先日ミニチュアの黒楽焼茶碗を焼いたのですが予想通り
というか見事に焼き割れました。(笑い)素焼き段階でひび
が入っていたようです。割れたときは漆で金継ぎの練習台
にするつもりだったのですが、以前ベニシアさんの番組で
漆塗りの酒器を作っておられる方の紹介があって
黒く沈んだ色合いがとても良かったので割れた部分を漆で
継いで表面全体を漆で蒔くことにしました。黒楽の黒と
漆の濃い茶黒が微妙に混ざっていい感じです。今シーズン
はもう数回黒楽の漆蒔きを作ってみようと思っています。、


七輪陶芸は楽焼を焼くには丁度良い耐熱度を持っています。



七輪内の器の釉薬の溶け具合を見ながら頃合いを見て右の水に一気に入れます。



焼き割れたのは残念でしたが漆薪の練習には丁度良かったです。
意義の二つは黒楽の箸置きです。






割れたかけらを漆で継いでさらに表面全体を漆で蒔きます。
湿度のある場所の常温で乾燥させます。

  

Posted by メドウおじさん at 18:52Comments(0)陶芸のこと

黒楽茶碗ミニチュア1

2017年12月15日

自家採取した香椎の白土は見た目は白いのですが若干、
鉄分を含んでいて焼き上げると薄い茶色になります。また
箸置きのピースを作った時に耐火度がやや低いこともわか
ったので低火度釉の楽焼にしてみました。底径3cm×高さ
2cmのミニチュア茶椀です。釉薬は楽透明釉に自家採取
の含鉄土石の鬼板に酸化第二鉄の弁柄を加えて黒楽焼
狙います。黒楽は瀬戸や美濃の瀬戸黒や織部黒と同じ
ように鉄釉薬が溶けた頃を見計らって炉内から取り出し水
につけて急冷させて漆黒の色を発色させる技法です。
割れが入りやすく難しいのですが割れても金継ぎの練習
に使えるので今回挑戦します。

香椎の道路工事現場で採取した白い粘土を薪ストーブで素焼きした
ミニ茶碗です。(口径3cm×高さ2cm)です



今回の黒楽焼の釉薬です。上段右が楽焼用の低火度で焼ける透明釉で
その隣が含鉄土石の鬼板を粉にしたもので、左の赤い顔料が酸化第二鉄の
弁柄です。鬼板に少量混ぜて深い黒を狙います。
下段左が上三つを混ぜて使います。




フノりを溶いて水で薄めて筆で施釉します。何回も塗り重ねて厚めにします。


十分乾燥させたところです。次は七輪での本焼きです。

  

Posted by メドウおじさん at 18:57Comments(0)陶芸のこと

七輪陶芸・箸置き2

2017年11月07日

11月5日の日曜に七輪陶芸で箸置き作りの2回目を行い
ました。前回は炭の量が多く炭化したり七輪の温度を上げ
過ぎて箸置きの胎土が溶けて形が崩れたりしたので今回
は炭を少なめにして温度を上げ過ぎないように火の色を見
て900度前後になるよう送風量を調整しました。今回は
ほぼ狙い通りに焼けました。若松や南ヶ丘で採取した粘土
は本来の陶土ではないので土の耐火度が予想通り低めで
したが少し工夫すれば無釉の焼き締めは焼けることがわか
りました。次はぐい飲みなどの成型が出来るかどうか、また
釉薬が使えるかのテストです。


前回と今回焼いた箸置きです。今回の分は右の三個と真ん中の一番上のものです。
赤土の緋色がうまく出ました。


  

Posted by メドウおじさん at 08:00Comments(0)陶芸のこと

七輪陶芸・箸置き

2017年11月04日

テストピース用にストーブで素焼きした箸置きを七輪で本焼
きしました。この日は2回焼いたのですが、一つは折尾の風
化粘土で作りましたがこれは耐火度も十分で七輪の中で炭
の灰が溶けかけました。失敗は炭が燃え尽きるまで送風し
なかったので出来上がりが強還元で炭化しかかったことで
す。若松の黄土で焼いた箸置きは耐熱度が低く、形が変形
して、炭を吸って炭化しました。2回目は七輪の温度が
1000度を超えないように送風を調整して焼き、炭化が起き
ないように燃え尽きるまで送風して仕上げました。それでも
還元が強く暗い渋めの焼き締め風に焼けました。



炭の上に箸置きを置いて焼きます。



更に炭を被せて焼きましたが、結果的には炭の量が作品に比べて多すぎたようです。
火をつけたらしばらくはそのまま火が回るまで様子を見ます。


全体に火が回る頃にドライヤーで送風を開始します。炎の色を見て送風量を
調整します。写真で1000度近いです。


折尾の風化粘土で耐火度は1000度はOKです。もう少しで灰が溶けて自然釉になります。


若松の黄土の箸置きは100度で溶けて気泡(ブク)がでました。





上の2枚は2回目に焼いたものです。900度くらいだと思いますが、もう少し低くても良かったようです。

  

Posted by メドウおじさん at 18:52Comments(0)陶芸のこと

南ヶ丘三色原土

2017年10月15日

小倉南区南ヶ丘の道路拡張工事現場の切羽の崖地で
見つけた三色の原土を精製してはたき土にした陶芸
粘土で薪ストーブ素焼きでおはじき用のテスト・ピ
ースを作りました。3色のピースは予想どうりの色
合いに焼けました。耐火度も素焼き段階では問題あ
りません。(おはじきは素焼きのピースを土台に作
ります。)次の段階は本焼きの胎土として使えるのか
のテストです。本焼きは七輪陶芸でピース代わりに
箸置きを焼いてみます。



白土の原土です。精製するときにできるだけ赤土の部分は除きます



これは黄土の原土です。砂気が多く、少しパサパサした感じがあります。



鉄分の多い赤土です。本焼きに耐えられるか微妙なところです。


精製した白土と素焼きしたピースです。白土は素焼きするとうっすらピンク色
に焼けるのが特徴です。これを本焼きするとかなり白く焼けるはずです。



黄土と素焼きのピースです。思った以上に鉄分が多い土のようです。
絵付けをしておはじきに仕立てたいと思います。


赤土と素焼きのピースです。鉄分以外にも微量成分がいろいろ含んでいるようです。
これもおはじきにします。

  

Posted by メドウおじさん at 10:57Comments(0)陶芸のこと

縄文への憧憬

2017年10月08日

最近縄文時代のことがすごく気になっています。
縄文時代は古代の日本で1万年とも2万年とも
続いていたと言われます。その文化は主に東日
本で発達しましたが西日本にも多くの遺跡が発
見されています。人々は集落単位で暮らし狩猟・
採取生活を送っていたと子供のころ習いました
が最近の研究では私が考えていたよりずっと豊かな
生活だったようです。海は魚介類が豊富で川にはサケ
マスが群れで上ってきていました。山野にはクリ、胡
桃、シイなどのナッツ類やアケビやキイチゴ、サル
ナシ、ヤマブドウなど果実も豊富でした。
青森の三内丸山遺跡では大規模な集落が営まれ数
千年人々は定住生活をしていました。集落遺跡から
は巨大木造建造物が発掘され、クリの栽培もおこなわ
れたようです。その他にも木の皮で編んだ女性用のポ
シェットも発掘されています。当時の服装も昔想像され
た動物の毛皮などでなく東北で今も採れるイラクサなど
の繊維で編んだ衣服を着ていたのではないかと言われ
ています。
数千年単位で集落が続いたという事は飢えも争いもなく
平和な時代が続いていたという事だと考えられます。文
字はなかったかもしれませんが、そこには豊かな精神文
化が息づいていたでしょう。また縄文時代も後期から晩
期になると大陸との交易もあった形跡が見られます。鉄
を中心とした技術の交流があったはずです。このことは
大陸側、そして日本の古い神話などにもそれを示唆する
話が見られます。今の時代、縄文時代の生活をする必要
はありませんが、その息吹に触れるとなぜか心が満たさ
れます。





縄文をイメージして土偶と土器のミニチュアを身近な原土で素焼きしました。

  

Posted by メドウおじさん at 09:00Comments(0)陶芸のこと古代史

陶芸原土の採取2

2017年09月19日

ここは小倉南区のとある場所で道路拡張工事で山を
半分崩し山肌の地層が露出している場所です。基本
は赤土の山ですが山肌を見るととりわけ鉄分の多い
赤い地層、黄茶色の地層にはさまれた灰色の地層と
変化に富んでいます。崖地自体は10m近い高さが
あるので採取できませんががけ下に崩れた土塊が散
在しているので3種類のサンプルを採取しました。
採取した原土はよく乾燥させてはたき土にしてふる
いで振るって精製します。本来は一年寝かせたいのです
が土の性格を早く知りたいので荒ねりしたものでピース
を作って素焼きする予定です。


道路拡張工事現場の切羽です。中央に縦に赤土の層が、右下に茶色の層が、
両方の層に接するように灰色~白土の層が重なっています。面白い地層です。
たかさが5,6mある崖地なので直接は採取できませんでしたが崖下に土塊が
落ちていたので適量採取できました。

 
  

Posted by メドウおじさん at 05:00Comments(0)陶芸のこと

香椎白土で成型

2017年09月17日

先回紹介した香椎の道路拡張工事現場で採取した白土
(香椎で採取したので香椎白土と呼びます)で素焼き
用のテストピースを成型しました。原土はカラカラに
乾燥しているので木づちで細かく砕きふるいで振るっ
てはたき土にします。粘土は最終的に0.3mmのふる
いを通過するまで細かくつぶします。粉状になった
粘土に少しずつ水を加えて練ります。耳たぶぐらいの
柔らかさになったら出来上がりです。今回は箸置き
一つとおはじき用のピース3つウィ作りました。スト
ーブシーズンに入ればストーブで素焼きします。
これまでの原土で一番白いのでどう焼けるのか楽しみ
です。


カラカラに乾いた原土です。



木づちでたたいてつぶして網でふるって」たたき土にします。



少しずつ水を加えて揉むように練ります。思った以上に粘土が高く成型しやすい土です。



箸置き一つとおはじき用のぴーす3つつくりました

  

Posted by メドウおじさん at 13:36Comments(2)陶芸のこと