ノキシノブの効能

2024年03月16日

先月痛風発作が出た時に尿酸値を
測るために血液検査をしたのですが
腎臓のEFGR値が54でした。数値
自体は4年前と変わっていませんで
したが、60以下は要注意範囲なの
で腎臓の活性化につながる薬草を調
べたら中国南部や台湾に生育するハ
カマウラボシというシダを原料にした
骨砕補という漢方薬が効果があること
がわかりました。骨砕補は4年前に足
首の上を骨折したときに服用し効果を
感じました。骨は常に造骨と砕骨を繰
り返しているのですが、その指示を腎
臓から出る成分がコントロールしてい
ます。ハカマウラボシは腎臓を活性化
することで骨の造骨作用を活性化して
いるということです。ハカマウラボシは
その名前の通りシダのウラボシ科で日
本にもいろいろな種類が自生しています。
調べたところヒトツバとノキシノブが民間
伝承として腎臓の活性化作用があること
がわかりました。そこでこれらをハカマウ
ラボシの代用で使ってみます。ヒトツバは
先日紹介したので今回はノキシノブです。
ノキシノブは古い瓦屋根や古木の樹皮な
どに着生するシダで身近でよく見かけます。
庭の古木に自生していたので早速採取し
て乾燥して使います。きれいに水洗いして
よく乾燥させて小さく刻んで煎じて飲用し
ます。即効性は期待できないので他の薬草
茶とブレンドして使っています。


庭の苔むした石に着生しているノキシノブです



採取してよく水洗いしてドライにします


禅僧を細かく刻んで煎じて飲みます。もっぱらメグスリノキとブレンドして使っています。


  

Posted by メドウおじさん at 11:27Comments(0)和ハーブ

ムカデに刺された?

2024年03月14日

今回ムカデに刺されたと思われる画像が
最初に出てきますので気持ちが悪いと思
われる方はスルーしてください。
また薬草による自己治療はあくまでも私
の自己責任で行っていますので私以外
の責任は持てないのでお含みください。

昨日、どうやら寝ている間にムカデに刺

されたようです。はっきり確認できたわけ

ではありませんが患部がミミズが這った

ように腫れています。子供の頃にムカデ

に刺された記憶によく似ているのでた

ぶん、そうだと思います。刺されたもの

は仕方ないのでちょうどよい機会なの

で薬草を使って自己治療してみます。

ドクダミ+ヨモギ+ビワ葉+マコモで

アルコールチンキを作って塗布します。

以前蜂に刺されたときは、これで腫れ

やかゆみが収まりました。経過は

また報告します。




ミミズ腫れになっているので、多分ムカデです



ドライにした薬草をラップでくるみレンチンして蒸します



消毒アルコールにつけてチンキにします


  

Posted by メドウおじさん at 06:53Comments(0)和ハーブ

補腎の薬草、ヒトツバ(シダ)

2024年02月29日

しばらく二市一郡新四国の話題中心
のブログ記事にすると先日書いたの
ですがネタが不足気味なので最近の
薬草記事を書きます。先日、先月に続
いて痛風発作の全長が見えたので
、前回が発作後の痛みが尋常でなく、
まさに風が吹いても痛む状態だったの
で今回は発作が出る前に近所の内科
医院でコルヒチンを処方してもらいま
した。コルヒチンは痛風発作が発症す
る前の前兆時に服用すると効果が大
きく今回も鎮痛消炎剤と胃腸薬と合わ
せて一週間ほど服用し寛解しました。
同時に血液検査もしてもらいました。
尿酸値は7.2で一時(3,4年前)は
8.0以上あり発作も数回経験しました。
今回は数値自体はピーク時より低いも
のの長年の高尿酸値状態が続いている
ので発作が出やすいのだと思います。
(尿酸結晶が足指関節に溜まっている
のかも)医師からは一か月ほど様子を
見てファブリックの服用を始めましょうと
云われています。個人的には腎臓の
efgrの数値が60以下(54)なので要
注意レベルできれば医薬ではなく補腎
作用のある薬草(ヒトツバシダ)のお茶
を飲んでみようと思います。中医の漢方
ではヒトツバの仲間の骨砕舗という漢
方があり骨細胞の再生促進・補腎作用
がありわたしも右足首を骨折した時に
使い効果がありました。今回はこれと
類似の作用のあるヒトツバで実験して
みたいと思います。
ヒトツバのお茶の補腎効果については
ネットの薬草データベースの記事にあっ
たことなので私自身は今から試すことな
のでこの記事を見て試してみたいと思
われる方に対して責任が持てませんので
あくまでも自己判断でお考え下さい。



ヒトツバは骨西保と同じくウラボシ科なので同じような効果が期待できそうですがまだ試してないので
結果はこのブログでまた報告します。



自生地の様子です。




葉を乾燥させて煎じてお茶にして飲みます。


  

Posted by メドウおじさん at 09:11Comments(0)和ハーブ

メグスリノキお茶用のチップ購入

2024年02月07日

昨年12月に日田に行ったとき豆田町の漢方薬局の老舗、岩尾薬舗さんでメグスリノ木の漢方薬を購入して飲んでいましたが1日ワンパックを煎じて飲んでいたのですが二週間もしないうちに飲み切ってしまいました。私は中学に入学したころから視力が弱く当時から眼鏡を使っており若いころから近視と乱視がひどく、裸眼視力は0.0〇といったもので眼鏡なしでは生活できないくらいです。幸い眼鏡の矯正視力は1.2が確保できたので日常生活は不便はそれほどでもありませんでした。また65歳くらいまでは強近視のせいでいわゆる近くが見にくくなる老眼の弊害はあまりなかったのですが、最近はいよいよ老眼が進行し、近くも遠くも見えにくくなり、眼精疲労がひどくなり始めました。
それで、疲れ目に良く効くというメグスリノキを使うようになったという次第です。メグスリノキはカエデ属の落葉高木で日本全土に生育しますが、北部九州の照葉樹林の山野では見かけません。それでネットで購入しました。煎じた味はメープルシロップを薄くしたようなほんのり甘みを感じます。少しくせがありますが、薬草、薬木に多い苦みはなく飲みやすい味です。私はこれにノジギクやシマカンギクの花の菊花を加えて飲んでいます。まだ日が浅いので効果は明確ではありませんが疲れ目で瞼が痙攣するのはすぐに収まりました。ネットでお試しの100g入りを購入しましたが、しばらく使ってみたいと思います。




アマゾンで購入したメグスリノキのチップ100gです。



飲むときはほかの薬草とブレンドしています。


  

Posted by メドウおじさん at 06:26Comments(0)和ハーブ

奥さんの風邪治療

2024年02月01日

先日奥さんが少し熱っぽくて関節が痛み、
少し頭痛もするというので漢方薬の葛根
湯と自家製の薬草茶と体を温める山菜
雑炊を作りました。時節柄インフルエンザ
かコロナもありうるのでアメリカインディア
ンが感冒に用いるエキナセアと陳皮、松
葉、カキ葉などのMIXドライのお茶と七草
粥に準じた雑炊を作りました。翌朝には
平熱に戻り関節の痛みなども治まったよう
です。念のためもう一日葛根湯と薬草茶
は服用してもらいました。今回のもので治
まらず、発熱が続くなら、麻黄湯、発熱と
同時に咳が出るなら五虎湯が効きます。
また解熱した後咳が続くようなら麦門冬
湯が良いです。以上の組み合わせは薬
の登録販売士資格を得た私の考えです
が、医師の処方ではないのであくまでも
参考で考えてください。厳密には漢方も
副作用が全くないわけではなく、その使
用にあたっては漢方の証に基づく見極
めが必要ですが先に挙げた漢方薬は
ドラッグストアで購入できる二類の医薬
品なのでお店の登録販売士または薬剤
師に声をかければ相談できます。


今回使用した薬草です。配合は基本それぞれ同量です




水から煎じていきます



味ははっきり言っておいしくありませんが、良く効きました。



野草雑炊の材料です。基本、七草粥の材料がベースですが、今回は焼き玄米をはじめに炊き込みました



雑炊は体が温まるので風邪気味の時には最適です、あと、梅干しと一緒に食べてもらいました。


  

Posted by メドウおじさん at 14:24Comments(0)和ハーブ

菜の花のつぼみ2024

2024年01月23日

先日はるの味覚のフキノトウを紹介しましたが
今回は同じく春の味覚の菜の花のつぼみです。
菜の花はピークは2月終わりから3月にかけて
ですが早いものは、ぼちぼち蕾が出ています。
今回は中谷の河原に群生するセイヨウアブラ
ナの菜の花のつぼみを採取しました。西洋種
の菜の花は、日本産のカラシナなどと比べる
と苦みも穏やかで食べやすいです。特に蕾が
出たばかりの花茎は柔らかく、苦みも穏やか
で、さっと湯がいておひたしにすると春の香り
と味が楽しめます。特に苦みが苦手な方は白
菜の蕾の菜花が食べやすいと思います。




自生地の河原の群生です



食べごろの蕾です。



左の葉っぱは漬物に右側の蕾の花茎はおひたしにします。



 

さっと湯がいておひたしにします。私はサラダドレッシングで食べるのが好きです。

  

Posted by メドウおじさん at 18:35Comments(0)食べ物和ハーブ

フキノトウ2024

2024年01月21日

今年も1月20日をすぎたので、そろそろ、
フキノトウが出始めると思いいつもの場所
を見てきました。現地に着くと、ちょっと見
はまだ出てないようでしたが、よくみると
小ぶりな未だ苞にに包まれたフキノトウが
ポチポチ見つかりました。早速収穫したの
ですが全部で15個ありました。半分はてん
ぷらに、半分はフキ味噌にしました。我が家
では天ぷらは奥さんの係で、私はフキ味噌
の担当です。3月の半ばまで、場所を変えて
収穫できるので、これからしばらくは楽しめ
ます。


収穫した初物のフキノトウです。



半分でフキ味噌を作り



もう半分はてんぷらにしました。まだ灰汁も弱く、ほんのりとした苦みに新春の息吹を感じます。


  

Posted by メドウおじさん at 20:49Comments(0)食べ物和ハーブ

痛風発作9日目

2024年01月16日

発作後7日目と8日目は痛みは軽減して
いるものの腫れが残っていて足指関節の
奥がまだ少し痛むので完全な歩行はでき
ず、足裏を完全に床につけると少し痛む
のでまだ足を少し引きずっています。対処
として小麦粉のシップを自作して使ってい
ました。患部の熱取りも効果はあるものの
、シップが皮膚に張り付いて入浴前の処
置が大変なので、シップはやめて薬草入
りの樟脳チンキに切り替えました。樟脳チ
ンキは鎮痛消炎効果はあるのですが作用
が穏やかなので日に数回塗布する必要が
ありますが皮膚に張り付く小麦粉シップに
比べればはるかに手軽なのでこちらの処置
に切り替えました。




まだ左足が少し腫れています。また、またロキソプロフェンのシップ薬を長く(1週間)使っていたので、皮膚が
赤くなっているので作用が穏やかな樟脳チンキに切り替えました。もう、2,3日の辛抱です。なお利尿効果のある
薬草茶は引き続き飲用しています。

 
  

Posted by メドウおじさん at 13:03Comments(0)和ハーブ痛風対策

痛風発作7日目

2024年01月14日

痛風の発作は7日から14日で治まること
が多いようで、今日はその7日目です。
足先の腫れはまだ腫れていますが痛み
と患部の鈍痛はかなり治まってきました。
まだ腫れで違和感はあって、あるくのも
いわゆる「びっこ」状態ですが「、一応、
足裏も床につけても痛みも和らいでき
ました。一応、イブプロフェンの鎮痛剤
の服用は6日目の夜で止めています。
現在の痛みは痛風発作によるものよ
り、無理な不自然な姿勢で移動してい
たので、足首の関節痛や、筋肉痛が
主です。これはもうしばらくすれば自
然に収まるので、今は足先の腫れを
何とかしたいです。シップ薬を朝夜に
回張り替えていますが、消炎が弱い
ので自家製のシップ薬を調合してみ
ます。ビワの葉を蒸したものを患部
に当てて、小麦粉にお酢を加えて粘
土状にしたものを患部に塗ってラップ
でくるみ熱を取ってみようと思います。


左が痛風発作の足です。まだ腫れが残っています。



「シップに使うビワの葉をラップでくるんでレンチンします



シップの材料です。蒸したビワの葉と小麦粉お酢にエチルアルコールです



小麦粉にアルコールと酢を加えて練ります。



ビワの葉を患部に当てて



シップの小麦粉を患部に塗ります



患部をラップでくるんでシップが熱を吸収して乾くまで放置しておきます。

消炎の効果は明日わかります。ちなみにビワの葉は消炎・鎮痛効果のある薬草です。


  

Posted by メドウおじさん at 17:02Comments(0)和ハーブ痛風対策

およそ2年ぶりの痛風発作

2024年01月12日

私は40台の頃から尿酸値が高めで60
を過ぎたころから2,3年に一回痛風発作
が出るようになりました。それで発作が出
ないように利尿作用のある薬草茶をよく
飲むようにしていましたが、ここ数日、新
年になって少し油断していたら1月7日に
痛風発作の予兆が出てまずいなと思っ
たのですが、その日は忙しくして対策を
行っていたら翌日についに発作が来てし
まいました。今回はことのほかひどく痛
みました。今回は特に患部の腫れと痛
みがひどかったので鎮痛作用と消炎作
用のあるロキソニンの錠剤とシップを使
うと同時に利尿作用のあるドクダミと鎮
痛作用のある菊花と腎臓など内臓を整
え抵抗力をつけるマコモ茶をブレンドし
て飲用しています。4日目でやっと痛み
も和らいできましたが、まだ腫れが引か
ないので緩解にはもう少し時間がかか
りそうです。今回少し長引いているのは
私の痛風には特効的に良く効くメナモ
ミ茶の在庫を切らしていてそれも一因
だと思っています。今日は痛みも落ち
着いてきたので過去の私の痛風対策
のブログ記事に「痛風対策」ののカテ
ゴリーを作りました。私と同じように痛
風持ちの方の参考になればと思いま
す。本記事はあくまでも私の体験記
なのでそこはご了承ください。



今回利用した利尿作用のある和ハーブです。



発作三日目の患部です。腫れていたいのでロキソニンシップと錠剤を利用しています。
  

Posted by メドウおじさん at 07:12Comments(0)和ハーブ痛風対策

ナツメヤシ、棗、桜紅茶のブレンド

2023年12月18日

ナツメヤシが知人の庭にあり、秋に
ビワの実のような外観の果実が生っ
ていたので少し分けてもらいました。
ナツメヤシはかのクレオパトラが愛し
た中東方面の果実でデーツという名
のドライフルーツが流通しています。
ナツメヤシは女性の美を維持すると
言われています。また棗は中国の漢
方薬の材料で使われます。完熟した
実は爽やかな青リンゴのような味で
す。以前はこのあたりでもよく見かけ
たのですが最近はほとんど見かけ
ません。桜紅茶は春先の桜葉を発酵
(正確には酵素分解)して紅茶として
利用しています。今回この3種をブレ
ンドしたハーブティーを作りました。
野生フルーツは体調復元効果が高
いと云われています。味はさっぱりし
てフルーティーな香りで飲みやすい
ハーブティーに仕上がりました。


  

Posted by メドウおじさん at 13:15Comments(0)果樹和ハーブ

イヌビユが大発生

2023年09月05日

お隣の休耕畑に山菜野草のイヌビユが
大発生していました。もともとこの畑には
イヌビユが自生していたのですが梅雨明
け後に地主さんが耕転したことで畑の中
の種子が一気に発芽したようです。それ
で一面イヌビユ畑に変身しました。イヌビ
ユは一年生野草で大量に結実して種を
散らすので畑雑草として厄介者扱いされ
ますが実はとてもおいしくいただける山
菜野草です。癖は全くなくむしろほうれ
ん草のようなうまみがあります。おひたし
、汁のみ、炒め物、てんぷらの具などな
んにでも使えます。日当たりの良い場所
ならどこでも育つ野草なのですが、先住
の植物群が茂っていると発芽生育せず
にいつまでも休眠したままのようです。
自分の庭にも何度もお迎えしたのですが
うまく育ちませんでした。最も自分の庭で
は育ちませんがお隣の休耕畑にいくらで
もあるので不便はないのですが。真夏の
山菜野草が少ない時に採れる貴重な
山菜野草です。


休耕畑が耕転でイヌビユが一気に発芽していました。



先端当たりの柔らかい部分を摘み取ります








この日はふっくらスクランブルエッグを作りました。
  

Posted by メドウおじさん at 09:19Comments(0)和ハーブ

野生のウドの実生栽培

2023年08月30日

ウコギ科の山菜のウドは里山の林間
などに生育するおいしい山菜です。特
に春先の新芽が伸び始めたころの根
元の茎はみずみずしく香りもよくシャキ
シャキした触感も抜群で生でも食べる
ことができるほどです。ただこのタイミ
ングで根元から彫り上げると翌年もう
芽を出さないことが多いので私は伸び
始めた新芽を摘んでてんぷらにしてい
ただくことが多いです。この方法なら株
を弱らすこともなく梅雨明けくらいまで
2週間に一回ペースで収穫できます。
ただし一度に撮れるのは一芽か二芽
くらいなので株が最低でも四、五本欲
しいところです。それで3年前に種を撒
いて育てたところ二株成長して再び結
実して種が取れたのが今春再び実生
発芽しました。今のところ順調に成長
しているのでもう少し気温が安定した
ら鉢上げして来春地植えしたいと思い
ます。順調なら来年は自宅の庭で育っ
たウドのてんぷらを食べることができ
ます。





3年前に種を採取して実生発芽したものを育てた結果二株が成長して今春再び種を撒いたものが
順調に成長中です。



今春発芽したものが順調に成長しています、秋には露地植えできそうです。来春には自家産のウドのてんぷらが
食せそうです。

  

Posted by メドウおじさん at 17:17Comments(0)和ハーブ

ゴボウ葉茎の佃煮2023

2023年08月07日

今年もゴボウの葉茎のシーズンになりま
した。ちょうど先月作った最後のフキの
佃煮を食べ終わったので良いタイミング
で葉茎をいただきました。今年は根部の
太さが小さいとのことで自然の野菜作り
は難しいとおっしゃってました。そういえ
ば地上部の葉茎も昨年よりは小ぶりか
もしれません。それでも佃煮にするには
支障がないので今年初めての佃煮を作
りました。葉茎は収穫の関係で一度に
多量にもらえるので昨年は一度に作る
のが大変だったのですが今年は軽く下
処理して冷凍すれば保存が効くのがわ
かったので今年は都合の良い時に作
ればよいので楽です。これで霜が降り
るまでいつでも作れます。

灰汁を抜くのに下茹でして冷凍保存しておけばいつでも佃煮ができます



今回作った佃煮です。



細いゴボウ根は小さく刻んでゴボウ茶にします



天日で乾燥させて粉末にします
  

Posted by メドウおじさん at 12:45Comments(0)和ハーブ

梅仕事2023(天日干し)

2023年08月01日

6月終盤に樹上完熟した黄梅を漬けていましたが梅雨も明けたので天日干しして梅干しを作りました。今年は以前からの在庫もたくさん残っているので1㎏弱と少なめの今年の梅干しづくりとなりました。例年と同じで梅雨が明けて天気が安定して高温が続くころに3日間ざるに広げて天日に干します。途中裏表を返して均等に乾燥させます。こうしてやわやわの完熟梅干しの完成です。塩分は少なめにしていますが充分乾燥させているので塩気もあるので常温保存が可能です。今年は通常の梅干し以外には砂糖漬けにした梅を梅干しを作った残りの梅汁に漬けなおした加工梅もあります。こちらは程よい甘みと塩味で食べやく作っています。


今年の梅干しは赤シソが超不作で少なくて色合いの薄いものになりました。


  

Posted by メドウおじさん at 09:57Comments(2)食べ物和ハーブ

シロバナセンダングサ

2023年07月25日

私の住む東谷にはひっつきむしのセン
ダングサは外来種のアメリカセンダン
グサがほぼ9割で残りが小さな白い舌
状花をつけるシロバナセンダングサで
す。見分け方は簡単で花が咲く前では
アメリカセンダングサは茎が紫がかっ
たみどり色で舌状花(花びら)のない頭
頂花でシロバナセンダングサはアメリカ
センダングサよりやや小型で茎も普通
の緑色です。花が咲けば花びらがつく
ので一目瞭然です。新芽の柔らかい部
分は食べれます。やや青臭いので気に
なる方は水でしばらく晒すとよいですが
せっかくの効能が抜けるのでほどほど
が良いかと思います。効能は沖縄地方
では古くから民間伝承役として使われ
てきましたが近年研究で解熱、解毒、
利尿などデトックス効果やアトピー、糖尿
病、動脈硬化の改善などに有効な成分
が含まれます。今年になって新たに取り
入れた薬草がこのセンダングサの仲間
とマコモとゲンノショウコで健康茶で飲む
ようにしています。






ドライにしてお茶にします。


  

Posted by メドウおじさん at 08:04Comments(0)和ハーブ

キセワタ?

2023年07月24日

キセワタはシソ科の植物です。この株は
日田彦山線のある線路脇の場所で見つ
けました。外観や花の様子からキセワタ
に間違いないかと思っています。シソ科
の植物の多くは香りのよい芳香が特徴
のものが多いです。キセワタも生の生葉
を揉むとよい香りがします。また薬効が
高いものが多くシソやミント(薄荷)など
ハーブ(薬草)で利用されることも多いで
す。キセワタは大花益母草ともいわれ漢
方の材料で使われます。主に婦人病に
効能があるそうです。血液浄化、利尿に
効能があります。香りが良いので和ハー
ブティーのブレンドに使うとよさそうです。




  

Posted by メドウおじさん at 09:36Comments(0)和ハーブ

冷凍保存したセカンドフラッシュで紅茶づくり

2023年07月20日

紅茶や緑茶を作るのにタイミングよく
茶葉を摘む必要がありますが一度に
多く摘むと一気に製茶するのは大変
でついつい摘みごろのタイミングを逃
しがちです。また秋冬には番茶は作
れますが緑茶や紅茶には茶葉のタイ
ミングが遅すぎて製茶できません。そ
れで摘んだすぐの茶葉を冷凍保存し
て解凍して紅茶や緑茶ができるか試
作しました。6月のセカンドフラッシュ
を摘み取り冷凍保存していたもので紅
茶を作りました。結果は摘みっとって
すぐに作った紅茶と比べるとやや香り
が弱いですが、発酵はむしろ順調で渋
みのない紅茶ができました。これで極
端に言うと秋から冬にかけてでも新鮮
な茶葉で紅茶が作れます。




冷凍保存していたセカンドフラッシュの茶葉を解凍します。

 

解凍した茶葉をビニールに入れて一昼夜静置していたらきれいに発酵(酵素分解)しました



頃合いを見て発酵を止めるためにこげないように加熱乾燥します。


乾燥したら細かく砕いて出来上がりです



やや香りは弱めですが渋みのない紅茶ができました。


  

Posted by メドウおじさん at 14:51Comments(0)和ハーブ

マコモの採取とマコモ茶

2023年07月15日

マコモは河川の岸辺や湖沼の浅瀬に
育つ抽水植物でイネ科です。東南アジ
アから中国、日本で自生しています。
マコモは古くから神事などにも使用さ
れる不思議な霊力のある草として崇
められて来ました。マコモにはマコモ
菌という特殊な菌が付着して根元が
太く肥大する品種がありマコモタケと
呼ばれ食用になり最近注目されてい
て各地で栽培されるようになりました。
国内で自生する野生種は根元が肥大
しないものがほとんどですがその葉茎
は乾燥させて細かく刻んだものや粉末
にしたものがマコモ茶という健康茶と
して利用されます。栄養面では食物
繊維が豊富でビタミンB1、B2、各種の
ミネラル成分などを豊富に含みます。
マコモは古来より「神宿る草」として日
本書紀や古事記にも記載されその食物
繊維は腸内環境改善するとともに各種
のミネラルが血液浄化や高血圧改善
や抗酸化作用や免疫強化に効果があ
ります。今回採取したものは本当にマ
コモかどうかは秋になって花が咲いて
みないと何とも言えませんが多分マコ
モだと思います。


自生地のマコモだと思われる修水植物です。葉が黄緑で厚さが薄く幅広のマコモの特徴が出ています。



葉を少量採取して乾燥させます。



小さく刻んでお茶として使います



こちらは同じような環境に育つガマ(蒲)です。すでに蒲の 穂が出ています。マコモと比べると 
葉の幅が狭く廃炉も黄緑というより灰緑に近いです。葉の厚みもありマコモとは明らかに違います。




  

Posted by メドウおじさん at 18:08Comments(0)和ハーブ

一年中いつでもおいしいお茶づくり

2023年06月15日

私は自分で飲む飲む緑茶と紅茶の半
分はほぼ自家製で作ったお茶を飲ん
でいます。私の住む地域はその中央を
東谷川という紫川水系の川が流れ、そ
の東西を山地に挟まれたいわゆる中
山間地です。古くから東谷川沿いの平
地と東谷川に流入する支流(谷川)に
そった傾斜地で農業がおこなわれてい
ました。農家の方は自家製のお茶(春の
手もみ新茶や秋の番茶)を昭和の20年
代くらいまで自宅の隅や自宅近くの畑の
隅に植えた茶ノ木で作っていたことが郷
土誌三谷昔語りに書かれています。
東西を谷に挟まれ中央に川が流れるこ
の地域は昼夜の寒暖差が大きく夜間の
湿度も高めなのが茶ノ木の生育に適し
ていたのだと思います。現在自家製の
お茶を作られる方はほとんどいないと
思いますが、昔利用していた茶ノ木が
今も多少、庭の隅で残っていたりします。
我が家の庭にもこういた茶ノ木が数本あ
り、それで自家製のお茶づくりを楽しん
でいるというわけです。茶ノ木は同じ株
の茶葉から春の一番新茶、青茶(半発酵
茶)、紅茶、秋の番茶までシーズンごとに
異なる風味のお茶が作れるのですが、逆
に言うと春の一番茶は秋には作れません。
それでなんとか春の新茶を夏に作れない
かと考えて摘み取った茶葉を冷凍保存し
てそれでお茶を作ったら、多少風味は劣る
もののいい感じのものができました。
お茶は一度に作るのは大変なので旬の
茶葉で適量いつでも作れるようになりまし
た。


今回摘み取ったいわゆる二番芽の茶葉です。左のざるにはいった分は
冷凍保存します。

 



次に使う分ごとに小分けして冷凍します。



今回冷凍保存し茶葉で作った青茶(半発酵茶)です


  

Posted by メドウおじさん at 05:55Comments(0)東谷(北九州)の紹介和ハーブ