ユスラウメ

2019年05月31日

ユスラウメはサクランボを小型にしたような実で梅雨の
走りのころに真っ赤に熟れて完熟します。完熟した実
は甘酸っぱく野性味のある味です。子供のころは農家
さんの庭の隅に植えてあり、時々頂いていました。
いつの間にかすっかり見かけなくなりました。果実は採
取するとジューンベリーと同じで痛みが早く市場に出回
ることはほとんどありません。我が家のものはもう、植
えて何年もたちますが大きな桜の木の下にあり日照不
足なのかまったく実がなりませんでした。2年前に大剪
定して日当たりが良くなったのか、今年は少ないながら
も実が採取できました。それこそ何十年ぶりかの味でし
たが、懐かしい味でした。
食べた後の種は発芽するかどうかはわかりませんが
実生苗を作ってみようと思っています。



真っ赤なユスラウメの実が久しぶりに生りました。
  

Posted by メドウおじさん at 22:51Comments(0)果樹

シナモン・リーフティー

2019年05月30日

茶葉の2番芽で紅茶を作ったのですが発酵が思った
ほど進まず、ウーロン茶風の半発酵茶になってしま
いました。紅茶と思えば香り弱く中途半端な味になっ
てしまったのでブレンドティーのベースとして楽しむ
ことにします。今回は昨年、知り合いから頂いた肉桂
の葉をドライにしたものでシナモンリーフティーを作り
ました。シナモンや肉桂は普通、根や茎の皮を使い、
葉は使いませんが、葉はドライにしたものでリーフ
ティーにするとピッタリです。今回の紅茶は味の方は
特徴が少ないプレーンな感じですがシナモンの香り
を生かすには丁度いい味加減です。




シナモンリーフティーです。
  

Posted by メドウおじさん at 19:37Comments(0)和ハーブ

大谷会館

2019年05月29日

大谷会館は八幡製鐵所職工専用の倶楽部として昭和
二年(1927)に開館しました。外壁には製鐵所溶鉱炉
から出た鉱滓を使用する鉱滓煉瓦でできています。
80年以上たち落ち着いた色合いになっています。アー
ルデコ調の内装は重厚豪華でさすがに当時の国家を
代表するような一流企業の福祉厚生施設です。
その後昭和22年より全従業員に開放されました。さらに
、八幡製鉄所の管轄を離れ一般市民も利用できる施
設となりました。そうして、その建築的価値、歴史的価値、
などが認められ1989年に北九州文化賞を、2007年に
は経済産業省の近代化産業遺産に認定されました。更
近年八幡製鉄所本事務所棟が世界遺産の一部とし
て認められ八幡東区の東田地区から大谷地区にかけ
ては近代化遺産の街として有名になっています。


重厚なつくりの大谷会館はまるで旧帝国大学の施設のような外観です。
近代化遺産にふさわしい建築物です。

  

Posted by メドウおじさん at 19:46Comments(0)勝手に近代化遺産

ほたる橋の由来

2019年05月28日

ほたる橋は石原町から駅に至る途中、東谷川に架かる
橋で戦前はほたるの名所として知られていました。一時
は小倉駅から石原町駅まで臨時の蛍列車が出たほどだ
そうです。当時はホタル柱と言って蛍が塊の群れになっ
て飛んでいました。
私が子供のころ(昭和30年代後半)でもまだかなりの蛍
が飛んでいました。さすがにもう、蛍柱は見れませんでし
た。その後は河川水質の悪化や河川改修で河岸の草む
らの減少やえさのカワニナの減少もありめっきりその数
は減りました。さらに9年前に東谷川の氾濫もあり大幅
河川改修で本流、支流(井手浦側や母原川)とも一時
は絶滅状態でしたがやっとここ数年徐々に復活してき
ていました。そのような時ことし再び川底を浚う工事があ
りかなり心配しましたが今年は何とか例年並みに姿を見
せていました。ただ、川底に住む餌のカワニナにどのよ
うな影響が出るのかよくわかりません。その点が心配で
す。このように東谷川の蛍は昔のような状況ではありま
せんがお隣の中谷の道原では今もかなりの蛍が発生し
ています。ちょうど今が見ごろで夜の8時から9時にかけ
てよく飛びますので見物される方はその時間が良いと
思います。



ほたる橋下流方向です。




ほたる橋上流側です。両側の岸の草むら中心に蛍がいます。東谷川の蛍は
大型のゲンジボタルです。


  

Posted by メドウおじさん at 20:07Comments(0)東谷(北九州)の紹介

香り系のハーブティー

2019年05月27日


最近和ハーブ系の健康茶づくりに熱中して西洋系のハ
ーブティーを作っていなかったのですが先日知り合いの
方がハーブの寄せ植えを作るというのであれこれ話をし
ていたら久しぶりに西洋系のハーブティーを作りたくなり
ました。今回は香りを重視したハーブティーです。材料は
レモンバームとレモングラスをメインに先日作った柑橘系
のシトラスフラワーのドライを加え、ほのかな甘味を狙って
ステビアを少々使います。今回は素材の新鮮さを生かし
たいのでフレッシュドライ(ドライにしてすぐのもの)を使い
ます。シトラスフラワーは香りが永く残るので使い勝手が
いいです。柑橘系の花はごく少量しか採取しなかったの
で来年はもう少し多く採取したいと思っています。

フレッシュな香りを残しかったのでレモンバームとレモングラスは
カラカラに乾燥させませんでした。


細かく刻んだものにシトラスフラワーを加えて香りのハーブティーの出来上がりです。

  

Posted by メドウおじさん at 20:53Comments(0)ハーブ

健康診断前の悪あがき(笑い)

2019年05月26日

去年の診断で血圧と尿酸値が高めだったので、この一年
、代謝に機能する健康茶を出来るだけ意識的に採る様に
してきましたが、その結果がもうすぐわかります。本日は
最後の悪あがきでスペシャル代謝促進ティーを作りまし
た。無農薬・無肥料・不耕起の協生栽培した玉ねぎの
皮にコモンセージ・ゲンノショウコにドクダミを加えた
お茶です。味ははっきり言って美味しくないですが、今
回は薬と思っています。まあ、はっきり言って気休め、
悪あがきなのは自覚しています。結果はどうあれ、こ
れからも自分の体を使っての健康茶効果はこれから
も続けていこうと思っています。

代謝系促進のスペシャルハーブティーです。協生農法で育てた玉ねぎの皮、代謝の効果が高く
西洋の十薬(ドクダミ)コモンセージ、ゲンノショウコのハーブティーです。



お湯で3分抽出して出来上がりです、味は美味しいとは言えませんが健康効果は
抜群のはずです。

  

Posted by メドウおじさん at 18:46Comments(0)協生農法 協生理論

ツクシイバラ

2019年05月24日

ツクシイバラは主に熊本県や宮崎県の河原などに自生
するノイバラの変種と言われています。ノイバラが花径
が2~3cmに比べ3~4cmと大きいのが特徴です。
濃いピンクの覆輪の花びらで蕾の周りには繊毛がび
っしりとついていてノイバラとはずいぶん印象が違い
ます。現在は高速道路ののり面などに移植されてい
て我が家の元株ものり面から逃げ出した株から挿し
木で殖えたものです。ピンクの覆輪は変異が大きく
濃いピンクからほとんど色の出ないものまで多くの
タイプがあります。今年初めて咲いた元親の孫に
あたる実生株の花は覆輪が全くない白花が咲きま
した。近くにノイバラの大株があるのでハイブリット
かもしれません。最近バラは野生種など手のかか
らない丈夫なものしか手掛けていません。ツクシ
イバラは成長も早く短期で(と言っても挿し木で3年
かかりますが)立派な花を咲かせ大株に育つので
育て甲斐があります。





挿し木苗が大株に育ちました。



ピンクの覆輪がとてもきれいです。



実生で咲いた白花タイプです。



純白の白花タイプです。


  

Posted by メドウおじさん at 20:04Comments(0)バラの話題

ラズベリー(キイチゴ)ジャム

2019年05月23日

我が家には野生のラズベリー(キイチゴ類)が数種自生
していますが今年はその中で、クサイチゴが大豊作でし
た。クサイチゴは毎年4月に野バラのような一重の白い
花を咲かせますが、なかなかうまく結実しないことが多く
まとまった数を採取できなかったのですが今年は春から
花数も多く、その後の結実も良く期待していたのですが、
期待通りの大豊作です。5月の連休過ぎからぼつぼつ
完熟し始めて毎日少しずつ採取して冷凍保存していた
ら、結構な量になりました。重量で1.5kgは十分にあ
ります。一度にジャムにするのも大変なのでとりあえず、
半分をジャムにしました。クサイチゴは果実の粒の中に
小さな種があるので食べるとシャリシャリした食感が残
りますが、ブラックベリーのように種は大きくないのでそ
のまま裏ごしせずにジャムにしました。少し砂糖を控え
甘酸っぱさを残したジャムが出きました。最近は毎朝、
このジャムでトーストを食べています。

国内種のラズベリークサイチゴが今年は大豊作でした。



五月5日からほぼこれくらい採取できていましたが。さすがに最近は数が減ってきました。



とりあえず1/3ほど解凍してジャムを作りました。余ったイチゴも加えました。



砂糖を加えて煮込んでいきます。



二瓶分できました。


  

Posted by メドウおじさん at 19:58Comments(0)食べ物

和薬の飲み方について-個人的感想

2019年05月21日

和薬は日本独自の民間伝承された薬草、薬木などで
漢方にもちいられないものを言います。(厳密な定義
ではなく諸説あります)そのもちい方はお茶や煎じて
(煮詰めて)もちいることが多いです。
私はお茶は熱湯を注いで3分から5分待ってから、煎
じるときは一度沸騰したお湯で弱火で10分から20分
煎じることが多いです。もっとも厳密な用法、用量は
決まっておらず、ある意味適当です。その時々の症
状で抽出時間や用量は変わります。基本的考えは
症状が軽い時は時間は短め、用量も少なめで、ひど
くなるにつれて多くなります。(あくまでも私個人の感
想です)和薬は即効性のあるものが多いようです。
これは昔、お医者さんがいない時代に少しでも早く
回復するように長い言い伝えの中で効果の高い
薬草が根付いたのだと思います。私は三大和薬と
言われるゲンノショウコ(おなかの調子が悪い時)
ドクダミ(疲れたときに剥く実を感じたりするとき、
利尿を促進したいとき)センブリ(胃のもたれなど
食欲不振の時)はよく利用します。煎じて使うのは
よほど調子が悪い時で普段はお茶で使うことが多
いです。

和薬の効果は個人差があるので上記はあくまでも
私個人の経験です)試行錯誤で個人個人の適量を
見つけて用いるのがベストですが、ネットなどを開け
ば一般的な用量、用法がいくらでも載っているので
最初はこれらを参考にするのが良いと思います。
また、野草や山菜には毒草も多いので十分注意し
てください。





協生畑で育っているゲンノショウコとニラを採取しました。


乾燥中のゲンノショウコとドクダミとヨモギです。



乾燥には網籠が一番です。


  

Posted by メドウおじさん at 20:41Comments(0)和ハーブ

シトラスの香りのフレーバーティ

2019年05月20日

先日試しで作ったハゴロモジャスミンティーが思いの
ほかおいしかったのでフレーバーティーにすっかり味
をしめてしまいました。今回は私が好きな柑橘系の香
を移したお茶を作ってみます。庭には昔ながらの夏ミ
カンとあまり甘くない甘夏ミカン(笑い)とキンコウジの
3本があります。
いわゆる完全放置の協生ミカンです。それでも毎年
家族で食べきれないほどよく実ってくれます。どれも
甘さより酸味が勝る今風の味ではありませんがその
生ジュースは家族にも好評です。私がさらに好きな
のが5月に咲くミカンの香りです。柑橘系の香りは
シトラスの甘く爽やかな香りです。ノイバラの香が終
わると次はこのシトラスの香りが庭を一日中包んでく
れます。今回はこのミカンの花をドライにしてフレー
バーティーを作ります。初めてなのでどういう味・香り
になるかわかりませんが先日仕込んだ紅茶と合わせ
て作りました。出来はシトラスの香りがしっかりと紅茶
に移りこれも美味しかったです。


柑橘系シトラスの花です。この花が咲くと庭は1週間ほど甘く爽やかな香りに包まれます。



フレーバーティー用に花を摘んで網籠で乾燥させます。



出来上がったシトラスの花のドライです。これを紅茶と合わせます。



熱いお湯で3分抽出します。



甘味に自家製の国産ラズベリーのジャムと合わせて飲みました。


  

Posted by メドウおじさん at 19:27Comments(0)季節の花ハーブ

魏志倭人伝を読み解く

2019年05月19日

さる5月10日にBSTBSの「諸説あり」魏志倭人伝を
読み解き邪馬台国の所在を推定するという番組があ
ったそうです。私が尊敬する「綾杉ルナ」女史がご自
分のブログ「ひもろぎ逍遥」で報告されていました。こ
の番組は今まであまた取り上げられた邪馬台国九州
説や畿内奈良説と大きく違うのは魏志倭人伝を中国
の現役バリバリの歴史学者や言語学者に改めて読ん
でもらい邪馬台国を解釈推定してもらうという点です。
それもお一人ではなく3人の学者さんによるものでそ
れぞれ「漢字学」「歴史学」「中国の政治史」の専門家
による読解解釈です。従来この手の番組は奈良の
纏向遺跡の発掘以降、畿内奈良説を有力視する番組
が多かったのですが新しい視点で非常に説得力があ
る内容です。詳しくは「ひもろぎ逍遥」に書かれています
。ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。
九州説の弱点は物証が乏しかったことですが最近、吉野ケ里遺跡近辺で
当時の硯が発見されています。当時の硯は非常に珍しいもので他では
ほとんど出土していないものです。当時の魏と交渉のあった邪馬台国
の有力な物証になるかもしれません。邪馬台国と倭国とその後のヤマト
王権の関係については綾杉ルナ女子の考えをベースに私論をまとめてみようと思っています。


画像は吉野ケ里遺跡公園のHPよりお借りしました。私は吉野ケ里は邪馬台国の重要なクニの一つだったと思っています。
  

Posted by メドウおじさん at 08:47Comments(0)古代史

豊前裏打ち会、うどん仁兵衛

2019年05月17日

先月高津尾の郷原に豊前裏打ち会の仁兵衛さんという、
うどん屋さんがオープンしました。豊前裏打ち会というの
は南区津田にある津田屋官兵衛さんというお店のご主
人を中心にうどん道を極めようとするお仲間が集まって
グループ化されたうどん店の数々です。そのメンバーの
一つ仁兵衛さんが国道322の郷原から旧道に入ったと
ころに最近オープンされました。ここは和風の民家が永く
空き家だったのですが店舗兼用住宅としてリノベーション
して生まれ変わりました。オープンされてからずっと気に
なっていたのですが先日やっとお店に行けました。ちょう
どお昼時でお見せは大変繁盛していました。お店の一押
しはごぼう天うどんのようですが、お昼時だったのでどん
ぶりとうどんのセットを頂きました。麺は軟過ぎず、硬すぎ
ずで絶妙な茹で加減です。特筆すべきは麺の美しさです。
やや細めの麺は半透明に茹で上がりまるでイカの生き作
りのようです。お出しも透明感のあるさっぱりしていますが
コクがしっかりあるものです。私にはやや塩味が強かった
ですが、この辺りは個人のお好みだと思います。面がなく
なり次第終了なので、午前中の方が」確実です。時間は
平日は10時から開いています。次はごぼう天か釜揚げ
を頂きたいと思います。それにしても、またもや中谷から
東谷にかけてのR322のうどんロードに強力なお店が
参入されました。



この日はお昼のうどんセットを頼みました。茹で卵はトッピングです。



高津尾のうどん仁兵衛さんです。


  

Posted by メドウおじさん at 20:51Comments(0)東谷(北九州)の紹介食べ物

NHK特別番組、人体Ⅱ

2019年05月16日

NHKの特別番組「人体」のセカンドバージョンが始まり
ました。このシリーズは医学、生命科学の最先端をわか
りやすく説明してくれる、NHKならではの番組です。
この番組なら受信料を払ってもちっとも惜しくないほど
価値ある番組だと思います。「人体Ⅰ」では各臓器の最
先端の解明してくれましたが今シリーズは人体の根源
の遺伝子やDNAの最新先端研究を紹介してくれていま
す。先日2回目の放送で全く同じ遺伝子を持つ双子で片
方は癌になり片方は正常に暮らしているケースを紹介し
ていました。二人の違いは遺伝子レベルで見るとひとり
は癌に対する防衛機能を発動させる遺伝子が起動して
おりもう一人はこの機能が働いていませんでした。
同じ遺伝子を持つのになぜ一人はその機能が働き、
もう一人は働かないのか?残念ながらこの一番知りた
い部分について番組では何も語られませんでした。
番組ではがんに対する防衛機能を覚醒させる治療薬
の治験状況の説明があり肺癌患者で素晴らしい効果を
発揮しているとのことです。私の個人的考えですが、協
生理論で考えるならこの地球上で生きるすべての動物
はもともと癌への防衛機能を持っており、野生で暮らす
動物は人間ほど癌にかからないはずです。野生の動物
は野生の肉や植物を食べ十分な生命エネルギーを摂っ
ています。私はこの自然の野生の食物から得られる生命
エネルギーをとることで本来の代謝や正常な生命活動が
できるのだと思います。




NHK人体Ⅱの一場面です。NHKのHPよりお借りしました。

  

Posted by メドウおじさん at 18:41Comments(0)その他協生農法 協生理論

ヤブツルアズキ発芽苗

2019年05月15日

野生小豆のヤブツルアズキの発芽のころです。昨年
自生地で種(豆)を採取して冷蔵庫で保管して3月下
旬に播種したのですが何が悪かったのか一向に発
芽しません。自生地ではすでに発芽が始まっていま
した。この自生地は一般道路の脇で定期的に草刈
りがされるのでいつ絶滅してもおかしくない場所で
す。それで3株ほど発芽苗をもらってきました。昨年
は畑に直播したら他の草に負けて育ちませんでした
。今年こそはある程度まとまった種が欲しいので特
別待遇のポットで育てることにしました。豆類は移植
を嫌うので植え替えるとすれば今が最適のタイミン
グです。移植してとりあえず様子を見ています。

右の双葉がヤブツルアズキです。



こちらはよく似た藪豆です。大豆の祖先と言われています。地下に閉鎖花の豆を作り毎年芽を出し
次々に殖えていく厄介者です。

  

Posted by メドウおじさん at 20:38Comments(0)山菜

ハゴロモジャスミンティーの味と香り

2019年05月14日

先日作ったジャスミンを加えた紅茶を飲んでみました。
ハゴロモジャスミンの花はドライにすると、むせるよう
な甘い香りが柔らかい甘い香りに代わって思っていた
より美味しいものに仕上がりました。紅茶とミックスす
るとほのかにジャスミンの香りが立ち味は心なしかほ
の甘い感じがします。ジャスミンティーはリラックス効
果があると言われますがなるほどと納得できました。


紅茶とジャスミンの花のドライをミックスします。


熱いお湯を注いで3分待ちます。



ジャスミン風味の紅茶の出来上がりです。


  

Posted by メドウおじさん at 20:38Comments(0)ハーブ

ジャスミンティー

2019年05月13日

ジャスミンティーはジャスミンの花のドライを中国緑茶、
もしくは紅茶に混ぜて甘い香りを楽しむお茶で、リラッ
クス効果が高いといわれます。連休中に紅茶を作った
のでちょうど花盛りのハゴロモジャスミンの花をドライ
にしてジャスミンティーを作りました。ジャスミン花は
本来はアラビアジャスミンの花で作るのですが熱帯性
のアラビア種は日本では育ちにくく入手しずらいので、
耐寒性があり東谷の冬でも越せるハゴロモジャスミン
の花で作りました。アラビア種の方は多少さっぱりした
甘い香りですが、ハゴロモ種はねっとりとした甘い芳香
です。正直なところハゴロモ種の香りは私には強すぎて
やや苦手なので今まで作らなかったのですが今回物は
試しで作ってみました。


甘く強い芳香を放つハゴロモジャスミンの花です。



ハゴロモジャスミンの花を採取して乾燥させます。



紅茶にドライの花を混ぜてジャスミンティーの完成です
  

Posted by メドウおじさん at 20:59Comments(0)ハーブ

萌黄色の山々

2019年05月12日

東谷の山々は現在萌黄色と浅緑の彩に覆われて
います。萌黄色の樹木は照葉常緑樹で浅緑色の
樹木は落葉樹で九州北部では広葉樹というより
落葉性の雑木が多いように思います。特に照葉
樹は日本在来種で山の植物遷移の頂点に立つ
樹木です。照葉樹の山々は自然度のバロメーター
です。 太平洋戦争前の昭和の時代ではこの照葉
樹は貴重な燃料である炭の原材料でした。私が子
供のころは裏山のあちこちに使われなくなった炭焼
き窯が放置されて残っていました。
春の萌黄色の新芽のころは山が一回り大きくなっ
ように感じられ季語で「山笑う」という表現も使わ
れます。そういえば今回平成から令和に元号が変
わる際、脚光を浴びた万葉集をはじめ俳句や和歌
など日本独自の文学表現には自然の移ろいを描写
したものが多くあります。
それにしても五月晴れの空の青さと萌黄色のコント
ラストは本当にきれいです。この美しさは5月の一瞬
で6月に入り梅雨の先駆け頃には濃い緑に変わり
ます。





ご近所さんの裏山の萌黄色の山姿です。



平尾台に続く山並みも新緑が美しい頃です。


  

Posted by メドウおじさん at 18:31Comments(0)東谷(北九州)の紹介

エンドウ豆最後の収穫

2019年05月11日

まだ少しずつなら収穫できますが、次の枝豆やインゲ
ンの成長を促進させたいのでエンドウとソラマメの株を
撤去しました。株は抜かずに地上部だけ刈り取ります。
刈り取った株をよく見るとところどころに取り残して大き
く成長した豆や先端部に取り残しの豆があったので全
部収穫しました。これで今年のエンドウは本当に最後
です。大きく成長した豆はいわゆるグリーンピース状の
豆で塩味で豆ご飯にしました。


とうとう最後のエンドウ豆の収穫分です。今年はいろんな意味で収穫が多かったです。



育ちすぎた豆はグリーンピースご飯にしました。

  

Posted by メドウおじさん at 21:14Comments(0)協生農法 協生理論

エンドウ豆の終わり

2019年05月10日

4月の半ば過ぎからほぼ毎日収穫し続けたエンドウ
豆もついに終了です。ほぼ毎日家族で食べきれない
ほど採れ最盛期はご近所にもお分けでき日ごろのお
返しが出来ました。無農薬、無肥料、不耕起の協生
農法3年目の成果です。豆類は連作障害のことをよく
言われますが3年連続でも障害はまったくなくむしろ
年々終了は増加しています。
今回は収穫期間を長くしたいと思い播種を1ヶ月ずら
したのですが結果は小さい株で結実をし、株の終わ
り時はそれほど差がなく狙いは外れたようです。ずら
すにしても一週間から10日が限度のようです。役割
が終わった株は根元から刈り取り刈った株は畝に戻し
てマルチで使います。根はそのまま残し次の作付けの
根粒菌効果を期待します。根粒菌と言えば今回コンパ
ニオンとしてカラスノエンドウが繁茂した場所のエンド
ウ豆はとりわけ成長が良く、根粒菌効果を実感しまし
た。来年は同じマメ科のレンゲの種を播種してみよう
と思っています。







およそ、半月以上美味しく頂いたエンドウ豆もそろそろ終わりです。だんだん花が咲かなくなり
実も小さくなり株も枯れ始めたのでもう終了です・株が倒れているのは猿に2度襲われなぎ倒されました。
ただしこの状態は悪いことばかりでなく実が倒れた株の陰になり猿も手が出せなくなることです。
綺麗に棚作りすると収穫は楽ですが猿に襲われるとごっそり持っていかれます。



ほぼ最後の収穫です。次はソラマメが出番を待っています。


  

Posted by メドウおじさん at 20:21Comments(0)協生農法 協生理論

キクイモ

2019年05月09日

キクイモは北米産のキク科の植物で夏にヒマワリを
小型にしたような花を咲かせます。このとき茎の高さ
は2mを超えるものもあります。もともと飢餓対策の
救荒食物として導入されたものが畑から逃げ出し野生
化して全国に自生しています。繁殖力が強く在来植物
を駆逐する恐れが多く要注意外来植物に指定されて
いますが近年、可食部のイモ状の根茎にイヌリンとい
う血中濃度の改善に役立つ成分を多く含むことが知ら
れ注目を集め作物として作られるようになりました。
根茎のイモは茹でてよし、炒めてよし、揚げてよしで
広く料理に使えます。わたしはチップ状にして揚げて
ポテトチップのようにして食べるのが好きです。
初期の協生畑でも簡単に育つので始めたばかりの
協生農法で作る野菜として優秀です。

ただし、2,3年するとモンスター化してふえるので最初に植える場所はよく考える必要があると思います。


ハーブコーナーの一角で殖えているキクイモです。毎年大きく育ったものから順に掘りあげて
食べます。



キクイモの幼株です。こうしてみるとシロヤマギクの幼株とそっくりです。



冬の12月に掘り上げたキクイモです。いろいろな料理に使えます。
このうち半分をハーブコーナーから協生畑に移植しました。


  

Posted by メドウおじさん at 20:54Comments(0)食べ物協生農法 協生理論