雉の飛来

2015年01月29日

東谷のストーブ屋さん、グランビル九州の近くの田圃
にオスの雉が飛来していました。グランビルさんの話
では数年前からときどき見かけるそうです。いつも単
独で行動していて飼われていたものが逃げ出したのか
野生のものかはよくわかりませんがこの辺では珍しい
鳥です。珍しいと言えばカワセミの姿をめっきりと見
なくなりました。3年くらい前までは東谷川のあちこ
ちでよく見かけたのですが、護岸改修の工事が始まっ
てハヤなどの魚が減ったのかすっかり姿を見なくなり
ました。またいつか戻ってきてほしいですが最低でも
10年単位の時間が必要でしょう。私たちは安全の
見返りに貴重な自然を失ったようです。自分も何も
しなかった傍観者なので何も言えません。洪水の恐ろ
しさも知っていますし、昔の東谷川の美しさも知って
いるので何とも言えない気持ちです。


デジタル望遠なので画像が荒いですし後ろ姿しか撮れませんでしたが間違いなくオスの雉です。


  

Posted by メドウおじさん at 19:10Comments(6)鳥や小動物

着火剤がないときの方法

2015年01月28日

薪ストーブをすでに使用されている方やアウトドア好
きの方には言わずもがなですがうっかりと着火剤を切
らしたときの対処です。
基本はアウトドアのキャンプの焚火と同じで小さい火
から育てます。私の場合炉内に丸めた新聞を数個置き
ます。その上に小枝の枯枝をのせて紙に火をつけます。
このとき給気口は全開です。小枝がないときは火持ち
の良い段ボール紙を適当な大きさに切って使います。
小枝に火が移ると指の太さくらいの枝をそっとくべ
ます。ここまで火が移ると後は簡単です。徐々に太い
薪をくべていきます。一度熾火が出来ると私の場合
炉内が200度を切らなければ、新しい薪をくべれば
自然と発火してくれます。温度が下がりすぎたときは
新聞を丸めたものを1,2個入れて新しい薪の発火を
誘導します。ストーブ用の専用の固形アルコールの
着火剤が一番ですが安いキャンプ用のオイルを染み込
ませた木片タイプのものでも十分です。


着火剤がないときは親指より細い枝を中心に組んで隙間に紙を丸めたものを
詰め込んで火をつけます。着火用の細い枝はよく乾燥していることが大事です。



今回も一発で火が付きました。これくらい燃えると徐々に太い薪をくべていきます。
この辺りのコツは焚火と一緒ですがこのときにあまり薪を動かさないのがコツです。
  

Posted by メドウおじさん at 20:16Comments(4)薪ストーブ

春の贈り物

2015年01月26日

先日春の気配を探して近所を逍遥しましたが、今日はい
くつか春の使者を発見しました。この前早咲きで有名な
大宰府の飛梅が咲いたと言っていましたが、我が家の玄
関わきの八重のピンクの古木に一輪咲いていました。今
日は小春日和のような正に梅一輪の春を感じる暖かさで
した。それでひょっとしたらともう一つの春の使者、フ
キノトウが出ているかもと思い出かけたら、しっかりと
顔をだしていました。この場所は沢筋の日当たりが良い
場所で毎年早めにフキノトウが火顔を出すのですが今年
は少し早いようです。小さいものはてんぷらに少し大き
くなったものは蕗味噌にして春の香りを楽しみます。


早々とフキノトウが顔を出していました。


日当たりの良い沢筋で大きな群落を作っています



本日の収穫です。大きなものは蕗味噌に、小さなものはそのまま天ぷらにします。



小さなものはてんぷらにしました。爽やかな苦みは春の香り満点です。えぐみがないのがありがたいです。


厳寒の梅に一輪咲いていました。梅一輪、咲いて春の暖かさを知るです。  

Posted by メドウおじさん at 17:39Comments(4)山菜食べ物

Jオイルミルズ若松工場(旧日華油脂)

2015年01月24日

若松の北湊、Jオイルミルズの若松工場は大正6年
操業でその事務棟は昭和16年竣工の古い作りのコン
クリート2階建てです。年月を経て古い鉱滓煉瓦のよ
うな落ち着いた色の外観です。こういった趣は古い建
物だけが持つことが出来る風情でレトロ建築の最大の
魅力です。内部の使い勝手は必ずしも良くないかもし
れませんがぜひ永く使ってほしいと思います。工場の
中では古い鉱滓煉瓦の倉庫群と新鋭の工場プラントが
混在する歴史ある工場です。北九州の古い工場には鉱
滓煉瓦を使用した建物が多くみられますがこれは新日
鉄八幡工場がある関係かも知れません。正式な近代化
遺産に指定されているものには九工大正門の門柱と守
衛室が鉱滓煉瓦製です。鉱滓煉瓦は赤煉瓦のような華
やかさはありませんが渋い色調は職人魂を彷彿させま
す。市や北九州商工会議所では産業観光開発に大変力
を入れています。夜間のプラント工場見学ツアーなどは
静かな人気コースだそうです。新日鉄八幡製鉄所の旧
本事務所などが世界遺産登録申請されるなど近代化
遺産好きな私には当分目が離せません。




レトロな外観の事務棟です。一般公開されていないのでこうして外から外観を見ることしかできないのは
残念です。



印象的な玄関アーチですが塗装を塗り替えていてバックの建物と色合い的にマッチしてない気がするのは
残念です。



奥の方には新しいプラントが見えています。数年前まで創業時の古い煙突が立っていたそうです。
現物を見てみたかったです。





鉱滓煉瓦の倉庫棟です。渋い色合いの鉱滓煉瓦が印象的です。写真は外の道から撮影しました。
工場内から見た写真もどこかにあったはずなのですがわからなくなりました。出てきたら追加掲載
します。


  

Posted by メドウおじさん at 19:42Comments(0)勝手に近代化遺産

バラの挿し木

2015年01月21日

4年前にパーゴラの上に白バラのアーチを作りたくて
八重の白モッコウバラを植えたのです。アーチの方は
モッコウバラ持ち前の旺盛な成長力で見ごたえのある
状況というかモンスター化するほどなのですが肝心の
花つきが今一つです。よく見かけるキモッコウバラが
花つきが良いのに比べ白モッコウは花つきが悪いと言
われていますが以前大きな株一面に花をつけた白モッ
コウを見かけたことがあるのである程度成長しないと
花つきが悪いのかもしれません。それとも今まであま
り剪定をしなかったのが良くないのかもしれません。
昨年伸びすぎたシュートの剪定枝を挿し木にしておい
たら結構歩留まりが良かったので先日鉢に植え替えま
した。特にバラは品種登録されているものは勝手に
増殖できませんがモッコウバラは原種なので品種登録
はないので大丈夫です。


地植えしておいたシロモッコウバラを鉢上げしました。
  

Posted by メドウおじさん at 17:49Comments(4)バラの話題

復活七輪陶芸第一作

2015年01月20日

昨年末からにわかに意欲がわいた七輪陶芸を正月休み
の間に実施しました。新たに七輪と炭を買い込みイザ
本番です。今回焼いた土は先般紹介したストーブ陶芸
で使った自家採集の横浜の赤土粘土で、そもそも陶芸
用粘土ではないので耐火度が低いことが予想されたの
で慎重に温度を上げたつもりでしたが結果は、思った
以上に温度が上がって焼き割れてしまいました。2回
目の焼成ではもう少し慎重に調整して最高温度も少し
低めにしましたがそれでも形が変形してしまいました。
七輪陶芸では炭で焼くので還元焼成しやすく焼き上が
りは赤土だと濃い茶色の渋い色合いに焼けます。次回
この土で焼くときはより慎重に最高温度も低く焼きあ
がるようにするのが良さそうです。
焼き割れた作品ですがぐい飲みにするつもりでしたが
小品盆栽の器で使用します。今回は庭の苔を入れて
苔盆栽にして飾ってみました。


着火剤を下に入れて炭を入れ上に素焼きした作品を乗せます。



更に作品の上に炭をかぶせて覆います。内部の炭に火が移っているのがわかります。
しばらくこの状態で徐々に温度を上げていきます。



全体に火が回ったら遠目(2m)から送風を始めます。



徐々に送風を焚口に近づけます。陶芸用粘土で釉薬をかけたときは焚口に送風効を5cmまで近づけて
最後は炉内温度が1200度以上にしますが今回はここで止めます。



灰をかぶっていい色に焼けたのですが焼き割れました。



今回焼いた作品です。右は2回目の作品で割れませんでしたが熱変形しました。



焼き割れた器は小品の苔盆栽にしました。
  

Posted by メドウおじさん at 19:21Comments(4)クラフト

春を探して

2015年01月19日

東谷は今一番寒い時期で天気の良い夜は放射冷却で朝
は一面真っ白の霜景色です。庭もほとんどの植物もお
休み中で花が咲いているのは黄色い蝋梅と小型の椿、
侘助と水仙です。水仙は庭に多く生えていますが花数
が少ないのが悩みです。たぶん日当たりが悪いことと
土の養分が少ないように思います。という事で近所を
散策して春の息吹を探してみました。天気の良い日の
日溜りの土手には身近な野草の花や庭から逃亡した花
が咲いていて、少しずつ春が近づいています。



タンポポが咲いていました。今のタンポポは西洋タンポポで四季咲きですが
以前のものは日本タンポポで春の一季咲きでした。残念ながら日本タンポポは
ほとんど見かけなくなりました。



庭から逃げ出したキンセンカの仲間のトキシラズです。




オオイヌノフグリのスカイブルーの小花がもう咲いています。


これも畑から逃げ出した園芸種のイチゴで四季咲きです


名前を忘れましたがキク科の園芸種です。本来は四季咲きではなかったように思いますが
何故か冬外で咲いています



クリスマス前に蕾が出ていたクリスマスローズがやっと咲きました。
  

Posted by メドウおじさん at 19:16Comments(4)季節の花

若松市営軌道跡

2015年01月17日

若松にはかつて石炭産業華やかりしころ若松駅から今の
若戸トンネルの先の北湊や安瀬の工場地帯まで貨物専用
の公営の路面電気機関車が昭和50年までが走っていま
した。当時の写真はマニアの方が多く撮影されていて今
でもネットで見ることが出来ますが現在その痕跡はほと
んど見ることが出来ませんわずかに北湊の工場内にその
線路のレールが残されています。
若松は門司のレトロな港町の風情とは異なる産業遺産の
かけらが街のそこかしこにひっそりと息づいています。
今のうちに本格的な保存や活用策をしっかりと整備し
ておかないとやがて時代の波の中で消えていきそうで
す。せっかく今、北九州市や商工会議所は産業観光資
源に注目していますが若松の産業遺産というべきもの
は今一つ注目されていない気がするのは残念です。

  



北湊の工場内に残る市営軌道の跡です。左に見える茶色いレールが軌道の跡です。
普段は入れませんがたまたま仕事で構内に入れたので撮影できました。
  

Posted by メドウおじさん at 20:41Comments(2)勝手に近代化遺産

糠床

2015年01月16日

私は小倉名物の糠漬けが大好きで糠床も子供のころから
いつも台所に置いてありました。私の家では糠床の管理
は私の担当です。うちの糠床は発酵菌の勢力が強いため
か夏でも一日くらいならかき混ぜるのを忘れても平気で
す。とはいうものの発酵菌は好気性なので毎日かき混ぜ
た方が美味しくなります。また冬になると漬け込む回数
が減りがちですができれば毎日漬け込んだ方が糠床の調
子もいいみたいです。漬物の材料を入れることで発酵菌
が活性化するのかもしれません。今は大根や白菜が沢山
あるのでせっせと漬け込むことにします。今回のダイコ
ンは自家産で最初の一本目は形も大きさも良かったので
すが2本目以降は形も悪く成長不足だったのですが漬物
にするには十分なので活用しています。漬け込む時間は
一日で十分です。もう一つの楽しみは糠床でイワシを煮
込むヌカ炊きです。これがあればご飯がすすみます。


できそこないですが新鮮なので漬物にするには十分です。



具材を糠に埋め込んで一日漬けます。
  

Posted by メドウおじさん at 18:11Comments(4)食べ物

薪材について

2015年01月14日

薪ストーブの燃料である薪材は落葉広葉樹のよく乾燥した
桜やナラ、クヌギの薪がベストですが北部九州の地ではこ
ういった良材はおいそれとは手に入りません。もちろん今
はインターネットで5k、10kといった小口単位でこう
いった薪を入手することは可能ですがそれなりにコストが
かかります。私は主に山林の倒木、枯れ木、庭の剪定枝、
大工さんからの建設端材などを燃料にしています。
薪ストーブは使用燃料によって一般薪用(広葉樹薪)と多
燃料対応タイプがあります。私のハンプトンH200は多燃
料タイプで大概のものは燃料に使えます。一般タイプのも
のとの違いは炉内の内壁が耐火処理されていて耐火煉瓦
や耐熱ボードで覆われています。特に杉の間伐材や建設
資材は針葉樹が多く、熱量は大きいのですが一気に燃え
尽きるので鋼板製の炉内を痛める恐れがあると言われて
います。その点、多燃料タイプなら安心して使えます。
私の場合東谷の山林は杉の間伐材が多く放置されており
それが使えるのでありがたいです。そろそろ来シーズン用
の薪の確保に動き始める必要がります。



多燃料タイプのハンプトンH200の炉内です。底面には耐火煉瓦が左右のサイドは耐熱ボードで処理されています。
燃料を選ばずに使えるのは意外と便利な機能です。



ご近所さんからいただいた剪定枝です。正月休みの間に切りそろえて薪にしました。





玉切りに使っている電動チェーンソーです。エンジン式に比べると回転トルクが弱いかもしれませんが
騒音や使い易さを考えると十分に実用に耐えます。30cmの丸太は楽に切れます。
  

Posted by メドウおじさん at 20:20Comments(8)薪ストーブ

薪ストーブピザ

2015年01月13日

今回はピザ生地から奥さんが作ってくれました。生地
はパン焼き器で一時間ほどでできます。これを伸ばし
て具材を載せるとピザ生地の準備はOKです。ピザ窯
代わりのストーブは炉内温度で300度(外部温度計で
140度)まで上がり熾火になったら準備完了です。
予め用意したピザ生地を炉内に置いた五徳にのせて約
1分、ピザ生地の耳がきつね色に焼けて表面のチーズ
が溶けると完成です。ストーブから取り出してお好み
でルッコラや三つ葉、イタリアパセリなどをトッピン
グして出来上がりです。




約一時間で内部温度300度の熾火にします。



ピザ生地はパン焼き器で45分で出来上がります。この後伸ばして具材を載せて
準備完了です。



ストーブの五徳にのせて約一分焼き上げます。



焼きあがりました。三つ葉やルッコラを載せて出来上がりです。一枚目は温度が高すぎたのか
耳が焦げました。



トッピング用の野菜です。自家産です。
  

Posted by メドウおじさん at 18:47Comments(6)薪ストーブ

天使が我が家にやってきた

2015年01月12日

その子は突然我が家にやってきました。1月10日(土)
のことです。以前小型犬を飼っていたことがあり奥さん
とまた飼いたいねと話をしていましたが、その子は突然
我が家にやってきました。トイプードルの女の子で生後
3か月のかわいい盛りです。毛色はアプリコットと言わ
れる薄いベージュ色です。当日は車で運んだことと環境
がいきなり変わったせいかおとなしかったのですが翌日
は慣れて部屋の中を活発に飛び回っています。前日の大
人しさが嘘のよなオテンバさんです。食欲も旺盛で一安
心しています。トイレのしつけは今からですが一応、ト
イレの上で用を足しているのでやがて自分からできるよ
うになると思います。名前はフェンネルちゃん、息子が
F(女の子)の音が入る名前が良いという事で決まりま
した。しばらくは子犬の愛らしい仕草に魅了されそうで
す。







我が家についたばかりです。まだちょっと緊張しています。




遊び疲れて寝てしまいました
  

Posted by メドウおじさん at 12:07Comments(8)ワンコ

手作りのぐい呑みで一杯

2015年01月12日

最近の私のお好みは、先日ストーブで焼いたぐい呑みで頂
く晩酌です。アルコールはめちゃくちゃ弱くてぐい呑みで一
杯いただくと真っ赤になるほどですが、吟醸の日本酒は大好
きです。私のひいきは地元の日本酒、無法松酒造さんの大
吟醸です。無法松さんの大吟醸はやや甘口でフルーティー
な吟醸香は和食だけでなくイタリアンにもよく合います。
甘口はチョットというイケる貴方には切れ味すっきり、やや
辛口の純米大吟醸がお薦めです。新鮮なお刺身にはぴっ
たりです。他にも無法松の吟醸、純米酒の環の雫もおいし
いです。写真のぐい呑みはやや焼きが甘いのでお酒をつぐ
と器に少量染み込んでしっとりとした感じが出てこれはこれ
で怪我の功名で気に入っています。


手作りのぐい呑みで頂く一杯はまた格別です





500円玉と比べると大きさがよくわかります。
  

Posted by メドウおじさん at 09:16Comments(4)東谷(北九州)の紹介クラフト

紫川に架かる橋7(鉄の橋)

2015年01月11日

中の橋の一つ上流側の橋が鉄の橋です。形は他の場所
でもよく見かけるアーチ形のものです。紫川下流の十橋の
中ではオーソドックスな形です。
この橋がオーソドックスなのはこの橋が北九州の象徴、かっ
ての鉄都をイメージさせたのとここの元の橋が旧造幣省へ
通じる道で陸軍橋と呼ばれていたことと関係があるかもしれ
ません。今は勝山公園として再開発されるとともに周辺は一
大マンション街になりつつありあす。他の十橋が奇抜なデザ
インが多いだけにかえって目立つように思います。




鉄の橋を上流側から見たところです。
  

Posted by メドウおじさん at 12:15Comments(0)紫川の橋

呼野の廃墟跡の正体

2015年01月10日

新国道322号線のお糸池の先の左側の藪の中に半ば
埋もれた廃墟が見え隠れしています。以前からセメント
鉱山に関係する施設の跡だろうと思っていましたが今
般、東谷昔語りでその正体が判明しました。施設は旧
浅野セメントの3500tの石灰石サイロの跡だそうです。
呼野には旧浅野セメントの石灰石集積場が昭和30年
まで稼働していたそうです。一時呼野には旧浅野セメ
ントのセメント工場が建設される話もあったそうですが
結局工場は香春に建設されました。以降呼野の鉱山
関係では吉原鉱山を引き継いだ日本磁力選鉱が昭和
40年代後半まで操業していましたが今は採掘は行われ
ておりません。呼野の鉱山史はなかなか興味深いので
いつかとりあげたいと思っています。



旧浅野セメントの石灰石積み出しサイロの跡です。この奥の方に他の施設跡も
半ば廃墟化して残されています。


  

Posted by メドウおじさん at 20:53Comments(0)勝手に近代化遺産

バラの手入れ

2015年01月09日

秋バラが終わりバラコーナーは土壌改良の適期になりま
した。冬枝の剪定は芽の動きが止まった1月下旬から2月
上旬が適期ですが今は土づくりの時期です。完熟したバ
ーグ堆肥やストーブからでた草木灰やコンポストの腐葉土
などを撒いて株下の土を突いて中耕します。本当はある
程度耕して天地返しをするのがベストですが必要以上に
根を痛めたくないのとバラの周囲には多種の球根植物や
宿根草があるので全体的な手入れは難しいのが現状で
す。何とか薬の使用を抑えたバラ栽培をおこないたいの
で試行錯誤の日々です。




冬のバラ枝です。冬のバラ株の幹は栄養が葉から茎へ移動し、写真のように赤みが入るのが
良い状態だそうです。この状態になれば冬枝剪定が出来ます。剪定枝は冬芽挿しの挿し穂に
します。



株下に堆肥や草木灰、米ぬかを撒いて中耕しました。
  

Posted by メドウおじさん at 20:13Comments(0)バラの話題

冬の花木

2015年01月08日

冬の庭は冬枯れで寂しい感じですが、実際は春に
備えてあれこれ作業の忙しい時期でもあります。
そんな冬の庭でもいくつかの花木が彩を添えて
くれています。昨年暮れあたりから2種類の蝋梅
が咲いていますしその他にも早咲きのニホンスイ
セン、山茶花、早咲きの椿で侘助が清楚な一重の
花を咲かせています。春の山野草はまだ新芽は動
いていませんが立春を過ぎると動き出すので今が一番
静かな時かもしれません。




ニホンスイセンです、花のタイプはいくつかありますが香りのよい早咲きです。



見たこともない花が咲いていました。この場所は2年前にMIXの種を撒いたのでその時のものかもしれません。



早咲きの一重の椿で侘助です。一輪挿しに剥いています。



八重咲の蝋梅です。



もう一つのタイプ違いの蝋梅です。どちらも香りが強くお正月の花にぴったりです。
  

Posted by メドウおじさん at 18:58Comments(2)季節の花

ハーブの霜よけ

2015年01月07日

東谷の初春はうっすらと積雪の厳しい寒さから始まりました。
ハーブのコーナーにはいくつか寒さに弱い種類が植えてあり
ます。先日枯草で覆い霜よけとしました。数年前にはレモン
グラス、ローズゼラニゥム、レモンバーベナなどが冬の寒さ
で枯れてしまいました。ここ1,2年は冬の間は堀上げて鉢
揚げして越冬させていましたが今年は枯草の布団で冬が越
せるか実験中です。今のところは大丈夫そうですが問題は
1月下旬から2月上旬にかけての大寒のころです。ここを乗
り切ればなんとか行けると思いますので注意深く様子を見
ている最中です。



ススキの枯草で寒さに弱いローズゼラニゥムの霜よけにしました。



こちらはレモングラスとレモンバーベナの霜よけにシノダケの霜よけをかぶせました。

今回の霜よけで効果があれば負担が少なく簡単にでき霜よけの枯草自体もやがて
土に還るので理想的なのですがはたして結果は???。
  

Posted by メドウおじさん at 18:28Comments(2)ハーブ

グランビル九州新ショールームオープン

2015年01月06日

我が家のストーブの設置・メンテでお世話になっている
東谷の古民家蘇生工房さんのストーブ部門、グランビル
九州さんが新ショールームをオープンさせました。
従来の展示場は古民家をイメージさせる作りでエッセの
料理ストーブの旗艦アイアンハート、薪ストーブのブラ
イトンに壁掛けガスストーブのファイアーウォール、主
力商品のハンプトンH200、300、それにバーモン
トキャスティング社のアンコール、の6機種が実際に火
を入れることが出来る動態展示されています。
新しい展示場は川面が眺められるウッドデッキの隣に山
小屋風のイメージで作られています。こちらにはエッセ
社の薪ストーブブライトン、今人気のドブレ社の薪スト
ーブ、エッセ社のオーブン付ストーブと野外使用用の
キャンプエッセの5機種でこちらもどれも実際に火が
入る動態展示です。
見に行ったときにちょうど顔見知りの担当者の方がいて
煙突の調整中でしたが作業が終わった後でストーブ談義
をしながら5機種全部に火を入れてくれました。実際に
火の入った状態で数機種を比較見学できることはめった
にないので貴重な体験でした。日祝日は基本お休みです
が前もって予約を入れておけば開けてくれます。また
平日はいつでも開いていますがやはり、前もって電話な
ど連絡を入れておけば安心です。いきなりだと担当者の
方が不在のときだと火の入った状態で見れないこともあ
るからです。ストーブや古民家に興味のある方は是非一
度覗いて損はないと思います。
TEL 093-452-3527


新しい展示場はデッキの隣にアメリカンスカイブルーの
山小屋ふうに建てられていました。

デッキの目の前は川面と東谷の福智山山系が眺望できる
気持ちの良いロケーションです。





左からエッセのブライトン、真ん中がドブレ、右端ただいま取扱い検討中の導入機種だそうです。





エッセのクッキング・オーブンストーブです。外観の白い部分はほとんど熱を持たないので他の調理器具と
並べて使えます。



エッセの野外調理用の小型ストーブ、キャンプエッセです。東日本大震災の当時、大活躍をしたそうです。


  

Posted by メドウおじさん at 11:48Comments(0)薪ストーブ

薪ストーブで土器づくり

2015年01月04日

縄文土器や弥生土器などの古代土器はよくイベントなどで
見かける野焼き方式で焼かれたと思われていますが七輪
陶芸を考案した故吉田明氏は野焼き法式だと火の回りが
不均一で焼き割れするものが多く出ること、縄文時代や弥
生時代の住居地跡地から野焼きの窯跡が見られないこと
などから古代土器は従来考えられていたような方法で焼
かれていなかったのではないかという疑念をお持ちでした。
そこで考えたのは七輪窯を発展させた紙窯さらには古代
土器が日常生活で使われることを考えたとき身近な囲炉
裏端で薪の焼却灰の中に埋めて焼成したのではないか
と推論し実験されたそうです。生活の身近な場所で採取
した粘土(赤土)を手びねりで形成し、それをはじめは囲
炉裏の端の方の灰に埋めて乾燥させ、さらに灰の上から
煮炊きの火で素焼きし、さらにそのまま焼成したと考えた
ようです。
この方法なら灰の吸湿性で焼き割れも少なくて済みま
すし縄文土器のような複雑な形のものでも無理なく焼ける
ようです。さらに窯が日常の囲炉裏を兼ねているので古代
の窯跡が見つからないという事も説明できると吉田氏はそ
の著作でいわれています。
そこで私も本格的な七輪陶芸再開の前に薪ストーブで焼き
締め土器を作ってみました。素焼きしたぐい飲みをストー
ブの中で焼き上げました。4時間焼いてみましたがやや焼
きが甘くお酒が若干にじむものの実用で使えるものが出来
ました。釉薬をかけたものは無理ですが土器のような無釉
の焼き締めなら使えます。七輪陶芸とは違った柔らかい焼
き上がりの味のあるものが出来ました。



以前バーベキューの時に素焼きしておいたぐい飲みです。このぐい飲みの粘土は
以前住んでいた横浜近郊で宅地開発のために造成中の山跡から出た自家採集の
粘土です。鉄分を含んだ赤土で焼成温度の低い(700~800度)のストーブ
の中でも焼き締まりそうな土です。焼き割れ防止の意味で少量の珪砂を混ぜて
手びねりでました。





火がゆっくり回るようにストーブの隅で焼き始めます



この日は4時間焼きました。素焼きと陶器の中間の土器の感じが良くできました。






裏表と上から見たところです。この後さっそくお酒を入れていただきました。ややお酒がにじみますが
経験上この程度なら使っていくうちにとまるので一応成功です。直径5cmほどなので素焼きと比べる
と2割弱収縮しました。
  

Posted by メドウおじさん at 17:52Comments(4)クラフト薪ストーブ