ヒトリシズカとフタリシズカ

2015年04月30日

ヒトリシズカとフタリシズカはどちらもよく似ています。
ヒトリシズカの方が丈も低く花穂も一本です。一方のフ
タリシズカは草丈は50cm近くまで成長し花穂が2本
出るのが特徴です。どちらも山野草らしい雰囲気満点で
和風の茶庭に良く似合います。フタリシズカは成長力旺
盛で我が家の庭でもよく増えています。一方のヒトリシ
ズカは控えめで他の草陰に入るとなかなか増えてくれま
せん。個人的には控えめなヒトリシズカが好みです。
どちらも東谷では春の平尾台でよく見かけます。石灰岩
のピナクルの岩陰にひっそりと咲いているものや堂々の
大群落になっているものなど庭植えの参考になる植生を
見ることが出来ます。


写真のようにひとりしずかは草丈低く咲きます。


フタリシズカはヒトリシズカの倍以上大きくなります。種でもよく増えます。


  

Posted by メドウおじさん at 21:01Comments(2)季節の花

東谷のミステリーローズ

2015年04月29日

以前我が家のミステリーローズの事を書きましたが東谷
の古くからの農家さんや住む人のいなくなった廃屋の庭
に残された正体不明のバラを時折見かけます。いずれも
平戸のミステリーローズと同じで何年も、時には何十年
も手入れをされていなくても咲き続ける丈夫なものばか
りです。品種的には様々のものがありますが中国系の
コウシンバラに近いものが多いように感じます。いくつ
かの種類は枝を分けていただいて挿し木にしています。
コウシンバラは挿し木の成功率が高いので先行きを期待
しています。



我が家のミステリーローズです。紫川の川土手に咲いていたものです。元株は河川改修で
無くなってしまいました。シュラブ樹形で一期咲です。中国系のコウシンバラに近いようです。



こちらは四季咲でシュラブ樹形です。コウシンバラに近い仲間だと思いますがオールドブラッシュという
品種にも似ています。



挿し木でよく活着します。挿し木苗も翌年には開花してくれます。





四季咲で木立樹形のバラです。背丈は1mにもならない小型種です。はじめはミニバラかとも
思いましたがコウシンバラの仲間のようです。





農家さんの庭隅に咲いているバラです。シュラブ樹形で一番初めの紫川にあったバラとよく似ています。

  

Posted by メドウおじさん at 19:13Comments(0)バラの話題

ウコギ飯

2015年04月28日

我が家のウコギは中国原産で古くに日本に薬用の目的で
入ってきたヒメウコギで在来のヤマウコギより幹が細く
しなやかです。この株は福岡近郊の山林にあったものの
枝を挿し木したものです。福岡近郊の山林では普通に見
られましたが、なぜか東谷近辺では見かけません。完全
に野生化しているとはいえ元は外来植物なので自生地に
偏りがあるのかもしれません。ウコギの若葉は柔らかく
5月いっぱいは食用になります。
今日はできるだけ若い葉を摘んでウコギ飯を作りました。
だしを入れて炊きあがったいご飯に刻んだ若葉を入れて
作っても良いのですが少し葉が成長して固くなり始めて
いるようなので一度茹でてアク抜きをして炊きあがった
ご飯にふりかけていただきました。ウコギの苦みが苦手
な方は3月下旬のころの芽吹いたばかりの新芽で作ると
良いと思います。


ウコギの若葉です。5月いっぱいは十分に食べることが出来ます。



塩水で茹でます。塩水でゆでるとアクが抜けやすいです。この後流水でさらします。



流水でさらした後しっかりともんで水を切ります。後は包丁で細かく刻みます。



小鉢に盛って塩を振って味を調えます。


アツアツのご飯にふりかけて混ぜ込めばウコギ飯の完成です。ほのかな苦みとウコギのさわやかな風味が
マッチしてご飯がすすみます。


  

Posted by メドウおじさん at 21:05Comments(2)山菜食べ物

マウイコーヒー

2015年04月26日

ネットで知り合った同じ東谷在住のゆこむしさんからハワイ
お土産にマウイコーヒーを頂きました。ハワイのコーヒーと
いうとコナコーヒーが有名ですが、最近は有名になりすぎて
コナコーヒーと言ってもブレンド品が多くコナ豆の使用割合
が低いものもあるので当たり外れがあるそうです。
マウイコーヒーは最近日本でも有名になりつつあるようです。
マウイコーヒーはコナコーヒーと同じで小粒の豆は浅煎りで
さわやかな酸味が特徴ですがミディアムローストにすると酸
味が抑えられまろやかな苦みの奥にトロピカルフルーツのよ
うな風味がわずかに感じられます。私はどちらかというと浅
煎りの豆が好きでしたが、このマウイコーヒーはミディアム
ローストの美味しさを再認識させてくれました。マウイコー
ヒー、噂にたがわない美味しさでした。ゆこむしさん、あり
がとうございました。


表パッケージです。


裏パッケージです



マウイコーヒー豆のミディアムローストです。小粒の豆はモカ・マタリを思わせます。



お気に入りの青磁釉の象嵌カップで頂きます。
  

Posted by メドウおじさん at 21:13Comments(4)食べ物

春咲きグラジオラスとオーニソガラム

2015年04月25日

庭の2か所に植えた覚えのない花が二種類咲いています。
そういえば2,3年前からあるような気がしますが、母が
植えたものかもしれませんがあまり見かける園芸種でもな
くよくわかりません。春咲きのグラジオラスとオーニソガ
ラムという小球根でした。グラジオラスは真夏に元気よく
咲く球根植物ですが個人的にあまりお好みではないです。
春咲き種は原種系で淡いクリームグリーンの花色がきれい
です背丈が50cmくらいになり倒れやすいのが難点です。
群生させるときれいそうですが当面は花が絶えない程度に
ケアして自然に育てる予定です。オーニソガラムは花後、
地上部は枯れて休眠しますが毎年花を咲かせるので手間い
らずです。



原種系の春咲きグラジオラスです。
 


オーニソガラムです。今まであまり関心がありませんでしたがよく見ると花つきが良くて
群生させるとよさそうです。
  

Posted by メドウおじさん at 19:52Comments(0)季節の花

モッコウバラが開花

2015年04月23日

アーチの白モッコウバラが咲き始めました。6年ほど前に
小さな苗を植えたのですが昨年あたりからやっとそれらしく
咲き始めました。八重と一重の二種類を植えていますが、一
重の方は成長が遅くやっと今年ポツポツと蕾がついています。
白モッコウバラはキモッコウバラと違い良い芳香が薫ります
。育て方にもよるのでしょうが花が咲き始めるのにキモッコ
ウより花が咲き始めるのに時間がかかるようです。前年に伸
びた勢いのある枝に多く蕾がついているので今年は花後の剪
定に工夫が必要のようです。


八重の白モッコウバラが咲き始めました。今年は花数がだいぶ増えてうれしいです。

 

バラコーナーの現在の様子です。その他のバラやジキタリスも順調に蕾が大きくなっています。



ご近所さんの八重の黄モッコウバラです。うらやましい位に花つきがいいです。


  

Posted by メドウおじさん at 19:54Comments(2)バラの話題

奏苑について

2015年04月22日

学生時代の思い出としてマンドリンクラブの活動につい
て書いていますが、先輩や、同期、後輩との交流の話が
多く、はたしてちゃんと音楽活動をやっていたのかと先
輩諸氏から叱られそうなので、何か定演以外に音楽活動
に関する証拠がないかと古い資料を探したら、ありまし
た。奏苑です。奏苑とは山口県学生マンドリン連盟の機
関紙で年に1回発行されます。山口県学生マンドリン連
盟(通称、県マン)は県内の学生マンドリンクラブで構
成され年に1回宇部地区と山口地区で交代で合同の演奏
会を行っていました。私が4回生の時にマンドリン音楽
史について書いた小文が載っています。
小文の中で紹介していますがヴィヴァルディのマンドリ
ンコンチェルトとベートーヴェンのマンドリンとチェン
バロのソナタは小品ですが今聞いてもいい曲だと思いま
す。特に若きベートーヴェンの曲は後年の苦悩を絞り出
すような交響曲とは違い青年らしい気持がよく表れてい
るように思います。あまり耳にすることはないかもしれ
ませんが、機会があればぜひお薦めします。


県マンの機関紙、奏苑です。



私が4回生の時に書いた小文です。マンドリンの音楽史です。
  

Posted by メドウおじさん at 19:39Comments(2)山口

イングリッシュブルーベル2015

2015年04月21日

今年もイングリッシュブルーベルがバラコーナーで咲き始め
ました。やはり日本の夏の暑さがこたえるのか思ったほど
株数が増えません。理想形は自己増殖でイギリスのような
群落を作りたいのですが難しいみたいです。当面秋に出回
る球根を買い増してふやしていくしかないようです。イングリ
ッシュ種に近いスパニッシュ種はよく増えますがバラの下草
にはイングリッシュブルーベルの小型で優しげな花姿の方
が良く似合います。とりあえず植えっぱなしで育つのはわか
ったのでいろいろ工夫していきたいと思います。


一昨年に植えたイングリッシュ・ブルーベルです。写真正面の株は純血種の特徴が良く出ています。
純血種に近い株は花茎の先端が稲穂のように優雅にしなだれます。画面奥の株は花茎が立ってお
りこれはスパニッシュ・ブルーベルの特徴です。


こちらは昨年植えた株です。一昨年とは違う生産者の球根でした。こちらの方がより
イングリッシュ種の特徴が良く出ています。



この株もイングリッシュ種の特徴がよく出ています。



こちらがスパニッシュブルーベルです。イングリッシュ種より花も株も一回り大きくなります。
オオバギボウシの間から花茎をのばして咲きました。イングリッシュ種より丈夫で暑さに
強くよく増えます。


  

Posted by メドウおじさん at 19:42Comments(2)季節の花

ブロンズフェンネルとアプリコットフェンネル?

2015年04月20日

我が家の愛犬のフェンネルはハーブの名前から頂きました。
フェンネルは女の子なのでFのつくハーブからつけました。
愛犬のフェンネルは毛色がアプリコットですが我が家のハ
ーブのフェンネルはブロンズタイプです。芽出しの新芽は
深い銅葉で正にブロンズの言葉にふさわしい葉色です。
成長してくるとブロンズ色が緑青色に変化します。フェン
ネルには爽やかな芳香があり胃のもたれなどの不調にいい
そうです。また生葉はサーモンやマスなどのバターアルミ
ホイル包焼に使うと生臭さが消えます。またバターサンド
イッチでキュウリの薄切りと一緒にセットしてもおいしい
です。ドライにしたものやフレッシュリーフでハーブティ
ーにしたり他のハーブとブレンドしてハーブソルトにも使
えます。また種はフェンネルシードとして甘い香りと爽や
かな味で油濃い料理の口直しにもぴったりで用途が広いで
す。




シャンプーに行ってカットしてもらったフェンネルです。3か月前に比べると毛色が薄くなって
アプリコットになってきました。



ブロンズフェンネルの新芽です。渋いブロンズ色です。



成長してくると灰緑色に変わってきます。

  

Posted by メドウおじさん at 18:26Comments(4)ハーブワンコ

ウコギ科の仲間たち

2015年04月19日

春の山菜にはいろいろと美味しいものが数多くありますが
タラノメに代表されるウコギ科の木の芽はまさに山菜のフ
ァーストクラスで、特に野生の大きなタラノメは山菜の王
様と言われます。よくスーパーで見かける棘なしのタラノ
メは扱いやすいですが味では野生のものにかないません。
野性のものは幹も葉も鋭い棘がいっぱいでよく幹ごと切っ
て新芽を採る方や一番芽を採った後の小さな二番目を採る
方がいますがこれらを行うと親木自体が枯れてしまうこと
がおうおうにあります。タラの木は成長が早い分寿命も短
いように思います。タラノメのおいしさは良く知られています
が他にもウコギ科には美味しい新芽の山菜があります。ハ
リギリ、コシアブラ、ウコギなどなどでいずれも知名度は低
いですが味は逸品です。いずれもウコギ科としては比較的
ポピュラーで福岡県の山林では目立ちませんがよく見かけ
ます。ただ、東谷ではタラノメ以外あまり見かけないのは不
思議と言えば不思議です。


ハリギリの新芽ですがちょっと油断していたら食べごろを逃してしまいました。
ことしはこのまま大きくします。ハリギリは樹高5mを超える大木に育ちます。
成長すると新芽の数も多くたくさん収穫できます。味はタラノメをよりワイルド
にした風味が特徴です。



食べごろのコシアブラの新芽です。今年は芽を摘まず大きくします。


新芽が展開したコシアブラです。コシアブラの灰汁は柔らかいのでこのサイズまで天ぷらなら
楽しめます。



ウコギで茎の細い姫ウコギです。葉を摘んで天ぷら、お浸しが美味しいですが、葉を細かく刻んで
ご飯に混ぜたウコギ飯も香りが引き立ちます。

ウコギ科で山菜でいけるタカノツメというのがあるのですが残念ながらまだお目にかかれていません。
  

Posted by メドウおじさん at 12:16Comments(0)山菜

第3回つづみ草コンサート

2015年04月17日

東谷のお蕎麦屋さん、つづみ草さんで第3回目のコンサート
が開かれます。日時は4月25日(土)18:00からつづ
み草さんの店舗ギャラリーです。出演はビートルズナンバー
のバンド「リバプール2」ともう一組です。入場料は2000
円です。つづみ草さんは一頃のTVの取材攻勢も一段落して
当初の落ち着きを取り戻しています。やっとご主人とゆっく
り会話を楽しめるペースになりました。経営的にはもちろん
忙しい方がいいに決まっているでしょうが私的には今のペー
スが嬉しいです。ご主人もお客さんがゆっくりしていってい
ただけるペースが良いとおっしゃってます。
最近は今だけのお楽しみでつづみ草さんのお店の庭で採
山菜の天ぷらをサービスで出してくれたりします。
山菜好きな私には大好きなお蕎麦と山菜天ぷらという最高
の組み合わせが楽しめてうれしい限りです。
(山菜の天ぷらサービスは庭で採れる野生のものなので
いつもお出しできるとは限らないので当たった方のお楽し
みという事です)


熱唱中のリバプール2のお二人です。


  

Posted by メドウおじさん at 19:41Comments(0)東谷(北九州)の紹介

バラの新苗2015

2015年04月16日

バラの新苗がホームセンターに出回る季節になりました。
私は毎年この時期ホームセンターのG店で新苗を購入し
ています。ホームセンターの新苗の魅力は何といっても
その価格です。4号ポット苗で600円でおつりが来ま
す。種類もHT、CL、FL、オールドローズと豊富で
ブランドにこだわらなければ自分好みの色、系統を入手
できます。ただし同じG店でも店によって取り扱いの品
種や量は若干違うようです。ホームセンターのバラ苗は
えてして管理の良くないものを見かけることがあります
が今のタイミングは入荷したばかりで状態も良いものが
多いです。自分の欲しい苗があった時は迷わずGETを
お薦めします。ちょっと迷って次に行ったときに買おう
としても売り切れて残念な思いをしたのは一度や二度で
はありません。新苗は購入した年の夏越しが一つのポイ
ントです。ここをしくじると後の成長に大きく影響します。
過去の失敗から新苗で特にお気に入りのものはいきなり地
植えせずに1,2年は鉢栽培をお勧めします。様子を見な
がら肥培し、特に黒点病に注意します。日当たりと風通し
の良い場所で管理し、できるだけ雨に当てない方が良いで
す。昨年はHTの大輪系を集めましたが今年は花つきの良
さを期待してFL系を購入しました。





FLのピンクフレンチレースです。





青バラ系のFL、ブルーバュー(ブルーパヒューム?)です。






FLのブラスバンドです。





HTのタグがついているヨハンシュトラウスですがFLに分類されることもあります。
個人的には花つきの良さはHTというよりFLに近いと考えています。
  

Posted by メドウおじさん at 20:46Comments(0)バラの話題

チューリップ2015

2015年04月15日

今年のチューリップもそろそろ終盤です・昨秋新たに球根
を買い足さなかったので今年は少々花数が少なめでした。
さらにちょうど開花期に雨が降ることが多かったのでせっ
かく咲いた花も花期が短く花茎も間延びして倒れるものが
多いです。チューリップは主にバラコーナーにまとめ植え
してコガネムシの幼虫の虫害対策を期待しています。
チューリップの中ではミニチューリップが好きで球根を見
かけたときは買い足すようにしていますが秋口の一時期し
か出回らないようでなかなかタイミングが合いません。
ミニチューリップは原種に近く植えっぱなしでも毎年よく
花を咲かすので重宝しています。普通の園芸種が花後の肥
培に手をかけた上に夏前に球根を掘り起こさないと夏枯れ
して球根が小さくなったり、消滅したりして花が咲かない
ことが良くあります。バラ庭と小球根の組み合わせが好き
で一昨年からイングリッシュブルーベルを育てています。
バラの開花前にムスカリ、チューリップ、イングリッシ
ュブルーベルと続くバラコーナーを目指しています。















園芸種のアネモネでシックな色合いと一重のシンプルさが気に入っています。  

Posted by メドウおじさん at 20:34Comments(2)季節の花

春の花木

2015年04月14日

最近幸せなことにブログネタが多くて3,4月の庭の花木
を紹介しないまま終わりそうです。写真だけは撮っていた
ので今日はまとめてUPです。春の花木は梅がピークを過
ぎると一気に咲き始めます。マンサクから始まってレンギ
ョウ、黄梅、ヒュウガミズキ、クロモジと黄色い花が続き
やがて桜のころに白モクレン、コブシ、ボケと我が家では
続きます。そしてその間は各種の椿が次々に咲いてくれま
す。そんな具合で春の前半の花木はそろそろ終わりです。
これからはモッコウバラを皮切りにバラの季節がやってき
ます。バラに関してはここ1,2年あれこれ工夫しながら
コツコツと品種を増やしていますので今年あたりから少し
ずつ成果を期待したいところです。



レンギョウの黄色い花です



ヒュウガミズキです。淡いクリーム色がきれいです。



クロモジの花です。



白モクレンの花です。



コブシの花です。



カイドウの花です。





紅白のボケの花です
  

Posted by メドウおじさん at 19:07Comments(2)季節の花

八重桜2015

2015年04月13日

八重桜というと大阪造幣局の桜のトンネルが有名ですが
東谷の八重桜は昨日、おとといぐらいが見ごろでした。
今日、明日の雨で今シーズンの桜はもう終わりです。
東谷ではソメイヨシノの名所は何か所かありますが八重
桜となるとまとまった場所はあまり耳にしません。私が
知っているのは市丸の大清水神社の参道がありますが、
こちらはまだ木が小さくて見ごたえが出るのはあと10
年以上かかりそうです。今年のようにソメイヨシノの見
ごろが短いと一週間から10日遅れて咲く八重桜の豪華
な花姿の美しさはまた格別です。




今年のお隣の八重桜です。借景で楽しませていただいています。





石原町駅前の八重桜です。





3年前の市丸の大清水神社の八重桜です。大木になったら見事だと思います。
  

Posted by メドウおじさん at 19:17Comments(2)季節の花

もうじきバラ開花

2015年04月12日

今年の4月は雨が多くなかなか天気が安定しません。
この時期恒例の庭散歩もままならず、桜はあっとい
う間に散り庭の山菜はベストタイミングを逃したも
のが多かったです。大好きなスプリングエフェルメ
ルの山野草もなかなかきれいな姿を見ることが出来
ません。そうした中でバラの開花があと一息です。
早咲きのモッコウバラ間もなく開花します。その他
のバラも順調に蕾が膨らんでいます。モッコウバラ
が咲けばもう寒さの心配はありません。活躍した
薪ストーブのシーズンもそろそろ終了です。



白モッコウバラの蕾が開花目前です。

 

四季咲きの濃いピンクの小輪バラです。



一季咲のシュラブ樹形の濃いピンク色の謎のバラです。
  

Posted by メドウおじさん at 19:59Comments(0)バラの話題

原種アネモネ

2015年04月10日

以前から育てたいと思っていた西洋種の原種アネモネを
数種類まとめて入手できました。今回我が家にやってき
たのはハルオコシ(春起こし)と呼ばれるアネモネ・ネ
モローサ(ヤブイチゲ)の八重咲種、春咲シュウメイギ
クとも呼ばれるアネモネ・シルベストリ、黄花アネモネ
と呼ばれるアネモネ・パルマータ、パルマータとよく似
た赤花タイプです。いずれもここ数年縁があれば育てた
いと思っていたものばかりで久しぶりに気合が入ります。
残るはあと一種類、青花アネモネと呼ばれるアネモネ・
ブレンダです。山野草展ではよく見かけるのでそのうち
に入手できるだろうと期待しています。原種の洋種アネ
モネは国内産のイチゲとよく似た雰囲気のものが多く
和風の山野草の庭にもよく似合います。


ハルオコシと呼ばれるアネモネ・ネモローサです。



日本産の二輪草です。二輪草も野生アネモネの仲間です。


白花アネモネのタグがついていましたがヤブイチゲと呼ばれるアネモネ・シルベストリ
と思われます。



西洋種の原種アネモネで赤花アネモネ、黄花アネモネのタグがついていますが黄花はアネモネ・
パルマータだと思われます。花が咲かないと同定は難しいです。

  

Posted by メドウおじさん at 18:52Comments(0)季節の花

山芍薬2015

2015年04月09日

今年も例年通り山芍薬が開花しました。今年は2月の芽出
しの時に新芽が6つあったので花数が増えることを期待し
たのですが咲いたのは4輪で例年通りでした。どうやら現
状の株では4芽以上成長しないようです。毎年実生用の種
を結実させているのも影響があるのかもしれません。
種を作るのにエネルギーを使いすぎて新芽を成長させる力
が足りないのかもしれません。実生の発芽苗もここ2,3
年順調に発芽しているので今年の種は1芽だけにして花後
の株の充実を図ろうと考えています。今ある実生苗も早け
ればあと2,3年で開花しそうです。うまくいけばあと数
年でクリスマスローズに次いで実生苗の拡大再生産のサイ
クルが完成しそうです。


今年も4輪咲きました。今日の夜から雨模様なので日曜までは花は持ちそうにありません。



山芍薬の実生苗です。大きい葉が2年目の苗です。小さめのものは今年発芽したものです。



実生3年苗です。順調なら2,3年後に初花が見れるかもしれません。


今のところは問題ないのですが、もしも今の親株が枯れたりした時のバックアップとして
今年の早春の山野草展で開花苗を買い足しました。

次はいつか紅花山芍薬を育ててみたいです。
  

Posted by メドウおじさん at 20:23Comments(2)季節の花

グランドカバー植物考

2015年04月08日

庭の雑草取りの負担を少しでも減らすためにグランドカ
バーとなる植物を求めてここ3,4年試行錯誤してきま
した。今までに試しに育成したものでは一年草ではコブ
ナグサ、イヌタデ、オオイヌノフグリなどなど、多年草
ではムラサキサギゴケ、リッピア、エリゲロン、アジュガ
ミツバツチグリなどを試しました。結論から言うとどん
な雑草でもグランドカバーにする方法があります。それは
草丈を5cm以下に刈り込むことです。これで見た目、自
然な緑のじゅうたんが出来上がります。ただし、この方法
は雑草の成長が早いものが多く思ったより手間がかかり
ます。それでも1本、1本、抜き取るよりは随分と楽です。
できたら、植えっぱなし、生えっぱなしでも背丈が低く、
バランスよく広がって手間のかからず、丈夫なものがいい
のでそういう視点から見て私の一押し、NO1はムラサキ
サギゴケです。もともとは水田雑草で日当たりが良ければ
常緑でカーペットのように広がってくれます。4月から5
月にかけて青色(ピンクや白花もあります)の小花が沢山
咲きます。和の庭にも洋の庭にもよく合います。NO2は
エリゲロンです。こちらも常緑で背丈は10cm以下で刈
り込みに強く自由に剪定できます。また春から秋まで次々
と花が咲くのもいいです。白からピンクに変化する花色も
面白いと思います。NO3はミツバツチグリです。イチゴ
によく似た葉でランナーで次々に殖えます。4月に春らし
い黄色の花を咲かせます。やはり常緑ですが冬は小さなロ
ゼットで冬を越します。他にもいろいろと使えるものがあ
ると思うのでいろいろ試してみたいと思います。



グランドカバーイチ押しのムラサキサギゴケです。



エリゲロンです。4月から5月にかけてたくさんの小花が咲きその後もぽつぽつ咲き続けます。



ミツバツチグリです。春らしい黄色のじゅうたんを作ってくれます。
  

Posted by メドウおじさん at 19:44Comments(4)季節の花

石原町駅無人化

2015年04月07日

JR日田彦山線の石原町駅が3月14日にとうとう無人駅に
なりました。両隣の志井駅と呼野駅は早くから無人駅だった
ので石原町もいつかはと思っていましたがとうとうその日が
来ました。無人化になっての懸念は一つは安全面です。
石原町駅はかつての繁栄の名残りで比較的構内も広くプラ
ットフォームも改札口前ともう一つ島型のプラットフォームが
あり一度に3車両止まることが出来ます。そのため今でも列
車待ち合わせになるケースが多く特に下り線がついたとき
に上り列車が改札口前フォームで待っていることが多いで
す。そのため下り線の乗降客は上り線が発車した後に線路
を渡って改札に出ます。以前は必ず駅員さんが立ち会って
安全を確認していましたが今後はそれが出来ません。上り
線の運転手さんが安全を確認すると思いますが若干の不
安が残ります。
もう一つの心配は門司港駅に次ぐ古い歴史のある駅舎の
事です。はたしていつまで残るのか不安です。石原町駅は
志井、呼野駅より利用客が多いのですぐに解体されること
はないかもしれませんがいずれは解体されるのではない
かと不安です。駅舎は外観はかなり改造されていて当時
の面影はあまり感じられませんが、内部の天井のデザイン
や通風口のデザインはレトロ感のある良いものです。採銅
所駅のように文化財として保存修復されるといいですが・・・。




駅舎全景と正面です。



無人化の告知です。



切符売り場の窓口もシャッターが降りて切符の自販機が設置されました。




小さな待合室ですがなかなか風情があります。





天井と通風口のデザインです。大正ロマンを感じます。


  

Posted by メドウおじさん at 19:49Comments(0)東谷(北九州)の紹介