旧秋月街道散策8(山ヶ迫)

2014年09月30日

旧秋月街道は山ヶ迫地区に入るとしばらく旧街道は
旧322号線と並行して進むので他の場所と比べると
道幅が広く感じます。山家醤油さんの前で旧街道は
旧国道と重なって東谷中学校の先までさらに進みま
す。山ヶ迫の旧家山家家は山家酒造を中心に栄え、
特に明治前半の当主は篤志家で特に東谷の初等教育
に力を注ぎ新道寺小学校や高等小学校の設立に私財
を投じ、貢献されました。その徳をたたえ今も山ヶ
迫の法円寺さんの前に立派な顕彰碑が建てられてい
ます。碑文は当時小倉に在住した森鴎外の筆と言わ
れています。方円寺の少し手前(小倉より)から西
側の山へ目通じる道が中谷へ通じる櫨がトンネルが
あります。春と秋にはJRとタイアップしたウォー
クラリーのコースになっています。
法円寺を過ぎ坂道を上ると木下の西の町内に入ります。
すぐに平尾台へ通じる三叉路に当たります。


元山家GSの跡地を過ぎてしばらくは旧街道は旧国道に沿って進みます。この辺りは道幅が旧街道
の分だけ広く感じます。



JR石原町駅へ向かう信号機のあるT字路にあるのが山家醤油さんです。普段は業務向けの
営業をしているのでお店は開いていませんが一般小売りはお隣の山家酒造さんの直売店で
買えます。



東谷の造り酒屋、無法松酒造の山荷酒造さんです。歴史を感じる立派な古民家づくりです。
3月のお彼岸過ぎに蔵開きが催されます。



この辺りでは旧街道は旧国道と重なっています。



無法松酒造さんの先を右折すると中谷の道原へ通じる櫨が隧道(峠)へ向かいます。この道は
ラリーウォークのコースになっています。



写真を先に進むと櫨が隧道です。途中戦争遺産の照射機のあった小山に上ることが出来ます。





次にあらわれるのが山ヶ迫のお寺法円寺さんが見えてきます。私の母校の新道寺小学校は
このお寺のお堂を仮校舎にしてスタートしました。今から150年近く前の話です。



法円寺さん正面です。真ん中に見える黒い立派な石碑は東谷村の碑です。山家先生の碑は左端の
白い御影石のものです。


法円寺さんの前の坂を上りきると木下の西の町内です。


  

ミステリーローズについて

2014年09月29日

私の愛読書のガーデン雑誌、マイガーデンに前回の夏号
と今回の秋号に2回続けて平戸のミステリーローズにつ
いての小特集が組まれました。平戸ミステリーローズと
いうのは明治時代以前の主に江戸期にやってきた中国産
のコウシンバラ系やヨーロッパ産のオールドローズの系
統で平戸の武家屋敷の庭などで生き続け最近謎めいたバ
ラとして注目を集めるようになったものです。
今、世界のバラ界では華やかなブランド品のモダンロー
ズだけでなくヘリテージローズと言ってラフランス以前
のオールドローズでその後のバラの品種改良に寄与した
ものや一部の原種系のバラが再評価されています。
平戸ミステリーローズほど古くなくても我が家にも
2,3種類の正体不明のものがあります。母親が植え
たものではもう30年以上たっているものもあります。
世界のバラ界では毎年、2.3千種類の新品種が生ま
れているといわれているのでどこの家でも品種目は不
明でも病気に強く毎年よく花を咲かせる手のかからな
いバラがあるのではないでしょうか。
一鉢、一鉢大事に育てたバラもいいですが放任に近い
形でも伸び伸びとたくましく育っているバラも魅力
的だと思っています。





チャイナ系のオールドローズでオールドブラッシュという品種に似ている気がします。





中国産のコウシンバラに似ています。





品種名不明の剣弁咲のポリアンサ系です。母が育てていたものでかれこれ30年に
なります。
  

Posted by メドウおじさん at 19:49Comments(0)バラの話題

咲-SAKIの舞台2

2014年09月28日

先にヤングガンガンに掲載されている咲-SAKI
の舞台が新道寺の丸山周辺であることを書きまし
たが今回作品の描写の背景や表紙から更に場所が
絞り込めました。ピンポイントの場所でいうと丸山
から東谷川の川沿いを通り法円寺の前に出る古い旧
道(農道)があるのですがそこが描かれている場所
です。古くは木橋だったトトロ橋や中筋踏切、
鉄橋、鉄橋下の小さなトンネルなどがリアルに描か
れています。
驚いたのは踏切に架かる標識の傾きまでがリアルに
描かれていました。
北九州市は映画のロケ地誘致に熱心で市には専門の
窓口と担当者がいます。今までに多くの話題作のロ
ケ地になっており平尾台もよくドラマのロケ地で登
場しています。最近何かと怖い話題の多い北九州で
非常にユニークな活動だと思います。北九州全体で
映画やドラマの聖地巡礼ができるくらいの数で立派
な観光資源になると思います。
ではなぜ「咲-SAKI」で新道寺がその舞台に選ば
れたのかその理由ははっきりしません。原作者の小林
立氏は東京生まれで福岡には縁がなさそうです。作画
の木吉紗氏が佐賀県出身で福岡在住とのことなのでロ
ケ地としての北九州に目を付けたのかもしれません。(
あくまでも私の推測の一つです)

正面向こう側から手前に登場人物が歩いた道です。



中筋の踏切でここも描かれています。ひょうしきのかたむきもそのままで実にリアルです。



東谷川に架かる鉄橋です。



トトロ橋です。昔は木橋でしたが大水で流されて以来仮橋のままです。ここもこのまま描かれています。



物語で重要な場面だった高架下の小さなトンネルです。



もう、盛りは過ぎましたが彼岸花がきれいなあぜ道です。この背景も使われています。


  

Posted by メドウおじさん at 20:48Comments(4)東谷(北九州)の紹介

秋のハーブコーナー

2014年09月27日

今年は長雨でハーブコーナーは悲惨なことになってしま
いました。蒸れに弱いハーブは枯れ果て在来の雑草は伸
び放題で繁茂してしまいました。このまま放置しておく
と間もなく種が散って来年が大変なことになるので種が
できる前に抜き取りました。これで風通しも良くなるの
で宿根タイプのハーブは何とか再生してくれないかと期待
しています。まあ、考えようによれば自分は根が貧乏性な
のか一度植えた植物は完全に枯れたことが確認できないと
処分できないので思い切ってレイアウトを変更するいい
チャンスかもしれません。






長雨で雑草が繁茂しすぎたので草取りをしてすっきりさせました。コモンセージとグロッソラベンダー
は枯れ果てタイムやローズマリーもすっかり傷んでしまいましたが残ったハーブは今後も少々の
ダメージは乗り越えそうです(笑い)



新しく植えたフレンチタラゴンです。夏越しは難しいそうです。



斑入りのコモンセージです。以外と蒸れには弱かったです。





これも新しく植えたヒソップです。これも我が家では夏越しがとても難しいです。
今度は花が咲いたらすぐに強剪定して夏を過ごさせます。



今年の夏に枯れたと思ったロシアンセージです。お気に入りだったのでがっかりしていたら
新芽が出てくれました。こういうことがあるので宿根草はなかなか処分できません。


  

Posted by メドウおじさん at 09:29Comments(2)ハーブ庭作り

金木犀の香り

2014年09月26日

昨日、朝出勤するときに、ふと金木犀の香りを感じた
のですが今日帰宅するときにはあちこちで気持ちの良
い、香りが町内一面に漂っていました。私の家にも古
木が2本ありますが、そのほかの各町内の家庭にも植
えてあるところが多くこの季節は散歩していても気持
ちがいいです。金木犀の仲間は他にも銀木犀と言って
花が白いものもあります。以前は我が家にもあったの
ですが剪定を失敗して枯れてしまいました。他にも
柊も地味ですが香りのよい花を咲かせますが、こちら
は少し香りが弱いです。
町内に金木犀が香りはじめると東谷は本格的な秋が
始まります。




この大きさの木が2本あるので秋はの庭散歩は気持ちいいです。  

Posted by メドウおじさん at 19:18Comments(6)季節の花

JKの麻雀漫画、「咲-SAKI」の舞台

2014年09月24日

私がよくいくお蕎麦屋さん、つづみ草のご主人の
ブログで知ったのですがヤングガンガンというコミック
雑誌に咲という女子高生が活躍するマージャの漫画があ
り、その中の物語でマージャンクラブの全国大会があり
福岡県代表校が新道寺女子高という架空の高校です。
高校の場所はJR石原町駅の裏あたりの丸山という集落
の近辺に想定されています。背景の描かれ方は現地の様
子をよく反映しているので原作者の小林 立氏は現地取
材をされたのだと思います。若い人の間ではちょっとし
た話題になっていたようです。
話は変わりますが昔語りの同人によると新道寺、丸山とい
う地名には隠れキリシタンの影を感じるとおっしゃってい
ました。いつか調べてみたい興味のあるテーマです。





「咲ーSAKI」に登場する新道寺女子高の舞台になったあたりです。



前方奥の方に見える集落と丘が丸山です。「新道寺」「丸山」なんとなくキリシタンを感じる地名です。


  

Posted by メドウおじさん at 18:19Comments(12)東谷(北九州)の紹介

苔玉

2014年09月23日

奥さんのリクエストで久しぶりに苔玉を作りました。
奥さんのリクエストは小型のクリスマスツリー用の
苔玉で針葉樹のゴールドクレストの小苗で作りました。
苔玉というのは山野草や小品盆栽を丸い苔で根の部分
を包んで作ります。盆栽の技で「根洗い」というのが
あります。草盆栽を長期間鉢で栽培して根が回った状
態で鉢から抜きそのままの状態で観賞するものです。
鉢に植えたものより一層自然な感じが楽しめます。また
長期間の間に表土の部分には大抵苔が自然発生していて
これも見どころになります。この根洗いの状態を人工的
に作って洗いの部分を玉状にして苔玉です。
作り方は簡単で、自分の好みの素材を盆栽用のケト土と
いう田圃の土のような粘土状の土に小粒の赤玉土と園芸
用の用土を1:1:1で混ぜて作ります。この土で素材
の根の部分を包んで球状に形を整えます。最後に玉の表
面をハイゴケなどで包み、黒いミシン糸などでぐるぐる
巻きにして出来上がりです。
メンテナンスは苔の表面が乾いてきたらポチャンと水につけ
て引き上げればOKです。作ったら1週間くらいは風通し
の良い明るい日陰で養生してから部屋に入れると良いです
。部屋で観賞するのは1週間くらいでローテーションする
といいと思います。



クリスマス用の苔玉です。根が落ち着いたら枝を剪定してミニチュアで飾るそうです。



常緑低木の万両と小型の姫イヌタデの白花で合わせました。



金水引と立浪草です。苔玉を作るときケト土を」直接手で触れると手が荒れることがありますので
調理用の薄いビニール手袋を使うと良いと思います。
  

Posted by メドウおじさん at 17:20Comments(4)クラフト

秋の花1

2014年09月22日

昼間の気温が30度を超えることがなくなって東谷はすっ
かり秋モードです。秋の花は春のものに比べるとシックな
ものが多いようです。冬に向かってあるものは種を結実さ
せ草紅葉の後、枯れていくもの、またあるものは地上部を
枯らして宿根するものなど冬に向かって準備を進めるので
すが秋の花は最後の煌めきのように感じます。



ワレモコウです。毎年虫にやられてなかなか花数が増えません。意外ときれいに育てるのが
難しいです。


ハナオラノオです。先日白花を園芸店で見かけました。秋のホワイトガーデンによさそうです



白実の紫式部です。白なのに紫とはこれいかに。



クジャクアスターです。花つきがよく大株になると見ごたえがあります。








今年の秋バラですが夏に葉を落とすときれいに咲いてくれません。難しいです。

  

Posted by メドウおじさん at 21:36Comments(6)季節の花

旧秋月街道散策7(石原町2)

2014年09月21日

旧322号線の石原町鉄工団地前のバス停から
先はしばらく旧街道と旧322号線は重なりなが
ら石原町町内を呼野方面へ進みます。石原町は
江戸時代は宿場町だったのですが大火でその機能
を消失し半宿と言って藩の御用を承る宿となりま
した。昔の宿場を思わせるものはほとんど残って
いませんが大応寺前の石原町バス停に里程標が残
っておりわずかに昔日を偲ぶことが出来ます。
確証はないですが昔の宿場機能はこの大応寺近辺
にあったのではないかと私は考えています。昔語
りによると旧街道は大応寺の先のお寺、明照寺前
あたりから微妙にずれて旧322号と隣接して進
みます。明照寺前にはちょうど旧街道ほどのスペ
ースが呼野方面に続いていてこれがその痕跡だと
思います。石原町の1組(山ヶ迫よりの組)まで
来るとすこしそれて元の東谷石油の給油所跡の裏
を通ります。今は夏草に覆われて誰も通りません
がここも 旧道の跡地です。



石原町町内を通る旧秋月街道です。大部分は現在の旧322号線と重なります。
左に折れると東大野神社へ至ります。


 



大応寺さんの前に里程標が残っています。昔の宿場だったころの名残りです。



大応寺さんの隣地あたりが半宿の番所があったのではないかと思っています。



明照寺さんの手前あたりです。前方の青いトラックがとまっているあたりから少しそれて
国道に並行します。



明照寺さんです。てまえのスペースが旧街道だった場所です。



二組と一組の境目で旧街道はいったん旧国道と重なります。



一組の端で再び旧国道からそれます。





旧街道は東谷石油の給油所の裏を通ります。この場所からがお隣の山ヶ迫の集落です。
  

秋の水田野草

2014年09月20日

東谷の水田はどこも稲刈りの真っ盛りです。
今年は天候不順で少し稲刈りの時期が遅れていま
すが出来の方はまずまずのようです。最近の東谷
の水田を見ていると一昔前に比べて懐かしい水田
雑草が目につきます。このことはお百姓さんが
手を抜いているわけではなく農薬の使用を減ら
しているためだと思います。ある田圃では畔の
わきにコナギやミゾカクシの群落がありました。
また水量の多い用水路ではミズオオバコが生え
ている所もありました。ミゾカクシは日本原産
のロベリアの仲間で花もかわいく低くマット状
に広がるのでグランドカバーに良いのですが、
庭植えにすると水田のように調子よく育ってく
れずにやがて消えました。原因は日当たりと土
壌の水分不足かと思います。日当たり良く水分
の多い環境でないと難しいようです。我が家で
は水田の野草を園芸植物として使うのは無理が
あるようです。


ミゾカクシの花です。ロベリアの特徴がよく出ています。



ミゾカクシの群落です。



コナギ群落です
  

Posted by メドウおじさん at 19:02Comments(5)季節の花

ゲンノショウコの効能

2014年09月18日

ゲンノショウコは日本全国の山野で普通に見ら
れ腹痛、腹下しなどの特効薬として古くからの
民間薬として利用されてきました。現在でもそ
の効能は日本薬局方でも認められたれっきとし
た薬として薬事法の対象になっています。その
ため薬として薬効をうたった販売は薬事法の規
制をうけるので注意が必要です。(個人的には
民間伝承の和ハーブを薬事法の対象にするのは
賛成しませんが)
以下は私の個人的な体験と感想です。
お腹を下した時などはドライにしたものや生葉
を弱火で煎じて煮詰めたものを飲用すると数時
間後には痛みも腹下しも止まります。病気の時
以外も普段からドライの葉をお茶として引用し
ています。煎じたものよりずっと飲みやすく
少し渋みのある番茶といった感じで油濃いもの
を食べた後の黒烏龍茶代わりにぴったりです。
私は少しお腹が弱い質なのですがゲンノショウ
コ茶を普段飲みを始めてからは調子がいいです。
洋の東西を問わずハーブ(有用植物)は人類の
叡智と言っても良いと思います。



日当たりの良い畑の一角に自生したゲンノショウコを残しておいたら2年目で花が咲き
収穫できるくらいに育ちました。



夏前に収穫して乾燥させたゲンノショウコです。




ドライにした和ハーブは乾燥剤と一緒に密閉瓶で保存します



お茶にして飲めば毎日でも飲めます。ちょっと渋みのある番茶のようです。

  

Posted by メドウおじさん at 21:03Comments(6)和ハーブ

レモングラスの収穫

2014年09月16日

今年は夏の長雨と雑草の繁茂によりハーブの
類は壊滅的な打撃を受けたのですがレモング
ラスは逆に機嫌よく育ってくれました。東南
アジアのタイあたりで自生するというレモン
グラスなので多湿に強いのだと思いました。
冬の間も一昨年までは冬の間鉢あげしていま
したが昨年は地植えにしたまま防寒用にたっ
ぷりの落ち葉をかぶせて冬を越させたところ
根が傷まなくて春先から順調に育ちました。
昨年の3倍の収穫がありました。レモングラス
ティーにしても、くくりで一房もあれば一年は
十分持つので、どうしたものかと思っています。
どなたかぜひレモングラスのいい活用方法があ
れば教えてください。


順調に育ったレモングラスです。



今年の収穫分です。いい活用法がないでしょうか
  

Posted by メドウおじさん at 20:26Comments(4)ハーブ

棚田の秋

2014年09月15日

今週は井手浦の棚田が見ごろかと思い出かけま
したが今年は稲の生育が少し遅れているようで
す。昨年の今頃は稲刈りが終わった棚田に彼岸
花が咲いていました。今年は逆になっています。
稲穂は黄色くなっていますが葉はまだ緑色です。
素人目にはまだ少し早いように思いましたが
もう稲刈りを始めている棚田もありました。
個人的には全体が黄金色に色づいた田圃が好
きなのですが刈時というのがあるのかもしれ
ません。
畑の方ですが二畝ほど耕して大根とルッコラ
の種まきをしました。12月ごろには収穫で
きると良いのですが。




棚田の下の方は色づき始めています。



彼岸花はきれいに咲きましたが棚田の色づきは、もう一つです。



棚田の一番高いところです。まだ稲穂は青い部分が多いです。



葉は青い部分が残っていますが稲刈りは始まっていました。
  

Posted by メドウおじさん at 18:52Comments(6)東谷(北九州)の紹介

マンドリンクラブ1回生(春~夏1)

2014年09月14日

多少不純な動機でしたが入部した後は、一生懸命
練習しましたよ。(笑い)最初は全弦トレモロと
いって1弦から4弦まで4組8本の弦を一度に
ピックでトレモロを行います。これはトレモロの
コツをつかむと同時に右手の練習にもなりますが
、これを大人数で同時に行うとすごい音量でさぞ
かし合唱部やオケ部には迷惑だったかもしれませ
ん。次は音階練習です。はじめはダウンピッキン
グでゆっくりと、徐々に慣れるとダウンアップの
ピッキングで徐々に早く弾くようにします。
トレモロとピッキングと音階がある程度できるよ
うになると次は教則本を使って練習します。私た
ちは当時、オデルのマンドリン教則本を使ってい
ました。多数の練習曲が集められており弾き進む
につれレベルアップできるようになっています。
こうして週に2,3回、2回生の先輩に教えて
もらいながら練習していました。ではそれ以外の
日は何をしていたかというと、上級生や同級生と
コミュニケーションや飲みにケーションで交流を
深めていました。学資を出してくれた両親には今
思えば申し訳ないですが入学当時わずかに残って
いた勉学への向学心はこの頃にはもう、すっかり
消え果てていてマンドリンクラブ中心の生活にど
っぷりとはまっていました。 


当時使用していたマンドリン教則本と練習で使用していたマンドリンと同型の鈴木のマンドリンです。
因みにこのマンドリンは奥さんの愛機です。



入部してすぐにあった山口県学生マンドリン連盟の演奏会です。県内の大学、短大、専門学校のマンドリンクラブで
構成され年に1回春に合同で演奏会を行います。会場は山口と宇部で交代で開催されていました。もちろん
このときはまだ演奏には参加していませんので端の方に小さく映っています。



春の定期演奏会です。この時もまだ舞台には上がっていませんが終了後の打ち上げ会にはしっかりと
参加していました。



入部して一カ月くらいのころでしょうか。一年生同士の懇親を深めるために皆で遊びに行った時の写真です。
場所はたぶん津和野だと思うのですが、なぜだかこのときの記憶が全くと言ってもいいほど覚えていません。
マンドリンクラブ時代の写真はほとんどきちんと記憶があるのですがこのときは何故か???です。
たぶんこの頃はまだクラブになじんでいなくて緊張していたのかもしれません。



新入生歓迎のレクリエーションで、ほうべん山に登った時です。カルテットの集合写真です。
カルテットというのは1年から4年生までで構成される班活動の単位です。カルテット活動で
先輩たちと仲良くなりました。



山頂での写真です。みんないい笑顔です。この頃にはもう、すっかりなじんでいました。(笑い)
  


Posted by メドウおじさん at 17:47Comments(4)山口

JR九州車両センター(金田工場)

2014年09月13日

金田工場は小倉北区の下到津にあり遺産というのは
申し訳ないくらい現役バリバリの整備工場です。
なので普段は工場内には入れませんがここは周囲の
塀なども低く敷地内がよく見通せるので魅力的なレ
ンガ造りの建物などもよく観察できます。レンガ造
りの建物は明治の後年から大正初期に建てられたも
のです。どれも現役で普段は内部の様子を見ること
はできませんが来月10月12日は鉄道記念日で車両
センター内が一般公開されるので見学できます。
JR好きの方にはまたとないチャンスだと思うので興味
のある方は覗いてみてください。


 

ここで車両の点検、整備、修理が行われます。

 







重厚な赤煉瓦造りの工場は現役稼動中です。いずれの建物も産業遺産にふさわしいものです。





正面正門前にSLの動輪と機関車が展示されています。
  

Posted by メドウおじさん at 21:12Comments(2)勝手に近代化遺産

手作りのミニチュアBOXとシャドウBOX

2014年09月12日

うちの奥さんは小物を作るのが好きで以前はリースや
トールペイント、ミニチュア、シャドウBOXなどの
アーリーアメリカンクラフトをよく作っていました。
熱が少し冷めたのか製作から遠ざかっていましたが、
また最近再開したようです。細かい作業が多いので大
変だと思いますが思い通りの作品が出来たときは嬉し
そうです。東谷は自然素材には事欠かないので私も応援
したいと思っています。




私の姪の初出産のお祝いにミニチュアBOXを作ってくれました。右下のネームプレートに赤ちゃんの
名前が入ります。



この写真だと実物の大きさがよくわかると思います。



シャドウボックスは切り絵を何枚も重ねて立体感を出します。この作品は彼女の友人へのプレゼントで
作ったようです。


  

Posted by メドウおじさん at 19:32Comments(6)クラフト

三谷の大師講(二市一郡新四国霊場巡り)について

2014年09月11日

三谷昔語りでは多くの古い言い伝えや伝承を紹介検
証しています。二市一郡新四国霊場についても触れ
ていて明治26年に始まったとされています。
新四国霊場巡りは本家の四国88か所を巡るお遍
路に行きたくても行けない全国の多くの地域でミ
ニ遍路として開設されました。新四国霊場を名乗
るには本家の四国を遍路し各霊場の砂を持ち帰り
各お堂に奉納しなければならなかったそうです。
三谷地区では概ね旧の各集落ごとにお堂が建立され
春の4月10日前後に二市一郡新四国霊場巡りが、
秋には三谷の霊場巡りが行われました。先日偶然に
日尾(ヒノ「オ」)の集落の高台で東谷大師講本部
の建物を見つけました。建物には誰もいらっしゃら
なかったのでお話を聞けませんでしたが、たぶん、
ここで春、秋の大師講について各旧集落の世話人の
方が集まり運営方法などを検討しているのだと思い
ます。本部の隣には日尾のお堂が設置されていて
敷地はきれいに清掃されていました。




日尾の東谷大師講本部です。日尾の高台にあります。






すぐ隣に日尾の薬師堂があります。
  

里の秋

2014年09月10日

今年の夏は雨ばかりでしたがやっと今週になっ
ていい天気になりました。東谷はすっかり秋モ
ードです。水田ではもう間もなく稲刈りが始ま
ります。一部の田圃では黄金色の稲穂が首を
たれています。ここ数年は猛暑で稲刈りが早く
畔の真っ赤な彼岸花と黄金色の田圃と青い空の
組み合わせの風景がなかなか見れなかったので
すが今年はタイミングが合いそうです。彼岸花
も咲き始めていて今週末あたり井手浦の棚田も
見ごろになりそうです。




こちらの田圃はもう間もなく稲刈りです。



彼岸花も咲き始めました。



関東では普通に見られる白花のゲンノショウコです。九州では珍しいと思います。



ザクロも赤く色づいています。口が割れて中のルビー色の実が見えると食べごろです。




ヤブランは今が盛りです
  

Posted by メドウおじさん at 17:44Comments(2)季節の花東谷(北九州)の紹介

仲秋の名月

2014年09月09日

昨日は仲秋の名月でした。去年の仲秋の
名月も良く晴れていたと思いましたが、
昨年は残暑がきつく秋という感じがし
なかったのですが今年の仲秋は秋の雰
囲気たっぷりでした。
しばらくは安定した天気が続きそうなの
で今のうちに外仕事をやっておかなけれ
ばなりません。秋冬野菜の種まきにいい
タイミングです。夏雑草も種が散る前に
抜き取っておかないと来年が大変なこと
になります。忙しくなりそうです。



昨日の仲秋の名月です。雲一つない快晴で冴え冴えとした正に名月でした。

 
今日は一年で一番月が大きく見えるスーパームーンです。あいにく雲がかかっていますが
この一瞬だけ雲が切れました。
  

Posted by メドウおじさん at 20:31Comments(4)東谷(北九州)の紹介

旧秋月街道散策6(目倉~石原町1)

2014年09月07日

目倉界隈の旧秋月街道は今の旧322号線とは少し
違っていました。郷原から目倉にかけては山が東
谷川の川岸に迫っていて旧街道は元採石場あたり
から少し上がり山肌を巻くように進み現在の目倉
バス停あたりで下り旧322号線を横切り旧322号
線に並行して200mほど直進したところで右折し
てやがて旧322号線に合流します。昔の旧街道は
合流地点の隣にある生コン工場の縁を通って進み
ました。かつてはこのあたりの旧322号線は山肌
を削って作られました。旧街道は工場を抜けたと
ころで短いですが急峻な坂を上り再び旧322号線
に合流します。このことは三谷昔語りにこの坂道
を乗合馬車で通行するのに苦労した話が載ってい
ます。合流した旧街道は石原町の町中を進みます。



目倉の元採石場です。旧街道は写真の建物の裏あたりを山すそに沿って進みました。



ちょうどイノシシよけの柵のあたりが旧街道でした。



旧街道の痕跡です。わずかに残っています。



この辺りは山が東谷川に迫っているので」旧街道は山すそを進んだと思います。



山裾を進んだ旧街道は目倉のバス停あたりで旧322号線に合流し道路を横切ります。



目倉バス停の前に豊前刀の刀匠、徳永家です。右の家屋が鍛冶場でした。
手前の空き地は最近までタバコ店の家屋がでしたが車が飛び込みがあって
取り壊されました。



旧街道は右側を通る旧322号線に沿って直進します。




前方を右折して旧322号線に戻ります。



旧322号線に出合うとすぐに左折します。


左折するとすぐに生コン工場があり旧街道は正面の家の左わきを下っていきました。



旧街道は工場の右端を進みます。



工場を抜けると右に折れます。




右に折れると正面の坂を上ります。写真だとよくわかりませんが高低差は3m以上あり結構急です。
旧道は写真の現在の道筋と同じかどうかははっきりとわかりませんが、写真正面のどこかを通った
はずです。昔はここを乗合の馬車が通りました。