薪の消費量が増大

2023年01月31日

今年の一月は元旦から比較的穏や
かな日が続いていたのですが20日
過ぎから猛烈な寒波が続き薪の消費
量が一気に増えました。勝手口の前
の小屋にほぼ満杯の状況でスタート
しお正月過ぎまでは薪の補充と消費
のバランスがほぼ取れていたのです
が、ここ二週間で一気に少なくなりまし
た。勝手口の小屋の分は2月上旬に
は底をつきそうです。薪自体は庭の
小屋の方にまだ在庫があるので大丈
夫ですが今のペースだといずれ底を
つきそうです。少し、ペースを上げて
薪の補充を急がないといけません。



直径10cm長さ3mほどの立ち枯れの倒木を山から引き出してきました。





自然乾燥していたので斧で簡単に割れました



12月まではこの小屋ほぼ満杯でしたがここ二週間で一気に減ってしまいました。


  

Posted by メドウおじさん at 19:24Comments(0)薪ストーブ

横山池(通称)について

2023年01月30日

横山池は木下・横山集落の平尾台
登山道三合目にある溜池で短辺30
m長辺50mほどの灌漑用溜池です。
特に北側の堤は長さが30m、髙さ
が10mほどあり、髙さがそのまま深
さになっているので池自体は結構水
深があり岸から急に深くなっており
私が子供の頃は夏休み前などには
学校から、この池も含めて各集落に
ある溜池では絶対に泳がないように
ときつく言われていました。池は今で
もスイレンや、水草が繁茂しており
それらが足に絡むと溺れるという事
です。次の話は真偽のほどははっき
りしませんが、昔この池で水難事故が
発生し子供がなくなったという事が
伝わっています。この溜池は主に横山
集落の方が井手浦川南岸の地域の
灌漑に利用したようです。現在は井手
浦川南岸も井手浦川上流から取水し
て水を通しているのでこの池の水を使
う事はほとんどないと思いますが明治
期から昭和の初めにかけては貴重な
灌漑池だったと思います。


平尾台登山道3合目の横山池です。スイレンが池の1/4を覆っています。



反対の岸から見た風景です



溜池の堤です。30mほどの立派なものです


堤を下から見たところです。



堤のオーバーフロー取水口です。



溜池の用水です。井手浦川南岸方へ続いています。



井手浦川南岸の水田です。右に見える用水は現在は井手浦川上流から取水しています。


  

Posted by メドウおじさん at 09:41Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

旧企救町の二市一郡新四国霊場(上城野86番札所地蔵堂)

2023年01月28日

やっと旧曽根町の二市一郡新四国霊場
がほぼ終了したので一旦中断していた
旧企救町のお堂巡りを再開したいと思い
ます。旧企救町は三谷の北隣に隣接す
る場所で旧小倉市に合併する以前の小
倉南区の旧企救郡の中心地でした。
現在の南区役所がある辺りが中心地
でした。今回は上城野のお堂の紹介で
す。上城野のお堂は上城野公民館敷地
の中にあります。場所的には城野から北
方へ通じる旧秋津位街道の裏手にある
maxvalueのもう一つ裏の道を挟んだ
場所にあります。現在四脚堂などのお堂
はありませんが十三仏ならぬ十四仏の
仏像と修行大師像とともに敷地のはしに
設置されています。二市一郡のお堂は
ここのように公民館や高齢者憩いの家
などの公共施設の敷地にあることが多い
です。このような場所のお堂は地域の方
が清掃などよく手入れが行き届いている
場所が多いです。



上城野の公民館です。



敷地の隅に十四仏と修行大師像の場所に白いプレートが見えます


86番札所の白いプレートです。


  

門司往還探索(高浜~赤坂1)

2023年01月27日

門司往還道を砂津口から出発して吉川
工業旧事務所のレトロ煉瓦建築を右手
に見ながら進むとやがて建機リース会
社の敷地に行く手を阻まれます。旧街
道は敷地の中を直進していますがここ
で一旦北側に進路を取り、199号線
に出て門司方面に進みます。右手に
建機リース・オリッXリースの見ながら
さらに進むとやがて赤坂の延命寺川
(新赤坂橋)を渡り右折して上流側に
20m進みもう一度右折して橋(高浜
橋)を渡る道が旧街道です。旧街道の
道幅は旧中津道や旧秋月道などは幅
2間、(3.6m)が多いですが往還道
は道幅が3間(5.4m)の所が多いで
す。ここで一旦門司とは反対側の西に
進み建機会社の敷地の前まで戻りま
す。この部分は古い住居もあり昔の街
道の雰囲気がわずかに残っています。
またこの街道筋の北側は199号線が
走っていますが当時は白い砂浜と青い
松林が続いた海岸線でした。突き当り
の場所から300mほど東に向かって
旧街道を進み元の橋まで戻りさらに
道を赤坂の田向山方面に鹿児島本線
沿いに沿って進みます。



建機リース会社の敷地で一旦街道は途切れます。
ここを左折して北側に進み199号線に出ます。



199号線に沿って門司方面に進みます。遠くに延命寺公園の木々が見えます。



門司方面から見た延命寺川に架かる新赤坂橋です。手前を左に折れて
20mほど上流側に進みます。



新赤坂橋の少し上流側の高浜橋を通る道が旧街道です。ここで一旦
旧街道を西側建機リースの敷地まで戻ります。



旧街道を西側に300mほど進むと建機会社の敷地に突き当たります。



ここから再び進路を東に進みます。



この辺りは古い町並みが少し残っています。



高浜の白砂・青松の風景が詠まれた市の説明看板も建てられています。



高浜橋の手前まで戻ってきました。写真のすこし高台になった
盛り土の部分はかつてここから石炭を積み出した小倉鉄道の
引き込み線跡です。



旧街道は橋を渡って赤坂田向山方面に道に沿って進みます。


  

Posted by メドウおじさん at 11:47Comments(0)門司往還九州五街道

今シーズン最後のゴボウ茎の佃煮

2023年01月26日

ご近所の知り合いが昨年休耕田を利用
してゴボウの栽培を始めました。ゴボウ
は普通は木の棒のような根を天プラや
きんぴらで食べる事が多いです。地上部
の茎は普通に栽培したものはアクが強く
て食べませんがここのゴボウは休耕田で
長年放置した土壌は各種の雑草が生い
茂る野生の生命力タップリの土地で無農
薬で育ったゴボウ葉は灰汁が少なく炒め
物などでも食すことが出来ます。それで炒
め物がいけるなら得意の佃煮も作れるか
と思いやってみるとこれがなかなかいい
味でした。食感は蕗の佃煮のキャラブキ
に似ていてほのかにゴボウの香りがする
という美味しい佃煮が出来ました。作り方
はブログ検索でゴボウで検索してい
ただければ出てきます。昨年12月に入
ってもまだ青々した葉があったのでまだ
まだ収穫できると思っていたらクリスマス
の頃の寒波で一気に地上部が枯れ果て
ていました。こんなことなら枯れ果てる前
に頂いて冷凍しておけばよかったと少し
後悔しました。今回は以前試しで冷凍し
たものが少し残っていたので最後の佃煮
を作りました。冷凍するポイントは一度茹
でて葉茎のすじを取ってから冷凍すると
解凍してすぐに使えて便利です。


一度茹でて短めに切って筋を取ったものを冷凍保存しておきました。
水に浸けて解凍して使います。



解凍したものは小さく刻んで佃煮にします。作り方はこのブログの右端下の方の
ブログ検索でゴボウで検索すると出てきます



醤油・サトウ・料理酒・味醂・アゴ出汁・山椒・刻み唐辛子を加えて
弱火で水分を飛ばしながら煮詰めていきます。仕上げに水あめを
加えると照りが出て綺麗に仕上がります



  

Posted by メドウおじさん at 13:37Comments(0)食べ物

東谷市民センター&東谷出張所

2023年01月25日

東谷市民センターと出張所は木下西
平尾台入り口の踏切を平尾台側に渡
ってすぐの所にあります。市民センター
は旧の東谷公民館(市立)で出張所は
旧の東谷村役場でどちら元は東谷中
学校の北隣にありました。市民センタ
ーは街づくり協議会など自治組織の事
務局を兼ね、また地区の各種市民講座
などの文化活動の拠点になっています。
出張所は市役所・区役所の出先機関
として各種行政の窓口になっていて南
区役所、や北区の本庁迄出向かなくて
も良く住民に利便を与えてくれています。
市民センターは市内の旧市立公民館を
継いだ施設で多くの場所にありますが
出張所は小倉南区でいうと東谷・両谷
(中谷・西谷)・曾根の三か所ぐらいで
数も少ないです。これは出張所のある
地域は旧小倉市時代本庁のある北区
から遠方のため設けられたものと思わ
れます。またこの地域が旧小倉市に合
併した時期が遅く私の推論では合併条
件の折衝の結果だったのではないかと
思っています。現在のセンター&出張
所は同一の場所・建物で効率よく機能
できるように運営されています。両施設
とも東谷興農会館と道を挟んであり東谷
地域の行政・自治活動の中心拠点にな
っています。


左側の二階建て部分が市民センターです

 

上の写真の右側の一階部分が出張所です。



上の航空写真の右側が旧の公民館・出張所です。左のグランドと二列の木造校舎が
東谷中学校です。昭和三十年代後半の写真だと思います。写真は東谷中学校の
HPからお借りしました。



昭和30年代後半の成人式の写真です。後ろの建物が旧の公民館建物です。
木造モルタルのレトロな建物でした。市民センターのHPから写真はお借りしま
した。この頃は成人の数も多かった時代です。今は残念ながらこの一割ほどで
す。




  

Posted by メドウおじさん at 10:28Comments(0)東谷(北九州)の紹介

今年初ものの蕗味噌づくり

2023年01月24日

毎年この季節になるとフキノトウの芽が
出始めるので蕗味噌を作る様にしてい
ます。3月中旬まで場所を変えて時期を
ずらして採集できます。日当たりの良さ、
土壌水分の差、気温などで少しずつず
れて芽が出てきます。作り方は、このブロ
グ内のブログ検索機能で「蕗味噌」「フキ
ノトウ」などで検索すれば出てきます。ご
飯のお供に、日本酒のアテに美味しく便
利に使えます。天ぷらは出芽してすぐの
ものでないと灰汁が強くなりすぎますが、
蕗味噌は少し大きくなっても作れるので
便利です。


ご近所さんの蕗の群落です。この場所ではもう少し先になって出てきます。



今回は初物天ぷらを食べたときに採取した場所で頂きました



材料はフキノトウ、料理酒、味醂、あごだし少々です


  

Posted by メドウおじさん at 10:37Comments(0)山菜

豚バラブロックと猪肉のスモーク

2023年01月23日

先日ひまわり市場で購入した豚バラ
ブロック肉と猪肉モモスライスで燻製
を作りました。豚バラは二、三人用の
手作りスモーカーで、猪肉スライスは
ミルフィーユのようにスライスを重ねて
これもソロ用のスモーカーで作りました。
味付けはシンプルに塩コショウとハーブ
パウダーです。今回の特徴はスモーカ
ーはどちらも100均の道具で加工無し
で組み合わせるだけでできるのが特長
です。チップもポケットストーブも100均
で購入できます。



材料の豚バラブロックです。



スモーカーの底にアルミ箔を敷いてチップを入れます



豚バラに塩コショウとハーブパウダーをまぶして味付けします。



豚バラは熱源はカセットコンロです。



20分ほどスモークして出来上がりです





猪肉スライスを重ねて塩コショウ✙ハーブパウダーで
味付けします


こちらはキャンプ使用のソロ用なのでポケットストーブで野外でも簡単に作れます



肉は10分ほどスモークで出来上がります。チップが余っていたのでチーズも
ついでにスモークしました・(チーズも10分です)ポケットストーブの固形燃料は
20分ちょっと使えます。

  

Posted by メドウおじさん at 11:02Comments(0)食べ物

旧曽根町 下吉田の二市一郡新四国霊場(87番奥の院 下吉田大師堂)

2023年01月22日

旧曽根町の二市一郡新四国霊場の
お堂巡りもやっと一応最後になりまし
た。まだいくつか存在は確認できて
いるもののどうしても場所がわから
ないところが何ヶ所かありますがいっ
たん区切りとします。下吉田のお堂は
県道25号線カニカキロードの下吉田
公園よりもう少し門司方面に進んだ道
路沿いにあります。地域の方が綺麗
に維持されています。
旧曽根地区はここ
で一旦終了して次回
からは旧企救町に戻ります。旧企救町
は以前紹介していましたが、その後新し
い発見があったので現時点で分かって
いるものを再整理したいと思います。


下吉田大師堂正面写真です。




下吉田大師堂手前のカニカキロード沿いです。赤いレンガの先にお堂があります。



  

Posted by メドウおじさん at 16:23Comments(0)

北九州市農事センターひまわり市場のジビエ肉

2023年01月21日

北九州市農事センターは私の自宅から
車で10分ちょっと、愛車の自転車でゆ
っくりで30分ほどの所にあります。ここ
は盆栽や山野草の展示会がよくあり、
数年前はよく通っていました。入場料は
かかりませんが駐車場が300円ほど
かかります。(二輪は無料です。ヤッター)
付属のひまわり市場ですが元は花卉類
の苗の販売が主でしたが今は近隣の農
産物や加工品などの産直市場のように
なっています。最近知り合いの方から
肉類充実していると聞き、ジビエもあつ
かっているとのことなのでさっそく出かけ
ました。ジビエは以前は近くで狩猟をされ
ている方がいらして直接購入していまし
たがご本人のご事情で廃業され、購入
できなくなり仕方なく、田川方面の桜桃 
道の駅や、豊前のおこしかけや犀川の
産直市場で購入していましたが、何せ
自宅からは遠くて疎遠になりがちでし
た。近くで見つかってよかったです。
ただし、数量は少なく種類もわずか
なのがたまに瑕です。また私が欲しい
鹿肉は扱って無く猪肉のみです。今回
はもも肉のスライスを購入しました。
パッケージを見ると犀川のジビエセン
ターのものなので以前購入したものと
同じものです。今回は猪肉とスモーク
用の豚バラ肉のブロックを購入しまし
た。



北九州総合農事センター内にある産直市場のひまわり市場です。



上の二枚の写真はネットからお借りしました。





ジビエ肉は入り口のすぐ横の冷凍庫の中で販売されています


  

Posted by メドウおじさん at 16:12Comments(0)食べ物

旧曽根町 中吉田の二市一郡新四国霊場(番外 中吉田宗林寺)

2023年01月20日

中吉田の二市一郡新四国霊場はその
存在はわかっていましたが場所は不明
でした。それでグーグルマップで調べる
と中吉田の市民センター近くに宗林寺
という小さめのお寺があったのでグー
グルのストリートビューを見てみると
見慣れた白いプレートが映っているの
が見えたので現地を見てきました。お
寺自体は戸口も閉まっており何となく
ですが廃寺になっているようでした。
すぐ隣に古い四脚堂の残っていました
がこちらもあれた感じでした。たぶんも
う、今はお祀りもされていない感じでし
たがなんとかその存在は確認できまし
た。お堂の裏には墓地もあるのでなん
とか地域の方が保存していただけると
ありがたいです。
二市一郡の霊場の調査ですが私は図
書館などで地域の郷土誌や古い小倉市
誌や企救郡誌などの文献を調べたり、
goo地図のマップのアプリを見て薄い
オレンジ色の小さな建物が宗教施設
の祠やお堂などで二市一郡のお堂の
可能性が高いです。場所が絞れたら
グーグルマップのストリートビューの
掲載範囲を調べると現状の確認がし
やすいです。その他には同好の方か
ら貴重な情報を頂いています。読者の
方で情報をお持ちの方がいらしたら
是非ご一報いただけたらありがたいで
す。


宗林寺の正面写真です。右側に白いプレートが見えます。



二市一郡の白いプレートです



宗林寺隣にあるお堂です。こちらが二市一郡のお堂だと思われます。



中吉田の吉田市民センターです。写真正面反対側の道を奥に進むと住宅地の中に宗林寺があります。


  

初物のフキノトウの採集

2023年01月19日

毎年一月の二十日前後になると山菜
トプバッターフキノトウが芽を出す場所
があるので今年は元旦から比較的暖
かい日が続いたのでもう出芽している
かと思い見に行くと期待どうり出ていま
した。まだ苞に包まれてアクガが少ない
フキノトウです。フキノトウはだいたい蕗
味噌にすることが多いですが、この一番
芽のものは天ぷらにすると絶品です。
まだ出始めで数は少ないですがさっそく
天ぷらにしていただきました。フキは東
谷では今でも身近に見れる山菜ですが
それでもフキノトウがまとまって採れる
群落は数少なくなりました。今まで何度
も移植を試みましたが意外と定着が難
しくまとまった群落を再生するまでは至
っていません。なんとか工夫して自宅で
採集できるぐらいの群落をつくりたいと
思っています。


今年初もののフキノトウです。みずみずしい緑がきれいです。


花芽が顔を出したばかりのフキノトウは灰汁が少なくほろ苦い味に
春を感じます。


  

Posted by メドウおじさん at 09:20Comments(0)山菜

折り畳み式の三脚椅子とフローリング材の端材を使ったソロテーブル作成

2023年01月17日

先日布天板のテーブルにアルミロー
テーブルの天板を組み合わせたアウ
トドアテーブルを作ったのですがすっ
かり室内使用になっているのでもう一
つ、ソロ専用のアウトドアテーブルを
作ることにしました。脚部は古くなって
使っていないソロ用の三脚椅子を使
い、その上にフローリング材を7枚切
ったものを、先日使った光モール製
のカブセ12mmで側面補強をして
使います。天板に使ったフローリング
材の厚みが12mmちょうどでぴった
りとおさまり強度も充分です。これを
高さを調節した三脚椅子にのせて出
来上がりです。加工は板とモールの
切断のみという誰にでもできる改造で
す。天板と椅子を紐で縛って固定する
ことも考えましたが分解と収納を考え
て今回は天板を載せるだけで使って
みたいと思います。後々不具合が出る
ようでしたらその時また考えます。近ぢ
か天気の良い日に庭の焚火場に持ち
出して使ってみたいと思います。


座面が傷んで使わなくなった三脚椅子です。これでテーブルの脚と
して使います。



フローリング材の端材を切ってカブセのモールで補強して天板として使います。



今回は足の高さをそろえて天板を載せるだけで使います



全てばらすとコンパクトにまとまります


  

Posted by メドウおじさん at 08:48Comments(0)クラフトアウトドアの道具

東谷の史跡・文化財を巡る会(計画中)

2023年01月16日

まだ計画・検討段階ですが来年度より
できたら東谷資料館運営委員会を中心
に東谷の史跡・文化財を巡る講座を立
ち上げたいと思っています。月に一回ぐ
らいのペースで各町内ごとの史跡・文化
財を現地に出向き見学したいと思います
。また巡回に先立ち資料館で実際の展
示物を見ていただき、翌週ぐらいに史跡・
文化財を見学に行こうと考えています。
第一回目は木下の西、本村、亀の甲を
巡り特に貴重な中世豪族屋敷の様子を
残す亀の甲を運営委員会の了解を得た
賛同者を募集し見に行きたいと考えてい
ます。亀の甲の豪族は元小倉城主であっ
た小野田種尚公の詰め城木下城の麓の
屋敷跡ですが、単なる屋敷というより亀の
甲全体が砦(中世山城の一部)として機
能していたと考えられます。巡回が本決ま
りになったら巡回の資料を作るのでその
時にまた、詳しくここで紹介したいと思い
ます。




今回のメインステージ亀の甲を通る旧秋月街道の一部です。


現在の小野田屋敷の本宅跡地です。


小野田屋敷跡は本宅後だけでなく、現在の亀の甲全体が半要塞化した中世豪族屋敷跡でした。

  

Posted by メドウおじさん at 21:28Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

原口九右衛門さん、辞世の句の謎

2023年01月15日

今、東谷地区の各町内の史跡や文化
財などを探訪しながら散策する会を
検討中でその一環として原口九右衛門
さんの顕彰碑に刻まれている辞世の
句について調べてみると今わかって
いるだけで三つの辞世の句が残され
ています。それぞれが掲載されている
二次資料なのでその関連性は現在不
明です。原口九右衛門さんに詳しい井手
浦のUY氏なら何かご存知かもしれま
せんが現在ご事情で直接お話が伺え
ないのが残念です。三つとはその一番
目が興農会敷地にある顕彰碑に刻ま
れた①と、かつて東谷中学校生徒たち
が企救一揆と原口九右衛門さんについて
調べて作った紙芝居の中で紹介されて
いる②と、40年近く前に昔語りの会同
人の方が開かれていた市民歴史講座の
資料にある③の、三種類があります。
私の推論では原口九右衛門さんが死罪に
なるまで拘留された日田で詠まれたいく
つかのうたの中のものではないかと思っ
ています。
いずれも原口九右衛門さんの当時の心情
が垣間見られ思わず背筋が伸びるよう
な心打たれる歌です。

①「生きて牡丹と云われんよりも散りて桜の名をや残さむ」興農会顕彰碑碑文より



②「あたしよの みはみちしはの あたしはな ちりてむすはん」
 
 「化世の(アダシヨノ)身は道しわの 徒し花 散りて結ばん」(西田意訳)

H17年度東谷中学校一年生作成の切り絵の紙芝居をR2年資料館委員により製本したものより



③「春風のふけば のどけく咲き出でて ちりても匂う山さくらかな」
  
 昭和36年3月14日企救郡農民一揆90年記念慰霊祭資料より 





①の興農会の顕彰碑の碑文と辞世の句です



②の紙芝居で取り上げられている辞世です



③の市民講座で使われた資料の一節です。



  

Posted by メドウおじさん at 17:44Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

キャン★ドゥの折り畳みテーブル改造2

2023年01月13日

先日布製天板の折り畳みテーブルの
天板布にテンションを架ける改良を施
しました。これで実用上は差支えのな
い強度は確保できましたが布性なので
置けるものに制限があります。熱いケト
ルなどは直接置けません。それで天板
部分を改良することにしました。それで
アルミローテーブルを天板に使えないか
ネット動画を調べると私が良く参考にさ
せていただいているテーラーマナベさん
がアルミローテーブルを二つ使った天板
改造したものが上がっていたのでさっそ
く参考にさせていただきました。アルミロ
ーテーブルはキャプテンスタッグのもの
とダイソーのものです。私はキャプテン
スタッグと同じサイズのものは持ってい
たのでダイソーのものをさがしに行きまし
た。ところが数軒のお店を回りましたが
どうやらすでに廃盤になったようで
どこにも売っていませんでした。それで
キャプテンスタッグと同じサイズのホー
ムセンターものを使うことにしました。
またローテーブルの天板を補強固定す
るのにマナベさんは「深口カブセ12」
というモールを使われていますが近く
のホームセンターにはどこも扱っていま
せんでした。それで普通のカブセ12を
使いました。深口との違いは深口が16
mm普通タイプが11mmで少し口の
部分が短いのですが実用上は差し支
えありませんでした。アルミ天板はマジ
ックテープを使って脚部に固定して使っ
ています。近く庭の焚火場で実際に使い
具合を確認してみます。






マナベさんのユーチューブ動画の画像をお借りしました。





マナベさんと同じ材料がそろわなかったので多少アレンジして手に入る材料で作りました。
マナベさんのDIYキャンプ用品は実用的で使い易いです。
  

Posted by メドウおじさん at 07:00Comments(0)アウトドアの道具

旧曽根町 上吉田の二市一郡新四国霊場(28番上札所上吉田大師堂)

2023年01月12日

沼の二市一郡のお堂ですがもう二か所
の存在が確認できませんが一応一区切
りとし、次は門司との境の吉田地区のお
堂を紹介します。吉田地区には三か所
のお堂があり一応全部確認できていま
す。上吉田、中吉田、下吉田の三か所
です。今日は山側の上吉田の紹介です
。上吉田の大師堂は高蔵小学校の近く
に2,3年前まで存在していました。吉田
市民センターのサイトでも写真付きで紹
介されていましたが現在は撤去されてし
まいました。元々お堂のあった場所は民
家の私有地にあったようで所有者の方が
撤去して現在は駐車場になっていました。
私と同じく二市一郡のお堂を探しておられ
るM・Eさんが市民センターに問い合わせ
されたらどうやら撤去後に移転はしていな
いようです。二市一郡のお堂は千人参り
が終了した10年前くらいから撤去が進み
所在不明になっている所が散見します。
もう復活は難しいと思いますがせめてそ
の記録だけは残していきたいと思ってい
ます。


グーグルのストリートビューに残っていたかつての上吉田大師堂です。
残念ながら現在は撤去されています。



現在地の様子です



HPからお借りしたかつての大師堂の内部の写真です。

  

旧曽根町 沼の二市一郡新四国霊場(42番奥ノ院沼南町地蔵堂)

2023年01月11日

二市一郡新四国霊場42番は前札が
先日記事にした長迫大師堂でもう一
つが沼南町の竹馬川新開橋たもとの
奥ノ院です、こちらの場所はgoo地図
にもお堂の名前と名称が記載されて
おり探しやすいです。goo地図には二
市一郡新四国霊場以外の小さな地蔵
堂や観音堂・薬師堂など名前が付いて
いないお堂が薄いオレンジ色の小さな
□(四角)で表示されていることがあり
これを目印にお堂探索の目印にしてい
ます。もっともすべてのマーク付きの場
所が目的のお堂とは限らないので最終
的には現地を確認しないといけません
が、それでも重要な手掛かりになります。
もう一つは真言宗系の寺院は二市一郡
の霊場を兼ねている所があるのでこれも
手掛かりの一つとして活用しています。





沼南町の42番奥の院地蔵堂です



竹馬川新開橋のすぐ近くにあります。



goo地図は参考になることが多いです


  

ダイソーのマイクロストーブ使い方

2023年01月10日

年末に購入したダイソーのマイクロ
ストーブを使い2回ほど我が家の焚
火場で使いました。1回目は燃料に
2×4の建設端材をロの字に組んで
使いました。前後の扉は閉めたまま
高さ10cm弱の端材を燃料に使った
のですが結果は空気の流れが悪く
火の回りが悪く煙ばかり出る最悪な
結果でした。ロストルの底の部分に
何ヶ所か穴を開けることも考えたの
ですが、できるだけ加工無で使いた
かったので2回目は前部の扉は解放
したまま、燃料の端材も高さを半分の
5cmほどにして使ったら今回はうまく
火も回りました。燃焼時間は30分弱
でしたが普通にお湯を沸かしたり簡単
な料理なら十分な時間です。
炎を大きくしたい場合は小枝を追加し
たり高火力を維持したいときは豆炭や
炭を使うとよさそうです。今回はテーラ
ーマナベさんの動画を参考にストーブ
に物置のネットをかけて使えるようにし
ました。ちょっとしたトングや食材を一
時置いたりできるので便利です。



一回目の様子です。この辺りまでは良かったのですがこの後
鉄板を載せて使うと火の回りが悪くなり、終始くすぶる状態で
充分に燃えませんでした。





二回目の燃焼です。前扉を解放して燃料も小さな端材にしたら火も良く回り
ました。


  

Posted by メドウおじさん at 11:38Comments(0)アウトドアの道具

旧曽根町 沼の二市一郡新四国霊場(42番前札長迫大師堂)

2023年01月09日

今回のお堂は沼本町近辺に二市一郡
新四国霊場のお堂があることはH25
年の千人参り行程表からその存在は
確認していましたが、明確な場所は特
定できていませんでした。今回は25号
線を新門司方面に向かう時、偶然に沼
本町一丁目の信号に差し掛かった時、
左側のすこし高くなったこんもりした場
所にちらとお堂らしき建物が目に入り
ました。現場に行ってい見るとビンゴ
でした。見慣れた二市一郡の白いプレ
ートが架けてありました。沼地区には
他にも寺が迫、沼南町、と4ヶ所ある
はずですが現在はここを含め2か所は
はっきりしていますが残り二か所はどう
しても不明です。なにか情報をお持ち
の方は是非教えていただきたいと思い
ます。



県道25号線の沼本町一丁目の信号横の調剤薬局の裏に



ちらとお堂らしきものが見えました。上の写真の桜の木の裏側です。