初夏のハーブ、フェンネルとモナルダ

2014年06月30日

どちらも梅雨の合間に夏を感じさせる頃に花を咲か
せます。フェンネルは魚料理と相性がよく特にサー
モンとはぴったりです。スモークサーモンのマリネ
と合わせると食欲が増進します。またフェンネルの
シードはお茶にして飲むとほのかに甘味が感じられ
る健胃作用のある芳香が心地よいです。
モナルダはいくつか品種がありますが我が家のもの
はピンクの花が咲く多年草タイプです。ドライにし
たものはスパイス系の香りのハーブティーで楽しめ
ます。また花はドライフラワーにしても楽しめます。




モナルダが盛りです。



ブロンズフェンネルの花ですがこの後、カメムシが大挙して花粉を食い荒らしています。
  

Posted by メドウおじさん at 19:09Comments(2)ハーブ

大不作のマルベリー

2014年06月29日

今年のマルベリーは大不作でした。春先から青い実が

付くところまでは順調だったのですがその後に赤黒く

熟していかなければいけないのに何故か熟さずにその

まま白っぽく枯れていきました。実だけが枯れていく

ので何かの病気だと思います。感だと何かのウイルス

病のような気がします。この株は大実の食用の品種

なのですがヤマグワなどの在来の野生種の方が丈夫

でよかったかもしれません。マルベリーだけで一瓶

ジャムを作ろうと思っていたのですが当てが外れま

した。




  

Posted by メドウおじさん at 19:18Comments(2)

集落の境界線

2014年06月28日

集落の境界線
東谷は江戸期以前から各集落(村)が現在も町内会を
構成していますが、その隣り合う町内の境界となると
時代の変遷とともにわかりづらくなっています。石原
町に限っていえば北は目倉と郷原の間の旧国道322
号線を横切る小川が境界です。南は現在は廃業してい
ガソリンスタンドあたりが山ヶ迫との境です。西側は
中谷の間に山地が連なり尾根と谷になっているので明
白です。東は目倉橋から花枝山(東大野神社)の麓か
ら新322号線にそって梅の木の先の日田彦山線手前
から石原鉄工団地のあるあたりが町内です。因みに
石原町駅は隣の新道寺一の町内となります。




郷原との境界の小川です。


旧322号線を横切って東谷川に注ぎます

後ろの谷筋から小川は流れています。

今回紹介した小川は実は古い謂れがあります。以下は三谷、昔語りの会合本の要点です。
この小川のことは企救郡誌に盲谷の湧水(目倉谷)として豊臣秀吉が島津成敗で九州に
遠征してきた際に黒田官兵衛の居城馬ヶ岱城へ向かう際にこの場所で休憩し子の湧水で
のどを潤したそうです。その後も秋月街道の休憩所として茶店があったそうです。
  

Posted by メドウおじさん at 19:52Comments(0)東谷(北九州)の紹介

アシナガバチが巣作りi

2014年06月26日

アシナガバチは青虫やチュウレンジハバチの幼虫など
を捕食してくれる益虫なのですが春先からブルーベリ
ーの株で巣作りをしています。ずっと見ていると最初
は一匹からスタートしたのですがいつの間にか10匹
くらいに殖えています。困っているのはもうじきブル
ーベリーが収穫時なのですがちょっと簡単に手が出せ
そうにありません。アシナガバチ自体はこちらが手を
出さない限りスズメバチと違って自分から攻撃してく
ることはめったにありません。今年はもうブルーベリ
ーはあきらめてアシナガバチ優先で行こうと思ってい
ます。順調なら夏場の害虫が多くなるころに活躍して
くれることを期待しています。冬場になったら巣だけ
移動しようと思っています。



一生懸命巣作りの真っ最中です
  

Posted by メドウおじさん at 19:38Comments(5)鳥や小動物

ナワシロイチゴ

2014年06月25日

苗代イチゴは梅雨の真っ盛りに真っ赤な実をつける
一季なりのキイチゴのラストランナーです二年前に
お隣との境の土手で苗を見つけて抜かずにそのまま
にしておいたら今年数粒の実がなりました。真っ赤
な実は見るからに美味しそうなのですが実際は甘酸
っぱいというよりかなり酸っぱいです。生での生食
には向きませんが酸味を生かしてジャムにしたりそ
の色を楽しむためにホワイトリカーに漬け込んで果
実酒にしてもよさそうです。





今回の収穫です。黒いのはブラックベリーです。
  

Posted by メドウおじさん at 19:07Comments(2)果樹

自衛隊小倉駐屯地史料館(旧歩兵四十七連隊将校集会所)

2014年06月24日

北方の陸上自衛隊駐屯地は秋の記念日以外は中に
入ることはできません。正門横で隊員が目を光ら
せています。駐屯地内の北側には以前から気にな
っていた古い木造平屋建ての洋館づくりの建物が
あります。調べてみるとかなり古いもので100年
近く前のもので明治30年の創建だそうです。すっ
きりと実用重視の建物という感じで昔の木造校舎を
彷彿させます。九州の木造洋館では最も古い部類の
ようです。他にも自衛隊基地には旧陸軍時代の建物
は残っていますがここまで古いものは全国でもそう
多くないと思います。貴重な建物です。
自衛隊など官公庁の建物には民間に比べ古い建物が
残されているケースが多いのですがそれでも取り壊
されることもあります。城野駅前の陸上自衛隊施設
は味のある古い建物でしたが取り壊されました。
この資料館はいつまでも残ってほしいです。

訂正 敬天愛人さんの情報で、資料館は正門受付で申し出れば一般見学
    できるそうです。上記本文は訂正させていただきます。





  

Posted by メドウおじさん at 21:50Comments(6)戦争遺産

ドライフラワー用のグラス

2014年06月23日

ドライフラワー用のグラス
うちでは奥さんがドライフラワーが好きで飾り用に使う
グラスをいくつか育てています。元々自生していたコバン
ソウやヒメコバンソウは一年草で爆発的に増えるので種
が散る前に不要分は処分しています。他には多年草の
オーチャードグラス、など、また二年草はカナリアシード
と斑入りの小麦があります。小麦はドライフラワー用以
外にも麦茶の材料に使っています。カナリアシードは以
前住んでいた福岡の東区の海岸造成地で見つけたもの
の種から増やしています。海岸造成地ではあまり見かけ
ない外来植物も多くあり興味深いです。カナリアシードも
外国からやってきたものかもしれません。グラス類は食用
や飲用には向きませんがフラワーアレンジや小物の飾り
つけなどに使えるので生活の役に立っている植物という
ことで特殊なハーブと考えています。

カナリアシードです


観賞用の斑入り小麦ですがだんだん普通種に戻っています。ドライフラワーの他に麦茶も作っています



ラグラスです。通称、ウサギのしっぽです。


ヒメコバンソウです。毎年勝手に生えてきます
  

Posted by メドウおじさん at 19:40Comments(4)ハーブ

桜橋の農業遺産

2014年06月22日

現在の桜橋のすぐ上流に桜橋の川堰はあります。幅は
50m近くある立派なものです。小嵐山がいつも満々の
水をためている川面には山影が映り絵になる風景です。
毎年5月にはボランティアのかたが鯉のぼりを川に渡し
ています。このコンクリ製の堰は私が物心ついたころに
はもう使われていたのでもう完成して50年以上になる
と思います。終戦後すぐのころに作られたか、もしくは
戦前に作られたものかもしれません。
今度昔語りの資料を調べてみようと思っています。
この堰は徳力方面の水田用水を導水するために作ら
れたようで堰の横の川岸には立派な取水口が作られ
ています。さらに特筆できるのはここから100mほど
下流に、ちょうど桜橋の北側322号線の中央に導水
した水を分水する円形分水筒があります。信州の方
でよく使われていますが九州ではとても珍しいと思い
ます。この分水筒は以前一度紹介しましたが川の堰
と合わせて貴重な農業遺産(現役稼動ではあります
が遺産と呼ばせていただきます)として改めて紹介し
たいと思いました。ちなみに円形分水筒はこのブロ
グの2011年11月28日の記事です。



桜橋の堰です。昔は堰の向こうはプール代わりに使われていたそうです。



農業用水の取水口です。ここから100m下流に円形分水筒があります。



桜橋の円形分水筒です。中の様子はこのブログの2011年11月28日の記事で紹介しています。
よろしければ見てください。

  

Posted by メドウおじさん at 17:58Comments(0)勝手に近代化遺産

オカトラノオ(岡虎の尾)

2014年06月21日

オカトラノオの他にも○○トラノオという植物は他にも
いくつかあります。花姿が虎やネコ科のしっぽのよ
うな形をした植物の名前によく使われます。今回の
オカトラノオは半日陰の林縁でよく見かけます。
れっきとした山野草で和風の庭によく似あいます。
梅雨時でも花姿が崩れず花期も長く楽しめます。
茶花にもよく似合います。草盆栽でコンパクトに
育てれば風雅を感じられる一鉢になります。






  

Posted by メドウおじさん at 19:17Comments(2)季節の花

梅シロップ

2014年06月20日

今年は梅が豊作で当たり年です。恒例の梅酒、梅干しの
他に今年は梅シロップを作っています。梅酒は飲み頃を
迎えるのに約1年かかりますが梅シロップは1か月で
いけるそうです。うまくいけばシロップはジュースに
実の方はジャムにと皮算用しています。ネットで作り
方を見ると梅酒よりカビやすいそうなので、その辺が
うまくいくかどうかポイントになりそうです。現在漬け
込んで10日ほどですが今のところは順調にいっていま
す。梅の方は青梅と完熟梅の二種類で作っています。
味にどんな違いが出るか楽しみです。


あと20日の辛抱です。
  

Posted by メドウおじさん at 19:56Comments(2)食べ物

春バラ2014総括

2014年06月19日

今年の春バラは新苗の開花見込み株を8種類仲間入り
させたのでにぎやかでした。一方で2年目、3年目株は
品種によって成長にバラツキが少なからず出ました。
ラ・フランスとピースは黒点にやられ2番花は見るこ
とができませんでした。原因の一つは10㎡の狭いコー
ナーに多数の株を詰め込みすぎて根が十分に成長でき
なかったからかもしれません。一方でダ・ヴィンチや
ジャストジョーイなどは順調に成長しています。元々
丈夫な種類なのかもしれませんが他の野草と一緒に混植
していますが病気にもならず元気です。バラコーナーの
隣がハーブコナーなので極力薬品の使用を控えているの
でこれからはここでは育てる品種を考え直す必要がある
かもしれません。当面は土壌を改良して黒点に負けない
体力を株につけさせるのが必要だと思っています。
以下は今までに紹介しきれなかった今年の春バラです。


絞り模様がきれいなセンチメンタルです


名前がわからないレモンイエローのハイブリッド・ティーです



レオナルド・ダ・ヴィンチです。


品種名不明のつるバラです



ハイブリッドティーのクィーンエリザベスです。


黒バラのパパ・メイアンです。ビロードのような質感で香りの強いバラです
  

Posted by メドウおじさん at 20:20Comments(0)バラの話題

山桜桃梅(ユスラウメ)

2014年06月18日

山桜桃梅(ユスラウメ)
ユスラウメはサクランボを一回り小さくした実を
梅雨の走りのころにつけます。真っ赤に熟した実
は甘酸っぱくておいしいです。残念なことにジュ
ーンベリーと同じで実は傷みやすく市場に出回る
事はほとんどありません。我が家にも一株あるに
はあるのですが桜山桜桃梅(ユスラウメ)
ユスラウメはサクランボを一の大木の下で隣にアジサ
イ大株があるせいか春に花は咲くのですが実はここ
数年見ることはありませんでした。ところが今年は一
部の枝先に数粒実がなっていました。実のなっている
枝先には多少日が当たるようです。ユスラウメは大好
きなので今年は接ぎ木を作ってみようと思っています。
ちょうど実生の梅が育って台木に手ごろな大きさにな
っているのでものは試しでやってみます。


ユスラウメ

久しぶりに食べたら懐かしい味でした
  

Posted by メドウおじさん at 19:58Comments(2)果樹

山家先生と中谷高等小学校跡

2014年06月17日

昔語りをする会の足跡をたどるシリーズの第一弾です。
今回は中谷高等小学校の話題です。
江戸時代末期、日本の識字率は世界最高といわれて
いました。男子では武士階級はほぼ100、男子平均
でも50%を超えていたといわれます。この高い識字
率は武士層は藩校で漢籍を学び庶民は私塾や寺子
屋で読み書きそろばんを学ぶのが一般的だったから
です。明治になって時の政府は全国に尋常小学校
(当初4年)を作り東谷でも各集落ごとに私塾を引き
継ぐ形でスタートしやがて今の新道寺草学校と市丸
小学校に集約されていきます。一方では上級の高等
小学校は当初、今の小倉北区にしかなく上級で学ぶ
のは困難だったのを東谷の有力者山家家の方を中
心に奔走し今の加用地区に中谷、西谷と共同で中
谷高等小学校を設立しました。山家先生は初代校長
として教壇にも立たれました。このように教育熱心な
山家先生でしたが惜しいことに20代後半の若さで亡
くなられます。
のちに地元の方の意志でその遺徳を偲び立派な石碑
が山ヶ迫の方円寺さんの入口に設置されています。
加用地区は当時三谷地区の中心地で役場の出先
や商店などもあり栄えていましたが今は川沿いの静
かな集落でしたが先般報告した大規模な護岸改修で
住民の方の移転などもあり少し騒がしい状況です。
高等小学校自体の痕跡は全くありませんが当時の
資料からその場所は特定されています。

加用橋の向こうに見えるマンションの裏側あたりに中谷高等小学校があったと思われます

この場所に高等小学校があったはずですが跡を示すものは何もないのが残念です。

それにしても100年近く前に三谷で共同で高等小学校を開いたのは地域の誇りだと思います

  

Posted by メドウおじさん at 19:57Comments(2)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

明月院ブルーのアジサイ

2014年06月16日

北部九州は空梅雨模様ですがそれでも大気は湿気を帯
梅雨らしくなっています。気が付けば春バラはほとん
ど終わり各地でアジサイが色づいています。最近の品
種は西洋アジサイ(日本の原種がヨーロッパに渡り品
種改良されて里帰りしたもの)が数多く出回っており
園芸店の店先はにぎやかです。小倉南区の各家庭の庭
先にもアジサイはよく見られ目を楽しませてくれてい
ます。最近気が付いたのですがアジサイの品種が多く
なった一方で昔の古いタイプの日本アジサイをあまり
見かけないようです。大型の手毬咲で鮮やかなブルー
に染まるタイプです。この青色は鎌倉のアジサイ寺と
して有名な名月院に多く植えられているので明月院ブ
ルーと呼ばれています。先日NHKの「美の壺」とい
う番組でやっていました。我が家の庭にもこの明月院
ブルータイプのアジサイの株がいくつかあります。
元来大型なので小ぶりのものを選んで切り花にしたり
奥さんがドライフラワーにして楽しんだりしています。
大型で場所をとりすぎるので最近は敬遠されているの
かもしれませんがあの鮮やかなスカイブルーの色は捨
てがたいです。赤土系の弱酸性の土壌で鮮やかに発色
します。最近は紫がかった花が多いので貴重になりつ
つあるのかもしれません。

                鮮やかなスカイブルーのアジサイです。昔は多くがこのタイプでした




  

Posted by メドウおじさん at 20:56Comments(4)季節の花

昔語りをする会

2014年06月15日

東谷では昭和の52年から平成14年にかけて東谷
を含む三谷地区の郷土史を研究する愛好会、「昔語りをす
る会」というのがありました。私の父親もメンバーの一員
として微力ながら活動していました。会では通算、200号
を超える会報を残し、テーマごとに集約した合本という形で
再構成したものを6冊残しています。私の手元には父親が残
した合本5冊があります。一冊は父親が亡くなった時に一緒
に納棺しました。父親を含む同人の方々は当時からすでに高
齢の方が多く、もう、ほとんどの方が彼岸へ旅立たれたと伺
っています。向こうの世界でもきっと同じメンバーで研究を
重ねているでしょう。向こうの世界では時空を超えて見聞き
することができるそうですから歴史好きには願ってもないと
ころかもしれません(笑い)
合本の内容は自分たちで直接、取材し集めたもので関係者の
身内がいうのもなんですがよくできた内容だと思います。
ただ当時はまだデジカメもなく写真などのデータが
ほとんど残っていません。会の活動の最終盤になって

やっとパソコンロが使えるようになった時代です。今思っ

ているのは昔語りをする会の活動の足跡をたどり現地の

今の様子を写真データとして残しておきたいと思ってい

ます。気の遠くなるような作業ですがボチボチと」気負わず

に取り組みたいと思っています。

 



3冊目は父親が持って行きました

  

Posted by メドウおじさん at 09:57Comments(3)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

テリハノイバラ

2014年06月14日

テリハノイバラは海岸部から山地まで広く分布し以前福岡
に住んでいた時も海岸地帯から近郊の山地でまでよく見か
けました。北九州でも若松の自然海岸の残っている所では
群落を見かけますが何故か東谷周辺ではまだ見たことがあ
りません。見かけるのはたいがいノイバラです。
テリハのほうは葉がその名前の通り照葉で艶があり花期は
6月上旬です。ノイバラと比べると1ッヶ月遅い感じです」。
花もノイバラより一回り大きな一重の花です。花数はノイ
バラの半分ほどなので株一面に咲くという感じではなく
つるや枝先に数輪ずつ咲きます。また樹形は完全なランブ
ラーで地面を這うように伸び棘が引っ掛かると上に伸びて
いきます。一方のノイバラもつる性ですがこちらははじめ
シュートが直立しその後しなだれて大型のシュラブ樹形と
いったふうです。最近はノイバラもテリハノイバラも棘なし
の扱いやすいタイプが選抜栽培され園芸店でたまに見かけ
ます。今日のバラの改良に大きな影響を与えた日本の大切
なバラです。あまりにも身近にありすぎて丈夫なためファ
ンは少ないですが私の好きなバラの一つです。




上の2枚がテリハノイバラです。花径は4cmくらいです。ちょうどツクシイバラと同じくらいです



こちらはノイバラです

此方は満開のノイバラです。花つきは圧倒的です
  

Posted by メドウおじさん at 20:40Comments(2)バラの話題

東谷川を美しくする会

2014年06月13日

石原町では町内会と壮年会で「東谷川を美しくする会」と
して年に3回主に下ノ橋(宮前橋)からほたる橋周辺まで
約500mを草刈りしています。この川岸の農道は町内一
の散歩道となっています。御多分に漏れず石原町も高齢化
率が高いのですがある方は犬の散歩に、ある方はジョギン
グにまたリハビリの歩行訓練にとそれぞれのやり方で利用
しています。農道は一時舗装するという話がありましたが
多くの意見で足に優しい土の露地として残すことになりま
した。その分草刈りの負担は大きくなりますが私も今のや
り方に賛成です。




                             ほたるばし周辺の草刈り前の様子です





                                    草刈り中の様子です





                    草刈り終了です。次はお盆前に行います。次の時はもう、汗だくです。


  

Posted by メドウおじさん at 21:29Comments(0)東谷(北九州)の紹介

アウグスタ・ルイーゼ

2014年06月12日

今春新苗で購入したアウグスタ・ルイーゼです。覆輪の
アプリコットピンクの花びらがフリルになって華やかな
中にも気品のある花姿です。シュラブ樹形らしいですが
横張のブッシュ型にも思えます。この株は植えた直後か
ら成長が今一でその分開花も遅れたようですが、何とか
梅雨本番前にまにあったかんじです。数少ない経験だと
この後徐々に成長が悪くなって消滅というパターンにな
りがちなのでテコ入れが必要です。まずは株の消毒(あ
まりやりたくないのが本音です)根回りへ活力剤の注入、
新芽が展開し始めたら追い肥という基本を押さえるとこ
ろから始めたいと思います。


                                        咲き始めです



                                     満開の状態です



                                        二番花です
  

Posted by メドウおじさん at 19:53Comments(2)バラの話題

残念な報告

2014年06月11日

中谷川と東谷川が合流する加用地区は数年前に起きた
水害対策として合流地点を中心に護岸の改修工事が行
われていました。加用のこの辺りは川岸に沿って旧秋
月街道が通っており丸山が東谷川に迫っていて川床も
岩盤が露出して早い瀬の流れになっていて昔の旧街道
の様子がしのばれる場所で私のお気に入りのスポット
でした。ところがつい先日この場所を通ると様子が一
変していました。私のお気に入りの古い石積みの護岸は
取り壊され、岩盤の露出した瀬もブルドーザーで破壊
されて平らな川底になっていました。新しい護岸はコン
クリの一面張りで直線的な護岸になっています。ネコヤ
ナギなどの河川植物は根こそぎ取り除かれ消滅していま
した。水害対策として直線的な流れに改修するのはある
程度理解できますがもう少し自然環境を残す工夫ができ
なかったものかと、とても残念な思いです。石原町の蛍
橋上流の河川改修では護岸の一部は河川植物が再生しや
すい作りになっています。聞いた話ですが工事の事前の
住民への説明会で護岸の自然植生の再生が進みやすい工
法の採用を依頼したそうです。行政も住民の意思をある
程度くみ取る姿勢はあるので本当に残念です。
またここには古い赤レンガ造りの用水路の排出口があり
農業遺構として興味深かったのですがこれもきれいさっ
ぱり取り壊され、真新しいコンクリ護岸の一部に味もそ
っけもない排出口の穴がぽっかりと開いています。唯一の
慰めは取り壊される前に写真を撮っていた事です。
先般の志井駅舎の取り壊しもそうですが文化財指定でも
受けない限り古いものは簡単に取り壊されます。今歴史
遺産は保存の機運が全国的に高まりつつありますが身近な
ものはまだまだのようです。




一面張りに改修された護岸です。真ん中に空いたところに
レンガ造りの排出口がありました。


かつての上の写真の風景です。奥の岩場にレンガ造りの排出口が
ありました。もう二度と見ることができない風景です。





農業遺産クラスの遺構だっただけに本当に残念でなりません





コンクリート「一面張りにあった古い石積みの護岸です。
川床へ降りることができる親水性もありました。



加用橋の少し上流側です。下の写真は以前の風景です。






河川改修の最終地点ですがこの先には少しだけ以前の景観が残っています。


  

Posted by メドウおじさん at 18:13Comments(8)勝手に近代化遺産東谷(北九州)の紹介

東谷の用水路

2014年06月09日

東谷川とその支流沿いには今も多くの水田が広がって
います。水田に水を引く用水路には主に2系統ありま
す。一つは東谷川やその支流から水を引く用水路と、各
集落ごとに作られた溜池から水を引く用水路があります。
普段は取水口のバルブが閉められているので水が流れ
ていないところが多いのですが今の時期は田植えで水
田に水を引くために用水路には水が満々と流れていま
す。
以前は(といっても50年以上前ですが)自然護岸で
年中水が流れていた水路が多くあったそうで、今はもう
見かけない多くの小魚やモエビがいました。流れには
カワニナも多くいたので蛍も多く飛んでいました。
今はその多くはU字溝になって生き物の影は消えました。
全てが昔のようにはいかないことはわかりますが、一部
でも昔の流れが再現されればうれしいです。


新道寺の大川の堰です。山ヶ迫から石原町の東谷川東岸の用水の
メインの取水口です。




大川の取水口です



田圃の中を石原町方面へ流れていきます。今はU字溝ですが昔は
自然水路で多くの生物がいたそうです。私が子供のころにはタナゴが
いました。という事は淡水生二枚貝もいたという事です。豊かな水
環境だったようです。




大川の用水は石原町の鉄工団地の中を通っています。
鉄工団地ができる前は田んぼの真ん中を通っていました。




こちらは石原町の堤(溜池)からの用水です。ここも以前はモエビやタブナがいました。

石原町の東谷川西岸の田へ水を供給します。

  

Posted by メドウおじさん at 20:18Comments(4)東谷(北九州)の紹介