甘茶づくり2

2023年05月31日

アマチャはヤマアジサイの品種の一つ
でその葉には甘未成分のズルチンを
多く含み砂糖の何倍もの甘未がありま
す。甘茶はアマチャの葉を摘んでもみ
こんで発酵させたものを乾燥させて煮
出したものです。アマチャには微量の
有毒成分を含むため甘茶を作るときは
3%ほどの濃度で煮出すよう言われて
います。今回は試しで少量茎先の新葉
をもみこんで発酵させて作りました。出
来上がりの味ですが甘味は期待通りの
甘さでしたが味が何というか磯臭い味
でタケノコを似た時のような香りがしまし
た。どうも発酵がうまくいかなかったよう
です。ネットで調べると8月ごろの暑い
時期の葉で作るのがよいそうです。
もう一度8月に再挑戦します。8月の暑
い時期なら発酵もうまくいくと思います。


今回は茎先の柔らかい新葉を使いましたがしっかり成長した葉のほうが良かったみたいです

 




しっかりもみこんでビニール袋に入れて一昼夜静置します。




しっかり乾燥させたら出来上がりです


  

Posted by メドウおじさん at 05:41Comments(0)和ハーブ

甘茶づくり1

2023年05月28日

我が家の庭は亡くなった両親がアジサイ好きで今
ではあまり見かけないオールドタイプのアジサイ
やヤマアジサイが多く植えられています。その中
でその中で額咲きのアジサイが一株あり母親が
これは4月の花祭りで使う甘茶の株だと言ってい
ました。アジサイ自体には全草に有毒成分を含み
口にすると嘔吐、下痢などの中毒症状を起こすも
のが多いです。アマチゃはヤマアジサイのなかで
も甘未が強いものだそうです。アマチャは全国各地
で花祭りなどで供されますが調べると十数年前に
一度小学生たちが中毒を起こしています。幸い命
に影響はありませんでしたが厚生労働省のHPでは
一度に多量で濃いまちゃは飲まないように注意され
ています。レシピだと3gの甘茶の乾燥葉を1ℓの水で
煎じるそうなので濃度は0.3%です。中毒になった
小学生たちはよほど濃い甘茶を飲んだか、もしくは
アマチャではないよく似たガクアジサイで作ったあま
ちゃを誤飲した可能性があります。どちらにせよ要注
意なことは変わりませんが、私の興味が強く作って
みることにしました。特にガクアジサイとアマチャの見
分けは難しいので読者の方は決してマネしないでくだ
さい。(ここは強調点です)


アマチャと思われるヤマアジサイです。



今回は試しに少量摘んで発酵させて甘茶を作ってみます。さて、どんな味に仕上がるのか
はたまた嘔吐など副作用は出ないのかz体を張って実験です。
(皆さんはガクアジサイとヤマアジサイは
区別が難しいので絶対にまねはしないでください。アマチャはヤマアジサイの中でも特別に甘未が強い
品種なのでヤマアジサイの中でも毒性があるかもしれないのでくれぐれも自分で試さないように願います。)

  

Posted by メドウおじさん at 16:42Comments(0)和ハーブ

ラッキョウ醤油漬け

2023年05月26日

ラッキョウは普通甘酢に漬けこみますが
私は醤油漬けにしたものが好みです。
ネギ類の醤油漬けはどれも美味しく材料
ごとにアサツキ、ノビル、ニラ、ラッキョウ
と時期をずらしながらほぼ一年中楽しめ
ます。九条ネギなどの栽培種でも作れま
すが野生種のネギは香りも強く醤油にも
ネギ香が移り調味料としても美味しいで
す。作り方は簡単で良く洗って小さく刻ん
だものを醤油に漬け込むだけです。味醂
や白出汁を加えても美味しいです。





一日冷蔵庫で寝かせれば食べれます。


  

Posted by メドウおじさん at 12:25Comments(0)山菜食べ物

わが家のツクシイバラ

2023年05月24日

わが家には地元のノイバラが実生で
自生したものがありますが、もう一種
類ツクシイバラがあります。ツクシイ
バラはもともと北部九州には自生し
ていないのですが近所を走る高速道
路の路側側道に植えてあった株が実
生発芽した株の枝を頂いたものを挿し
木で大きくなったものです。ツクシイバ
ラは普通種のノイバラの亜種と言われ
ますが見た目は結構違います。ノイバ
ラが花径が3cmほどですがツクシイ
バラは4cm近くあります。またノイバラ
がほとんどが白い花ですがツクシイバ
ラはピンクの覆輪で花色はピンクの濃
いものからほとんど白一色のものまで
変異が多いです。わが家のツクシイバ
ラも実生発芽したものが開花し始めて
いますがやはり花色が濃いものから
薄いものまで変化に富んでいます。ま
たなぜか、花色が薄いものほどよい香
りがして覆輪が濃いものは香りが薄い
です。7,8年前にバラに力を入れてい
た時期がありましたが、園芸種はかな
り手を入れないと難しく結局一部のつる
バラと原種の野バラが残っています。


実生で成長したツクシイバラです。花色はほとんど白花です。




こちらは覆輪が濃いピンクのツクシイバラです。
  

Posted by メドウおじさん at 13:14Comments(0)季節の花バラの話題

旧企救町の二市一郡新四国霊場(蜷田地蔵堂)

2023年05月23日

旧企救町の蜷田近辺に二市一郡のお堂
があることはわかっていましたがその場
所までは特定できていなかったです。蜷
田は結構広い地域でやみくもに現地を
探しても見つからないと思いお堂や祠が
マークされているgoo地図で探したので
すがそれらしき場所はありませんでした
が真言宗系のお寺を検索したところ一つ
松光寺というお寺があったので現地に出
向くとビンゴでした。松光寺自体が霊場だ
ったのと、お寺の入り口の道路際にもう一
つ小さめのお堂があり中に二市一郡の白
いプレートが見えました。同じ場所に二か
所のお堂があるのは初めてです。
理由はわかりませんが私の推測はこの場
所の近くに南若園のコンビニ、ファミリー
マートがあるのですが、ここには以前二市
一郡のお堂があったと聞いています。蜷田
の道路際のお堂は南若園のお堂が新四国
霊場に縁が深い真言宗系の松光寺の敷地
に移されたのではないかと思っています。
(あくまでも私の個人的推測です)

蜷田松光寺は以前紹介したので今回は蜷田 地蔵堂のみ
写真を載せました。



松光寺入り口の道路わきに小さい地蔵堂があります。



内部を見ると立派な着物を着たお地蔵様と奥に二市一郡のプレートが見えました、



このように道路際に設置されています。


  

赤村の源じいの森でキャンプ

2023年05月17日

先週の土日で私が最も信頼するお仲間
と赤村の源じいの森できゃん雨してきまし
た。私以外の方は皆、ほぼキャンプは初
心者の方なのでテント泊ではなくて施設
のロッジを借りました。当初は野外でバー
べキューをしながら焚火を楽しむ予定で
したがあいにくの終日の雨で野外は諦め
管理棟の許可を得て入り口前の畳二枚
ほどのスペースでバーベキューを作りロッ
ジ内で食事にしました。私は当日のバー
ベキューとその他食事の担当で大忙しで
した。メニューは牛肉と海鮮と野菜のバー
ベキューと和薬善のハナミョウガのハーブ
ソテー、定番のカレーにアルコールタイム
のスモークとデザートのリンゴとサツマイ
モのハニー重ね焼きのフルコースで大変
でしたが皆さん喜んでいただけて良かった
です。ティータイムは自作の桜紅茶と自家
焙煎のグアテマラのコーヒーを用意しまし
た、ここのキャンプ場は赤村の公営施設
で価格もリーズナブルで温泉施設も隣接
していて本当に良い場所です。今度はソ
ロでのんびり来たいと思います。





最寄り駅の平成筑豊鉄道の駅です。



キャンプ場横に小さなトンネルがあります。石坂トンネルと言い
九州で一番古いトンネルだそうです。





キャンプ場横には今川の清流が流れています


  

Posted by メドウおじさん at 19:37Comments(0)香春・田川・京築

不知火蜜柑でジャム作り

2023年05月15日

一か月ほど前に今、急成長中の野菜
スーパー八百勝でデコポンの元品種
の熊本産の不知火の大袋を買いまし
た。八百勝では野菜や果実などのい
わゆる規格外品を大量に仕入れこれ
を大袋で業務用に販売していますが
これが個人客にも好評でわたしも時々
購入します。今回の不知火は正直なと
ころ初めは少し、酸味が勝っていました
が冷蔵庫で保存していたらいい具合に
熟成してとても甘くなりました。大きさは
こぶし大の小ぶりな不知火ですが一か
月以上になると傷み始めそうなのでま
とめてジャムにしました。柑橘のジャム
とマーマレードの違いは外皮を使うのが
マーマレードで使わないのがジャムだ
そうです。今回は砂糖を多少加えたジャ
ムにしました。弱火でじっくり焦げないよ
うに煮詰めて完成させました。


不知火の外皮を剥いて中の果実の子袋をばらして砂糖を加えて煮詰めます



弱火で焦げないように煮詰めて出来上がりです


  

Posted by メドウおじさん at 14:14Comments(0)食べ物

スイレン・メダカ飼育火鉢のリセット

2023年05月12日

昨年の夏場の高温で飼育水の水質が
一気に悪化して10年以上世代を繋い
で飼育していたメダカが全滅してしまい
ました。長年雨水だけの換水でも水質
バランスが取れていたので油断したの
がいけなかったようです。五月になって
水温も上がって来ていたのでひょっとし
たら何匹か生き残っているのではと思
っていましたがやはりだめでした。ボウ
フラも発生し始めていたのでスイレン
火鉢をリセットすることにしました・
リセットも終わりさて、メダカをどうする
かと思案していたら、知り合いから引っ
越しをするのでメダカとスイレンの提供
の申し出がありました。さっそくいただい
たメダカを水温を合わせて泳がせました。
頂いたメダカはシロメダカと楊貴妃という
ヒメダカの改良品種の立派なものです。
また以前のように増殖してくれると嬉し
いです。


頂いたメダカたちです。





リセットが完成したスイレン火鉢です。メダカたちも新しい環境に慣れてくれると良いのですが。


  

Posted by メドウおじさん at 04:21Comments(0)鳥や小動物

ダイソーのダッチオーブン入手

2023年05月09日

今ネットで話題のダイソーのダッチ
オーブンを入手してきました。容量
700ccほどの小型のダッチオーブ
ンです。いわゆる5インチダッチオー
ブンですが20年ほど前アメリカ製
のロッジの5インチオーブンが欲し
かったのですが当時の価格で5000
円と高価で諦めた記憶があります。
今回ダイソーから発売されたものは
税込み1100円とダッチオーブンと
しては安い価格です。ダッチオーブン
としてはかなり小型なのでソロ用専
用となりますがちょっとした遊び心が
あって迷わず購入しました。全国的
にかなりの人気商品になっていて
品薄という事ですが小倉のチャチャ
タウン店購入できました。ここのお店
はいわゆるダイソーの旗艦店でキャン
プグッズは市内の店舗で一番品ぞろえ
の良い店です。我が家からは少し距離
があるのですがここなら入手できると
思い行きましたがビンゴでした。まだ使
用していませんがとりあえずシーズニン
グだけ完了させたのでいつでも使えます。
ネットを見るといろいろ使えそうなので使
うのが楽しみです。



シーズニング前の状態です


オリーブオイルを曳いて加熱しシーズニングが終了しました。いつでも使用可能です。


  

Posted by メドウおじさん at 22:34Comments(0)アウトドアの道具

収穫した和ハーブと西洋ハーブの乾燥

2023年05月07日

摘みごろになったイカリソウ、柿の葉、
カキドオシ、コモンセージ、オレガノを
採取して薪ストーブの天板で乾燥させ
ています。私の野草茶ののみかたは
四季の旬に集めた野草を10種ぐらい
ブレンドしたものをベースにしてそれに
特に期待する効能の薬草をプラスして
飲みます。ベースの野草茶は仙人茶と
呼んでいますがこれにお腹が緩い時は
ゲンノショウコを多めに加えたり風邪気
味の時は陳皮やエキナセアを加えたり
胃もたれしたときはセンブリやタンポポ
葉などの苦み系の薬草を鍬たりします。
この飲み方はあくまで私個人の方法な
ので参考にされる方は自己責任でお願
いします。


摘み取った薬草はストーブの天板で乾燥させます。


  

Posted by メドウおじさん at 08:19Comments(0)ハーブ和ハーブ

3回目の紅茶づくり2(桜椿紅茶)

2023年05月05日

今回の紅茶はいつもの野生の茶葉を
メインに桜葉と椿の新葉を一緒に発酵
(酵素分解)させて作りました。今まで
は別々につくって好みの量をブレンドし
て使っていましたがだいたいの割合が
つかめたので今回は一緒に発酵させま
した。出来上がった紅茶ですが思いの
かうまくできて桜の薫る紅茶にすっき
りしたほの甘い後味が残る美味しい味
です。甘味の部分は椿紅茶の味だと思
います。コツはあまり長く発酵させない
のがポイントです。今からの茶葉はいわ
ゆるセカンドフラッシュで新葉も大きめ
でたくさん量が採れて効率的なのです
がそろそろ葉裏に毒毛虫が発生するの
で摘むときは面倒ですが注意が必要で
す。うっかり卵や幼虫が付着したままだ
と後が大変です。かなりの手間ですが
摘むたびに確認して摘んでいます。

摘んだ茶葉、桜新葉、椿新葉は一昼夜静置してしなっとさせます。右の写真です。
いわゆる萎凋という作業工程です。左は萎凋した茶葉を手もみしたものです。これで
茶葉の酵素が分化されて紅茶になっていきます。今回は桜葉も椿新葉も一緒に発酵
させています。

手もみした直後のMIX茶葉です。揉捻という作業工程です。



揉捻した茶葉はビニール袋に入れて発酵させます。この日は少し室温が低かったので
ストーブを焚いて天板の上でゆっくり温めます。今回は5時間ほど発酵させました。



頃合いを見て発酵を止めるのですが鍋で弱火で乾煎りします。そのまま
焦げないようにゆっくり乾燥させます。





さっそく飲んでみました。桜の香りがほのかに香り、すっきりした甘みの後味が
美味しかったです。

  

Posted by メドウおじさん at 12:29Comments(0)和ハーブ

小倉北区の二市一郡新四国霊場1(第十六番奥ノ院 金田幸福院)

2023年05月04日

二市一郡新四国霊場は明治26年に
旧門司市、旧小倉市、旧企救郡に創設
された新四国霊場です。当時は企救新
四国霊場と呼ばれていました。旧小倉
市は明治33年代に発足しましたが当初
は旧城下町(小倉城外堀の内側)でした。
今回は便宜上もう少し範囲を広げて小倉
北区のお堂を見ていきたいと思います。
明治33年34年に小倉市、門司市が相次
いで発足しそれ以来二市一郡新四国霊
場と呼ばれるようになりました。今回の
金田幸福院は小倉西郵便局の近くにあり
住居表示的には小倉北区金田二丁目5-
32)です。古い住宅街の中にありご町内
の方が綺麗に維持されています。都市部
のお遍路霊場は再開発などで撤去された
ところも多いですが古くからの住宅地では
町内の方が綺麗に維持されているケース
が多いような気がします。



金田幸福院のお堂です



幸福院のプレートです。



お堂の内部です


幸福院の住居表示です


  

3回目の紅茶づくり

2023年05月03日

わが家の周辺にある茶の木は自生の
野生種なので春の新芽の摘み時がバラ
バラで一度に多量に採取できませんが
逆に言うと自家消費する分ぐらいは数回
に分けて新茶葉が摘めるので好都合で
す。今回は3度目の収穫で、少し変わっ
た紅茶にしたいと思います。桜葉と茶の
木の近縁の椿と茶葉をブレンドして発酵
(酵素分解)させて紅茶に仕立てます、
今まではそれぞれ別々に紅茶にして飲む
前にブレンドして使っていましたが今回は
一緒に発酵させて味に違いが出るか試し
てみます、摘み取った葉は一日乾燥(萎
凋)させてから揉み込んで発酵させます。
まだ少し朝晩は冷えるので温度コントロ
ールが必要です。どういう風に仕上がる
のか楽しみです。


三回目の紅茶の素材です。左上が桜葉、右が茶葉でしたが椿の新葉です。



こちらは一緒に採取した野草茶の原料で左が柿の新葉、右がカキドオシです。乾燥させてお茶にします。

  

Posted by メドウおじさん at 11:16Comments(0)和ハーブ

東谷歴史講座(市丸史跡文化財散策)のご案内

2023年05月02日

北九州市小倉南区の平尾台の麓の東谷
地区では地区の郷土資料館で東谷の各
町内の史跡や文化財について学び、現地
散策を毎月開催しています。今回は市丸
町内を学びます。詳細は以下の通りです。

1日時 5月6日(土)13時~14時
2場所 東谷市民センター―2F 第一会議室

参加費無料、どなたでも参加できます。
お問い合わせ先  090-8604-4544
                      西田まで




  

Posted by メドウおじさん at 06:39Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

山菜天ぷら2023

2023年05月01日

少し前のことですが今年の山菜の芽吹
きは桜の開花と同じで随分早く食べご
ろになりました。写真は3月25日のもの
です。自宅の庭で山菜や摘み草が出来
るように各種の植物をコツコツ移植して
10年になりますが最近ようやく年間を
通していつも何かの食用野草が採取
できるようになりました。一方では藪状態
なのでこれを何とか見れるようにするの
がこれからの課題です。山菜の食べ方
は色々ですが、やはり簡単で美味しい
のは天ぷらとお浸しです。あと材料にも
よりますが佃煮も美味しいです。これか
らも和の薬膳をあれこれ楽しんでいき
ます。


春山菜の天うらです、特にウコギ科の新芽は絶品です。



タラノメの仲間のハリギリです。少し葉が大きくなると灰汁が強くなってしまいますが
この大きさだと食べ応えもあって美味しいです。何故か東谷の山では見かけません。



栽培種の棘なしのタラノメです。棘の多い野生のものと比べると
食べやすいです。



せり科のセントウソウです。シャクやセリのように食用にできると記載されている記事は
少ないのですが同じように食べることが出来ます。セリやシャクと比べると香りがやや弱
く、草体が小さいので量が摘めないのが原因だと思いますが柔らかくおとなしめの香りが
お浸しにすると美味しいです。



  

Posted by メドウおじさん at 08:46Comments(0)山菜和ハーブ