丹波旅行記3(大地農園)

2019年08月31日

丹波の旅行記も最後になりました。今回は大地農園
(オオチノウエン)の話です。大地農園は丹波に本社
のある会社で、プリザーブ・ド・フラワーやドライフラワ
ーの生産で国内シェアの90%以上を持つ会社です。
有名なフラワーアレンジャーの方も多く利用されてい
ます。
今回お世話になった小野尻庵の正面田圃に紫陽花
が多数咲いていて気になって庵主に聞いたところ大
地農園のドライフラワーの素材用に栽培しているとの
ことでした。どれも青やピンクの鮮やかな花色では
なく少しくすんだ色合いになっていました。我が家も奥
さんが紫陽花のドライフラワーを毎年作っていますが
花を採取するタイミングが微妙で早すぎると花がうまく
乾燥せずにチリチリに委縮してしまいます。また遅す
ぎると花が茶色のシミが入り綺麗にできません。私の
所では数年あれこれ採種時期を試して花色が少し
くすむ直前がベストと感じています。大地農園でも
やはり同じタイミングのようです。




大地農園sんのドライフラワー用のアジサイ畑です。かなり大掛かりに栽培されています。

 

今年我が家で作った紫陽花のドライフラワーです
  

Posted by メドウおじさん at 20:50Comments(0)季節の花その他

自家焙煎の珈琲

2019年08月29日

小倉南区のモノレール駅、守恒駅から車で3分(歩くと
15分)紫川中流の蒲生というところに嵐山茶寮という
喫茶店があります。日本の珈琲の5%しかないと言わ
れるスペシャリティーコーヒーと自家製フルーツサンド
が美味しいお店です。私はここで生豆の珈琲豆を購
入して自家焙煎しています。こちらの珈琲豆は最新
の自動焙煎機を使用されていてその場でも焙煎して]
もらい購入することも可能ですが、私はあえて自家焙
煎しています。自家焙煎の良いところは焙煎の具合を
あれこれ変えて自分好みの味と香りを作れることです。
生豆自体の値段は焙煎したものと変わらないので、
焙煎してもらった方が手間もかからないのですが、そこ
は趣味の世界なのであれこれ、手間をかけてもそれを
楽しんでいます。
希望があるかどうかはわかりませんが一度近いうちに
自家焙煎のワークショップを開いてみたいと思います。
ご案内はこのブログで行いますが、お問い合わせは
下記メールまでお願いします。
yokamon01@gmail.comです。



生豆を鍋で炒っていきます。焦げないように木べらで素早くかき混ぜながら炒ります



少し浅めのミディアムローストです。酸味が強調されます。



一日か二日置いてからミルで挽いて淹れると味と風味が落ち着いて美味しくなります



コーヒーはあんこ系の和菓子ともよく合います。ちなみにカップとプレートは
私がお気に入りの合馬の葉々窯さんの粉引きです。
  

Posted by メドウおじさん at 20:29Comments(0)

歯ブラシのルーツ、歯木の作製

2019年08月27日

大塚 隆氏の歯磨き剤と虫歯の関係理論を知って
から改めて歯磨きの歴史に興味がわき調べたらな
んと、歯磨きの歴史は古代エジプトや古代バビロン
の時代までさかのぼることがわかりました。歯ブラ
シのルーツは紀元前500年前のお釈迦様の時代
にそのお弟子たちが歯木と言って木の枝で作った
ヘラで歯を磨いていたそうです。現在でもそうした
習慣が残っている地域もあるそうです。日本には
飛鳥時代仏教の伝来とともに歯木も伝えられました。
文献としては平安時代の医学書、医心方に虫歯予
防としての歯のブラッシングについて書かれている
そうです。(以上、ウィキペディアより要約)そこで早速
歯ブラシのルーツ歯木を作って使ってみることにしま
した。材料は毒性のあるものでなければ何でもよいと
思い身近にあったニッケイの枝を使いました。小刀で
枝の先端を両刃の様に削って出来上がりです。使用
感は思ったより快適でニッケイのシナモン香が口中に
残り良かったです。



協生理論では歯のブラッシングは薦めていますが歯磨き剤の使用は薦めていません。
なぜなら歯磨き剤は口腔中の粘膜に存在する人間と協生している常在菌(善玉菌も
悪玉菌も)を歯磨き剤の殺菌成分で死滅させ。結果として常在菌のバランスが崩れ
虫歯菌のような悪玉菌が増殖し虫歯の原因となるからです。
  

Posted by メドウおじさん at 20:03Comments(0)協生農法 協生理論

北九州エコタウンセンター

2019年08月26日

先日仕事で若松の北九州エコタウンセンターの廃棄
物処理研究施設に行きました。ここでは各種廃棄物
の処理方法を研究しているのですが、その中で少し
面白いお話を伺えました。
それは飼料用のトウモロコシの残滓の処理です。
飼料用のトウモロコシは完熟乾燥した種をこそぎ
取ると残りの部分が大量に発生するので、その残
滓の効率的な処理を研究しています。その方法の
一つとして、残滓を炭化して炭にする方法がありま
す。クラフト材料で使う花炭のようなものです。試作
品を見ると重量が軽く、火付も良さげで着火剤として
重宝できそうですし、臭いの吸着剤としても良さそう
でした。コスト面で実用化は簡単ではなさそうですが
間伐材の再利用も徐々に進んでいるので資源のリ
ユースとして今後に期待大です。



上が飼料用の実を採った後の残滓です。下はそれを炭化したものです。
 
  

Posted by メドウおじさん at 20:59Comments(0)東谷(北九州)の紹介

イヌビワ(ヤマイチジク)でジャム作り

2019年08月25日

私がヤマイチジクと呼んでいるイヌビワの果実はイチ
ジクを小型にして色を黒紫にした野生の果実です。
完熟した実はほのかに甘く子供の頃夏休みのおや
つでした。近くに大きな株があるので我が家の庭に
も鳥が運んだかもしれない実生株がいくつも自生し
ています。まだ実をつけるまでには育っていません
が、近くに大株があるので採取する分には不自由し
ません。ジャムを作ると元々甘味やクセのない味なの
で砂糖の甘みが前に出過ぎるので砂糖は控えめで
蜂蜜で甘みを付けました。蜂蜜の優しい甘みで食べ
やすくなりました。メープルシロップを使っても面白そ
うです。



ミズは加えずそのまま煮込んで砂糖と蜂蜜で甘みをつけます。



果実の形を残して出来上がりです。ゴマ粒のような種がジャマと言えばジャマなのですが
裏ごししたら果実の粒粒感がなくなるのでやむえずそのまま加熱しました。



出来上がったら瓶詰めして冷蔵庫で保存します。


  

Posted by メドウおじさん at 10:52Comments(0)食べ物果樹

キクイモ2019夏

2019年08月24日

我が家のキクイモは昨年は収穫を見送ったので今年
は子芋の発芽苗が多数発生しています。今年は絶対
に収穫しないと来年は物凄い数で収拾がつかかなく
なりそうです。この勢いがあまりに強すぎることが栽培
作物として敬遠されるところかもしれません。我が家
のキクイモは先月の台風8号の影響で背の高い株は
軒並み倒されてしまいました。根は浮いてないので
枯れることはありませんが見た目が悪いので適当な
高さでバッサリと剪定しました。冬の収量は多少減る
かもしれませんが、勢いが少し落ちるぐらいでちょうど
よいかもしれません。このブログでも何度か触れまし
たがキクイモにはイヌリンという天然のインシュリン様
の成分が含まれます。最近血糖値が気になるので来
年はしっかりとキクイモを摂ろうと思います。


キクイモの群生と花です。
  

Posted by メドウおじさん at 21:19Comments(0)季節の花山菜

センブリの意外な効能

2019年08月23日

3月に農業研修視察で阿蘇に行ったのですがその時
に地元の物産館で乾燥センブリを見つけたので購入
していました。センブリは想像以上の苦さで湯のみの
お茶にほんの一かけら入れただけでも十分に苦く
その健胃作用は素晴らしいものでした。胃のむかつき
などの不快感が一発で治まりました。
意外な効能としては私には利尿作用が強く出ました。
ドクダミやヨモギよりも良く作用した用でした。今後は
痛風発作の予兆が出たら使用しようと思っています。
もう一つはセンブリ茶を飲むと喉の渇きを覚えます。
その分余分に水分を取るのでこのことも利尿が多く
なるのかもしれません。胃部の不快感は重篤な病気
が隠れていることがあるのでセンブリの使用は医師
に相談してからがいいと思います。私は毎年胃カメラ
検査を受けたうえで使用しています。
薬草の効能は個人差があり上記はあくまでも私の
体験です。


阿蘇で購入したセンブリです。

  

Posted by メドウおじさん at 19:08Comments(0)和ハーブ痛風対策

アイガモの水田

2019年08月21日

私が定点観察をしている無農薬、無肥料、冠水栽培
の水田にカルガモが住み着いたと先日書いたのです
が、カルガモでなく野生化したアイガモでした。
遠目で見たのでどうやら見誤ったようです。アイガモ
は近隣で合鴨農法をしていたところから逃げたものが
野生化した模様です。さて、8月の水田はまだ青々し
ていますが稲穂はもう、頭を垂れています。

9月初旬になると早いところは稲刈りを始めます。9月

の中旬にはあらかた終了です。(もち米など一部の
品種はもう少し遅いですが)

いずれにせよ以前はよく見た黄金色の田圃と曼珠
沙華の赤色に染まった畦道のコントラストを見る機

会はめっきり少なくなりました。


 


頭を垂れた稲穂です。来月にはもう、稲刈りです。アイガモが住み着いた田圃は
見事に水田雑草がなくなっています。





隣も無農薬、無肥料ですがアイガモが居つかなかったためか、コナギなどの
水田雑草が多く生えています。


  

残暑の協生インゲン

2019年08月18日

お盆過ぎても連日猛暑が続いています。元々 暑さ
に強いインゲンですがさすがに豆のさやの育ちが悪
いです。豆花はボツボツ咲いていますがさすがにこ
の暑さで豆のさやが育ちが悪いです。せいぜい5,6
cmの大きさになればいい方です。近辺の従来農法で
インゲン豆を作っておられる方はとうに株を処分して
います。協生農法で育っているインゲンは枯れもせず
頑張っています。昨年の経験からもう少し涼しくなれ
ば豆鞘も食用サイズまで育つはずです。秋のお彼岸
までもう少し様子を見ることにします。とは言え隣家
との約束もあるので、境の二畝は従来農法の秋冬
野菜用に近々作り変えます。一つは普通に耕し、肥料
は使いますが農薬は使いません。もう一畝は耕起は
せずに、最初に十分に除草します。肥料は使わずに
腐葉土を十分な量を畝の上に被せます。(漉き込み
はしません)この状態で育てます。残りの3畝は地際
で草を刈り取り畝に草マルチにして主にスナップエン
ドウを育てます。この秋冬はこの方針でいくことにし
ます。

 


つる有のインゲンの花です。つるなしはもうほとんどだめですが、丈夫なつる有は
もうすこしいけそうです。

 

草ぼうぼうの中で育つ協生インゲンです。私としては協生理論の実証が進み満足なのですが
周辺の方からはひんしゅくを買ってしまいました。



こちらは野生の原種アヅキ、ヤブツルアズキです。今年は種豆用に育てています。


  

Posted by メドウおじさん at 19:35Comments(0)

夾竹桃の毒性

2019年08月17日

夾竹桃は昭和の40年代ごろから道路街路樹や学校
や公共施設の植樹として多く使われてきました。暑さ
や寒さに強く排ガスなどに強い性質であった為です。
ところがこの植物は大変な猛毒を全身(根、幹、枝、
葉に)もっていて飼料に混ざった葉を食べた家畜が
中毒を起こし死亡したりしています。
また剪定した枝葉を焼却すると煙に毒が混じり吸
い込んだ人が中毒をおこし重体になった例もありま
す。毒性は青酸カリ以上とも言われトリカブト並みの
毒性があります。人の死亡事故も報告されています。
ボランティア清掃などで夾竹桃街路樹を切ってしまう
と後始末が大変です。伐採や剪定をする時は必ず
専門業者に依頼し適切な後処理をする必要がありま
す。トリカブトなどは珍しい植物でそうめったに目に
するものでもないですが夾竹桃は身近にあるだけ
に要注意です。


じりじりと照り付ける日差しの中でも生き生きと咲いている
様子は見事ですが剪定処理は要注意です。
落ち葉の腐葉土にも毒性が残るほどです。

  

Posted by メドウおじさん at 20:21Comments(0)季節の花

豊前ジビエセンター

2019年08月13日

毎年お盆に豊前にお墓参りして帰りに道の駅に寄る
のが恒例になっています。今回はイチジクのトヨミツ
姫を求めたかったのですが午前中で売り切れてしま
ったそうです。今年はイチジクの入荷が少ないそう
です。それでいつものようにアサリ飯を買って帰ろう
としてふと見ると猪と鹿のジビエ肉を販売していまし
た。加工は豊前ジビエセンターという豊前市が運営
している加工所です。
みやこ町の「寄ってこ四季犀館」もそうですが京築
地域は獣害がひどく豊前市も野生猪・鹿の食肉加
工を始めたようです。この日はつい先日、四季犀
館で猪肉を求めたばかりでしたので買いません
でしたがそのうち購入してみようと思っています。
今は有害駆除個体処理という面が大きいですが

それでも広く野生肉の認知が広がるのは良いこ

とだと思います。本当は協生理論の野生肉の

有用性が広く理解されるのがベストですが、まず

は第一歩だと思います。
 


スライス肉だけでなくブロック肉も扱っておられます。

  

久留米の一丁田印打ち刃物店

2019年08月12日

昨日今日と久留米に行っていたのですが久しぶりに
一丁田印打ち刃物店に行きました。するとなんと、鍛
冶場の工房は撤去され、お店も売りに出されていまし
た。3年前にお邪魔したときに、閉業するようなことを
おっしゃっていましたが現実になるとショックでした。
ネットで検索するとお店の住所が変わっていました。
現地から徒歩で15分ほどだったので散歩がてら行っ
てみました。ついた場所は住宅街の中で一般の住居
で看板とかもなく情報は古いものだったのかもしれま
せん。以前のお店に置かれていたナイフなどはどれも
逸品で素晴らしいものだっただけに残念です。もう少
し早く再訪すべきでした。


左の建物が鍛冶工房の工場があった場所です。右の建物はお店だったのですが貸店舗の看板が出ていました。


  

Posted by メドウおじさん at 20:27Comments(0)その他

カルガモ親子が住み着いた水田

2019年08月10日

私が定点観察をしているのは知り合いが作っている
無農薬、無除草剤、無肥料、冠水栽培の水田です。
昨年までの2年間は2反の水田で、今年からは2反
増やして4反で無農薬、無肥料、冠水栽培栽培で
育てておられます。できたお米はすっきりと自然な
お味でお握りにするといくつでもいただけます。田
圃は昨年から多くの水生生物が住み着き始め、農
を使用するとたちまち姿を消すホウネンエビやカブト
エビが自然発生していました。そして今年はなんと嬉し
いことに、カルガモ親子が住み着いています。親鳥が
4羽(2カップル?)コガモが6羽います。この田圃は
冠水栽培で稲刈りが終わるまで水が張られていて沼
地状態になっているのでカルガモも安心して住めるの
だと思います。コガモたちはヒトの気配を感じると一斉
に田圃の奥に逃げ込みます。今年はカルガモが水田
雑草を食べ、水田土壌を撹拌するので適度に濁り
期せずして自然の合鴨農法(カルガモ農法ですが)で
去年以上に雑草が目につきません。不思議なことに
同じ無農薬、無肥料、冠水栽培でも今年から始めた田
圃にはカルガモは住み着きません。1年目と3年目で
土壌自然環境の完成度の違いかもしれません。

究極の自然栽培のお米を食べてみたい方は田圃を
作っている

南友建工株式会社に問い合わせてみてください。購入
が出来ます。

093-451-0282 担当 増田 亮子さんまで



住み着いたカルガモの親鳥です。子供たちは稲穂の奥に逃げ込みます。



左の一年目の田圃にはカルガモたちは住み着きません



カルガモの田圃は水が濁って光が水中で弱まり結果雑草が成長しにくいのだと思います。
  

水神様のお祭り 

2019年08月09日

先月の7月28日は町内の水神様のお祭りでした。
水神様は水の神様と同時に水田の神様でもあり
ます。お米の豊作をお守りしてくれる神様です。
昨年の集中豪雨でも町内の水田の被害はごく
少ないものでした。水神様は蛍橋というかつて
は(60年以上前のお話しです)蛍の名所だった
橋のたもとに小さな祠で祀られています。この
季節に祠の周りをきれいに清掃し、東大野神社
の宮司さんにお越しいただき祝詞を奏上します。
またこの日に合わせて町内を流れる東谷川の
遊歩道を草刈り清掃します。また夕刻からは
公民館の広場で奉納の子供相撲を催しお祭
りします。子供相撲はその参加者が年々少な
くなりいつまで続けられるか不安はありますが
長年続いている行事なので何とか続けたいと
思っています。


水神様の祠です



川沿いの歩道もきれいに草刈りしました。



奉納の子供相撲です。


  

Posted by メドウおじさん at 21:02Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

ワークショップを始めたいと思った訳

2019年08月08日

和ハーブや西洋ハーブ使ったワークショップを始めたい
と思ったのは世の中に和ハーブというカテゴリーが定着
する前から山菜や野草の摘み茶が好きで、いつか安全
でおいしい山菜や摘み茶を自宅で楽しめるガーデンを
作りたいと思ったことからでした。コツコツ素材を集め
ようやく骨格が出来始めたときに大塚隆氏と舩橋博士
の協生理論と協生農法を知り自分の目指した方向性
が間違っていなかったことを確信しました。今は仕事の
忙しさにかまけて庭は放置状態で半ば藪化しかかって
いますが徐々に手を入れていく予定です。
私の住む東谷は北九州市南部の東谷川流域の中山
間地で今も山菜・野草・薬草が残る地域です。その魅
力を少しでも伝えたいと思いブログを数年書き続けて
きました。これからは野草の魅力をワークショップとい
う形で伝えたいと思ったのがきっかけです。とはいう
ものの私自身の魅力のなさもあって第一回の企画と
しては決してうまくいきませんでした。今、改善策を考
え次回につなげたいと思っています。幸い時間はまだ
たっぷりあります。(なにせ、私自身は健康寿命で
100歳を目指していますので(笑い)めげずに次に
チャレンジしていきます。



自宅のウッドデッキですがここで和ハーブのワークショップを早くやりたいと思っています
  

Posted by メドウおじさん at 19:14Comments(0)山菜ハーブ和ハーブ協生農法 協生理論

野生のラズベリー(クサイチゴ)ジャム

2019年08月06日

日本産の野生ラズベリーの一種、クサイチゴが今年は
大豊作でした。5月に1kgほど採れたので冷凍保存して
いましたがあまり永くなると風味も落ちそうなのでジャ
ムを作りました。鍋で解凍しながら砂糖を350gほど
投入し中火~弱火で焦げないように木べらでかき
混ぜてゆきます。時々アクを掬いながら煮詰めて
いきとろみが出たら火を止めレモン果汁を適量入れ
ます。今回は500gほどラズベリージャムができ
ました。野性味のある酸味と甘さがいいバランス
でした。これで当面朝食のパンのお供は不自由し
ません。完熟の夏ミカン絞りジュースと放置梅の
シロップとジャムは私の夏バテ対策に欠かせません。


5月に一か月かけて摘み取って冷凍保存していたら1kgほどになりました。



野生のラズベリーで作ったジャムは力強い味です。


  
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Posted by メドウおじさん at 18:00Comments(0)食べ物協生農法 協生理論

夏の百草茶づくり

2019年08月05日

春に作った百草茶がそろそろ残り少なくなってきたの

で夏の薬草で百草茶を作ります。百草茶というのは私

のオリジナルで多くの種類のMIX和ハーブティーの事

です。今回は柿葉、桑葉、ビワ葉、ウマブドウ葉 シャク

チリソバ、タンポポ葉、エゴマ葉、キンミズヒキ、ウツボ

グサ、ゲンノショウコ,ドクダミ、ツユクサ、フユイチゴ葉

野イチゴ葉です。14種類の百草茶は特定の効能があ

るというより野草の力を引き出すお茶です。お味は複

雑な味で正直美味しいとも言えないので炒り玄米や麦

茶、ソバ茶などを足すと飲み易くなります。



全て自宅の庭で採取しました。軽く水洗いしたら乾燥させます。カリカリに乾燥したら
すべて細かく切ってすべて混ぜ合わせます。
  

Posted by メドウおじさん at 19:18Comments(0)和ハーブ

真夏のインゲン豆

2019年08月04日

我が家のインゲン豆は放置の野生状態で自力で育
っています。勢力旺盛に茂る夏草の上を覆うように
広がっています。豆は草の中に埋まるようにできるの
で豆の株をかき分けて収穫します。人間でも暑いの
と面倒で嫌になるくらいですから猪も猿も手を出しま
せん。半野生のインゲンは成長もゆっくりで周囲の
慣行農法でインゲンを育てている方はもう終盤の
ようです。私の所はまだまだ少しずつですが収穫でき
ています。インゲンとササゲマメは予定通りできてい
ますが枝豆はさっぱりでした。実が入る頃に夏草に
埋もれて日光不足のようです。
今まで3年ほど協生農法をやってきましたが残念な
がらそれも今年で終わりになりそうです。借地で作っ
ていたのですが草が伸びすぎるとクレームになりま
した。現在の常識は未来の非常識です。協生農法
を理解してもらうことも難しく一時撤退することにし
ました。せめて自分の土地なら持論を展開して説
き伏せるのですが、まあそこまでやるのもなんなん
で一旦(10年?)くらい撤退します。そのころには
協生農法自体の認知も上がってきていると思います。
それまでは細々ですが自分の庭の一角で進める
つもりです。









真夏の協生畑です。放置のインゲンは自力で夏草の上に広がっています。豆の収穫はやや大変ですが
種豆を植えた後は放置ですからトータルの工数は少なくて済む協生農法の利点が生かせています。


  

Posted by メドウおじさん at 09:31Comments(0)協生農法 協生理論

夏紅茶づくり2019-3

2019年08月02日

夏紅茶の発酵3日目になります。北九州は本日この夏
最高気温で37度まで上がりビニール袋に入れて外の
日陰に置いていたのですがどうやら温度が上がりすぎ
て発酵が止まったようです。こうなるとたぶん、もう発酵
は進まないと思います。残念ながら今回も半発酵のウ
ーロン茶モドキになったようです。このまま終わるのは
納得がいかないので再度、少量茶葉を摘んでベンジ
します。緑茶に比べて発酵というデリケートな工程は
それなりに経験が要るようです。ここ数日安定した高
温が続いているので今度はうまくやりたいと思います。



もう少し発酵が進むと思いましたが思ったより発酵しませんでした。
香も紅茶というよりウーロン茶に近い感じです。



も一度茶葉を摘んで再チャレンジです。
  

Posted by メドウおじさん at 20:23Comments(0)和ハーブ

梅干し2019

2019年08月01日

昨年は梅が大不作で殆んど採れずごくわずかしか作れ
ませんでした。今年は例年並みに採れたので自家用に
3kgほど仕込みました。我が家で使うには十分な量です。
今年は梅雨明けが遅めだったので土用干しも遅くなり
やっと干せました。3日3晩干すのですが、あと2日雨に
当てないように干します。今年はできませんでしたが
来年こそは自作の100%海水塩で仕込むつもりです.




梅干し用(左)と梅シロップ用(右)に仕込んだ今年の梅です。量は少なめですが樹上完熟した黄梅が
多く出来上がりが楽しみです。



梅干しは一か月仕込みますが、シロップは10日ほどで飲めるようになるので
勝負が早く使い勝手がいいです。発酵が進み過ぎないように冷蔵庫で寝かせると
長持ちします。(発酵が進んだものはシャンパン風味になりそれはそれで美味しいです)



八月になってやっと天気が安定してきました。少し赤紫蘇が少なかったようです。
  

Posted by メドウおじさん at 20:10Comments(0)食べ物和ハーブ