20cmスキレット、ゲット
2016年04月30日
以前からその存在は知っていましたが、今日、守恒のホ
ームセンター・ナフコで20cmスキレットを見つけたので
速攻購入しました。ミニスキレットは10年ほど前にダイソ
ーなど100円ショップ扱っていた15cmのミニスキレット、
通称100スキがちょっとしたブームで話題になっていまし
た。その後生産国の中国で鋳鉄の価格高騰などで100円
での販売が出来なくなり、やがて市場から姿を消していま
した。数年前から100スキに代わりホームセンターで100
スキより一回り大きな20cmスキレットが扱われていると聞
きましたがなかなか目にする機会がありませんでしたが、
本日たまたま遭遇しました。
一回り大きい20cmで家庭でも扱いやすく、さらにIH機器
一回り大きい20cmで家庭でも扱いやすく、さらにIH機器
でも使える優れものです。お値段は800円ほどで初期の
100スキと比べるとだいぶ高くなりましたが、それでも国
産のものと比べると四分の一なのでコスパは随分といい
です。
100スキより一回り大きな20cmサイズです。IHでも使える優れものです。
100スキと並べて比べると大きさの違いがよくわかります。
ナニワイバラの開花
2016年04月29日
モッコウバラに続いて原種バラのナニワイバラが咲き始め
ました。ナニワイバラは中国原産の花径が10cm近くある
大きな一重バラです。濃くてぶ厚い照葉を持ちうどん粉や
黒点とは無縁の超強健種のブッシュつるバラです。挿し木
で簡単に殖えますが放っておくと巨大モンスター化するの
で要注意ですがバシバシ切っても強い樹勢なので大丈夫
です。同じタイプでピンク花のハトヤバラというのがある
そうなのでいつか入手できればと思っています。
エビネ2016
2016年04月28日
今年もエビネが咲いています。株数は昨年と比べ殖えもせ
ず、減りもせずで現状維持です。来年に向けて今年は蘭菌
増殖に向けて段ボール片の埋め込みと秋口に肥料を少し
与えたいと思います。休眠したバブルを分割して増やす手
もあるようですが自信がなくて手が出せません。エビネは
東谷の山林でかつては多く見られたそうですが(50年前
ぐらいの話です)今では絶滅危惧種並の珍しさになってい
ます。エビネ自体は組織培養増殖法もほぼ完成していま
すが野生のエビネを組織培養される方もめったにいない
ので今ある株は大事に育てたいと思っています。
黄エビネですががく片が茶色なので地エビネとの交雑種かもしれません。
こちらは全体が黄色一色の黄エビネです。黄エビネは地エビネと比べると
全体が一回り大きいのが特徴です。
上の4枚の写真は地エビネです。地エビネは色のバリエーションが多く楽しめます。
昔はこのエビネが林間一面に広がっていたといいますから素晴らしかったんだろうと思います。
コデマリとオオデマリ
2016年04月27日
コデマリとオオデマリが盛りを迎えています。特にコデマリは
1年間剪定をしなかったのですがしなった枝が伸び、花も多
くついて正解だったようです。今年は弱剪定で今のイメージ
1年間剪定をしなかったのですがしなった枝が伸び、花も多
くついて正解だったようです。今年は弱剪定で今のイメージ
を大切に生かそうと思っています。オオデマリは紫陽花のよ
うな真っ白な手毬型の花を多く枝につけて見ごたえがありま
す。どちらもGWごろにかけて目を楽しませてくれる花木です
。
コデマリです。やはり滝のようにしなる姿がいいです。
オオデマリです。アジサイのような手毬型の花がきれいです。
フイリスズラン開花
2016年04月26日
このスズランは花というより葉姿の美しさに一目ぼれして
1年前に購入しました。緑と白のストライプが美しい斑入り
です。以前熱帯魚と水草に相当ハマっていた時期があり、
1年前に購入しました。緑と白のストライプが美しい斑入り
です。以前熱帯魚と水草に相当ハマっていた時期があり、
当時、外国の熱帯魚雑誌にクリプトコリネという東南アジ
ア原産のサトイモ科の植物があるのですが、白いストライ
プの斑入りのクリプトの写真がありました。相当な珍品で
栽培も、とても難しそうで手の出せるものではありません
でしたが、その美しさはしっかりと記憶に残りました。その
後20年近くたってクリプトコリネとスズランでは全く別の植
物ですが外見のイメージがよく似た斑入りのスズランが手
元で育てられて自己満足中です。我が家では例外的に鉢
栽培で特別待遇です。ただ普通種と比べると成長が遅くな
かなか2番芽が出てくれません。
一年育てているうちにアジュガ(西洋十二単)と如意スミレが飛び込んで自然の寄せ植えになりました。
花も咲きましたが花茎の背の高さから日本スズランの選抜種かもしれません。
コーンサラダ(マーシュ)の花
2016年04月25日
2年前に植えたコーンサラダが毎年こぼれ種から発芽して
よく殖えています。冬から春にかけて葉野菜の少ない時期
に使えますし山菜のようにてんぷらで食べても美味しいで
す。ちょうど今時分は茎頭に小さな白い花が咲いてなかな
かかわいいです。
ハーブのコーナーに植えていますがちょっとメドウな感じが
ハーブのコーナーに植えていますがちょっとメドウな感じが
して気に入っています。他の雑草は抜いてもコーンサラダ
は残すようにしました。西洋のハーブでルッコラやバジル
など野菜として使えるものもありますが意外においしかっ
たのはボリジの若い葉です。少しごわごわした感じがありま
すが葉を天ぷらにするとふんわりと柔らかい食感で香ばし
い味で日本の山菜とは違ったテイストでなかなかいけまし
た。(ユキノシタの天ぷらに近い食感です)
コーンサラダの花です。
ムラサキサギゴケと一緒に咲いて自然な感じです。
段ボ-ル紙栽培
2016年04月24日
以前一部の栽培が難しい地生蘭の栽培に培地に段ボール
紙の断片を差し込んで栽培すると成績が良いと聞いたこと
があります。蘭と共生する蘭菌が段ボール紙を培地にして
殖え蘭と共生すると聞きました。オオバトンボソウやイチヤ
クソウで試してみることにしました。これらは蘭菌とは違い
ますがある種の地生菌と共生すると言われているのでひ
ょっとしたらうまくいくかもしれないとひそかに期待してい
ます。うまくいけばキンランやギンランでも試してみたい
です。
この段ボール片を育てる植物の根のまあわりに差し込みます。
この段ボール片に蘭菌や根生菌が付着して増えます。
イチリンソウの開花
2016年04月23日
2年ぶりにイチリンソウが開花しました。イチリンソウなど
のイチゲ(一華)の仲間はニリンソウを除くと環境がピン
ポイントで合わないと意外と気難しく株の増え方も実にゆ
っくりです。もともと九州は温暖な地なのでイチゲには夏
が暑すぎるのかもしれません。以前広島の庄原市での
山里の畦道に普通に咲いていました。確かに同じ山里
でも東谷あたりとは少し風景が違うように感じます。
福岡県と佐賀県県境の山々が少し感じが似ているので
あのあたりだと野生のコロニーがあるかもしれません。
今年は夏の休眠に入ったら腐葉土をたっぷり入れて
今年は夏の休眠に入ったら腐葉土をたっぷり入れて
みようと思っています。
一週間前に蕾が一つできました。
二輪草より一回り大きなイチリンソウの花です。2年ぶりの開花です。
キモッコウバラが開花
2016年04月22日
モッコウバラは黄モッコウと白モッコウがあります。さらに
それぞれ花姿が一重と八重があります。古くから一番見
それぞれ花姿が一重と八重があります。古くから一番見
かけるのが八重の黄モッコウですがたいへん丈夫で花付
が良いことからモッコウバラというとこの種を指すことが多
いようです。ただ残念なのは花に香りがありません。他の
3種類はそれぞれ爽やかな甘い香りがします。数年前に
白モッコウの八重と一重、黄モッコウの一重の小さなポット
苗を植えました。白モッコウ2,3年前からボチボチ花が咲
きましたが黄モッコウはなかなか咲かなかったのですが今
年やっと花が咲きました。花付は八重ほどよくはありません
が、八重にはない爽やかな香りがして期待通りです。今年
は花後にお礼肥をして来年に備えたいと思います。
やっと咲いた黄モッコウバラの一重です。白モッコウより香りは弱いですが
爽やかな香りがします。
今年は八重の白モッコウが沢山咲いています。
今年は蕾が多いので満開が楽しみです。
山菜シーズンのピーク
2016年04月21日
4月上旬から中旬にかけては東谷は山菜シーズンのピー
クを迎えました。タラノメ、ハリギリ、コシアブラ、ウコギ、
サンショウなどの木の芽やフキ、ユキノシタ、ウルイ、
コゴミ、ヤブカンゾウ、ミツバ、セリ、クレソンなどの野草も
美味しい季節です。ここ数年山菜として使えるものを安心、
安全に食べれるよう庭に移植してきましたがやっと形にな
りました。
とくにウコギ科のものは美味しいので積極的に手掛けてき
とくにウコギ科のものは美味しいので積極的に手掛けてき
ましたがあと一つタカノツメと呼ばれるものを探していますが
東谷ではなかなか見つかりません。あと最近知った美味しい
食べ方では仙台の方でセリをしゃぶしゃぶにして食べていた
のを見てセリや三つ葉、クレソンでしゃぶしゃぶにしたらこ
れが思った以上においしかったです。植物繊維がたっぷりと
れるのでお通じが不調の方にもおすすめです。特にクレソン
東谷ではなかなか見つかりません。あと最近知った美味しい
食べ方では仙台の方でセリをしゃぶしゃぶにして食べていた
のを見てセリや三つ葉、クレソンでしゃぶしゃぶにしたらこ
れが思った以上においしかったです。植物繊維がたっぷりと
れるのでお通じが不調の方にもおすすめです。特にクレソン
は香り、味、ともバランスが良く意外でした。
今回は定番の天ぷらの他にウコギ飯、クレソンやセリのしゃぶしゃぶにしました。
個人的にはタラノメより美味しいと思っているコシアブラです。
ハリギリの新芽です。野生のウコギ科の風味がたっぷり楽しめます。
コゴミ(クサソテツ)です。ワラビやゼンマイと違ってアクガなく食べやすいです。
サギゴケ
2016年04月20日
サギゴケの標準色ムラサキサギゴケは元は水田雑草で今も
水田の畔などでよく見かけますが近年は白変種のサギゴケ
として園芸店などでも春先に見かけるようになりました。
というのもグランドカバーとしてたいへん優秀で和の庭
の下草として、洋の庭の前景やグランドカバーとして人気
が出てきているからだと思います。園芸店では1ポット
200円ぐらいで販売されています。サギゴケはムラサ
キサギゴケの白変種ですがたいへん丈夫で日当たり
水田の畔などでよく見かけますが近年は白変種のサギゴケ
として園芸店などでも春先に見かけるようになりました。
というのもグランドカバーとしてたいへん優秀で和の庭
の下草として、洋の庭の前景やグランドカバーとして人気
が出てきているからだと思います。園芸店では1ポット
200円ぐらいで販売されています。サギゴケはムラサ
キサギゴケの白変種ですがたいへん丈夫で日当たり
さえ確保できればぐんぐんランナーを伸ばして殖えて
いきます。
白花のサギゴケは普通種の改良品種だと思っていた
白花のサギゴケは普通種の改良品種だと思っていた
のですが最近近所の畔で普通種の中に白花のサギ
ゴケが混じっていました。野生下では珍しい部類だと
思います。これからコロニーを増やしていくのか見守り
たいと思います。
畔に生えていた白花のサギゴケです。
こちらは普通種のムラサキサギゴケです。
ヤマユリの実生苗
2016年04月19日
ヤマユリの種を播種して5年目の実生苗です。ヤマユリは
ユリの中でもとりわけ開花まで時間がかかるようで文献な
どでは7年くらいかかるそうです。あと1,2年の辛抱で
す。北部九州にはヤマユリは自生していないので環境適応
が難しいのかもしれません。同じユリでもウバユリや高砂
ユリは実生発芽から2,3年で開花します。夏のオニユリ
もむかごから早ければ3,4年で花を見ることが出来ます。
ユリの実生は発芽率は大変良いのですがその後の生存率
ユリの中でもとりわけ開花まで時間がかかるようで文献な
どでは7年くらいかかるそうです。あと1,2年の辛抱で
す。北部九州にはヤマユリは自生していないので環境適応
が難しいのかもしれません。同じユリでもウバユリや高砂
ユリは実生発芽から2,3年で開花します。夏のオニユリ
もむかごから早ければ3,4年で花を見ることが出来ます。
ユリの実生は発芽率は大変良いのですがその後の生存率
が悪くて大部分が一年目に枯れて冬を越すものはごくわず
かです。3年までもてば結構丈夫で毎年少しずつ成長する
ようです。ヤマユリは改良種の名花カサブランカなどの元
親なので何とか開花まで育てたいと思っています。
桜草の思い出
2016年04月18日
今となっては確かめようもないのですが私が小学生のころ
小学校への近道で学校道と呼んでいた古い田舎道が石原
小学校への近道で学校道と呼んでいた古い田舎道が石原
町駅の裏にありました。この学校道の横に小さな棚田があ
り当時から半ば耕作放棄地のような田圃でしたがそこには
色々な野草が生えており当時サクラソウのような葉をもつ
植物が群生していました。その当時は子供で今のように植
物への関心が特別に高かったわけでもなくそのうち忘れて
花時の確認をしなかったのが今になって悔やまれます。
故郷に戻って何度か様子を見に行きましたが、田圃の跡は
残っていましたが埋められてすっかり荒れ果てていました。
桜草はおろか普通の野草もありません。先般とりあげた
フデリンドウや秋のシマカンギクなどもそのうち幻の植物に
なるかもしれません。
色々な野草が生えており当時サクラソウのような葉をもつ
植物が群生していました。その当時は子供で今のように植
物への関心が特別に高かったわけでもなくそのうち忘れて
花時の確認をしなかったのが今になって悔やまれます。
故郷に戻って何度か様子を見に行きましたが、田圃の跡は
残っていましたが埋められてすっかり荒れ果てていました。
桜草はおろか普通の野草もありません。先般とりあげた
フデリンドウや秋のシマカンギクなどもそのうち幻の植物に
なるかもしれません。
確かにこのニホンサクラソウの葉が学校道の田圃に生えていたと思います。
かつて桜草が生えていた田圃の跡地です。すっかり様子が変わっていました。
イングリッシュブルーベルの群落
2016年04月17日
いつか外国の園芸雑誌で見たイギリスの林間に広がる
イングリッシュブルーベルの青いじゅうたんを敷き詰
めたような大群落の様子を見ていつかこのような光景
を身近で見てみたいと思うようになりました。当時も
今もイギリスの国内法で保護されイングリッシュブル
ーベルの苗、球根は輸出できないので日本での購入は
無理だとあきらめていましたが3年前から園芸大国の
オランダで増殖栽培された球根が日本でも入手できる
3年で60球ほど植えましたがだいぶ花数も増えてきました。
こちらは大型のスパニッシュブルーベルです。
イングリッシュブルーベルの青いじゅうたんを敷き詰
めたような大群落の様子を見ていつかこのような光景
を身近で見てみたいと思うようになりました。当時も
今もイギリスの国内法で保護されイングリッシュブル
ーベルの苗、球根は輸出できないので日本での購入は
無理だとあきらめていましたが3年前から園芸大国の
オランダで増殖栽培された球根が日本でも入手できる
ようになりました。それ以来毎年20球ずつ購入してバラの
下草として植えてきましたが3年目の今年あたりから少し
格好が出来てきたようです。ただちょっと残念なのは雑誌
で見たような少し頭を垂れたような花姿ではなく、花茎を
持ち上げたスパニッシュブルーベルとの交雑種が多く混じ
っているのがたまに瑕ですが、それでも十分に雰囲気は感
じられるので大事に育てています。植え替えの必要もなく
今のところ順調に増えています。
下草として植えてきましたが3年目の今年あたりから少し
格好が出来てきたようです。ただちょっと残念なのは雑誌
で見たような少し頭を垂れたような花姿ではなく、花茎を
持ち上げたスパニッシュブルーベルとの交雑種が多く混じ
っているのがたまに瑕ですが、それでも十分に雰囲気は感
じられるので大事に育てています。植え替えの必要もなく
今のところ順調に増えています。
この辺の株はオリジナルのイングリッシュブルーベルらしい花型です。
ヤマブキ
2016年04月16日
ヤマブキは「山吹色」と言われるように春咲きの花木に多い
こちらは我が家の白ヤマブキです。実生でよく増えます。
黄色い花の中でも濃い黄色が特徴です。ヤマブキはよく見
かける八重咲の改良種だけでなく原種の一重のものもあり
ます。原種好きの私はやはり一重のものが好きですが何故
か庭には八重しかなく一重の株はありません。ご近所に立
派な一重の株があるので今年は一枝頂いて挿し木してみ
たいと考えています。他にも近縁の白花ヤマブキや草本の
ヤマブキソウなどもあります。春先のロウバイから始まる
春の黄色い花木も一応このヤマブキで終了という感じです。
春の黄色い花木も一応このヤマブキで終了という感じです。
ご近所の一重のヤマブキです。立派な株です。
こちらはよく見かける八重咲です。
こちらは山野草のヤマブキソウです。丈夫で毎年よく咲いてくれます。
地震お見舞い
2016年04月15日
熊本県で地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今回は九州では稀に見る強い地震でした。福岡県北部でも震度
3から4で私の所でもゴーという地鳴りと横揺れを感じました。熊
本の方はもっと揺れたわけで本当に怖かったと思います。一日も
早い復旧を願ってやみません。災害はいつ来るかわからないも
のなので改めて日ごろから心の準備を含めて個人でできる対応
を考えておかねばと思いました。
今回は九州では稀に見る強い地震でした。福岡県北部でも震度
3から4で私の所でもゴーという地鳴りと横揺れを感じました。熊
本の方はもっと揺れたわけで本当に怖かったと思います。一日も
早い復旧を願ってやみません。災害はいつ来るかわからないも
のなので改めて日ごろから心の準備を含めて個人でできる対応
を考えておかねばと思いました。
Posted by メドウおじさん at
21:28
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キキョウの実生発芽苗
2016年04月15日
キキョウは秋の七草として夏から秋にかけて日当たりのよい
草原に咲く山野草として古くから愛されてきました。現在も
多くの改良品種があり切り花に向いた高背種から前景用の
実生2年半の苗です。今年は鉢植えで半分、残りは庭に定植する予定です。
草原に咲く山野草として古くから愛されてきました。現在も
多くの改良品種があり切り花に向いた高背種から前景用の
背丈の低い矮性種まで色々あります。花色も一般的な空色
から白、青白の絞り模様やピンクのものもあります。キキョ
ウの花は結実性も良くその発芽率も良好なので一度に多く
の実生苗を得ることが出来ます。ただ不思議なことに庭など
で播種すると発芽一年苗の生存率が極端に悪いです。私の
庭でも、平尾台などのフィールドでも親株の周りに群生してい
るのを見たことがありません。ただ2年目以降の発芽苗は大
変丈夫なので最初の一年2年は鉢栽培して3年目以降に条
件の良い場所に定植すれば良さそうです。ただ、キキョウは
群生している様子より、一本立ちした孤高の花姿のほうが私
は好みです。
ヒトリシズカとフタリシズカ
2016年04月14日
今、ヒトリシズカが盛んです。艶があって濃緑の柔らかい葉
の上に白い花穂をつけ背の低い花姿は山野草の趣満点で
す。また少し遅れて同じ仲間のフタリシズカも咲きだします。
ヒトリシズカより一回り大きく花穂を二本伸ばします。両種
とも東谷近辺では平尾台のピナクルの岩陰に群生してい
るのを見かけます。フタリシズカは里山の林間でも見るこ
とが出来ます。両種ともシズカの名前が付きますがその
由来は源平の時代の静御前にちなんでいると聞いたこと
があり、正にピッタリの和名です。
ミステリーローズと野バラたち
2016年04月13日
園芸雑誌で見るような見事なローズガーデンにあこがれて
正体不明のコウシンバラ系のミステリーローズです。このタイプは
HT系のモダンローズを植えて育て始めましたが春先はとも
かくも梅雨時から秋にかけては病害虫の発生にあって散々
な目にあってきました。
あまりにも手のかかるHT系のバラは今の時分の力量では
あまりにも手のかかるHT系のバラは今の時分の力量では
無理があるので昨年から、元々原種好きという事もあって
野バラやミステリーローズと呼ばれるコウシンバラ系のもの
などに切り替えました。
また地植えよりも水やりの手間はかかりますが好条件の場
また地植えよりも水やりの手間はかかりますが好条件の場
所に移動しやすい鉢栽培で育てています。今の所病害虫に
も強く狙い通りに成長しています。早いものはボチボチ開花
も始まっています。またこれらのバラは和の庭にも使い易い
のでレイアウトにも使えそうです。
四季咲きで季節を問わず楽しめます。
イカリソウ
2016年04月12日
近年イカリソウは園芸品種が多く出回り山野草愛好家の
バイカイカリソウの可憐な花姿です
注目を集めています。元々国内にはトキワイカリソウや
バイカイカリソウなど数種類の野生種がありますが近年
中国産の野生種が多く導入されそれらをもとに数多くの
新品種が作られています。
トキワイカリソウは丈夫で花付も良いことから以前から
トキワイカリソウは丈夫で花付も良いことから以前から
和の庭の下草として植栽に利用されてきました。最近
のイカリソウはバリエーションも増え鉢植えで楽しむ方
も多いようです。
トキワイカリソウですが古葉が傷んでしまいました。
新葉が出たら交代させないといけません。
濃色タイプのトキワイカリソウで古くからある園芸種です。
日本産のキバナイカリソウとのことでしたが黄色というよりほとんど白に近いようです。
中国産のキバナイカリソウです。こちらはまさに黄花です。