庭バラ2021-4

2021年05月31日

例年だとバラが最盛期なのですが
今年はもう、終盤の様相です。今
年はほとんどの庭バラを移植した
ので開花したのはごくわずかです。
今年は株を充実させるのに注力し
ていきたいと思います。生き残った
バラはつるバラと野生種が大半な
ので株を巨大化させずにかつ、花
付を良くさせる剪定をこれから研究
したいと思います。


直径4cmほどのポンポン咲きのつるバラです。



少し引いた写真です。種類は不明です。一季期咲でランブラーが
力強く伸びる強健種です。無農薬・無肥料で育ちますが少量有機
肥料を与えると穴付きが良くなります。



照葉で淡いピンクが美しいつるバラです。丈夫で黒点病などを寄せ付けません。
フランソワジュランビルに似ている気がします。


他の草陰になっても負けませんが少し周囲を刈り込んで日当たりを確保します



直径3cm以下の野生種のヤクシマイバラです。



覆輪が美しいミニつるバラの雅です。



  

Posted by メドウおじさん at 11:15Comments(0)バラの話題

中谷・西谷の新四国霊場巡り2(頂吉、高倉神社観音堂)

2021年05月30日

一昨日梅雨の合間を縫って頂吉の
集落へ行ってきました。頂吉は小倉
南・北区を縦断する紫川本流の上
流部にある北九州の水がめ鱒淵
ダムのさらに奥に残る集落です。現
在はダム上流部にわずかな戸数が
残るだけですが、その大部分は昭和
47年完成の増渕ダムの完成ととも
にそのダム湖底に沈みました。湖底
には頂吉小学校をはじめ集落の大部
分の神社仏閣も運命を共にしていま
す。伝え聞いたところでは二市一郡新
四国霊場の関係では三つのお堂が沈
んだと聞いています。それでもどこか
ほかの場所に移設されているかもし
れないと思い現地へ出かけました。
頂吉に入るには二つのルートがあり
ます。一つは旧道原小学校跡から鱒
淵ダムへ進むとやがて正面に巨大な
ダムの堰堤が現れます。堰堤の東側
にダム湖の周回道路が走りこれを上
流部に進むとダムが切れるとそれよ
り上流部に向かっておよそ10件程度
の集落があります。もう一つのルート
は東谷を走る国道322号線の金辺
峠トンネルの手前の老人ホームの横

を右折して七曲の道を登り下ると頂

吉の上流部の集落に出会います。

今回は行は道原からダム横を走る道

を登り帰りは峠を越えて322号線へ

出ました。お堂は集落から322号線

へ抜ける坂道の途中左側に神社が

あります。高倉神社です。残念なこと

に長期間放置されて拝殿は朽ち果て

て壊れており本殿も半ば朽ちています

。本殿の両脇にお堂があり右側のお

堂に二市一郡新四国霊場のプレート

が架かっていました。札番号なしの高

倉神社観音堂と記されています。ちな

みに頂吉には旧頂吉本村に二つ(59

番札所、奥の院)下頂吉に一つ(84番

念仏寺)吉原に(観音堂)と聞いていま

す。個人の見解ですが吉原の観音堂

が高倉神社のお堂のことだと思ってい

ます。これも個人的見解ですが二市一

郡のお堂についてはおよそ30%近く

が所在不明、もしくは廃堂になってい

る気がします。残念ですがだからこそ、

今あるお堂の記録を残しておきたい

思っています。


高倉神社本殿の右わきにお堂が残されています





高倉神社の観音堂ですが吉原の観音堂と同一だと思います



高倉神社の遠景です。残念なことに拝殿は倒壊しており本殿も
かなり傷んでいます



高倉神社のお堂は322号線へ抜ける峠越えの26カーブの手前左わきにあります


  

ユスラウメが完熟2021

2021年05月29日

例年なら6月上旬に完熟するユス
ラウメが一足早く食べごろになり
ました。ユスラウメはサクランボを
一回り小さくしたような真っ赤な艶
のあるルビーのような実が特長で
食べても甘酸っぱい一昔前の果
実の味がします。最近はなんでも
不自然に甘い果実が多いので、
感想としては、「あ~、これこれ」
といった懐かしい味です。ユスラ
ウメはジューンベリーもそうです
が完熟した味は野生の甘さと酸味
が調和した美味しい果実ですが、
青果店などではほとんどお目にか
かれません。これは一つには、どち
らも完熟しないと本来の美味しさが
発揮しない事。もう一つは食べごろ
の完熟したものは痛みが早く、摘ん
だ直後でなければ本来の魅力が発
揮できないことです。我が家にも古
いユスラウメの樹があるのですが毎
年、私が食べる前にほとんど鳥たち
に先を越されてきました。今年はど
うやら私の方が先かとも思いました
が、未熟の実は多くあったのでどう
やら鳥たちが私に残してくれていた
ようです。これからはお礼肥も含め
毎年できるだけ収穫できるように手
を架けたいと思います。ついでです
が、頂いた果実の種を撒いてみた
ので来春の発芽を期待しています。
また、庭に自然落果した梅の幼株
が実生発芽して育っているので、
これに接ぎ木してみたいと思います。




ほんの一口ですが美味しく頂きました


  

Posted by メドウおじさん at 23:05Comments(0)果樹

オリーブの木復活

2021年05月29日

南向きのサウスガーデンにはオリ
ーブの木を品種違いで2本植えて
いて樹高も3mを越えてそろそろ
結実も期待できそうになったころに
オリーブ虫にやられて枯れ死した
ので地際で伐採したのですがなん
と2年後にヒコバエが生えてきまし
た。どうやら根がまだ生きていたよ
うです。今度こそ虫が入らないよう
に大事に育てたいと思います。オリ
ーブは果実ももちろんほしいですが
オリーブの葉もハーブとして使える
ので新たに買い足そうと思っていた
矢先だったのでとても嬉しいです。


枯れ死したと思っていたオリーブからヒコバエが生えてきました。
どうやら根はまだ生きていたようです。
  

Posted by メドウおじさん at 06:00Comments(0)果樹

中谷・西谷新四国霊場巡り1(23番札所薬師堂、23番前札地蔵堂)

2021年05月28日

二市一郡新四国霊場巡りのうち東谷
の大師講巡りのお堂紹介が終ったの
で次はお隣の地域の中谷・西谷の
お堂を紹介していきます。二市一郡
新四国霊場の札番号は地域で連続
していないので、ここでは地域の集
落ごとにお堂を紹介していきます・最
初は石原町のお隣の中谷の高津尾
集落からです。高津尾町内は九州
縦貫道の小倉南インターの南側に
ある稗畑山、大野山の麓から東谷川
を挟んで東岸の山川の集落・旧322
号線沿いの郷原・目倉の集落までの
範囲です。高津尾の二市一郡のお堂
は二つあり一つは小倉南インターの
南側、田川に向かって右側の小高い
台地上の集落の奥にある意吉(こころ
よし)神社の参道前の道を北側の小
倉南インターへ100mほど進むと竹
林に囲まれた空地がありそこにお堂
があります。23番札所高津尾薬師
堂です。このお堂の周辺の高台には
水田があり、ここへ紫川上流の道原
から導水のための用水路を作りこの
地でお米が出来るようにした心吉を
祀った意吉神社があります。
もう一つは322号下り線の高速バス

中谷営業所バス停前を田川方面に

100m進むと低い峠を越えて下ると

左手に小高い山(まるやま)の中腹

にあります。入り口が少しわかりにく

いですが峠から50m下ると建設工具

のお店がありその手前から高速道路

の側道があるのでそこを少し戻る様に

上ると山に登る手すりのある階段があ

るのでこれを登ると集落の墓地があり

そこの一角に西側を向いたお堂があり

ます。23番前札の高津尾地蔵堂です。

この山は幕末時代に長洲と激戦を繰り

広げた小倉藩の若き家老、島村志津

摩率いる小倉軍が金辺峠に籠ってゲリ

ラ戦を展開したときにその最前線として

丸山を砦として戦ったそうです。






23番札所高津尾薬師堂です。近くに高津尾の高台に水を引いた
心吉を祀った意吉神社があります。意吉神社・薬師堂へは少し
わかりにくいですが麺ますやの横の狭い道を登っていき高速道
路の手前を右折してそのまま進むと左手に意吉神社、さらに進むと
右手に薬師堂があります。



薬師堂手前の竹林です。





22番前札高津尾地蔵堂です。


小倉南インター東側丸山裾の側道から階段を上ります


  

ダイソーのキャンプグッズで部屋キャン飯

2021年05月27日

最近雨ばかりで外に出れません。今日
も一日雨予報です。今年の梅雨入りは
異様に早くて、梅雨に入ったとたんに
梅雨末期のような激しい雨が降ったりと
明らかに例年と様子が違います。気が
めいりがちですがそんな時は自分が楽
しいと思う事をするのが一番です。今日
は室内で100均のキャンプグッズを使っ
た部屋キャン飯です。メスティン飯盒で
グリンピース飯とミニ鉄板を使って若猪
肉の焼き肉です。


ダイソーのミニ鉄板とメスティン飯盒です。



グリーンピースの炊き込みご飯を作ります。



若猪肉はミニ鉄板で焼きます



出来上がりました。燃料は25gのアルコール固形燃料です。100均で3ケ100円で売っていますが
品切れのことも多いのでアマゾンでまとめ買いしました。


  

Posted by メドウおじさん at 20:20Comments(0)アウトドアの道具

東谷大師講12(平尾台 平尾百仏)

2021年05月27日

東谷大師講霊場のお堂巡りも、いよ
よ最後の町内です。平尾台の歴史
は大変古く景行

土蜘蛛退治の逸話が残っています。

平尾台越えの道は古くから企救郡と

京都郡を繋ぐ重要な道で特に戦後

自動車が通る登山道が出来るまでは

急峻な斜面を登る難所だらけでした。
江戸時代にはすでに人が住み集落が
ありました。東谷大師講のお堂もある
と聞いたのですが、確たる確認はでき
ていません。今回ご紹介するのは
平尾百仏と言われる、多くの石仏が
集められた吹上峠の場所です。ここ
には平尾台の各地に分散していた
石仏を一か所に集めたものです。ここ
には弘法大師像とお堂がありますが
札番号は見当たらないので霊場の
確認ができないのは残念です。
以上で東谷大師講の調査は一応終了
です。東谷の新道寺二、新道寺南、
紫水の町内のお堂は確認できませ
んでした。次回からは中谷、西谷の
二市一郡新四国霊場のお堂を巡り
ます。




平尾百仏は吹上峠から大平山への登り口に集められています



平尾百仏はかつて台上の各地にお遍路の信者さんが持ち寄り設置して巡礼していたものを
一か所に集めたものと言われています。


  

ノースガーデン夏前の手入れ

2021年05月26日

約一週間降り続いた梅雨入りの雨も
やっと一休みになりました。この間に
庭や畑の雑草が爆発しています。今
年の冬に移植したクリスマスローズ
とバラが草に埋もれそうになっている
ので草取りしました。バラは今からの
季節に草に埋もれると根元の光が遮
られるのと草に覆われて蒸れるので
害虫もつきやすく本当は全面に草取
りするのがベストですが、やることが
多いのでとりあえずバラ株の周りの
草取りとクリスマスローズの古葉を刈
りこみます。特に根付いて花も咲いた
エリナとマヌウメイアンはなんとか成
長させたいです。


梅雨入りと同時に爆発したノースガーデンです。このままだとせっかく根付いたバラの命が
不安なので株周りの草を取って肥料を与えます。今年はここでエリナとマヌウメイアンが
数輪咲きましたが来年は花数が増えるようにしたいと思っています。


  

Posted by メドウおじさん at 04:50Comments(0)庭作り

本格的梅雨前のハーブ収穫

2021年05月25日

梅雨になると雨と湿気に弱いハーブが
傷んで最悪枯れてしまいます。ノース
ガーデンに植えていたフレンチラベン
ダーが蒸れて地上の葉が枯れてしま
いました。このままだとほぼ100%枯
れ死するので掘り上げて日当たりの
良いサウスガーデンに再移植しまし
た。幸いまだ根は白く生きていたの
で枯れた葉茎をカットしました。何と
か生き延びてほしいです。他にはイ
タリアンパセリ・普通のパセリ・コモン
タイム・コモンセージを収穫しました。
春に小さめの株を植えたばかりなの
で大した量は収穫できませんが夏の
暑さと蒸れ対策には必要です。収穫
した分はドライにして自作の海水塩
と合わせてハーブソルトにします。


毎年春に植えたハーブが順調に育っていても梅雨の群れで
ダメージを受けてその後の成長が悪くなることが多いので
今年は早めに剪定して風通しを良くします。カットした部分は
ドライにしてハーブソルトを作ります。




ノースガーデンに植えているパセリです。収穫を兼ねて三分の一まで
切り詰めました。



コモンタイムです。これもバッサリ刈り込みました。



コモンセージです。これもしっかり刈り込みました。



植え替えたフレンチラベンダーです。地上部は蒸れて枯れてしまいました。
根が生きていたのでなんとか復活を期待しています。


  

Posted by メドウおじさん at 09:43Comments(0)ハーブ

潮水で塩づくり2021

2021年05月24日

今年は梅の収穫シーズンが早まりそう
なので海水を煮詰めた100%の海水
塩を作ります。潮水は昨日いつもの若
松北海岸の千畳敷の岩場で5ℓ汲んで
きました。千畳敷では久しぶりの晴天の
日曜日で子供連れの親子が何組か磯
遊びに来ていました。ちょうど干潮の時
間でちびっこが網を持って潮だまりをの
ぞき込んで一生懸命採集していました。
私はといえば場違いの5ℓのポリタンク
を抱えて海水を汲んでいるという何とも
奇妙な姿に映っていたでしょうね。(笑い)
今日は朝から雨模様なのでひさしの下
の雨の当たらない場所で七輪で炭を
熾して5ℓの海水を煮詰めています。我
が家はIHのオール電化でガス設備が
ないのでIHヒーターで煮詰めると8時間
以上かかるので電気代節約も含めて炭
で煮詰めることにします。炭は火が熾る
まで少し時間がかかりますが火力は強
く沸騰し始めたら火に気を付けておけば
自動で煮詰めてくれます。95%ぐらい煮
詰めてドロドロになったら最後の仕上げ
だけ火力調整のしやすいIHでカラカラに
なる様に仕上げます。今回は5ℓの潮水
から150g弱の海水塩が出来る予定です
。できた塩は放置梅の梅干しと漬物に使
う予定です。


潮が引いた真家松北海岸の千畳敷です。



岸辺の岩場で海水を汲みます



海水は5ℓのポリタンクで汲んで帰ります



5ℓの海水が入る鍋を持っていないので二つに分けて煮詰めていきます



5時間経過後です。3ℓまで煮詰めました



さらに煮詰めて500ccになりました。塩の結晶が抽出し始めています。
木べらでかき混ぜていると木べらに染み込んでいた出汁の色が移ったようです。

ここまで9時間かかっています。後はカラカラになるまで煮詰めますがもう
1時間ぐらいです。最終工程の様子は次回に。
  

Posted by メドウおじさん at 19:32Comments(0)

東谷大師講11-2(呼野お糸地蔵尊と上呼野奥のお堂)

2021年05月23日

呼野には二市一郡新四国霊場の札番
号のプレートがあるお堂が2ヶ所ありま
すがその他にもう2か所それらしきお堂
があります。北九州には真言宗系のお
堂が数多くあり、各地で大切にお祀りさ
れている所が多いです。北九州には二
市一郡乗れ上の他にも八幡東区、西区、
戸畑区を中心に帆柱八十八か所や若松
にも新四国霊場が展開されています。
小倉南区にも二市一郡新四国霊場のお
堂を調べていると時々番外のお堂を見
つけることもあるので写真を含めて記録
に残しています。呼野には呼野公民館
の田川方向すぐの右側、西村砕石所入
り口に道路に面してお糸地蔵尊のお堂
があります。もう一つは上呼野の奥で
新322号線と旧322号線と平行に進む
谷底の旧道沿いの金辺トンネルの手前
にあります。弘法大師像や多くの石仏が
集められており不思議な異空間の雰囲
気がある場所です。




呼野公民館の先の西村砕石所入り口横にあるのがお糸地蔵堂です。
二市一郡のお堂という話もありますが札番号はありません。





上呼野奥の谷底の旧道沿いにあるお堂です。もう少し先に進むとJRの金辺トンネルがあります。
お堂前には弘法大師像もありますが、ここも札番号はないので二市一郡の霊場かどうかは
わかりませんが真言宗関係の宗教関係だと思います


  

オオバコ・ビワの葉茶の効能体感(感想)

2021年05月22日

先日奥さんからリクエストがあって
喉の空咳に効く野草茶を作ってほ
しいとのことでオオバコとビワの葉
をメインにしたものを作って2週間
ほど飲んでいました。基本うちの奥
さんは私の作る野草茶には懐疑的
で(効く効かないというより美味しく
ないというのが本音のようです。)
ところが今回の配合の野草茶は気に
入ったらしく先日自分からまた作っ
てほしいとの要望がありました。
今回の配合はちょっとした魔法を
かけました。(笑い)一番茶葉で作
った釜炒り茶と炒り玄米を加えた
玄米茶をブレンドしました。こうす
ることで香ばしい香りと味が移って
美味しく飲めます。効能ですが奥
さんは目に見えて改善というより
体調全般が良くなっているようで
す。私の方はお腹が弱いので不調
時はセンブリとゲンノショウコのブレ
ンド茶を利用しますが、効き目が良
すぎるのでもう少し穏やかな効き目
のものがあればと思っていたところ
オオバコは咳にも効きますがお腹
の整腸作用もあり私には穏やかに
作用していい感じです。しばらくは
奥さんとともに続けてみたいと思い
ます。


今回の配合で使った1回分の材料です。下から乾燥オオバコ、真ん中が乾燥ビワの葉
上左がいり玄米、上右が自家製の釜炒り茶葉です。



ビワの葉とオオバコは小さく刻んで鍋で焦げないように軽く炒ります。
こうすることで乾燥葉に残る若干の青臭さがなくなります。



自家製の釜炒り茶葉と炒り玄米を加えて出来上がりです。



1回分400ccの熱湯を注いで5分間静置します。



少し濃いめの焙じ玄米茶のような味と香りで飲み易いです


  

Posted by メドウおじさん at 14:43Comments(0)和ハーブ

大麦の収穫2021

2021年05月21日

大麦が黄色くなって収穫時になった
ので刈り取りました。今年は異様に
梅雨入りが早いので穂がかびると嫌
なので早めに収穫しました。今年の
麦は畑を囲うように植えて外から獣の
侵入を防ぐようにしたので収穫は穂先
だけを摘み取りました。茎はもう少し
そのまま残して目隠しに使います。
刈り取った穂先は量が多くて大変で
すが手で脱穀します。麦ははだか麦
なので手で揉めば麦粒が穂先から
分離します。脱穀した麦は来年用に
使う分以外は麦茶と全粒粉を作りた
いと思います。


獣の目隠し用に植えた麦が収穫時になりました。



ふつうは根元から刈り取りますが目隠しの使い方は残したかったので
穂先だけを摘み取りました。



手間はかかりますが手もみで脱穀します。


  

Posted by メドウおじさん at 21:47Comments(0)食べ物

東谷大師講11-1(第19番奥の院呼野大泉寺観音堂  第65番前札呼野 旭堂)

2021年05月20日

呼野町内は小森の隣で田川郡と境を
接する東谷の最南部です。古くから金
鉱山銅鉱山など鉱山で栄えた集落で
昭和に入ってからは平尾台の石灰岩
採掘、セメント生産などで発展しました。
集落の氏神様は大山祇の神様で鉱山
関係の守り神と言われています。境内
には幹回り5mを超す大銀杏がご神木
で歴史の古さを物語っています。呼野
の大師講のお堂は大泉寺と上呼野の
旭堂のの二か所です。大泉寺は上呼野
の踏切のすぐ横にあります。江戸時代
に集落の灌漑用の堤を平尾台の麓に築
いたとき難工事で村のお糸さんが人柱に
なり何とか完成したと言い伝えられてい
ます。大泉寺では今も8月24日に近い
土曜日にお糸祭りとして盆踊りでご供
養されています。この大泉寺には19
番奥の院のお堂があります。もう一か
所は旧322号線の上呼野の先を金辺
峠方向に進むと右側の崖地にお堂が
あります。道路からもよく見えるので
わかりやすいと思います。こちらは旭堂
です。呼野には他にもう2か所二市一
郡新四国霊場を示す看板はかかってい
ませんがそれらしきお堂があります。
こちらは次回紹介します。




呼野の大泉寺のお堂です。お堂は境内本堂の正面にあります。



大泉寺は上呼野の踏切を渡ったすぐ横にあります







第65番前札呼野旭堂は旧322号線を金辺峠方面へ上呼野の踏切から数百メートル
すすむと右側の崖地に作られています。道路沿いなので見つけやすいです。
ご本尊は弘法大師です。
  

東谷大師講10(小森59番奥の院)

2021年05月19日

市丸の南側隣の町内が小森です。小森
集落は木下本村と並んで古くからの立
派な農家さんが多く、村上家の庭は雪舟
による作庭と言われています。
小森のお堂は旧322号線の中小森バス
停を田川方面に100mほど進み旧国道
の右側を走るJR日田彦山線の土盛りの
線路沿いに大木数本に囲まれたこんもり
とした茂みが見えますがその木の下に
お堂があります。ご本尊は観世音菩薩で
59番奥の院になっています。小森規模
の集落なら複数のお堂がありそうですが、
現状ではここしか確認できておりません。
少し小高い場所にある小森のお堂の前
にある田圃が市丸小学校の前身の小学
校があった場所です。また小森にはコウ
ノトリさんという美味しい焼き菓子屋さん
があります。ここのシュークリームはリー
ズナブルでお薦めです。またここは35年
ほど前のバブルの頃にオシャレなハーブ
ガーデン(エスト・ラ・ヴィーヌ)がありまし
たがバブル消滅とともに閉店されたのは
残念です。場所は小森を通る新322号線
沿いで三菱マテリアルの入り口交差点に
あります。因みに仏語のエスト・ラ・ヴィー
ヌは東の谷(東谷)という意味になります。




第59番奥の院、小森観音堂です。



中小森のバス停の先から見た小森の観音堂です。大木の茂みが目印です。



お堂正面の風景です。正面の山家三菱マテリアルの石灰岩鉱山で、手前の草地は
明治の初めに小学校の前身があった場所です。



三菱マテリアルの鉱山の麓を走る新322号線沿いにあるお菓子屋さん、コウノトリさんです。
焼き菓子やケーキが美味しいです


  

東谷大師講9(第18番市丸本村薬師堂、18番奥の院市丸・原観音堂)

2021年05月18日

市丸の町内は町内の中央を流れる
東谷川の東岸、平尾台の麓に集まっ
ている集落が市丸本村です。市丸本
村のお堂は小清水(コショウズ)の湧
水から小倉側に150mほどから山側
に少し入ったところに13仏の石仏とと
もにお堂があります。傍らには修行僧
の弘法大師立像が設置されています。
一方、原の観音堂は旧322号線の西
側を走る日田彦山線の原の踏切を東
側に進み小高い丘の納骨堂の隣にお
堂があります。どちらのお堂も地域の
方に大切にされてきれいに維持されて
います。どちらのお堂も普段は閉まって
いますが原のお堂はガラス越しに内部を
かすかに拝観することは可能です。私は
未確認ですが原のお堂の近くにもう一つ
お堂があるとの情報もあるのでまた調査
してみたいと思います。




第18番札所、市丸本村の薬師堂です。




お堂の左わきには若き修行僧の弘法大師、右横には13仏が安置されています


お堂前からの風景です。遠景に福智山系の山を背に麓に市丸・原の集落が見えます




原のお堂の御詠歌です



窓越しに内部を拝観できます




第18番奥の院、原の観音堂の看板がお堂の内部に置かれています





広場から正面に三菱系と住友系の石灰岩採掘現場が遠景で望めます

 

  

庭のバラ2021-3

2021年05月17日

5月の中盤になると各種のバラが咲き
だしてピークを迎えますが、我が家は
今年は冬に大部分を植え替えたばか
りで今年はほとんど開花は望めない
と思っていましたが、それでもボチボ
チ花を咲かせてくれるものもいます。
大部分は鉢植えにしていたもので鉢
底から根が張っているものを掘り起
こしたので根を傷めたものが多かっ
たのですが何とか生き抜いてくれて
いるようです。困ったのは植え替えた
種類と数が多いのでどれがどれか
わからなうなっているので花が咲か
ないと種類がわかりません。それで
今年は咲いた種類はすべて記録と
写真を残しています。


木立性のHTバラのエリナです。大阪の世界バラ会議でピエール・ドゥ・ロンサール
とともに殿堂入りにっらばれたバラです。一時期集めまくった殿堂入りのバラの
生き残りです。



ツクシイバラの実生で育った株です、外見はほとんどツクシイバラですが
ピンクの覆輪が全くない白バラです。


標準的なツクシイバラの花です。ピンクの覆輪がきれいです。



ピンクの花色が濃いタイプのツクシイバラです。株が若い時は標準的な花色
だったのですがだんだん花色が濃くなってきました。



ブッシュ樹形のつるバラレオナルド・ダ・ヴィンチです。強健種で枯れたかと思いましたが
ツクシイバラの陰で元気にしていました。



木立性のバラで何年も庭で咲き続けています。日当たりさえ確保できれば
無肥料・無農薬でも維持できます。黒点になりやすいのが弱点ですが
樹勢が強いので枯れることはありません。



メイアン社の名花、マヌウ・(ママ)メイアンです。黒薔薇のパパメイアンもあったのですが
育ちませんでした。

  

Posted by メドウおじさん at 05:00Comments(0)バラの話題

東谷要覧20(14)経済の章35条から77条

2021年05月16日

前回の続きです。35条からは具体的な
事業について細かく規定しています。そ
の内容は、信用の部(組合員への貸付)
・肥料他購買の部・販売の部・余剰金処
理・損失金処理規定・加入脱退規定・解
散規定・理事評議員名簿などからなって
います。こうして中身を見ると現在の農協
(JA)の機能に近いです。というより農協
が村経済の仕組みを引き継いだように思
われます。以上で旧東谷村の自治機能
など当時の仕組みがこの前編部分に書
かれています。
後編には東谷の神社仏閣などの歴史が
詳しく書かれています。








  

Posted by メドウおじさん at 09:19Comments(0)東谷要覧

今シーズン最後の七輪陶芸・本焼き2021

2021年05月15日

梅雨も近くなり雨がちな日が多くなり
気温も高くなってきたので野外での
七輪陶芸も今シーズンは幕引きです。
4回目の本焼きでしたが、平酒杯を
作りました。今回は焼き割れや焼き
過ぎによる変形もなくうまくいきまし
た。欲を言えばもう少し酸化焼成寄
りで焼き上げたかったですが、うまく
灰かぶりとなり溶けた透明釉にかぶ
った灰が溶けて灰緑色に発色し満足
な出来です。大きさも実用サイズなの
でしばらくは晩酌のお供で使います。
これからは雨がちな日は本焼きは難し
くなりますが、成形を進めて冬場に備
えたいと思います。




素焼きが住んで低火度透明釉(900℃で溶ける釉薬)を施釉した
平杯火をつけた七輪の炭の上に被せます。ここから本焼きのスタ
ートです。





七輪陶芸本焼きのセットです。



被せた内側の釉薬が変化し始めたらひっくり返して外側を焼きます。



ドライヤーで風を送って、器が真っ赤に焼けています。

炭が燃え尽きて終盤です。送風を止めてそのまま徐冷していきます



入ウィたっぷりかぶっていい感じに焼けました。溶けた灰が自然釉薬になって
灰緑に発色しています。




10円玉を置いたので大きさがわかると思います。



地元の地酒の晩酌用に使っています。
最後にいい出来に焼けたので満足です。




  

Posted by メドウおじさん at 07:54Comments(0)陶芸のこと

柑橘系の香り

2021年05月13日

庭に夏ミカン系の柑橘が三本あります
が、今の時期は白い花の開花期でとて
も良い香りが一日中します。一昨年は
この香りを移したフローラル紅茶を作っ
てみましたが、残念ながらフレッシュな
柑橘の香りを紅茶葉に移すのは十分
にはうまくいきませんでした。開花直前
の蕾を乾燥させましたが期待したよう
にはならなかったので、この香りは庭散
歩で楽しむことにします。柑橘は花の
芳香良し、実も美味しい、ジュースも美
味しいと庭に一本あると周年楽しめる
ので重宝します。


この季節は柑橘の香りで一日中癒されます。


  

Posted by メドウおじさん at 21:23Comments(0)果樹