東谷周辺の湧水1(加用の湧水)

2015年07月05日

平尾台周辺の湧水については以前、立花川源流、大清水、
小清水、白谷湧水、お糸池湧水を取り上げました。他にも
西側には福智山山系の低山が連なり数多くの小規模の谷
川が流れています。そのほとんどは無名で地元の人もあま
り知らないものが多いです。今回よりいくつか紹介したいと
思います。今回は旧秋月街道脇の「街道の名水」です。
桜橋より紫川東岸の山際の道を進み、加用の集落の入り
口、ちょうど紫川本流側の中谷川と東谷川が合流する椎
山の山裾に古くから湧き水があります。街道脇にあるので
行き交う旅人の多くが喉を潤したと思います。今は水量が
かなり減ってはいるものの一年中湧き出ています。泉の脇
には誰が架けたかかけたのはわかりませんが「街道の名水
水」の札が架かっています。


中谷川に架かる高徳橋から見た風景です。数少ない自然
護岸が残っています。正面の山裾に街道の湧水があります


街道脇の杉木立の中に湧水がわいています。



崖地の大きな木の根元から水がわいています



水量が安定していないため飲料水としては適切でなくどうしても口にする時は
煮沸して使用するように保健所の注意札がかかっています


  

Posted by メドウおじさん at 15:53Comments(6)東谷(北九州)の紹介