海水を煮詰めて塩づくり2023

2023年06月21日

我が家は普段料理などで使う塩は私
が自作したものを使うことが多いです。
北九州市内のはずれで隣町の芦屋
の近くの若松北海岸の千畳敷の磯場
で汲んだ海水を煮詰めて作ります。
最近は近しい方からリクエストがあり
少量差し上げることもあります。もっと
多く差し上げたいのですが何せ、作
るのに相当手間かかるので一度に多
く作ることができません。作り方はいた
って簡単で汲んできた海水をひたすら
炭火を熾した七輪の上で鍋に入れた
海水を煮詰めるだけです。今回は8ℓ
ほどの海水を汲みましたが8ℓの海水を
1ℓまで煮詰めるのに15時間かかりま
した。3日間の作業時間です。さらに
この濃縮海水を300㎖ずつガスコン
ロで仕上げの煮詰めを行い水分が飛
ぶまで過熱して出来上がりです。濃縮
海水まで煮詰めれば常温保存ができ
るので必要時に作ることができます。
出来上がった塩は密閉容器に保存し
ないとやがて空気中の水分を吸収し
べとべとになってしまいます。出来上
がった塩はミネラル豊富な天然海水塩
です。コストを考えれば買ったミネラル
塩のほうがはるかに安いですが100%
海水を煮詰めただけの塩は製作の最終
工程で塩化カルシウムの付着が発生す
るので大量生産できず入手が難しいか
らです。

海水を煮詰めて塩づくり2023

海水を煮詰めて塩づくり2023

海水を採取している若松北海岸の磯場です。


海水を煮詰めて塩づくり2023
8ℓのぁ位水を煮詰めますが鍋に小分けして煮詰めます。業務用の大型の寸胴鍋があれば
効率的です。


海水を煮詰めて塩づくり2023

途中炭火の火力が弱くならないように七輪陶芸の要領でドライヤーで送風します


海水を煮詰めて塩づくり2023

8ℓの海水を1ℓになるまで煮詰めます


海水を煮詰めて塩づくり2023

濃縮した海水を仕上げの水分を飛ばす工程です。弱火でよく拡販しながら水分を飛ばしていきます
濁っているのは海水が結晶化し始めているからです



海水を煮詰めて塩づくり2023
過熱を続けてサラサラになったら出来上がりです




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Posted by メドウおじさん at 05:37│Comments(0)食べ物協生農法 協生理論
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