道原散策

2017年01月06日

最近、気になっていた道原周辺を散策してきました。
道原は東谷地区とと西谷地区にに挟まれた中谷地区の
奥部の集落です。紫川の上流部に沿って広がる集落で
鱒淵ダムと菅生の滝がその源流になります。
紫川上流部は水質が良く古くから北九州の水源になっ
ています。本流域には周辺から清流が何本も流れ込ん
でいます。情報だとモエビやマシジミなどの二枚貝も生息
しているようです。初夏には蛍も多く飛び交うようです。
東谷では見かけなくなった豊かな自然環境が多く残されて
います。
今回は紫川支流の一つ、鷹取川沿いを歩きました。鷹取川
は道原のさらに奥部の頂吉辺りから流れ出ていて、道原で
紫川に合流します。合流部から数百m上流側は近年、石垣
が新たに組みなおされて、川沿いに散策できるようにして
あります。川中には、クレソンが青々と繁茂しています。
クレソンは外来種で繁殖力が強く厄介な面も多いのですが
山菜・野菜としても優秀です。
(クレソンは清流で生息することが多いですが、実際は
繁殖力旺盛な強健種である程度の水流のあるところなら
汚れた環境でも十分生育するので野生のものを採取する
ときは十分注意が必要です)



鷹取川周辺の道原の風景です。



紫川との合流地点の鷹取川です。




青々としたクレソンが繁茂しています。



途中、水神様か田の神様を祀った祠が安置されています。




鷹取川沿いの集落のはずれです。この先人家はほとんどありません。



新しく親水化した川床です。この後どう、自然化していくのか興味があります。


  

Posted by メドウおじさん at 15:11Comments(4)山菜東谷(北九州)の紹介