東谷大師講2(二十二番前札 丸山観音堂)

2021年04月14日

新道寺一の丸山はJR石原町駅の裏
の小高い丘を中心にした集落でその
頂上に当たるところに私の母校、新道
寺小学校があります。丸山のお堂は
石原町踏切を東に渡り100mほど行
ったところにある丸山集落の入り口を
示す東大野神社秋の大祭の注連縄を
建てる石柱のところ(丸山バス停)から
北向きに左折した先にあります。ここ
もお堂の前はちょっとした広場でその
周囲には近隣から集められた五輪塔や
石仏が合祀されています。

丸山の観音堂です。丸山集落の名前の由来はよく知りませんが集落が集まって
いるJR石原町駅の裏手の小高い丘が遠くから見ると丸い丘に見えることから
付いたのではないかと私は思っています。(あくまでも個人的見解です)
一方で丸山という地名には少しミステリアスな諸説があります。東谷の郷土誌
三谷昔語りに「東谷キリシタン隠れ里説」の記述があります。それは新道寺や
丸山という地名には西洋的な響きやニュアンスを感じるという事です。その他にも
呼野の金山関係で西洋人の技士が住んでいてその関係でキリスト教関係者が
いたのではないかとの記述も見えます。




地域の方が手厚くお祀りしているのがよくわかります



ここのお堂にも地域の五輪塔や石仏が集められています