ツクシイバラ

2019年05月24日

ツクシイバラは主に熊本県や宮崎県の河原などに自生
するノイバラの変種と言われています。ノイバラが花径
が2~3cmに比べ3~4cmと大きいのが特徴です。
濃いピンクの覆輪の花びらで蕾の周りには繊毛がび
っしりとついていてノイバラとはずいぶん印象が違い
ます。現在は高速道路ののり面などに移植されてい
て我が家の元株ものり面から逃げ出した株から挿し
木で殖えたものです。ピンクの覆輪は変異が大きく
濃いピンクからほとんど色の出ないものまで多くの
タイプがあります。今年初めて咲いた元親の孫に
あたる実生株の花は覆輪が全くない白花が咲きま
した。近くにノイバラの大株があるのでハイブリット
かもしれません。最近バラは野生種など手のかか
らない丈夫なものしか手掛けていません。ツクシ
イバラは成長も早く短期で(と言っても挿し木で3年
かかりますが)立派な花を咲かせ大株に育つので
育て甲斐があります。





挿し木苗が大株に育ちました。



ピンクの覆輪がとてもきれいです。



実生で咲いた白花タイプです。



純白の白花タイプです。


  

Posted by メドウおじさん at 20:04Comments(0)バラの話題