キクイモ

2019年05月09日

キクイモは北米産のキク科の植物で夏にヒマワリを
小型にしたような花を咲かせます。このとき茎の高さ
は2mを超えるものもあります。もともと飢餓対策の
救荒食物として導入されたものが畑から逃げ出し野生
化して全国に自生しています。繁殖力が強く在来植物
を駆逐する恐れが多く要注意外来植物に指定されて
いますが近年、可食部のイモ状の根茎にイヌリンとい
う血中濃度の改善に役立つ成分を多く含むことが知ら
れ注目を集め作物として作られるようになりました。
根茎のイモは茹でてよし、炒めてよし、揚げてよしで
広く料理に使えます。わたしはチップ状にして揚げて
ポテトチップのようにして食べるのが好きです。
初期の協生畑でも簡単に育つので始めたばかりの
協生農法で作る野菜として優秀です。

ただし、2,3年するとモンスター化してふえるので最初に植える場所はよく考える必要があると思います。


ハーブコーナーの一角で殖えているキクイモです。毎年大きく育ったものから順に掘りあげて
食べます。



キクイモの幼株です。こうしてみるとシロヤマギクの幼株とそっくりです。



冬の12月に掘り上げたキクイモです。いろいろな料理に使えます。
このうち半分をハーブコーナーから協生畑に移植しました。


  

Posted by メドウおじさん at 20:54Comments(0)食べ物協生農法 協生理論