和薬の飲み方について-個人的感想

2019年05月21日

和薬は日本独自の民間伝承された薬草、薬木などで
漢方にもちいられないものを言います。(厳密な定義
ではなく諸説あります)そのもちい方はお茶や煎じて
(煮詰めて)もちいることが多いです。
私はお茶は熱湯を注いで3分から5分待ってから、煎
じるときは一度沸騰したお湯で弱火で10分から20分
煎じることが多いです。もっとも厳密な用法、用量は
決まっておらず、ある意味適当です。その時々の症
状で抽出時間や用量は変わります。基本的考えは
症状が軽い時は時間は短め、用量も少なめで、ひど
くなるにつれて多くなります。(あくまでも私個人の感
想です)和薬は即効性のあるものが多いようです。
これは昔、お医者さんがいない時代に少しでも早く
回復するように長い言い伝えの中で効果の高い
薬草が根付いたのだと思います。私は三大和薬と
言われるゲンノショウコ(おなかの調子が悪い時)
ドクダミ(疲れたときに剥く実を感じたりするとき、
利尿を促進したいとき)センブリ(胃のもたれなど
食欲不振の時)はよく利用します。煎じて使うのは
よほど調子が悪い時で普段はお茶で使うことが多
いです。

和薬の効果は個人差があるので上記はあくまでも
私個人の経験です)試行錯誤で個人個人の適量を
見つけて用いるのがベストですが、ネットなどを開け
ば一般的な用量、用法がいくらでも載っているので
最初はこれらを参考にするのが良いと思います。
また、野草や山菜には毒草も多いので十分注意し
てください。





協生畑で育っているゲンノショウコとニラを採取しました。


乾燥中のゲンノショウコとドクダミとヨモギです。



乾燥には網籠が一番です。


  

Posted by メドウおじさん at 20:41Comments(0)和ハーブ