東谷の分水嶺
2012年06月05日
分水嶺とは文字通り、源流の流れが分かれる境界のこと
です。東谷の周辺では分水嶺が2ヶ所あります。
一つは田川との境の金辺峠で小倉側に向かう流れは東谷
川となり紫川水系を作ります。南側の田川方面への流れは
金辺川となり遠賀川となります。
もう一ヶ所は小さな分水嶺ですがJR日田彦山線の志井
公園駅の高台から常磐高校へ続く小高い稜線が小さな
分水嶺になっていて志井側では志井川を経て紫川につな
がり志井公園の反対側は石田、横代を経て曽根へ向かう
竹馬川になります。
分水嶺は水だけでなく郡境や集落の境目になっていたよ
うです。金辺峠は郡境ですし、志井の分水嶺は同じ小倉
南区でも曽根方面と東谷方面との境目になっていたよう
に感じます。

です。東谷の周辺では分水嶺が2ヶ所あります。
一つは田川との境の金辺峠で小倉側に向かう流れは東谷
川となり紫川水系を作ります。南側の田川方面への流れは
金辺川となり遠賀川となります。
もう一ヶ所は小さな分水嶺ですがJR日田彦山線の志井
公園駅の高台から常磐高校へ続く小高い稜線が小さな
分水嶺になっていて志井側では志井川を経て紫川につな
がり志井公園の反対側は石田、横代を経て曽根へ向かう
竹馬川になります。
分水嶺は水だけでなく郡境や集落の境目になっていたよ
うです。金辺峠は郡境ですし、志井の分水嶺は同じ小倉
南区でも曽根方面と東谷方面との境目になっていたよう
に感じます。

現在の金辺峠の金辺トンネルです

こちらは旧道の金辺峠へ続く山道です

志井公園の裏にある小さな峠です。

右側に続く小高い丘が分水嶺です


常磐高校から九州ポリテクカレッジに続く稜線も分水嶺です。





常磐高校から九州ポリテクカレッジに続く稜線も分水嶺です。
Posted by メドウおじさん at 22:18│Comments(6)
│東谷(北九州)の紹介
この記事へのコメント
実はポリテクカレッジに通ってましたので、
この辺はかなり詳しいです!
でも新しい道が出来たり結構変わりましたよね。
この辺はかなり詳しいです!
でも新しい道が出来たり結構変わりましたよね。
Posted by ヘボ部員
at 2012年06月06日 14:39

え~、そうなんですか。ポリテクカレッジのある場所は
確か、以前の北九州高専のあった場所だったと記憶が
あります。それにしてもここから、守恒の星和台まで続く
丘陵が分水嶺だったのは最近気がつきました。
確か、以前の北九州高専のあった場所だったと記憶が
あります。それにしてもここから、守恒の星和台まで続く
丘陵が分水嶺だったのは最近気がつきました。
Posted by メドウおじさん
at 2012年06月06日 19:20

今から5年ほど前に、日本山岳会の100周年記念行事として日本縦断分水嶺踏破(調査)が行われました。
その際、平尾台の分水嶺がどこなのかを探すのに苦労されたようです。
本州は、日本海側と太平洋側である程度明白に出来ますが、九州北部は曖昧なようです。
その際、平尾台の分水嶺がどこなのかを探すのに苦労されたようです。
本州は、日本海側と太平洋側である程度明白に出来ますが、九州北部は曖昧なようです。
Posted by G.T. at 2012年06月06日 19:34
なるほど、平尾台は線引きは難しそうですね、台地の上が複雑に
侵食されたり、陥没していますからね。広谷湿原辺りは周防灘へ
下っていて、龍が鼻近辺は田川方面、吹上から大平山にかけては
紫川水系と大まかには想像がつきますが正確な分水嶺となると
専門家でも難しいのでしょうね。それで、平尾台の分水嶺は確定
したのでしょうか?
侵食されたり、陥没していますからね。広谷湿原辺りは周防灘へ
下っていて、龍が鼻近辺は田川方面、吹上から大平山にかけては
紫川水系と大まかには想像がつきますが正確な分水嶺となると
専門家でも難しいのでしょうね。それで、平尾台の分水嶺は確定
したのでしょうか?
Posted by メドウおじさん
at 2012年06月06日 20:35

鍾乳洞の中まで探索したようですが 結局、曖昧なまま線引きしたようです。
山岳会にとっては日本の一部分に時間を費やすことが出来なかったのでしょうね!
山岳会にとっては日本の一部分に時間を費やすことが出来なかったのでしょうね!
Posted by G.T. at 2012年06月07日 14:55
そうですか、洞窟の中まで調べたんですね。
山岳会の方もさぞかし大変だったでしょうね。
山岳会の方もさぞかし大変だったでしょうね。
Posted by メドウおじさん
at 2012年06月07日 19:30
