久しぶりに直火焙煎
2020年10月21日
珈琲の生豆を久しぶりに薪ストーブで
直火焙煎をしました。普段は温度管理
が容易なIHで行いますがストーブの熾
火だと火力が強く遠赤外線の熱効果な
のか豆の芯まで火が良く通りカリっと仕
上がります。火加減というか銀杏網の
振り方にちょっとしたコツがあります。
パチパチ豆がはぜる音を聞きながら
少し深炒りのシティローストを狙いま
したが、今回はつい油断して豆の脂
が滲んだフル・シティローストになりま
した。薪ストーブで直火焙煎をする時
は扉を開けて行うので皮手袋は欠か
せません。ローストした豆は一日置く
と更に美味しくなりますが、待ちきれ
ずに夕食後のアフター珈琲でさっそく
いただきました。深炒りの美味しい味
に仕上がりました。
生豆は松屋珈琲の生豆5種類お試しセットからキリマンジャロを選びました。
今回は100gを焙煎します。
煙突直下の温度計が250度になるまで給気口全開で炉内温度を上げていきます。
温度計が250になったら徐々に給気口を絞ります。
給気口を60%絞ると炉内は二次燃焼のオーロラが揺らめくオーロラバーンが
出現しやがて熾火になります。
熾火になったら銀杏網を炉内にかざして網を振るいます。扉を開けると
一時的に沖の炎が上がりますがすぐに落ち着きます。
この後自分の好みになるまで網を振るって炒ります。
ちょっと油断して深入りになりました。
この日の夕食は猪肉とニラ、もやしのオイスターソース炒めとツクネイモです。ご飯は御覧のように
少なめです。猪肉にはスパイスで山椒パウダーを、ツクネイモにはノビル醤油で頂きます。
腹八分目でも空腹感がなく飢餓感が起きません。
一日置いた方が味が落ち着くのですが待ちきれずにさっそくアフター珈琲で頂きます。
深いコクのある仕上がりになっています。