ほの甘い山菜

2018年03月28日

春の山菜というと苦みを味わうというイメージをもつ
方が多いと思います。実際、フキノトウなど爽やかな
春の苦みを楽しむものが多いのも事実ですが、中には
ほんのりした、優しい甘みを感じさせるものがいくつか
あります。ノカンゾウやアマドコロの新芽、アマナの球根
などです。ほんのりした優しい甘さなので味わうには
天ぷらよりさっと茹でたお浸しが向いています。一味違う
山菜もいいものです。



ヤブカンゾウの新芽ですこれぐらいがお浸しにはむいています。葉のつけねがほんのり甘いです。


野生の原種チューリップに似た花が咲きます。主に球根部を食しますが球根はかなり深く
土の潜っているので青緑の細い葉の部分を頂きます。これもほんのり甘い味がします。
アマナは食べることが出来ますがよく似た原種や栽培品種のチューリップや水仙は猛毒なので
絶対に口にしないでください。

アマナとノカンゾウとホトトギスの新芽です。お浸しで春の風味を頂きます。



今回のお浸しは」ピエトロのドレッシングとノビル醤油と
シークワーサーのドレッシングで頂きます。

山菜や野草は美味しいものが多いのですが中には有毒な植物とよく似たものも
多いので口にする時は十分ご注意の上あくまでも自己責任で判断ください。
  

Posted by メドウおじさん at 19:00Comments(0)山菜