アオミズ

2015年09月08日

アオミズは山の山林の湿った腐葉土が厚く積もった場所な
どに自生しています。よく見かけるカラムシなどと同じイラ
クサ科ですが夏も含めて春から秋にかけて食せる山菜で
もあります。よく似たものでアカミズと呼ばれるウワバミ草
があります。こちらは茎の根に近い部分が赤いので区別
がつきます。またよく似たカラムシとは葉の大きさと葉裏
がカラムシは白いですがアオミズは緑色で全体が透明感
のある深い緑色が特徴です。アカミズはたたきにすると
ぬめりが出てきますがアオミズは爽やかなさっぱりした風
味で汁の具やお浸しが向いています。数年前に偶然見つ
けた株の種を庭に撒いていたら毎年あちこちで自生してい
ます。とりわけきれいな花が咲くわけではありませんが夏
場から秋にかけてのの数少ない山菜です。


アオミズです。梅雨時まではそのままお浸しでいけますが、夏を過ぎると茹でた後
茎は薄皮を向いた方が食べやすいです。




こちらはどこでも見かけるよく似たカラムシです。毒草ではありませんが食用にはなりません。
昔はカラムシの茎をほぐして繊維を紡いで糸をよりそれで機織りをしたそうです。

  
  

Posted by メドウおじさん at 20:25Comments(5)山菜