石原町駅踏切小屋の撤去
2015年02月22日
私が小学生のころ石原町駅は住友・三菱の量セメント鉱
山の操業が活発でJR石原町駅も取り扱い貨物量が九州
一の時期がありました。当時両鉱山への専用引き込み線
が駅構内にあり北側の志井寄りと南側の呼野よりに小さ
な小屋があり私たちは踏切小屋と呼んでいました。ここに
は常駐ではなかったと思いますが駅員さんがいて私たち
が勝手に構内を横切って近道をするとよく注意されました。
その踏切小屋も引き込み線が使われなくなって長く放置
され、ごく最近まで残っていましたが先日ふと見ると呼野
側の小屋が撤去されていました。小屋には昭和31年の
銘板が貼ってあったのでかれこれ60年近い年月が経っ
ていました。小屋は歴史的、文化的価値はなかったかも
しれませんが、また一つ思い出の場所が消されたようで
少し寂しいです。こうなってくると石原町駅舎が本当にい
つ取り壊しの憂き目にあうかと、心配が現実味を帯びて
きたようで気になっています。
この日偶然に石原町駅踏切南側(呼野側)の踏切小屋が撤去されている所に遭遇しました。
2月の上旬のことでした。
気になって北側の踏切小屋の様子を見に行くともう、すでに撤去されて跡形もありませんでした。
2012年4月のころの北側の小屋の様子です。
南側と同じようにコンクリートの土台だけが残されています。