旧秋月街道散策3(加用地区1)

2014年08月09日

古川の集落を過ぎなお紫川東岸を上流側に進むと
いよいよ山肌が川岸に迫り旧街道は昼なお薄暗い
感じで女性の一人歩きはお勧めしませんが、ちょ
っとした古道の雰囲気満点の場所です。川岸は完対
全な自然護岸でたぶん紫川本流域ではここしか
残っていない貴重な場所です。岸の西岸は住宅
街が川岸まで迫り護岸も今風に改修されてしまい
ました。この川に迫った山際を通過すると加用の
集落です。加用地区は明治時代は三谷地区の中心
部で役所の出先や、この地区初の高等小学校など
が設置されていました。今まではひっそりとした
集落だったのですが最近は数年前の洪水対策の
護岸工事で落ち着かない感じです。また賃貸の
集合住宅などが数件建ちはじめ集落の景観も変
わり始めています。古川から加用の集落の入り
口にあたる場所(紫川本流と東谷川の合流地点
付近の山すそ)に古くから湧水があります。流
量は少なめですが一年中枯れない湧水です。
注意書きにもありますが生水の飲用は控えた方
が良いと思いますが地域の方には古くから知ら
れた湧き水です。


古川から加用へ至る旧街道です。山並みが川に迫る古い道です。左の落石防止の壁がざんねんです。



加用の入り口の山際に湧き水があります。古くからある湧水ですが生水は飲まない方がいいみたいです。



正面のやまなみの下を旧街道が通ります。手前が加用の集落です。




加用の集落は川沿いにあります。数年前の洪水対策で護岸がかさ上げされました。


由緒はわかりませんが新しいお寺が出来ていました。