薪ストーブ考4
2013年12月17日
冬の寒い日に赤々と燃える薪ストーブの天板で温かい
スープをコトコト煮込むというのはなかなか絵になる
光景の使い方ですが若干の注意が必要です。
まず第一に薪ストーブのすべての機種で天板料理が
出来るわけでないということです。
薪ストーブの熱伝導は対流式と本体の鋳鉄に熱を貯め
る輻射式とその両方を使う対流輻射式があります。
対流式はストーブ本体を鋼板で覆い本体と鋼板の隙間
から温風を自然対流させる方式です。鋼板表面は10
0度以下で柔らかな温かさが特徴ですが天板料理は出
来ません。また広い部屋だと主暖房として使うには弱
いかもしれません。輻射式は炉内の熱で本体の鋳鉄で
蓄熱して放熱するタイプで昔のダルマストーブはその
代表みたいなストーブです。このタイプの多くは天板
料理が出来るものが多いですが天板が200度以上に
なることがありうっかり触ると大やけどをする危険性
があります。最新の機種で天板料理が出来るものは天板
の一部に炉内の熱が伝わる方式にしてそこで料理が出来
るようにして天板での火傷を防ぐ方式を採用しているも
のが多いです。ハンプトンH300やバーモントキャス
ティングのアンコールなどはこのタイプです。
私のハンプトンH200は対流輻射式で天板の下の隙間
から温かい空気が循環します。天板での料理は出来ませ
んが天板温度は120度ぐらいになるので鍋やヤカンの
保温は出来るようになっています。



スープをコトコト煮込むというのはなかなか絵になる
光景の使い方ですが若干の注意が必要です。
まず第一に薪ストーブのすべての機種で天板料理が
出来るわけでないということです。
薪ストーブの熱伝導は対流式と本体の鋳鉄に熱を貯め
る輻射式とその両方を使う対流輻射式があります。
対流式はストーブ本体を鋼板で覆い本体と鋼板の隙間
から温風を自然対流させる方式です。鋼板表面は10
0度以下で柔らかな温かさが特徴ですが天板料理は出
来ません。また広い部屋だと主暖房として使うには弱
いかもしれません。輻射式は炉内の熱で本体の鋳鉄で
蓄熱して放熱するタイプで昔のダルマストーブはその
代表みたいなストーブです。このタイプの多くは天板
料理が出来るものが多いですが天板が200度以上に
なることがありうっかり触ると大やけどをする危険性
があります。最新の機種で天板料理が出来るものは天板
の一部に炉内の熱が伝わる方式にしてそこで料理が出来
るようにして天板での火傷を防ぐ方式を採用しているも
のが多いです。ハンプトンH300やバーモントキャス
ティングのアンコールなどはこのタイプです。
私のハンプトンH200は対流輻射式で天板の下の隙間
から温かい空気が循環します。天板での料理は出来ませ
んが天板温度は120度ぐらいになるので鍋やヤカンの
保温は出来るようになっています。

紫の炎の部分が二次燃焼中です。


ハンプトンH200の天板は120度ぐらいになるので
保温に向いています。
保温に向いています。
Posted by メドウおじさん at 21:51│Comments(0)
│薪ストーブ