シャクの薬膳山菜雑炊

2022年01月21日

シャクはせり科の山菜薬草で春の一番芽
は清々しい香りのよい山菜として美味し
いです。食べ方はお浸しが一般的ですが
その他にも天ぷら、胡麻和え、汁のみとし
て使えます。ミツバの香りをより強くした
感じです。山菜として以外にも葉や太い
根部は薬草としても利用できます。健胃、
消化促進、強壮、老化性頻尿などに効
きます。今の季節は葉がロゼッタ状にな
って地面に張り付いていますが、落ち葉
を積み上げた具用土置き場にこぼれ種
で自生した株が大きく成長していたので
これを採取して乾燥させ薬草茶として利
用することにしました。また柔らかく成長
した草体が美味しそうだったので山菜薬
膳雑炊を作りました。シャクだけだと寂し
いのでスズナとスズシロ(ダイコンとカブ)
ニンジン、しめじも加えました。せり科独特
の爽やかな香りの薬膳雑炊が出来ました。


腐葉土づくりのために落ち葉や刈り取った草を積み上げていますが、その脇にシャクが
何故か自生していました。

 

栄養たっぷりの土で育ったシャクはシーズンオフにも関わらず
瑞々しい大株です。(協生野菜的には本来のそだちかたではないですが))



掘り上げた大株のシャクです。朝鮮ニンジンのような根が太いです。



根元が太い部分の株を刻んで使います



用意した具材を小さめに刻みます



プッチと寄せ鍋の元の出汁に刻んだ具材を入れる。

具材が一煮立ちさせます。



続いて冷ご飯を入れます。こちらも一煮立ちさせたら、頃合いを
みて



最後に溶き卵を加えます



最後に自作の梅干しを載せて出来上がりです
シャクの香りが良い雑炊の出来上がりです



  

Posted by メドウおじさん at 20:08Comments(0)山菜食べ物和ハーブ