大日社縁起(企救一揆とのかかわり)

2019年09月04日

大日社は東大野神社本殿の北側右端にある末社が
石原町の小字で末本、梅ノ木の住民がお祀りする社
です。創建は1823年(文政6年)で明治13年(188
0年)に東大野神社の末社として移転、そのご昭和
35年に現在の社が再建され昭和39年に末本、梅
ノ木の住人7家で神殿の上覆舎を改築しました。
主祭神は天照大神です。現在地に移る前は現在の
日田彦山線、狐迫踏切近くの大日の森と呼ばれる
森林の中にお堂があり大日堂と呼ばれていたそう
です。御本尊は大日如来で日輪(太陽)の仏さまです。
なぜ東大野神社境内に移った時大日社(天照大神)
になったのか?明治時代は多々、神仏混合が行わ
れ、大日如来が(日輪の仏様)が太陽神天照大御神
に変わったものです。また大日堂は明治2年の企救
一揆とも深い関係があります。一揆直前に某庄屋宅
で農民との話し合いが行われたときに大日堂屋根葺
き替え補修の不正が発覚しこれが一揆の発火点に
なったとの説もあります。(三谷昔語り合本第一巻、
47p、63p、64p、65p)に詳しいです。いずれに
せよ大日社は今も末本、」梅ノ木の住人7家に
より毎年4月10日前後に各家持ち回りでおこもり
神事、直会が執り行われています。

大日社縁起(企救一揆とのかかわり)

東大野神社の末社、大日社です。


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