平尾台の麓ヤブ蚊の羽根音2

2014年01月29日

先般ここで紹介した「平尾台の麓ヤブ蚊の羽音」の作者
の方についてその後情報提供もあり作者の方と連絡がと
れました。作者は東谷地域が東谷村と呼ばれた頃から地
域のかかり付け医の田原医院の院長先生でした。田原先
生には私も子供の頃から大変お世話になっていました。
今回こういう形で再びご縁がいただけたのは嬉しい限り
です。3冊の著作は先生が地域のかかり付け医として半
世紀に及ぶ奮闘記であり、患者さんとの心温まる交流記
であり、時には当世への鋭い批評であったりします。
特に3冊目の「平尾台の麓、ヤブ蚊の回想」で描かれた
戦前から戦後にかけての東谷の様子が生き生きと書かれ
ており私には貴重な資料です。古いトロッコ線路や東谷
川沿いのハゼ並木の事など今はもう消滅したものが多い
ですがその痕跡などを今後追跡してみたいと思っていま
す。先生の3冊の著作ですが元々自費出版で部数も多く
なく当初の2冊は出版元がなくなったりで入手が難しい
状況です。アマゾンなどのネット書店で中古本が僅かに
流通しているくらいです。また今度いろいろなお話を
うかがえるのが楽しみです。

平尾台の麓ヤブ蚊の羽根音2

田原先生の出版された3冊の著作です

平尾台の麓ヤブ蚊の羽根音2

こちらは貴重な未発表の私家本です。
今回ご好意で読ませていただきました。


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Posted by メドウおじさん at 20:44│Comments(2)東谷(北九州)の紹介
この記事へのコメント
私も子供の頃は、かかりつけの先生でした。1冊は所有していますが、3冊も出されていたんですね。
Posted by otake at 2014年01月30日 12:06
otakeさんのおかげで先生と連絡を取ることができました。ありがとうございます。興味深いお話をいろいろうかがうことが出来ました。ブログのほうでも
ぼちぼち披露させていただきます。よろしかったらまた見てください。
Posted by メドウおじさんメドウおじさん at 2014年01月30日 19:47
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