セントウソウ
畑の土手の陽だまりにセントウソウの小さな白い花が
咲いていました。セントウソウはせり科の仲間でシャク
やハーブのチャービルの芽出しのころとよく似ていますが
一属一種の日本固有種です。シャクやチャービルは成長すると
茎を伸ばして大きくなりますがセントウソウは匍匐するように
成長します。葉を摘んでもむとせり科特有の爽やかな香りが
しますが食用になるかどうかは不明です。調べても毒草では
ないようですがシャクのように山菜として紹介されていないので
あまりおいしくないのかもしれません。よくわからないものには
手を出さないと言うのが正解のようです。
先週北海道で猛毒のトリカブトを山菜のニリンソウと間違えて
誤食し亡くなるという痛ましい事故がありました。
摘み草は楽しいですが慣れない方はベテランの方に同行して
もらうのが賢明です。
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