イタドリの採取
イタドリは私の住んでいるところではスカンポとかカワタケとか呼ばれてい
ます。前者のスカンポは柔らかい可
食部を折り取るとポンと音がするとこ
ろから来ていると思います。後者のカ
ワタケは川の土手に生える竹のよう
に節のある所から来たものと思いま
す。子供の頃はポンと音のするところ
で折って、皮をむいて生食すると酸っ
ぱい味が口中に広がりますが、不思
議にのどの渇きが収まるので、よく学
校の帰りに採って食べていました。
正式和名はイタドリと言いますが。これ
は乾燥した葉茎を煎じて飲むと神経痛
などの痛みが治まることからついたよう
です。葉茎にはシュウ酸が多いので肝臓
に持病のある方や結石持ちの方は避けた
方が無難です。普通の方は食べ過ぎなけ
れば大丈夫です。今回は葉は乾燥してお
茶に、茎は湯引きして皮をむいて塩漬け
と甘酢漬け(ピクルス)にしました。
自生地の様子です。手折るとポンと音のするところで折り取ります
軽く水洗いして、熱湯をかけまわして、茎の薄皮をむきます
塩漬けと甘酢漬け(ピクルス)を作りました
葉はドライにして薬草茶にします。
関連記事