若松のビオトープ

メドウおじさん

2013年02月16日 18:56

去年の秋に日本有数の規模のビオトープが若松の響
灘埋立地に作られました。ここは当初工場用地とし
て廃棄物の埋立地として工場用地造成を目的にスタ
ートしたのですが工業地帯としての北九州を取り巻
く状況は大きく変わり響灘埋立地は環境未来都市の
シンボル的地域として環境産業の集積地を目指して
います。
そういった中で30数年間手つかずだった埋立地は
いつの間にか湿原と多様な植生をもつ場所となり多
くの貴重な生物が自然発生的に住み着くようになり
ました。行政もそこに目をつけてここ数年整備を続
け昨秋一般公開されるようになりました。先日も北
九州市誕生50年の記念番組で貴重な猛禽類のチュ
ウヒが住み着いて観察できる場所として紹介されて
いました。半年で1万人以上の方が見学に来たそう
です。ぜひ市内の方も市街の方も見学をおすすめし
ます。(交通の便が悪いので自家用車がないと不便
なのが玉に瑕です)個人的にはここの水性植物群に
関心があります。また響灘埋立地のお勧めスポット
としてはその他にも風力発電所群、白島石油備蓄
説明館、旧海軍の沈船防波堤跡などがあり近くに
は広大なひびきのグリーンパークがあります。

ビオトープネイチャーセンターです

ビオトープのゲートです。前方の広大な草原が
ビオトープになっています。究極のメドウかも
しれません。

駐車場には電気自動車の充電設備が備えられています

広大な敷地が広がっています

前方には風力発電所群が見えます




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