東谷の分水嶺

メドウおじさん

2012年06月05日 22:18

分水嶺とは文字通り、源流の流れが分かれる境界のこと
です。東谷の周辺では分水嶺が2ヶ所あります。
一つは田川との境の金辺峠で小倉側に向かう流れは東谷
川となり紫川水系を作ります。南側の田川方面への流れは
金辺川となり遠賀川となります。
もう一ヶ所は小さな分水嶺ですがJR日田彦山線の志井
公園駅の高台から常磐高校へ続く小高い稜線が小さな
分水嶺になっていて志井側では志井川を経て紫川につな
がり志井公園の反対側は石田、横代を経て曽根へ向かう
竹馬川になります。
分水嶺は水だけでなく郡境や集落の境目になっていたよ
うです。金辺峠は郡境ですし、志井の分水嶺は同じ小倉
南区でも曽根方面と東谷方面との境目になっていたよう
に感じます。

現在の金辺峠の金辺トンネルです


こちらは旧道の金辺峠へ続く山道です

志井公園の裏にある小さな峠です。

右側に続く小高い丘が分水嶺です



常磐高校から九州ポリテクカレッジに続く稜線も分水嶺です。






関連記事