〆打ち

メドウおじさん

2016年11月01日 21:44

10月の最終日曜日に11月3日の東大野神社の秋の例大
祭に向けたしめ縄づくりの〆打ちが行われました。
幸い天気にも恵まれ例年より多くの方が駆けつけてくれて
作業もスムーズに進みました。例大祭のしめ縄は各町内の
入り口に建てられますが、私の町内は東大野神社の一の
鳥居に掲げる栄誉を担っています。しめ縄は3m強の丸太
に手作りの藁縄を巻き付けていきます。手順は以下の通り
です。
脱穀の終わった稲藁を足踏みのセンバコギで藁の薄皮を
はぎとって芯だけにします。できた芯を4,5本ずつ束ねま
す。更に束ねたものを3本か4本ひとまとめにしてねじり
ながら縄を継いでいき2本の縄で丸太を巻いていきます。
端まで巻き終わったら、両端をこれも手作りの菰と縄で留
めます。さてこれからが大仕事です。出来上がったしめ縄
は2tトラックで東大野神社、一の鳥居まで運び鳥居に建て
ます。ユニックと滑車を使い吊り上げます。高所作業で危
険も伴いますが全員で協力して組み上げ飾りを付け、真竹
の囲いを設置して完成です。町内には土木系の技術者の
方や重機操作に慣れた方もいてスムーズにできました。
最後に無事終わったことを感謝しつつ公民館で反省会を行
ったのですがざっくばらんな話次世代にどう繋いでいくか、
話題になりました。結論は出ませんでしたが、なかなか奥が
深い問題です。


町内総出でしめ縄を作ります



稲藁を束ねて縄を編み込んで作ります。



しめ縄の出来上がりです。



ユニックと滑車で吊り上げて鳥居に吊り下げます。



無事奉納が出来ました。



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