東谷の用水路

メドウおじさん

2014年06月09日 20:18

東谷川とその支流沿いには今も多くの水田が広がって
います。水田に水を引く用水路には主に2系統ありま
す。一つは東谷川やその支流から水を引く用水路と、各
集落ごとに作られた溜池から水を引く用水路があります。
普段は取水口のバルブが閉められているので水が流れ
ていないところが多いのですが今の時期は田植えで水
田に水を引くために用水路には水が満々と流れていま
す。
以前は(といっても50年以上前ですが)自然護岸で
年中水が流れていた水路が多くあったそうで、今はもう
見かけない多くの小魚やモエビがいました。流れには
カワニナも多くいたので蛍も多く飛んでいました。
今はその多くはU字溝になって生き物の影は消えました。
全てが昔のようにはいかないことはわかりますが、一部
でも昔の流れが再現されればうれしいです。


新道寺の大川の堰です。山ヶ迫から石原町の東谷川東岸の用水の
メインの取水口です。




大川の取水口です



田圃の中を石原町方面へ流れていきます。今はU字溝ですが昔は
自然水路で多くの生物がいたそうです。私が子供のころにはタナゴが
いました。という事は淡水生二枚貝もいたという事です。豊かな水
環境だったようです。




大川の用水は石原町の鉄工団地の中を通っています。
鉄工団地ができる前は田んぼの真ん中を通っていました。




こちらは石原町の堤(溜池)からの用水です。ここも以前はモエビやタブナがいました。

石原町の東谷川西岸の田へ水を供給します。


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