野生の野菊2

メドウおじさん

2012年11月11日 17:47

前回紹介し切れなかった庭の野菊を紹介します。
菊の花は昔から仏様のお供え花でよく使われます。
切花にしたときに水の吸い上げが良くて花持ちがよく
長い間きれいな状態が保てます。とりわけ野生の
一重の小輪花は独特の菊の香りが強く秋の花と
いう感じがします。(もっとも菊の花の香りは
人によって好き嫌いがあるようです)
冬芽を株分けしたり、梅雨前にさし芽をすれば
よく殖えてくれるのもうれしいです。


赤い栽培種の菊と黄色いシマカンギクの雑種
と思われるもので実生種で殖えたものです。
中間色のオレンジ色の花が咲きました


私の好きな野生菊で足摺ノジギクです。葉裏が白く表から見ると
葉を白く縁取ります。茎は斜め上に伸びますが長さはせいぜい
4,50cmで小型にまとまります。葉も小さく茶花に向いていると
思います。名前のとおり四国の太平洋岸に自生します。

実生種が発芽して開花した株です。薄いピンクの花がきれいです

庭ではありませんが近所に咲いていたシロヤマ菊の群落です。
野生菊は自然の中で見るといっそうきれいです。




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