ヤブ豆の駆除
我が家の庭には以前から野生の豆類のヤブ豆が自生しています。ヤブ豆は4月
になると発芽し、夏の間に大繁茂してあ
らゆる植物につるを絡ませ秋に開花し
晩秋に種(豆)を飛ばします。昨年は今
時分に駆除せずに、夏前に骨折して身
動きが出来ず、動けるようになった秋に
はもう、大繁茂して身動きが取れない
状態でした。冬になると種(豆)を飛ばし
た後はツルごと枯れて目立たなくなり
ましたが、春になって、庭のいたるところ
で発芽しました。このままだと夏には大
変なことになるので、今せっせと一本ず
つ抜きとっています。普通の一年草の
雑草なら茎の根元からカットするだけで
も駆除できますが、ヤブ豆は冬には枯れ
る一年草ですが根元の地下(10mほど
)に小指の爪大のマメ果を作りこれを除
かないと翌年またさらに勢いを増して伸
びてきます。夏になると根張りも強くな
り抜けないので今が勝負時という事で
す。更にややこしいのは私の場合、発芽
時の姿がヤブ豆にそっくりな小豆の原種
のヤブツルアズキが混在しているので、
ヤブ豆を抜くときに間違えないように確認
しなければいけないので余計時間がかか
ります。ヤブ豆をヤブツルアズキに置き換
えたいのですが、ヤブ豆の方が強いので
手を入れざるを得ません。
ヤブマメの双葉の発芽苗です。
双葉の時はヤブツルアズキとわかりにくいですが抜きとるとヤブ豆は
根元に豆果が付いているので確実に同定できます。この豆果は食用に
なります。
小豆の原種のヤブツルアズキです。良く見ればヤブ豆との違いは判りますが
本葉の三つ葉だとほとんど見分けがつきません。
こちらの個体は判別が少し難しいですがたぶん、ヤブ豆です。
確認するには引き抜いて根元に豆果が付いていればヤブ豆です。
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