骨折保存療法早期回復へのポイント②(リハビリの重要性)

メドウおじさん

2020年09月22日 07:49

骨折した骨は直後から固定安静にして
いれば、やがて骨の癒合が始まり仮骨
が再生します。ところが骨折は骨が再生
・癒合すれば完治というわけにはいきま
せん。折れた骨や関節の周りの骨以外
の組織や腱、神経なども損傷していて
回復に時間がかかることや、へたをす
ると長く後遺症が残ることがあります。
また長く固定安静にしている間に患部の
特に関節回りが固まり可動域が狭くなり
しびれたり突っ張た違和感が残る拘縮
(コウシュク)が起こりがちです。
これらを防止・回復させるポイントがリハ
ビリです。私の場合は2週間ほどで仮骨
の再生が進み一か月で仮骨が出来ま
したが普通に歩けるようになるまで、そ
の後のリハビリに同じ期間一か月を要
しました。以下は時間の経過とともに
私が行ったリハビリとその注意点・ポ
イントです。
②-1骨折直後(3,4日)

骨折直後から3.4日は手術しなかった
場合はシーネ(固定具)などで固定した
状態では絶対安静です。と同時に
「足上げ」と言って寝ている間は患部を
心臓より高い位置に持ち上げておきま
す。足を挙げることで患部への毛細血
管への血流を穏やかにして腫れや浮
腫みを軽減させます。

(ポイント1 絶対安静、足上げ、)



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