3回目の紅茶づくり2(桜椿紅茶)

メドウおじさん

2023年05月05日 12:29

今回の紅茶はいつもの野生の茶葉を
メインに桜葉と椿の新葉を一緒に発酵
(酵素分解)させて作りました。今まで
は別々につくって好みの量をブレンドし
て使っていましたがだいたいの割合が
つかめたので今回は一緒に発酵させま
した。出来上がった紅茶ですが思いの
かうまくできて桜の薫る紅茶にすっき
りしたほの甘い後味が残る美味しい味
です。甘味の部分は椿紅茶の味だと思
います。コツはあまり長く発酵させない
のがポイントです。今からの茶葉はいわ
ゆるセカンドフラッシュで新葉も大きめ
でたくさん量が採れて効率的なのです
がそろそろ葉裏に毒毛虫が発生するの
で摘むときは面倒ですが注意が必要で
す。うっかり卵や幼虫が付着したままだ
と後が大変です。かなりの手間ですが
摘むたびに確認して摘んでいます。

摘んだ茶葉、桜新葉、椿新葉は一昼夜静置してしなっとさせます。右の写真です。
いわゆる萎凋という作業工程です。左は萎凋した茶葉を手もみしたものです。これで
茶葉の酵素が分化されて紅茶になっていきます。今回は桜葉も椿新葉も一緒に発酵
させています。

手もみした直後のMIX茶葉です。揉捻という作業工程です。



揉捻した茶葉はビニール袋に入れて発酵させます。この日は少し室温が低かったので
ストーブを焚いて天板の上でゆっくり温めます。今回は5時間ほど発酵させました。



頃合いを見て発酵を止めるのですが鍋で弱火で乾煎りします。そのまま
焦げないようにゆっくり乾燥させます。





さっそく飲んでみました。桜の香りがほのかに香り、すっきりした甘みの後味が
美味しかったです。


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