3回目の紅茶づくり2(桜椿紅茶)
今回の紅茶はいつもの野生の茶葉をメインに桜葉と椿の新葉を一緒に発酵
(酵素分解)させて作りました。今まで
は別々につくって好みの量をブレンドし
て使っていましたがだいたいの割合が
つかめたので今回は一緒に発酵させま
した。出来上がった紅茶ですが思いの
ほかうまくできて桜の薫る紅茶にすっき
りしたほの甘い後味が残る美味しい味
です。甘味の部分は椿紅茶の味だと思
います。コツはあまり長く発酵させない
のがポイントです。今からの茶葉はいわ
ゆるセカンドフラッシュで新葉も大きめ
でたくさん量が採れて効率的なのです
がそろそろ葉裏に毒毛虫が発生するの
で摘むときは面倒ですが注意が必要で
す。うっかり卵や幼虫が付着したままだ
と後が大変です。かなりの手間ですが
摘むたびに確認して摘んでいます。
摘んだ茶葉、桜新葉、椿新葉は一昼夜静置してしなっとさせます。右の写真です。
いわゆる萎凋という作業工程です。左は萎凋した茶葉を手もみしたものです。これで
茶葉の酵素が分化されて紅茶になっていきます。今回は桜葉も椿新葉も一緒に発酵
させています。
手もみした直後のMIX茶葉です。揉捻という作業工程です。
揉捻した茶葉はビニール袋に入れて発酵させます。この日は少し室温が低かったので
ストーブを焚いて天板の上でゆっくり温めます。今回は5時間ほど発酵させました。
頃合いを見て発酵を止めるのですが鍋で弱火で乾煎りします。そのまま
焦げないようにゆっくり乾燥させます。
さっそく飲んでみました。桜の香りがほのかに香り、すっきりした甘みの後味が
美味しかったです。
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