ヤマトタチバの実
2021年11月25日
ヤマトタチバナと思われる小型の柑橘
をたくさんいただきました。大きさは大実
キンカンサイズですが甘さは一切なく強
烈な酸味が特徴です。生食では酢とり
用で使うのが良さそうですが搾り汁には
苦みも結構あるのでやや使いずらいで
す。それで果皮を剥いて乾燥させ陳皮と
して使うことにしました。それと実を絞っ
た時に種が大量に出るので直播にして
実生苗を育ててみようと思います。果た
して開花結実するのにどれくらいかかる
ものか想像もつきませんがまあ、生きて
いるうちには何とかなるでしょう。途中で
接ぎ木してもいいですしね。もしヤマトタ
チバナなら一度育てたいと思っていたの
で好都合です。ヤマトタチバナならその
陳皮は血行促進、リラックス効果。豊富
なビタミンCで風にも良さそうです、その
ほかの謂れでは遥か古代の垂仁天皇
がその部下の田島の守に命じ不老不死
の果樹の探索を命じて持ち帰ったのが
橘と言われます。
和ハーブとしても効能が高いそうです。
真ん中がヤマトタチバナで、右が普通サイズの温州ミカンです。こうしてみると
キンカンサイズというのがよくわかります。
実を絞って果皮と種に分けます。種は撒いて実生苗を育てます。
果皮はドライにして陳皮を作ります。冬の風邪対策のお茶には
欠かせません。