三谷地区の湧水、地下水1(中谷・加用の湧水、)
2021年08月20日
小倉南区南部の東谷、中谷、西谷
の三谷地区は今は上下水道が整備
されていますが東谷川西岸から紫
川本流、合馬川に沿った地域は福
智山系の北側に当たり昔から美味
しい地下水(井戸水)湧水が各所に
あります。私は今も普段から飲用水
は,つてのあるおうどん屋さんの井
戸水を分けてもらって、煮沸して使
っています。北九州の水道水は全国
的に見れば美味しい方ですが、井戸
水にはかないません。自宅にも井戸
はあるのですが比較的浅い井戸なの
で今は飲用には使っていません。今
回ご紹介するのは中谷地区を縦断す
る紫川水系の湧水です。東谷川と紫川
の合流点、加用集落の入り口で紫川東
岸の椎山の岩崖が迫る旧秋月街道の
山裾の湧水です。古くからある湧水で
江戸時代の秋月街道の旅人の喉を潤
してきました。今も湧出していますが水
量がずいぶん少なくなっているので飲
用には煮沸しても難がありそうなので
お薦めしません。
湧水の染み出ている場所です。岩肌の割れ目から染み出るように
湧出しています。昔はもっと水の量も多かったみたいで古い資料などには
旅人の水飲み場として使われた記述があります。
湧水の場所は椎山の山肌が川の護岸に迫る場所にあります。
正面奥からは紫川が、左からは支流の東谷川が合流する地点です。
Posted by メドウおじさん at 13:45│Comments(0)
│東谷(北九州)の紹介