葉物野菜の端境期に便利な山菜野草
2020年06月20日
今、畑は私の所だけでなく夏野菜前の
端境期で収穫出来るものがほとんどあ
りません。こんな時に有用なのが山菜
野草です。特に青物野菜がない時期
でもスーパーでは人為的に育てたもの
が豊富にありますが、私のように出来
るだけ自然な状態で育ったものが食べ
たい人間にとっては山菜野草は野菜
代わりに使える便利で美味しいもの
です。
今日は青物葉物野菜の代りにイノコ
今日は青物葉物野菜の代りにイノコ
ヅチ、ミツバ、青紫蘇、アキノノゲシを
使いました。いずれも新芽に近い部分
使いました。いずれも新芽に近い部分
は灰汁もなく美味しいです。ミツバや青
紫蘇(オオバ)は普通に野菜として販売
されていますがイノコヅチとアキノノゲ
シはどちらも身近な野草でまとまった量
が採れるので使い易いです。アキノノ
ゲシは最近紹介したので今日はイノコ
ヅチをフィーチャーします。
イノコヅチはひなたイノコヅチと日陰イ
ノコヅチがあります。ひなたは畑など日当
たりが良い場所で日陰は林縁の半日陰
地に育ちます。両方とも食用になります
が日陰の方が口当たりが優しいです。
(日向の方は細かい毛があるのでやや
口当たりが違和感を感じる方もいるか
もしれません。ヒユ科の植物でスベリ
ヒユやイヌビユと同じ仲間です。癖の
ない青物山菜です。秋になり地上部が
枯れてくるとその地下の根部はゴシツ
という漢方の材料になります。春から
夏にかけては若葉を山菜として、秋か
ら冬には根部を薬草として使える優
れた植物です。ちなみにゴシツは腎
臓の活性化に効くので全身の状態
改善に向いています。
青い野菜が山菜野草のイノコヅチやアキノノゲシ、ミツバ、青紫蘇などを
刻んだものです