牧山の御馬橋
2020年03月01日
北九州市戸畑区の戸畑警察署の横を流れる
天籟寺川に架かる橋の欄干に馬のブロンズ像
が置かれており以前から気になっていました。
橋のたもとに説明書きによると、この橋から南
橋のたもとに説明書きによると、この橋から南
側の丘陵地一帯は牧山とよばれ、古くから馬の
産地だったそうです。鎌倉時代初期には源頼
朝の愛馬もここの産だったそうです。その後も
江戸時代まで牧場として歴史を刻んでいきま
す。ところでここからは私、個人の考察ですが
牧山の牧場としての歴史はもっと古くさかのぼ
牧山の牧場としての歴史はもっと古くさかのぼ
るのではないかと思っています。牧山のように
丘陵地が海岸に迫っている場所で宗像から
津屋崎にかけても同じような地形があり、そこ
津屋崎にかけても同じような地形があり、そこ
では弥生時代後期から古墳時代にかけて軍馬
が生産されていました。当時響灘から玄界灘
沿いの古代豪族の領地で軍馬の生産拠点が
沿いの古代豪族の領地で軍馬の生産拠点が
点在していたのではないかと思っています。
御馬橋のブロンズ像です。
古い橋柱と由来書きです
南側の丘陵地です。この辺りが牧場だったと思われます