石原町の祇園祭
2019年04月29日
昨日は町内の祇園祭でした。町内の守り神、天疫神社
のお祭りです。祇園祭は無病息災、家内繁盛を祈念し
ますが、その始まりは江戸時代の疫病と飢饉に何回
も襲われ何十人という村民がなくなりました。この災難
は私の町内だけでなく、東谷の各町内の多くに今も天
疫神社が多くあることからもこの辺り一帯が大災難に
あっていたことを伺わせています。
石原町では天疫神社を建て村内がたとえ三戸になって
石原町では天疫神社を建て村内がたとえ三戸になって
も毎年神事を行うことを誓ったそうです。それ以来連綿
と続き今に至っています。私が子供のころにはありませ
んでしたが、そのご山車を用意し、お祭り当日には五色
旗と色紙と花玉で飾りつけをした山車で町内を練り歩き
ます。こうしてお祭りを始めてからは町内には大きな災
難はなくなったと言います。
天疫神社の祠です。祇園祭の日だけ御開帳されます。
隣の猿田彦大神の石碑です。東谷には猿田彦の石碑は多く残っているのですが
どういうわけがあるのかは不明なのでいつか調べてみたく思います。
山車を引っ張る前のお払いです。
町内をぐるっと一周します。