平尾台草原再現コーナー
2016年11月13日
先日久しぶりにいのちのたび博物館を訪れたのですがここ
の3Fデッキ部は平尾台の草原を再現したコーナーがありま
す。忠実に草原を再現するために平尾台の鉱山の草原部
の表土を持ち込んで作ったそうです。表土には平尾台の在
来の植物の種が多く含まれそれが発芽して育ち自然な草原
が再現されています。今の時期はオカルガヤやヤマハギの
仲間が目につきました。意外だったのは平尾台名物のスス
キがほとんど見られないことです。このコーナーは草原の自
然推移を見るためにあえて手を加えずに見守っているようで
すが、センブリやリンドウなどの花を見たかったのですが見
当たりませんでした。
山野草らしい花としてはキキョウが一輪咲いていました。
山野草らしい花としてはキキョウが一輪咲いていました。
広大な草原に比べごく狭いコーナーでは手入れなしには多
くの種類の植物を見ることは難しいのかもしれません。この
コーナーがどうなっていくのか、ひそかに関心を寄せていま
す。
平尾台の草原再現コーナーです
Posted by メドウおじさん at 21:36│Comments(4)
│東谷(北九州)の紹介
この記事へのコメント
(2年前の「まるごと猫展」の時に)
ここを訪れた時に自然学習園を歩いたのですが、
コンセプトはなんとなく解るものの・・・
今後どのように変化するのかが、
少しだけ興味あるものの
でもなんとなく想像もつきそうに思えたことを思い出しました。
ここを訪れた時に自然学習園を歩いたのですが、
コンセプトはなんとなく解るものの・・・
今後どのように変化するのかが、
少しだけ興味あるものの
でもなんとなく想像もつきそうに思えたことを思い出しました。
Posted by チョコミント at 2016年11月14日 06:41
チョコミントさん、返事遅くなって恐縮です。平尾台のコーナーですができて3,4年は休眠種子が発芽してそれらしい風景が再現されていましたが世代交代は難しいらしく新しい環境に適応したものだけが生き残っているようです。限られた空間で維持していくには庭と同様に人の手が入らないと厳しいようです。
Posted by メドウおじさん at 2016年11月16日 20:16
平尾台の草原を再現するには野焼が絶対条件です。
平尾台も野焼をしなければ、このような状態になるのかもしれません。
ちょっと寂しいビオトープです。
平尾台も野焼をしなければ、このような状態になるのかもしれません。
ちょっと寂しいビオトープです。
Posted by yummy at 2016年11月17日 11:58
なるほど、野焼きですね。平尾台の草原を維持するのには重要なファクターなんでしょうね。ここでは野焼きは無理ですから冬の間の草刈りをしないと野草の世代交代が難しいいのだと思います。
Posted by メドウおじさん at 2016年11月18日 18:49