東谷、メドウ便り:折尾砂岩粘土で成型

折尾砂岩粘土で成型

2015年12月23日

先日ご紹介した折尾砂岩地層から採取した粘土で豆皿
と箸置きのテストピースを成型しました。粘土は水分
が乾燥してカチカチに固まったので木づちで細かく砕
いて目の細かい網でふるって粉末にしました。これに
もう一度水を加えて練り直します。この辺りはうどん
やソバの麺づくりに似ています。（笑い）できた粘土は
ラップに包んでしばらく寝せてから使います。
手びねりで成型した後は十分に乾燥させて次はストーブ
で素焼きします。素焼きを見れば本焼きが出来るか判断
できるので今から楽しみです。

固まった粘土は木づちでたたいて粉にします。

うどんを作る要領で水を加えて練っていきます

均一に練りあがったらボールのように丸めます。

粘土ボールはラップで包んでしばらく寝かせておきます。

丸めた粘土は手回しろくろを使って手びねりして成型します。

直径５，６ｃｍの粘土ボールから今回作った試作用の豆皿と箸置きです

素焼きする前に十分乾燥させる必要があるのでストーブの天板の上で乾かします。

ハンプトンＨ２００の天板の上はＭＡＸでも１００度ほどなので乾燥させるには丁度

いい温度です。

次はいよいよ薪ストーブの炉内で素焼きです。耐火温度が気になりますが素焼き

までならだいじょうぶだとおもいます。

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Posted by メドウおじさん at 19:20│Comments(6) │クラフト

この記事へのコメント

何でもそうですが準備作業が大切なのですね～
乾燥後の素焼きが楽しみです！
＞次はいよいよ薪ストーブの炉内で素焼きです。
冬だと一石二鳥でピッタリの作業ですね

Posted by チョコミント at 2015年12月24日 06:11

七輪陶芸を考案された故吉田　明先生が縄文や弥生の土器は素焼きの陶器みたいなもので、今のような野焼きの方法でなかったのではないかとおっしゃっておられました。なぜなら発掘される土器に焦げた跡が表面にほとんど見られないからだと言っています。たぶん竪穴住居の囲炉裏の灰の中に埋めて煮炊きの炎の熱で焼成したのではないかと言われていました。もしそうなら、ストーブの炉内の灰に埋めて薪を燃やせば同じことかと思われるので早速やってみたいと思っています。

Posted by メドウおじさん

at 2015年12月24日 19:34

炭を作る釜の端っこあたりに入れてても焼けるかな？とか
思いました。
温度が高すぎるかなぁ・・・。
炭焼きもちょっと自作するときは、田んぼとか畑に穴を掘って
木を入れて、籾殻とかを大漁にかぶせて、煙突を1個だけ立てて
中に火をつけるみたいですが、それでもいけそうですね。
私は縄文式土器の、あの火炎？の形が好きなので
いつかレプリカが欲しいなと思ってます（＾＾；

Posted by ゆこむし at 2015年12月25日 11:57

炭焼き窯なら素焼きはらくらくできますね。還元焼成になると思うので良く焼き締まった素焼きが出来ると思いますよ。縄文火焔土器はいいですね。今度沖縄の赤土粘土でミニチュアを作ってみます。

Posted by メドウおじさん

at 2015年12月26日 20:30

楽しみにしてます♪
弟にも、粘土の土が採れるところがあるか聞いてみます。
皿蔵の上の方の住宅地では、貝殻の化石が出て来たとのことで
弟が持って帰ってました（＾＾；
かなり地面が隆起してますね（汗

Posted by ゆこむし at 2015年12月27日 19:17

ゆこむしさん、粘土が出たらぜひお願いします。１ｋｇか２ｋｇあれば十分なので頂けたらありがたいです。折尾砂岩粘土ですが薪ストーブで焼いていますがいい感じに焼けてきました。早く七輪で本焼きしてみたいです。

Posted by メドウおじさん

at 2015年12月29日 20:17

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